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Stand on Zanzibar ジョン・ブラナー(John Brunner) 済10点 - (2005/12/06 (火) 01:35:42) の1つ前との変更点

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<p><img alt="stand on zanzibar" src= "http://cyber.dyndns.ws/~sdc/sf/zanzibar.jpg"><br> * Winner Stand on Zanzibar ジョン・ブラナー(John Brunner)済10点<br> 人口爆発SFの最高傑作。実験的手法、複雑なプロットとハイペースのストーリー展開、華麗なアイデアと文体はサイバーパンクの先取り。</p> <p>2000年日記</p> <p>7/30<br> お馬全敗。<br> 「スタージョンは健在なり」注文。<br> その他英米SF多数注文。<br> 「ザンジバー」少し読む(&最初のうちは訳しつつ)。最初のテレビ番組は何とか無理矢理こじつけて訳し、次に「ハップニング・ワールド」と題する引用部分に入った。筒井の「ヴィタミン」と似てるなあ、この手法は。結構面白くなってきた。確かにこの手法だけで長編一冊書き切ったら、それはそれですごいものになるかも。ただ、幸か不幸か、もと量産系娯楽作家のキャリアから、ストーリー部分は結構軽くて読み易いものになっているらしく、その落差がせっかくの思弁性を殺いでいるという酷評もあるので、そのへんを注意しながら読んでみたい。<br> あわせてヒューゴーのアンダースン読む。この第一巻は2作とも軍隊もの(アンダースンとディクスン、<ホーカ>のコンビがどっちもシリアスな作品を書いているのが興味深い)。アンダースンはレパートリーの広い作家で、ハード系の「脳波」「タウゼロ」のような作品から、娯楽作品の「タイムパトロール」「ホーカ」シリーズ、北欧的な異世界ファンタジイ、そしてこの作品のような割とリアルな軍隊ものまで、ジャンル、テーマ的にも幅広く書ける器用さがある。その器用さが個々の作品の印象の薄さに繋がっている気もするから、器用貧乏を地で行くというべきか。そんなわけで、いちどアンダースンについてもおさえるべき作品を整理しておく必要があるだろう。まず長編では、「脳波」「折れた魔剣」「タウ・ゼロ」「アーヴァタール」、シリーズものでは「タイム・パトロール」と<ホーカ>シリーズ(「地球人のお荷物」等)。次に短編では、受賞作全て(「長い旅路」「王に対して休戦なし」「肉の分かちあい」「空気と闇の女王」「トラジェディ」「狩人の月」「サターン・ゲーム」)と、超能力テーマの古典「旅路の果て」は外せない(有名な結びの一文=「ナンテイヤナヤツ、サッサトキエテシマエ」)。下線のものが未入手、頑張って集めて読もう。<br></p>
<p><img alt="stand on zanzibar" src= "http://cyber.dyndns.ws/~sdc/sf/zanzibar.jpg"><br> * Winner Stand on Zanzibar ジョン・ブラナー(JohnBrunner)済10点<br> 人口爆発SFの最高傑作。実験的手法、複雑なプロットとハイペースのストーリー展開、華麗なアイデアと文体はサイバーパンクの先取り。</p> <p>2000年日記</p> <p>7/11<br> 「ザンジバー」読み始める。(放浪惑星がかったるいんで。)完全に理解しようと訳しながら読み始めたが、英語が、造語が多くて難しいのなんの。特に「コンテクスト1」のテレビ番組か何かの台本なんて、半分ぐらい造語(笑)。この部分だけでも1週間ぐらいかかりそうだ(笑)。<br> これに比べると、昨日ちょっとやった「スペイン乞食」「グリーンマーズ」なんて英語が超やさしくて読み易い。あんまり辞書をひかなくていいし。でも、ブラナーで鍛えられれば大概の作品は読めるようになるのでは。だいたいヒューゴー/英国SF協会/アポロ賞の3カ国トリプルクラウン作品だから避けては通れない、頑張って読むぞ。</p> <p> ふひぃ~、難しい。全然わからない。造語だけじゃなく俗語まで出てきちゃったよぉ。こりゃあ翻訳が出ないわけだわ。poppa-mommaって何だ? そりゃパパとママを合わせた造語だぐらいはわかるけど、文脈からして別の意味で使ってそうだ。まぢ難しいっす。一筋縄ではいかね~なぁ、こりゃ。</p> <p>7/30<br> お馬全敗。<br> 「スタージョンは健在なり」注文。<br> その他英米SF多数注文。<br> 「ザンジバー」少し読む(&最初のうちは訳しつつ)。最初のテレビ番組は何とか無理矢理こじつけて訳し、次に「ハップニング・ワールド」と題する引用部分に入った。筒井の「ヴィタミン」と似てるなあ、この手法は。結構面白くなってきた。確かにこの手法だけで長編一冊書き切ったら、それはそれですごいものになるかも。ただ、幸か不幸か、もと量産系娯楽作家のキャリアから、ストーリー部分は結構軽くて読み易いものになっているらしく、その落差がせっかくの思弁性を殺いでいるという酷評もあるので、そのへんを注意しながら読んでみたい。<br> あわせてヒューゴーのアンダースン読む。この第一巻は2作とも軍隊もの(アンダースンとディクスン、<ホーカ>のコンビがどっちもシリアスな作品を書いているのが興味深い)。アンダースンはレパートリーの広い作家で、ハード系の「脳波」「タウゼロ」のような作品から、娯楽作品の「タイムパトロール」「ホーカ」シリーズ、北欧的な異世界ファンタジイ、そしてこの作品のような割とリアルな軍隊ものまで、ジャンル、テーマ的にも幅広く書ける器用さがある。その器用さが個々の作品の印象の薄さに繋がっている気もするから、器用貧乏を地で行くというべきか。そんなわけで、いちどアンダースンについてもおさえるべき作品を整理しておく必要があるだろう。まず長編では、「脳波」「折れた魔剣」「タウ・ゼロ」「アーヴァタール」、シリーズものでは「タイム・パトロール」と<ホーカ>シリーズ(「地球人のお荷物」等)。次に短編では、受賞作全て(「長い旅路」「王に対して休戦なし」「肉の分かちあい」「空気と闇の女王」「トラジェディ」「狩人の月」「サターン・ゲーム」)と、超能力テーマの古典「旅路の果て」は外せない(有名な結びの一文=「ナンテイヤナヤツ、サッサトキエテシマエ」)。下線のものが未入手、頑張って集めて読もう。<br></p>

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