ブーメラン

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ブーメラン - (2007/10/07 (日) 14:32:55) のソース

**ブーメラン ~Boomerang~

&bold(){基本スペックと定義}
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#image(boomerang0100.jpg,blank,left)

全長:40~80cm
重量:0.2~0.8kg
地域:世界各地
年代:不明

オーストラリアで使われたことで有名な「投げ棍棒」。
くの字に曲がって、投げやすいように薄く削って加工したものを総じてブーメランと呼ぶ。
最近ではフィンが2枚から3~5枚になり、木製のものからプラスチック、樹脂製のものが作られている。
が、ここでは武器としてのブーメランを主に説明する。





&bold(){時代背景}
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使用された年代は不明なのだが、ブーメランに近い形で棍棒を投げるというのは古代からあったようだ。
素早い獲物を意表をついた軌道上から攻撃し、仕留めるために考案された、狩猟用の武器である。





&bold(){使用用途}
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#image(boomerang0101.jpg,blank,left)

勢いをつけて投げると円を描いて回転して飛んでいき、手元に戻ってくる。
が、完全に戦闘用のものは敵に当たればいいので、戻ってこないタイプのものもある。
威力は低そうに思えるが、回転力がたっぷりかかっているので、どこが当たっても打撃力は意外なほど高い。

なお、稀に炎を発しながら飛んでいくとか刃がついたブーメランがフィクションで登場している。
実際にこれらが存在した場合、投げる前から怪我をしそうだし、戻ってきたときにキャッチする際、手を切ったとかが有り得そうで、使えたものではないだろう。




&bold(){現代のブーメラン}
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現代ではスポーツ用、競技用として親しまれ、前述にあるように樹脂製のものやプラスチック製のもの、形状がいろいろ遊ばれているものが多い。
武器の中にも、現代ではスポーツで使われているものは他にも多々あり、武器=人殺しのためだけの道具ではない、と言うことを証明している。
筆者もプラスチック製ブーメランで遊んだことがあるが、割と投げるコツとか難しいものの、楽しく遊べると感じた。
また、みやげ物のブーメランもあるのだが、最近は様々なデザイン(動物をイメージしたとか、凝ったイラストがあるとか)があり、飾るだけでもいいかも知れない。
興味のある方は、いろいろ調べて見ることをお勧めする。





&bold(){参考文献}
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・ウェブサイト
[[wikipedia>http://ja.wikipedia.org/wiki/]]

・文献
|新紀元社       ||武器事典         ||市川定春      著|
|新紀元社       ||武器と防具 西洋編    ||市川定春      著|
|新紀元社       ||図解 近接武器      ||大波篤司      著|
|ダイヤグラム・グループ||武器―歴史、形、用法、威力||田島優 北村孝一 著|
|幻冬舎コミックス   ||図説 武器だもの     ||武器ドットコム    著|
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