045.妖刀を手にする者
「村正ひろっちゃったよ」
ゲフェンを走る♀ウィザードの背後からかかる何者かの声。
「……ちっ」
他の参加者に武器を与えるくらいなら多少荷を重くても持ってくるべきだったか。♀ウィザードはそう思いながら振り返り、その先に居た人物(?)を見て、思わず絶句した。
なんというか…………よくわからない生命体がそこに立っていた。
なんというか…………よくわからない生命体がそこに立っていた。
「これで僕の優勝は決まりだね(いってやった、いってやった)」
毛の生えていないまん丸な頭、死んだ魚のような目、胴体も子供のラクガキのようで……。
まあ、とにかくなんというか適当だった。
まあ、とにかくなんというか適当だった。
「……何、この生命体……これも参加者なワケ?」
「何言ってんだい、立派な彷徨う者じゃないか」
「どこが!? どうみても子供のラクガキじゃない?」
「何言ってんだい、立派な彷徨う者じゃないか」
「どこが!? どうみても子供のラクガキじゃない?」
禿ちゃんの丸い頭に血管のような十字が浮き上がる。
「なんだかムカついたから村正の錆にしちゃうよ!」
禿ちゃんが刀を抜く!
のろーーーーーー
「あれ……? なんか遅いな」
同時に、村正の呪いが発動していた。
「…………」
「ほらそこの君、こっちに寄って。こういう時こそ助け合いの精神だよ?」
「……とりあえず、死んでおきなさい」
「ほらそこの君、こっちに寄って。こういう時こそ助け合いの精神だよ?」
「……とりあえず、死んでおきなさい」
ストームガストレベル10+ユピテルサンダー。禿ちゃんは跡形も無く吹っ飛んだ。
♀ウィザードも、普段戦っているモンスター(?)相手には一切容赦が無いようだった。
♀ウィザードも、普段戦っているモンスター(?)相手には一切容赦が無いようだった。
<禿ちゃん死亡>
<参考スレ:彷徨う者と共に苦難を乗り越えていくスレ(livero)>
<残り42名>
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