Cloth Kingdom Story

2021/10/5
お題:「ハイファンタジー」
レギュ:スタン

title:『Cloth Kingdom Story』(ほうじ茶)

無剣帝ってなに?(出題:ふぐり)
→この世界を初めて統治した初代の王。
北の魔物、東の異国民、南の蛮族、西の魔女に到るまでことごとく退け、平和をもたらした。
無剣の名には「歯向かうものなし」の意がこめられている。
しかしそれから300年、無剣帝の威光はいまや翳り、不穏な空気が国内外に広まっている。
(回答:ほうじ茶)


綻び人(ほころびびと)ってなに?(出題:ほうじ茶)
→綻び人は人の身でありながら清弦を持つもの。
清弦奏でる調べは、音階によってそれによってさまざまな効果をもたらす。
しかしながら、その震えは人の形を維持するには強すぎる。いずれそれらは解けた糸屑となって朽ち果てるだろう。
(回答:横浜のエルフ)


ヴィーデってなに?(出題:横浜のエルフ)
→ヴァーデル・ヴィーデ・ヴォウ。
綻びを持ちつつも、明日を想い笑う彼女は流浪の竪琴師。
街から街へと気の向くままに向かっている。
彼女の竪琴の音は小さく、
だけどそれを追うことは容易だろう。
何故なら彼女は綻び人。
歩く足からは銀に光る細糸が、月夜に照らされ光っている。
(回答:魔女の一撃)


牡鹿の雌尻ってなに?(出題:魔女の一撃)
→東の異国スルアーンの騎馬隊が敵や仲間を煽るときに使う卑語。
彼らは馬を駆ることに誇りを持つ部族であり、機動力と制圧力に任せ蹂躙する戦法によって戦線を一度で壊滅させてしまうことから、「尻を見せる」という意味合いの言葉に格別の侮蔑の意を込めている。
(回答:緑の人)


黄昏の帳ってなに?(出題:緑の人)
→西の魔女が持つ朽ちた綻び人で編まれた寝台の帳。
魔女が寝台で見る夢は世界を犯す。それが例え覚めることのない悪夢であったとしても、その黄昏の帳が彼女の夢を覚ますことはない。
(回答:横浜のエルフ)


オーロトロットの春祭りってなに?(出題:ずむ)
→「偶然」の出来事を天啓とみなし崇める感謝祭。
喧騒と見紛うほどの賑わいを見せる、一番の行事である。
祭りの期間中は屋台や舞台上の演目や道すがらの往来に至るまで、様々な幸福な「偶然」が訪れるよう相互に取り計らわれる。その偶然に遭遇した際は「オーロトロット!」と叫ぶ風習となっている。
(回答:miniyabi)


南の蛮族が東の異国民へ持ち掛けた取引の内容ってなに?(出題:miniyabi)
→「オレの息子が世界を反時計周りに旅に出る。殺りたい奴がいたら向かわせろ。ただし、アイツが生きて北の国に入ったら、お前らの国の出来の良い弓全部寄越せ」
それは取引というより脅迫だった。
スルアーンは大慌てで迎撃準備を行ったが、蛮族王子は横断に成功。
その王子こそ後に無剣帝と剣を交わした王アジンである。
(回答:きぬ)


クシルアンサの二つ名ってなに?(出題:きぬ)
→猛り森のクシルアンサ。
北方の森に巣食う肉瑞鳥(ナーズルゴア)の長。
肉瑞鳥は北方の祭りでは必ずごちそうとして並ぶが、必ず複数の狩人が犠牲になる。
この肉が並ばない祭りは退屈とされ、万が一そうなれば狩人たちは村八である。
「兎に角クシルアンサから隠れればいい、そうすりゃ何人かは帰れる」
(回答:ずむ)


氷獄の主ってなに?(出題:あなんた)
→眠りの王女。
遠い昔に名前は失伝されており、抹消されている。
彼女の持つ氷の魔法がこれ以上世界に染みつかないよう、彼女が眠る夜に両親が永遠の眠りにつかせたのだ。
そのおかげで氷の地獄は北方の端に留るーーはずだった。
近年その氷は広がっている。
まるで彼女の夢が世界を侵食するように。
(回答:魔女の一撃)

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最終更新:2021年10月05日 00:55