bukipedia @ ウィキ内検索 / 「メイス」で検索した結果

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  • メイス
    メイス ~Mace~ 基本スペックと定義 全長 30~80cm 重量 2.0~3.0kg 地域 ヨーロッパ 年代 紀元前14~紀元17世紀 柄に槌頭を別につけた、複合素材で作られた棍棒をメイスという。 そのため、石を先端にくくりつけた棒もメイスに該当する為、その歴史は古い。 ただしメイスと聞いて一般的に浮かぶのは、金属プレートを放射状に並べた柄頭を持つ、金属性のものだと思われる。 これらはゲーム等の影響が強いのだが、実際に宗教上の関係で教会などの神聖な場所に属する騎士たちが金属プレートの柄頭のメイスを使っている。 ここではこの金属プレートを用いたものをメイスと定義し、説明していこうと思う。 ...
  • シャシブル
    ...ar)はインド特有のメイスの総称である。 メイスヘッドには6もしくは8枚の鋭利な羽根を放射状に接合したもので、このあたりはヨーロッパの「メイス」と同様である。 シャシブルはその形状が人間の肺のように比喩できるものであり、それ以外はシシプルと呼ばれるが、このあたりも殆ど変わりはない。 ヒルトにあたる部分はインドの刀剣にもよく見られる当時流行った形状であり、パンジャブ様式と呼ばれている。 パンジャブ様式は、護拳や円形状のポメルを備えているものが特徴で、ナックルガードはあるものとないものがある。 部位別の呼称 1 刺先:スパイク(Spike) 2 槌頭:メイスヘッド(Mace Head) 3 柄:ポール(Pole) 4 ...
  • モーニングスター
    ... 1 槌頭:メイスヘッド(Mace Head) 2 刺先:スパイク(Spike) 3 柄:ポール(Pole) 4 握り:グリップ(Grip) 5 石突:バット(Butt) 時代背景 西欧の騎士たちが愛用したと言われ、その起源は聖職者が用いた聖水撒き棒(Holy Water Sprinkler)に端を発する…という説がある。 棍棒の先に釘バットの如く放射状にトゲをつけたものはだいぶ昔からあり、その武器を原型にした説もあり、説得力がある。 それを主に教会に所属する騎士たちが「これは職杖です。偉い人にはそれがわからんのですよ。」と言い逃れをし、この武器を使うようになったと思われる。 使用用途 メイスと同様、「これ...
  • スパイクド・クラブ
    ...あるか、金属ベースのメイスか、という違い程度である。 部位別の呼称 1 槌頭:メイスヘッド(Mace Head) 2 刺先:スパイク(Spike) 3 柄:ポール(Pole) 時代背景 前述にあるように、下手をすれば魚の骨ですら括り付けていればこの武器と呼べるため、実際はいつ頃から使われ始めたかは分かっていない。 しかし12世紀頃から広く使われた記録があり、16世紀頃の絵画にもその存在が確認できるので、この時代では一般的な武器であったと思われる。 使用用途 もちろん、力いっぱい殴りつけることが正しい用途。 CGのものはトゲが短いので連続で殴りつ...
  • 槌矛
    槌矛 メイス      (Mサイズ) 聖職者たちも用いた打撃武器 モーニングスター (Mサイズ) モルゲンステルンとも呼ばれる強力な打撃武器 ウォー・ハンマー (Mサイズ) 戦闘用に作られた金槌 シャシブル    (Mサイズ) インドで使われた攻防に優れた打撃武器
  • エスポントゥン
    ...刃が付いてない鈍器=メイス」であることが推測される。 ただしこの憶測については今以上の資料がないため、あくまで憶測の域を出ないものである。 部位別の呼称 1 穂先:スピアーヘッド(SpearHeads) 2 刺先:スパイク(Spike) 3 錨爪or鉤爪:フルーク(Fluke) 4 斧刃:アックス・ブレード(Ax Blade) 5 突端:ラグ(Lugs) 6 口金:ソケット(Socket) 7 柄:ポール(Pole) 8 石突:バット(Butt) 時代背景 少なくとも1760...
  • ボール・アンド・チェイン
    ... モーニングスターのメイスヘッドをそのまま殻物にしたもので、柄の長さ次第では歩兵用だったり騎兵用だったりする。 また他のフレイルと比べて、連結部分の鎖が長いのも特徴である。 部位別の呼称 1 殻物:ヘッド(Heads) 2 刺先:スパイク(Spike) 3 継手 |4|柄:ポール(Pole)| 5 石突:バット(Butt) 時代背景 フレイルは東方から伝わったと言われている。(ファ○ナルス○ークとかは関係ありません。) 当初はフレイルと言えば騎兵が馬上で持つ片手用のもの(ホースマンズ・フレイル)だったが、長柄にして両手用に改良したも...
  • 打撃武器
    ...ター 槌矛 メイス      (Mサイズ) 聖職者たちも用いた打撃武器 モーニングスター (Mサイズ) モルゲンステルンとも呼ばれる強力な打撃武器 ウォー・ハンマー (Mサイズ) 戦闘用に作られた金槌 シャシブル    (Mサイズ) インドで使われた攻防に優れた打撃武器 戦斧 バトルアックス    (Mサイズ) 戦斧と呼ばれる戦闘用の大斧 バルディッシュ    (Lサイズ) 切断力の高い斧頭を持つ長柄斧 クレセント・アックス (Mサイズ) 大きな斧刃を持つ戦斧 ポール・アックス   (Lサイズ) 複合機能を持った歩兵用戦斧 ロッコバー・アックス (Lサイズ) スコットランドで使われた鉤爪と斧刃を持つ戦斧 カリンガ       (Mサイズ) イゴロット諸族が使った戦斧 イプシロン・アックス (Mサイズ) 古代エジプトにて使われた戦斧 ダックビル・アックス (Mサイズ) ...
  • ウォー・ハンマー
    ...途 メイスと似た性質を持っているので、どちらかの槌頭で殴打するといいだろう。 金属鎧を凹ますほどの強烈な打撃か、金属鎧を突き破って貫通する打撃、どちらも強力である。 金属鎧全盛期の時代において、金属鎧に対して有効なダメージを与えられるこの武器は、戦場において心強い武器だったであろう。 2008年 9月21日更新 参考文献 ・ウェブサイト wikipedia ・文献 新紀元社        武器事典          市川定春      著 新紀元社        武器と防具 西洋編     市川定春      著 新紀元社        図解 近接武器       大波篤司  ...
  • ジャ・ダグナ
    ... 1 槌頭:メイスヘッド(Mace Head) 2 刺先:スパイク(Spike) 3 柄:ポール(Pole) 時代背景 北米住民の多くが使っており、広く分布していたのには理由があった。 まず、元々大西洋岸に居住したオジブワ(Ojibwa)族が、イロクォイ(Iriquoi)族に追われ、オッタワ(Ottawa)、ポトワトミ(Potawatomi)族の3つに別れた。 更に、彼らだけが東部の森林地帯に居住し、他の部族は南に広がっていった。 このことから、後に多くのアメリカ先住民がジャ・ダグナを用いることになったと考えられている。 使用用途 丸いヘッド部分でぶん殴るのが正しい用法。 特にトゲがあるタイプのも...
  • サイス
    サイス ~Scythe~ 基本スペックと定義 全長 200~250cm 重量 2.2~3.2kg 地域 ヨーロッパ 年代 16~20世紀 サイス、もしくはサイズとは、草等を刈り取るための農具である。 日本では「鎌」として同様の用途があるが、使い方が違うため今回は割愛する。 (用途の違いについては使用用途にて詳細を説明する) 何故農具を当サイトで紹介するかというと、農民の反乱でしばしば使われていたからである。 また、創作での「サイス」や「サイズ」と言うとこちらの形状が多いというのも理由の一つである。 実際に戦闘用として使われたものは「ウォー・サイス」と呼ばれる武器なので、これは別項目で紹介する。 部位別の呼称 ...
  • ウォー・サイス
    ウォー・サイス ~War Scythe~ 基本スペックと定義 全長 200~250cm 重量 2.2~3.2kg 地域 ヨーロッパ 年代 16~20世紀 「サイス」を戦闘用に改良されたものがウォー・サイス、もしくはウォー・サイズである。 文献上では、主にポーランド人農民がよく使ったと書かれている。 直角だった刃が垂直に変わったことが最大の特徴で、この変更点により使い勝手も威力も格段に上がった。 部位別の呼称 1 刃:ブレード(Blade) 2 口金:ソケット(Soc...
  • スイス式ハルバード
    スイス式ハルバード ~Switzerland Type Halbard~ 基本スペックと定義 全長 200~350cm 重量 2.5~3.5kg 地域 スイス 年代 15~19世紀 ハルバードとは、長柄武器の完成形の一つである。 長柄武器は大きく分けると「突く」「斬る」「叩く」「引っ掛ける」というカテゴリ分けが出来る。 ハルバードはこれら全てを1つの武器で可能にした長柄武器である。 柄に取り付ける方法は二つあり、ひとつはスイス式両タイプのような柄舌(ランゲット)形式。 もうひとつはソケット式で、後者は儀礼用に多く見られる。 あ...
  • 2010年2月
    ...」を追加。 何げにメイス系ではかっこいいもの&テキスト長いものになったな、これ…予想外だ。 色々制作上のアクシデントがあったので遅くなりましたが、まあ見てやってください。 しっかし…アンケートの現状なんだけど。 実は一番乗り気じゃない「鎧・兜」が現在1位なんですな…orz 人体モデルをいくつか用意して、それにあわせて~って方法を検討して入るのですが、1つ完成するのに恐ろしく時間かかりそう。 2位のファンタジーアイテム追加は前々からやりたかったことの一つで、資料もたくさんあるのですが手がつける余裕なっしんぐ! ということでアンケート項目に入れてみたわけです。 内容としては、伝説上の聖剣とか魔剣とかを、神楽オリジナルデザインのものを、いつものテキストを交えて紹介って形です。(予定では) 他のものについては投票があり次第、どういうことするかを伝えたいと思います。 ...
  • 刺突短剣
    刺突短剣 ミセリコルデ    (Sサイズ) 慈悲深き短剣                 スティレット    (Sサイズ) 主に一般市民に流通した護身用メイルブレイカー ラウンデル・ダガー (Sサイズ) メイルブレイカーとして使われた刺突短剣    イヤード・ダガー  (Sサイズ) 円盤状のポメルの付いた刺突短剣        ジャマダハル    (Mサイズ) インドのイスラム教徒固有の特殊な刺突短剣  
  • 短剣
    片手用短剣及び、左手用短剣を紹介します。 両刃短剣 ダガー       (Sサイズ) ダキア人が使ったとされる代表的な短剣   アンテニー・ダガー (Sサイズ) 触覚のようなポメルを持つ短剣       リング・ダガー   (Sサイズ) 戦場での紛失防止を想定した戦闘用の短剣  バゼラード     (Sサイズ) 限りなくショートソードに近い万能式の短剣 プギオ       (Sサイズ) 古代ローマ軍で使われた短剣        チンクエディア   (Sサイズ) ルネッサンス時代の装飾用短剣       クマ        (Sサイズ) グルジア人が生み出した短剣        片刃短剣 ダーク       (Sサイズ) ハイランダー達に愛用された短剣 サクス       (Sサイズ) サクソン人固有の戦闘用短剣   刺突短剣 ミセリコルデ    (Sサイズ) 慈悲深...
  • ラウンデル・ダガー
    ラウンデル・ダガー ~Roundel Dagger~ 基本スペックと定義 全長 30cm程度 重量 0.3kg程度 地域 ヨーロッパ 年代 14~16世紀 ロンデル・ダガーとも呼ばれる短剣。 ガードとポメルがほぼ同じ円形のものを使っており、(凸レンズのような形状のときもあるが)ここから「ラウンデル(円)」の名前が取られている。 また、モノにもよるがツイスト状(らせん状)になっているグリップも特徴といえるが、これは近代のものにはあまり見られない。 近代のラウンデル・ダガーは大抵円柱状のグリップになっている。 …と、何気にヒルト部分ばかりが注目される武器だが、肝心の刀身は殆んど刃がついていない鎧通...
  • トゥハンド・ソード
    トゥハンド・ソード ~Two Handed Sword~ 基本スペックと定義 全長 180~250cm 重量 2.9~7.5kg 地域 西ヨーロッパ 年代 13~16世紀 西ヨーロッパで使われた歩兵用の大剣をトゥハンド・ソードと呼ぶ。 かなり身幅が広く、頑強な造りをしており、その多くはガード(鍔)の部分に運搬用であり、刺突時に使用する装飾リングを備えている。 あまりに重いため、背中に担いで運搬したり、遠征時には馬や馬車に積んで運ぶ必要があった。 起源はドイツで、西洋の武器の中では長さも重量も最大級の刀剣であり、破壊力も絶大だが、その大きさと重量の為に非常に使う人間を選んだ武器でもある。 屈強な傭...
  • スティレット
    スティレット ~Stiletto~ 基本スペックと定義 全長 20~30cm 重量 0.2~0.3kg 地域 ヨーロッパ 年代 16~19世紀 スティレットとは、刀身が錐のように細く鋭くなっている、メイルブレイカーとしての機能を持つ短剣の一種である。 語源は蝋板に文字や絵を書き刻む道具である「ステュルス(Stylus)」である。 刀身の断面(切り口)が三角形もしくは四角形であり、今回のCGでは四角形のものを採用した。 刀身以外での特徴としては、柄や鍔、柄頭の部分の装飾が楕円もしくは球体を繋ぎ合わせたような感じで構成されている点である。 暗殺に優れた機能を持つ反面、何気に装飾面では凝っているものが...
  • エストック
    エストック ~Estoc~ 基本スペックと定義 全長 80~130cm 重量 0.7~1.2kg 地域 ヨーロッパ 年代 13~17世紀 両手用の強力な刺突剣。 フランス語では「エストック(もしくはエストク)」、英語では「タック」、ポーランドやロシアでは「ノッカー」と呼ばれている。 またその性能から「メイル・ピアシング・ソード」とか「パンツァー・スティッチャー」などとも呼ばれる。 かなり呼び名や異名があるが、それだけ広く使われたことを意味している。 チェインメイルを貫通するために作られた刺突専用武器で、針のような刀身が特徴である。 この武器は先端の断面図は円形であるものの、刃元にだんだんいくと...
  • 長柄大刀
    長柄大刀 グレイブ    (Lサイズ) 儀礼用でもある切断力の高い長柄武器 薙刀      (Lサイズ) 室町時代までは戦場の主力だった長柄武器 ヴォウジェ   (Lサイズ) ハルバードの原型とも言われる複合機能武器 フォチャード  (Lサイズ) グレイブを改良した長柄武器 サイス     (Lサイズ) 農具であり、武器としても使われた長柄武器 ウォー・サイス (Lサイズ) サイスを戦闘用に改良した長柄武器 クーゼ     (Lサイズ) グレイブを改良した、ドイツの長柄武器
  • バゼラード
    バゼラード ~Baselard~ 基本スペックと定義 全長 30~50cm 重量 0.4~0.6kg 地域 ヨーロッパ 年代 13~15世紀 ヨーロッパ各地で使われていた、ショートソード及び短剣。 語源はスイスのバーゼルという町に由来すると言われたり、ドイツの有名な刀剣鍛冶の町「ゾーリンゲン」で生み出されたからという説もある。 一般的には後者のゾーリンゲン説が有力のようだ。 場所によっては短剣ほどの長さであったり、ショートソードぐらいの長さがあるのだが、ここの項では最も一般的な短剣のバゼラードについて説明する。 まず、バゼラードの定義として、その独特な構造が上げられる。 刀身から柄頭までが一体...
  • 長柄武器
    柄の先に武器の付いたポールアームを紹介します。 短槍 ショートスピア   (Lサイズ) 長柄武器の代表格 ウィングド・スピア (Lサイズ) 騎兵用、歩兵用、投擲と多種多様に使える長柄武器 アールシェピース  (Mサイズ) 近接戦を想定した突き錐槍 ショヴスリ     (Lサイズ) ウィングド・スピアの発展型の長柄武器 ランデベヴェ    (Lサイズ) パルチザンの原型になった長柄武器 パルチザン     (Lサイズ) 王宮の衛兵たちが使った優秀な長柄武器 スポントゥーン   (Lサイズ) パルチザンの最終形態と言える長柄武器 エスポントゥン   (Lサイズ) フランスで指揮用に使われた刃の無い長柄武器 トライデント    (Mサイズ) 元々は狩猟用だった三つ又の鉾槍 ゴーデンダッグ   (Mサイズ) 民兵でも扱えるシンプルな短槍 長槍 ロングスピア  (Lサイズ) 長柄の...
  • パイク
    パイク ~Pike~ 基本スペックと定義 全長 500~800cm 重量 3.5~5.0kg 地域 ヨーロッパ 年代 15~17世紀 長い柄にソケット状の穂先を取り付けた、非常に長い長柄武器がパイクである。 語源はフランス語の歩兵槍「ピケー(Pique)」を英語読みしたことから来ている。 4mから7m程度の長い柄に25cmほどの木の葉状の刃がついているのがパイクと呼ばれるものである。 部位別の呼称 1 穂先:スピアーヘッド(SpearHeads) 2 刺先:スパイク...
  • ハルバード
    ハルバード スイス式ハルバード  (Lサイズ) スイスで生まれた全てのハルバードの原型 ドイツ式ハルバード  (Lサイズ) ドイツで発展したハルバード
  • ヴォウジェ
    ヴォウジェ ~Vouge~ 基本スペックと定義 全長 250~300cm 重量 2.2~3.5kg 地域 西ヨーロッパ 年代 13~17世紀 ヴォウジェとは、主にスイスで使われた多機能長柄武器の一つである。 スイス式とフランス式があるといわれているが、フランス式の方は「クト・ド・ブレシェ」という別称があり、形状も違うので別の機会で解説する。 スイス式ヴォウジェは斧頭と槍の穂先を兼ねた大型のアックスブレードと鉤爪を備えた長柄武器で、年代的なことからハルバードの元になった武器の一つと言われている。 部位別の呼称 ...
  • ランス(西欧)
    ランス(西欧)~Lance Type West~ 基本スペックと定義 全長 3.6~4.2cm 重量 3.5~4.0kg 地域 ヨーロッパ(西欧) 年代 6~20世紀 西欧においてのランスは、騎兵専用の武器である。 語源はランシアという歩兵も騎兵も使用した槍で、古フランスのルンサを経てランスと言う言葉が生まれた。 三角錐のような形状のものが典型的で、手元にはバンプレートと呼ばれる握る手を保護する大きな傘状の鍔がついている。 穂先は戦場では槍状、騎士同士が腕を競い合うトーナメントにおいては切先がなく、王冠状のカップ「コロネル」を付けることもあった。 部位別の呼称 ...
  • ドイツ式ハルバード
    ドイツ式ハルバード ~Germany Type Halbard~ 基本スペックと定義 全長 200~350cm 重量 2.5~3.5kg 地域 スイス 年代 15~19世紀 ハルバードとは、長柄武器の完成形の一つである。 長柄武器は大きく分けると「突く」「斬る」「叩く」「引っ掛ける」というカテゴリ分けが出来る。 ハルバードはこれら全てを1つの武器で可能にした長柄武器である。 柄に取り付ける方法は二つあり、ひとつはCG上のタイプのような柄舌(ランゲット)形式。 もうひとつはCG下のタイプのソケット式で、後者は儀礼用に多く見られる。 あ...
  • 苦無
    苦無 ~Kunai~ 基本スペックと定義 全長 10~48cm 重量 0.1~0.5kg 地域 日本 年代 14~19世紀 漢字では「苦無」もしくは「苦内」と書く。 元々は職人の使う万能ナイフであり、スコップだったが忍者がこれを転用したものである。 良質な鍛鉄を素材としているので意外と高価なものであり、咄嗟のとき以外には余り使用されなかったとされる。 長さがピンキリだが、これは一つ一つハンドメイドで作っており、大きさに自然とバラツキが発生するため。 大苦無と呼ばれる大型のものが19~48cm。それ以下は小苦無と分類される。 部位別の呼称 ...
  • ソードブレイカー
    ソードブレイカー ~Sword Breaker~ 基本スペックと定義 全長 25~35cm 重量 0.3~0.5kg 地域 ヨーロッパ 年代 17~18世紀 レイピアとセットで使用する左手用短剣のひとつがソードブレイカーである。 西洋ニ刀流では、左手に装備する短剣は大きく分けて3種類に分類される。 相手のレイピアを受け流したり絡め取る「回避型」。 盾のように打ち払う「防御型」。 そして、積極的に相手のレイピアを絡め取り、へし折る「武器破壊型」。 ソードブレイカーはその名の通り、3番目の種類「武器破壊型」に該当する左手用短剣である。 CGのような、峰側に大きな溝が複数ある形状が一般的だが、刀身...
  • 両手直剣
    両手直剣 ツヴァイハンダー        (Lサイズ) ドイツ生まれの強力無比な両手剣 トゥハンド・ソード       (Lサイズ) ドイツ・スイスの傭兵が愛用した両手剣 フランベルジェ         (Mサイズ) 炎の揺らめきのような刃を持つ両手剣 クレイモア           (Mサイズ) スコットランドの精鋭が愛用した、鋭い切れ味の両手剣 トゥハンド・フェンシングソード (Mサイズ) 両手剣の使い方を練習するための両手剣
  • 飛苦無
    飛苦無 ~Tobikunai~ 基本スペックと定義 全長 18cm以下 重量 0.1~0.5kg 地域 日本 年代 14~19世紀 「苦無」を投擲用に改良した武器が飛苦無である。 和釘からハンドメイドで作られるもので、元々規格品でもないし構造上の問題で重心は安定していない。 そのためか投擲をして命中させることは難しい。 部位別の呼称 1 切先:(Point) 2 剣身:ブレイド(Blade) 3 握り:グリップ(Grip) 4 柄頭:ポメル(Pommel) 使用用途 投擲用のものだが、射程距離は10~30m程。 投擲すること自体が難しい武器だが、咄嗟の不意打ち攻撃や刺突等での暗殺には向いている。 だがどの道、高度な技術を要求される武器なので、完全に使いこなすには長期の訓練が必要であろう。 ...
  • 2010年1月
    1月5日 あけましておめでとうございます。 そして、1ヶ月ほぼ更新無しでスイマセンでした。 理由を率直に言うと、ファンタシースターポータブル2をプレイしておりました。 武器ごとに表示が変わるゲームに弱いんです、勘弁してください。 新年早々懺悔から始まってサーセンw まあちょっと家族の体調不調も原因だったりするんですよ。はぁ。 さて、うちへのリンクを辿っていって気になった記事があったので、後日画像修正といっしょに 追記をしようと思っているのですがこちらで先に。 ファンタジーアースゼロの公式掲示板にて、うちの「苦無」についての話題がありました。 スコップで殺されてる的なことだったのですが、苦無は万能ナイフ及び万能スコップという定義なので、 現代で言えば「サバイバルナイフ」という表現が一番正しいです。 仮にスコップだとしても、それはそれで恐ろしい武...
  • ロングボウ・アロー
    ロングボウ・アロー ~Long Bow Arrow~ 基本スペックと定義 全長 75~100cm 重量 0.5~0.7kg 地域 西ヨーロッパ 年代 13~16世紀 「ロングボウ」に使われた矢を「ロングボウ・アロー」と呼ぶ。 戦争時に使われたロングボウ・アローは、鑿(のみ)や鏨(たがね)を意味する「チゼル(chisel)」や千枚通しを意味する「ボドキン(bodkin)」を冠して呼ばれていた。 その鏃(やじり)は縦長の四角垂型をしているのが特徴である。 矢柄の素材は特に記載がないが、本体のロングボウと同様にイチイ及びニレの木だと考えるのが自然だと思われる。 部位別の呼称 1 鏃:パイル(Pile) 2 矢先:ポイント(Point) 3 矢柄:シャフト(Shaft) 4 羽巻:フレッチング(Fletching) 5 矢筈:ナック(...
  • 熱田神宮 その2
    熱田神宮 ~平成21年5月平常展~ 熱田神宮 公式サイト 入場料  一般個人 300円 撮影可否 不可(宝物庫入り口の真柄太刀は撮影可) ※その他詳細は公式HPにて。 レビュー えびかき揚げきしめん食ったら、小エビが刺さった…orz さて、本題。 熱田神宮の宝物館にまた行ってきたよ! 今回のぶきぺとしてのメインの見物は「剣」。 5月は太刀以前の直剣の展示が多くあったのです。 日本人は日本刀じゃ!という人も多いかもしれないが、現在も「剣」は職人の手で作られているのである。 この「剣」結構短いもので、だいたい25cm前後のものであるが、想像以上に精巧に作られている。 刀の如く波紋もしっかりあり、柄の部分が短くなった槍といって差し支えない。 刀が主流になった時代も主に仏具の一つとして細々と作られており、後世に伝えられている。 今...
  • 熱田神宮 その1
    熱田神宮 ~平成21年4月平常展~ 熱田神宮 公式サイト 入場料  一般個人 300円 撮影可否 不可(宝物庫入り口の真柄太刀は撮影可) ※その他詳細は公式HPにて。 レビュー 宮きしめんの美味さは異常 ってぐらい、宮きしめんはうまいです。 とりあえず今回の仕事前に一杯食べたのでなんとなく書きました。 さて、本題。 熱田神宮の宝物館に行ってきたよ! 実は3月展示の朱漆弓を見よう見ようと思ってて忘れてしまっていました。 仕方なく4月に行ってきました。 今回はメインが鏡だったのですが、俺は鏡よりも刀や短刀、脇差を舐めるように見てきました。サーセンww 太刀も脇差も長船銘のものを中心に10数本並んでいました。 結構印象的な脇差があって、左右にそれぞれ「殺人剣」と「活人剣」と書いてあるものがありまして。 剣は人を殺すことも活かす...
  • 両手剣
    両手で扱う長大で重量のある刀剣を紹介します。 両手直剣 ツヴァイハンダー        (Lサイズ) ドイツ生まれの強力無比な両手剣 トゥハンド・ソード       (Lサイズ) ドイツ・スイスの傭兵が愛用した両手剣 フランベルジェ         (Mサイズ) 炎の揺らめきのような刃を持つ両手剣 クレイモア           (Mサイズ) スコットランドの精鋭が愛用した、鋭い切れ味の両手剣 トゥハンド・フェンシングソード (Mサイズ) 両手剣の使い方を練習するための両手剣 両手刺突剣 エストック (Mサイズ) 数々の異名を持つ刺突専用の両手剣 両手曲剣 ロムパイア (Lサイズ) トラキア人が使った長柄の両手剣 ファルクス (Mサイズ) ダキア人が使った、ローマ軍すら脅かした強力な両手剣 フォセ   (Mサイズ) ヨーロッパで使われた大型の鉈のような両手剣 ...
  • ロングソード 前期型
    ロングソード 前期型 ~Long Sword~ 基本スペックと定義 全長 80~95cm 重量 0.9~2.0kg 地域 ヨーロッパ 年代 11~16世紀 西洋(ヨーロッパ圏)の中世で最も有名な剣と言えば、間違いなくこの「ロングソード」だろう。 和訳すると「長い剣」を意味しているため、広義では長い剣の総称になる。 ここでは、日本において一般的に「ロングソード」と呼ばれ、本場西洋では「ナイトソード」「ホースマンズソード」と呼ばれている片手剣について説明をする。 ロングソードの定義は以下の通りである。 ・まっすぐな両刃の刀身を持ち、全体的なシルエットが「十字」になるようにガード(鍔:つば)がついて...
  • てすと
    ロングソード 前期型 ~Long Sword~ 基本スペックと定義 全長 80~95cm 重量 0.9~2.0kg 地域 ヨーロッパ 年代 11~16世紀 西洋(ヨーロッパ圏)の中世で最も有名な剣と言えば、間違いなくこの「ロングソード」だろう。 和訳すると「長い剣」を意味しているため、広義では長い剣の総称になる。 ここでは、日本において一般的に「ロングソード」と呼ばれ、本場西洋では「ナイトソード」「ホースマンズソード」と呼ばれている片手剣について説明をする。 ロングソードの定義は以下の通りである。 ・まっすぐな両刃の刀身を持ち、全体的なシルエットが「十字」になるようにガード(鍔:つば)がついている ・馬上から使...
  • クレセント・アックス
    クレセント・アックス ~Crescent Ax~ 基本スペックと定義 全長 120~150cm 重量 2.5~4.0kg 地域 西ヨーロッパ 年代 14~15世紀 クレセント・アックスとは、刃渡りが60~80cmある長く大きな斧刃を持つ戦斧である。 刃先が弓なりに湾曲していることから、「クレセント(三日月)」の名が付いた。 部位別の呼称 1 斧頭:アックスーヘッド(AxHeads) 2 斧刃:アックス・ブレード(Ax Blade) 3 柄:ポール...
  • イヤード・ダガー
    イヤード・ダガー ~Eared Dagger~ 基本スペックと定義 全長 20~30cm 重量 0.25~0.4kg 地域 ヨーロッパ 年代 14世紀 イヤード・ダガーはその名の通り、耳のような円盤装飾がポメルについているダガーである。 特徴としては、そのポメルの装飾以外で、刀身が両刃でも左右対称でもなく、鍔元で刃がやや幅広に作られている… とあるのだが、近年のレプリカや文献上に残っているものでは、何げに左右対称が多いため、今回は左右対称の刃のタイプを描いた。 また、グリップ部分がサンドイッチ構造になっているのも特徴である。 部位別の呼称 ...
  • ウォー・ピック
    ウォー・ピック ~War Pick~ 基本スペックと定義 全長 50~60cm 重量 0.8~1.2kg 地域 ヨーロッパ 年代 紀元前7~紀元16世紀 戦闘用の「つるはし」を、ウォー・ピックと言う。 騎兵が使うことを主としたため、片手で扱いやすいように柄は短く作られている。 つるはし状の槌頭の反対側にハンマーが付いており、刺突と打撃両方を可能としている点は、ウォー・ハンマーと同様である。 どちらかと言うと打撃のほうはおまけで、刺突メインになっている。 部位別の呼称 1 槌頭:ハンマー...
  • ショテル
    ショテル ~Shotel~ 基本スペックと定義 全長 75~100cm 重量 1.4~1.7kg 地域 エチオピア 年代 17~19世紀 一見巨大な鎌のような剣だが、実際は両方に刃がついている曲剣をショテルという。 このカーブは浅いものもあるが、基本的には図のように強めに湾曲している。 柄(グリップ)は非常に質素な木製で、手首をガードする鍔は存在しない。 強めに湾曲した、両刃の片手曲剣=ショテルと定義しても問題は無いだろう。 また、この剣はその独特な形状から鞘に入れることが出来ないので、運搬が不便である。 しかも刀身の強度はそこまで高くないという重大な欠点がある。 部位別の呼...
  • ランス(東欧)
    ランス(東欧)~Lance Type East~ 基本スペックと定義 全長 3.6~4.2cm 重量 3.5~4.0kg 地域 ヨーロッパ(東欧) 年代 16~20世紀 東欧におけるランスとは、パイクのような武器を指している。 柄が非常に頑丈で持ちやすく、西欧のランスよりもかなり実戦向きである。 部位別の呼称 1 穂先:スピアーヘッド(SpearHeads) 2 口金:ソケット(Socket) 3 柄:シャフト(Shaftt) 4 ...
  • ツヴァイハンダー
    ツヴァイハンダー ~Zweihander~ 基本スペックと定義 全長 200~280cm 重量 3.5~9.0kg 地域 ドイツ 年代 13~17世紀 ドイツ生まれのトゥハンド・ソードをツヴァイハンダーと呼ぶ。 大分類ではトゥハンド・ソードなのだが、その刀身の根元にリカッソと呼ばれる刃の無い部分があるのが特徴。 リカッソは鞘に入れれるサイズではないツヴァイハンダーを運搬するために、革紐を括り付けるための部分としても使われたという。 また、攻撃のバリエーションを増やすためにも使われたが、それに関しては後述で詳しく説明する。 西洋の武器の中では長さも重量も最大級の刀剣であり、破壊力も絶大だが、その大...
  • ストータ式バゼラード
    ストータ式バゼラード ~Baselard Type Storta~ 基本スペックと定義 全長 50~75cm 重量 0.60~0.75kg 地域 ヨーロッパ 年代 13~15世紀 ヨーロッパ各地で使われていた、ショートソード及び短剣。 語源はスイスのバーゼルという町に由来すると言われたり、ドイツの有名な刀剣鍛冶の町「ゾーリンゲン」で生み出されたからという説もある。 一般的には後者のゾーリンゲン説が有力のようだ。 場所によっては短剣ほどの長さであったり、ショートソードぐらいの長さがあるのだが、ここの項ではショートソードのストータ式バゼラードについて説明する。 ...
  • ミセリコルデ
    ミセリコルデ ~Misericorde~ 基本スペックと定義 全長 25~35cm 重量 0.2~0.3kg 地域 ヨーロッパ 年代 14~15世紀 「Misericorde」とは、フランス語で「慈悲」を意味している。 刺突に優れた形状の刃を持ち、騎士たちが仲間の安楽死用に持ち歩いた短剣を指す。 刀身は上記CGではひし形の断面のものを描いているが、実際は三角形や円状のものもあったという。 また、現代のヨーロッパにおいては、ミセリコルデ=リングダガーと扱っていることが多い。 海外では「リングダガー:ミセリコルデ・タイプ」と言った表記をしており、その場合は鍔の片側にリングが必ずついている。 基本的に...
  • リング・ダガー
    リング・ダガー ~Ring Dagger~ 基本スペックと定義 全長 30cm 重量 0.25kg 地域 ヨーロッパ 年代 14世紀 ダガーの広義の意味については「ダガー」を参照していただくようお願いします。 ここではダガーの種類の一つである、リング・ダガーについて解説する。 「アンテニー・ダガー」を発展させたものがリング・ダガーである。 紐を通すための穴が開いたポメルが特徴であり、特別な鎖に繋いで鎧に繋いでおくためのものである。 これは戦闘中のダメージでもダガーを失うことがないようにされた工夫であり、同時に戦闘がそれだけ激しかったことを物語っている。 アンテニー・ダガーとは違い、完全に戦闘を...
  • ギサルメ
    ギサルメ ~Guisarume~ 基本スペックと定義 全長 250~300cm 重量 2.5~3.0kg 地域 ヨーロッパ 年代 11~15世紀 ギサルメはイギリスで古くから使われた槍鉾類である。 イギリスの武器なのに、語源はどういうわけか古高ドイツ語の草を意味する「ゲダン(gatan)」と鉄を意味する「イサーム(isarn)」。 更にそれがフランス語の「ギュサーム(guisarme)」となり、13世紀中頃の英語文献に「ギシャルメ(gisharme)」として紹介される。 だが、この形状の武器は更に2世紀前の11世紀には存在したと言われている。 一般的な武器として普及しており、長い時代を経て大変よ...
  • フォセ
    フォセ ~Faussar~ 基本スペックと定義} 全長 100~120cm 重量 3.0~4.0kg前後 地域 ヨーロッパ 年代 12~14世紀 フォセは「曲がった物」を意味し、別名のファンは「鎌」と言う意味があり、それぞれが意味している通り刀身が湾曲した刀剣である。 …が。海外wikipediaには非常に歴史的ソースが少なく、定義をすることが困難な武器とされている。 説明も「剣や刀のようなものであった」とあり、wikipedia上の挿絵は上記CG一番上の片刃直剣タイプである。 参考までに「wikipedia(スペイン)のフォセの項目)」を見ていただきたい。 ややグロい描写があるので、苦手な人は...
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