SF百科図鑑

ジャック・ケイディ「ぼくらがロード・ドッグを葬った夜」

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匿名ユーザー

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2001年


9/9
ケイディ「ぼくらがロード・ドッグを葬った夜」★★★
非SF。古い車への走り屋たちのノスタルジアを蜿蜒綴った話で、ファンタジーですらない普通小説です。車に興味のないわたしには、何が面白いのかさっぱりわかりません。車好きには面白いのでしょうか? 伝説の正体不明の走り屋の意外な正体が暴かれる後半は少し話として盛り上がりますし、完成度は高いのですが、作品の基調をなしている「車への愛」「走ることへの愛」といった心理が全く理解できないために、「だから何なの?」で終わってしまいます。そして何といっても、これがネビュラ賞に選ばれる理由が全くわからない。SFの賞じゃなかったっけ? 何でこれがネビュラ賞なの?

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