エスポントゥン

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エスポントゥン - (2009/07/30 (木) 21:22:32) のソース

**エスポントゥン ~Esponton~

&bold(){基本スペックと定義}
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#image(espon01-01.jpg,blank,left)

|全長|180~210cm|
|重量|2.2~3.0kg程|
|地域|ヨーロッパ|
|年代|15~17世紀|

「[[スポントゥーン]]」の更に発展型がエスポントゥン、もしくはエスポトゥンである。
フランスで使われたスポントゥーンなのだが、こちらのタイプはさしずめ短めのハルバードである。
特徴として穂先が大きく3つに分かれていることである。
一つはスポントゥーンのような穂先。
その下に左右非対称で付いているものがあり、一つは中国の「月牙」に似たアックスブレードで、もう一つはフルークである。
更にそのブレード類から直線で45度ずれてしたの位置についているラグ(突端)がある。
よく見てみるとこれら全てには刃が付いておらず、海外資料(海外wikipedia)等の内容から「形状はハルバードなんだけど刃が付いてない鈍器=メイス」であることが推測される。

ただしこの憶測については今以上の資料がないため、あくまで憶測の域を出ないものである。

と、これらの記述は全て海外サイトの翻訳から、自分なりにテキストを起こしたものである。
仮にエスポントンとかハーフパイク等、名称を変えて引用することがあるのであれば、引用元として掲載していただくようお願いしたい。





&bold(){部位別の呼称}
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#image(espon01-02.jpg,blank,left)

|1|穂先:スピアーヘッド(SpearHeads)|
|2|刺先:スパイク(Spike)|
|3|錨爪or鉤爪:フルーク(Fluke)|
|4|斧刃:アックス・ブレード(Ax Blade)|
|5|突端:ラグ(Lugs)|
|6|口金:ソケット(Socket)|
|7|柄:ポール(Pole)|
|8|石突:バット(Butt)|





&bold(){時代背景}
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少なくとも1760年には存在していた武器であるが、詳細はまだ不明である。




&bold(){使用用途}
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#image(espon01-03.jpg,blank,left)

使用用途についてはメイスのように振り回した、ということと指揮のために使われた、とある。
分かっていることと情報から以下の推論をしてみた。

語源となっているフランスと言えばナポレオン。ナポレオン時代のスポントゥーンといえば指揮用の武器。
既に長柄武器は時代遅れの武器になっていたことと、指揮を取るための武器には刃が付いていてはかえって危ない
よって、形状はスポントゥーンとハルバードの中間のような形状であるにもかかわらず、刃はオミットされた。

と、これはあくまで推測なのだが、一応理に適っているかと思う。
確かに格好のいい武器で指揮されると、される側もテンションが上がるというものである。





2009年 7月29日 更新

&bold(){参考文献}
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・ウェブサイト
[[wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/]]
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