077.定時放送2
「こんばんわっ、あなたのお耳の恋人GM秋菜です☆ みんな順調に殺してるねー、秋菜嬉しいわ♪」
日が傾いた頃に→何か良い表現はあるかな?流れてきた、場に似つかわしくない能天気な声。
それは何よりも憎むべきあの白い死神の声だった。
放送に数時間かかるとは思えないので、話の最初が夕方過ぎで最後が暗闇というのは矛盾してしまう。前の話で夜になっていることから「日が傾いた頃」という表記を削除したい
それは何よりも憎むべきあの白い死神の声だった。
放送に数時間かかるとは思えないので、話の最初が夕方過ぎで最後が暗闇というのは矛盾してしまう。前の話で夜になっていることから「日が傾いた頃」という表記を削除したい
「さあ、今回も嬉し恥ずかし死亡者公表のコーナー♪
♂モンクさん、バードさん、禿ちゃん、ダンサーさん、♂クルセさん、♀アコさん、♂GMさん……あらら、もうちょっとネバってほしかったなー。残念っ♪ ♂ウィズさん、♂騎士さん。
以上九名が死亡確認でーす♪ この調子で皆さん楽しく殺し合いしましょうねー」
♂モンクさん、バードさん、禿ちゃん、ダンサーさん、♂クルセさん、♀アコさん、♂GMさん……あらら、もうちょっとネバってほしかったなー。残念っ♪ ♂ウィズさん、♂騎士さん。
以上九名が死亡確認でーす♪ この調子で皆さん楽しく殺し合いしましょうねー」
流れる名前にある者は舌打ちし、ある者は安堵の息を吐き、ある者は友人の死に呆然とする。
「続いて禁止エリアでーす。赤芋虫峠、フェイヨン東側の森、聖カピトーリナ修道院、オークの村、蟻地獄のある砂漠。以上が禁止エリアになりますから、死にたくなかったら三十分以内に脱出してくださいねー♪ それじゃあ、今後もガンバってください♪」
そして、放送が途切れるのと同時に仮初の世界に夜の帳が落ちた。
<残り36名>
→078