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**バゼラード ~Baselard~
&bold(){基本スペックと定義}
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#image(baselard0100.jpg,blank,left)
全長:30~50cm
重量:0.4~0.6kg
地域:ヨーロッパ
年代:13~15世紀
&bold(){時代背景}
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#image(baselard0101.jpg,blank,left)
#image(baselard0102.jpg,blank,left)
&bold(){使用用途}
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#image(baselard0103.jpg,blank,left)
&bold(){参考文献}
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・ウェブサイト
[[wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/]]
・文献
|新紀元社 ||武器事典 ||市川定春 著|
|新紀元社 ||武器と防具 西洋編 ||市川定春 著|
|ダイヤグラム・グループ||武器―歴史、形、用法、威力||田島優 北村孝一 著|
**バゼラード ~Baselard~
&bold(){基本スペックと定義}
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#image(baselard0100.jpg,blank,left)
全長:30~50cm
重量:0.4~0.6kg
地域:ヨーロッパ
年代:13~15世紀
ヨーロッパ各地で使われていた、ショートソードの一種。
片手剣か否かの線引きが非常に難しかったのだが、全長がそこまで長くないために、短剣として分類した。
語源はスイスのバーゼルという町に由来すると言われたり、ドイツの有名な刀剣鍛冶の町「ゾーリンゲン」で生み出されたからという説もある。
一般的には後者のゾーリンゲン説が有力のようだ。
CGのものはスイス方面で主に使われたタイプのものだが、バゼラードは大きく分けて3種類存在している。
・ガード(鍔)が切り先に向けて湾曲しているもの(ヨーロッパ諸国)
・ガード(鍔)が切り先、ポンメル(柄頭)がその逆に、反発するように湾曲しているタイプ(ヨーロッパ諸国)
・ガード(鍔)もポンメル(柄頭)も、まっすぐでお互い平行になっている(イタリアやスイス)
3番目のタイプのものは「スイス風短剣」という名称で、第2次大戦時にヒトラーがドイツ軍用の短剣として採用している。
それだけ優秀な短剣だったと言えよう。
&bold(){時代背景}
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#image(baselard0101.jpg,blank,left)
#image(baselard0102.jpg,blank,left)
戦場での必然性から生まれた、というぐらいしか資料がない。
兵士の必需品のひとつのサブウェポンとして、ほかの短剣同様に自然に生まれたものと考えられる。
&bold(){使用用途}
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#image(baselard0103.jpg,blank,left)
短剣としての刺突にも優れるが、薄刃で切れ味がいいことから、食事用やちょっとした工具のひとつとして使われたという。
そういう意味では、中世で生まれた、近年のサバイバルナイフの原型みたいなものなのかも知れない。
&bold(){参考文献}
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・ウェブサイト
[[wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/]]
・文献
|新紀元社 ||武器事典 ||市川定春 著|
|新紀元社 ||武器と防具 西洋編 ||市川定春 著|
|ダイヤグラム・グループ||武器―歴史、形、用法、威力||田島優 北村孝一 著|