アットウィキロゴ
本にしてみよう
掲示板 掲示板 ページ検索 ページ検索 メニュー メニュー

本にしてみよう

069

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

069.黒馬


遠く聞いた剣戟の音の下へ
そして辿り着いたそこには、勝者はおろか敗者すらいなかった
あるのは戦闘の跡、残骸ばかり
地面に突き立った大槍、折れた剣先、恐らくは鎧だろう破片、そして
「……!? あの帽子は深淵の騎士の! しかし完全装備の
深淵の騎士をここまで痛めつけるとは、いったい誰が……」
そもそも最初の集合場所に深淵の騎士はいなかったはずだ
誰かが枝を折り、呼び出されたか?
何にしろ完全なイレギュラーなのだろう
だからGM秋菜が直々に手を下したのではないか
「死体がここに無いという事は、生かされている……?」

大槍を拾い周囲の捜索を開始する
そして見つけたはただ1頭、瀕死の黒馬
「くそっ、まだ息はあるか?! ヒール!! こ、これは……!? まだ駆け出しのプリーストの方が強力だぞっ同胞一人救えなくて、何がゲフェニアの王か!!」

長時間の、魔力の大半を投じての必死の治療により、戦闘行為は無理でも単純に走る程度→ことが出来る程度まで回復する事が出来た
だが、それだけ
黒馬の主は遂に見つからず、もうじき日も沈む
「お前が生きていたんだ。お前の主も生きているだろうよ槍はお前が持て。主に自ら返すといいだろう」

ゲームマスターの打倒、間接的にだがその道筋の困難さを実感する
だがこの身はゲフェニアに君臨する魔王
絶望という奈落に落とされようと、どんなに力を封じられようとも魔王としての誇りを誰が封じる事が出来ようか
「何を犠牲にしようともこの報いを受けてもらおうたとえ我が身が朽ち果てようと、必ずだ……っ!」

誓いの言葉を残し、人と頭はこの場を去った

<ドッペルゲンガー 所持:ツヴァイハンダー、箱1>
<深淵の馬 所持:深淵の槍(ランス?) 備考:負傷中>

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー