各流派はいずれも入門に名誉点50と該当する技能レベル5以上、秘伝の習得には名誉点30を使用します。
【刃磨きの砥石組】(ファイター)
バハッテンに集まった冒険者のうち、敵と直接剣を交わす冒険者たちによる知識交換を目的とした集まりです。
ファイター技能を軸にした上で、各々の持つ他のスキルを流派秘伝という形で体系化し、新たな組の仲間に伝えています。
[代行者の一撃] 独自型
1Rのあいだ回避・生命抵抗・精神抵抗を-1し、アンデッドを対象に〈格闘〉以外の武器による近接攻撃が命中した際、
ダメージ決定後に更に2dを振って「バニッシュ/フィアー表」に該当する出目の効果を適用します。
この「バニッシュ/フィアー表」によるステータス変化は、使用者の「プリースト技能レベル」×1R持続します(0Rの場合、効果は発揮されません)。
[竜騎兵の心得] <マルチアクション>置き換え
《バヨネット》による近接攻撃時に限り、近接攻撃と《~バレット》による射撃攻撃を同時に行う事が出来ます。
この際、射撃攻撃の命中判定には「ファイター技能+器用度B」を使用しても構いません。ただし、近接攻撃と射撃攻撃は同じ対象しか選べません。
[鬨の声] 独自型
1Rのあいだあらゆる行為判定を-1します。
この秘伝を宣言した状態で近接攻撃を命中させた際、自身が使用している鼓咆のランクを1段階上げる事が出来ます。
この秘伝は1戦闘につき1回のみ使用可能です。
【魔拳道場】(グラップラー)
バハッテンに集まった冒険者のうち、体術を武器とする冒険者たちによる知識交換を目的とした集まりです。
グラップラー技能を軸にした上で、各々の持つ他のスキルを流派秘伝という形で体系化し、新たな組の仲間に伝えています。
[後の先] <カウンター>置き換え
<カウンター>使用時、達成値を「ミスティック技能+器用度B」で宣言します。
達成値を上回った場合、最初の威力表の出目を「12」として扱い、かつ対象は18Rの間あらゆる行為判定に-2のペナルティを負います。
失敗時は24時間の間、自身があらゆる行為判定に-1のペナルティを負います。これらのペナルティは敵味方ともに累積します。
[英雄的蹴撃] <魔力撃>置き換え
適用ダメージに「マギテック技能+知力B」分のボーナスを与え、回避・生命抵抗・精神抵抗を-2します。
この秘伝を使用していずれかの部位のHPを0にした場合、爆発を起こし半径5m/15の範囲に「威力30+魔力(マギテック)」点の炎属性魔法ダメージを与えます。
部位:足に該当する武器でのみ使用可能です。また、この爆発は範囲内のすべてのキャラクターを敵味方問わず巻き込みます。
[パチキ] <投げ攻撃>置き換え
「1H投」に属する武器でのみ使用可能です。
頭突きによる攻撃を行います。頭部のある敵キャラクターにのみ使用可能であり、部位が複数ある敵には頭部と見なされる部位にのみ有効です。
この攻撃が命中した部位は1Rの間魔法の行使判定に-4のペナルティを受けます。
この攻撃が命中した場合、適用ダメージと同じ分だけ自身のHPを減少させます。その際防護点は0として扱いますが、「レンジャー技能+器用B」分だけHPの消費を軽減します。
【ブレイド・テーブル・ナイツ(剣卓の騎士達)】(フェンサー)
バハッテンに集まった冒険者のうち、軽装備と技による戦い方を主とする冒険者たちによる知識交換を目的とした集まりです。
フェンサー技能を軸にした上で、各々の持つ他のスキルを流派秘伝という形で体系化し、新たな組の仲間に伝えています。
[アサルトメイジ] 常在型
真語魔法の行使判定を行う際、通常の行使判定の代わりにフェンサー技能による命中判定を行い、対象の回避判定と達成値の比べ合いを行います。(≒○○・バレットと同様)
ダメージの算出は通常通り。使用する魔法は「射程/接触」として扱い、この秘伝の宣言時には<ルーンマスター>を習得していても「魔法拡大/○○」は宣言出来ません。
[この剣にすべてを] 独自型
自身にかかっている練技による効果を全て解除し、「解除した練技×2」点を命中力修正と追加ダメージに適用します。
[馬律] 常在型
回避判定において、相手の命中判定の達成値を4以上上回った時に「威力0+ライダー技能+筋力」点の物理ダメージを与えます。
この秘伝は騎手として騎獣に搭乗している時のみ有効です。
【コマンドー】(シューター)
バハッテンに集まった冒険者のうち、弓や投擲など遠距離武器による戦い方を主とする冒険者たちによる知識交換を目的とした集まりです。
シューター技能を軸にした上で、各々の持つ他のスキルを流派秘伝という形で体系化し、新たな組の仲間に伝えています。
[山猫式狙撃術] 独自型
射撃による命中判定の前に「スカウト技能+敏捷B」による隠密判定を行います。目標達成値は対象の生命抵抗力か精神抵抗力の高い方となります。
成功した場合は1Rの間C値-2、失敗した場合は1Rの間C値を12としてダメージの算出を行います。
[ロングレンジショット] 独自型
自身がそのラウンド中移動をしておらず、なおかつ独立状態であれば命中力を-2し、射撃の射程を2倍にします。
野外の場合は命中力修正は-1になり、加えて「レンジャー技能」点の追加ダメージを適用します。
[錬剣術] 常在型
賦術「インスタントウェポン」使用時、「アルケミスト技能」点のダメージ修正を適用します。この修正は投擲ダメージにのみ有効です。
また、手番終了時に5点のMPを消費する事でアルケミーカードを消費せず、同じ武器を手元に複製できます。
複製した場合、この武器は次の手番終了時まで存在し、再度秘伝を宣言して武器を投擲した際には同様の処理を行う事が可能です。
【真理の語り部】(ソーサラー)
バハッテンに集まった冒険者のうち、真語魔法による戦い方を主とする冒険者たちによる知識交換を目的とした集まりです。
ソーサラー技能を軸にした上で、各々の持つ他のスキルを流派秘伝という形で体系化し、新たな組の仲間に伝えています。
[魔砲撃] <魔力撃>置き換え
真語魔法の行使判定を行う際、射程を所持している武器の射程分加算し、魔法行使に2倍のMPを消費します。
対象に「シューター技能+筋力B」点の魔法ダメージを追加で与えます。
この秘伝の宣言時には<ルーンマスター>を習得していても<魔法拡大/○○>は宣言出来ず、「形状/射撃」の魔法として扱います。
[変異詠唱] 独自型
行使判定を-1し、自身にかかっている練技による効果を任意でひとつ解除します。
これを宣言した真語魔法で威力表を振り、出目が1,1だった場合、その出目が6,6だったものとして扱って構いません。
[魔法陣作成] 常在型
任意の同ランクのカードを3枚消費し、「アルケミスト技能」Rの間、自分中心半径3mの足元に魔法陣を作成します。
この秘伝の効果は真語魔法にのみ適用されます。
B:主動作で行います。消費MP-3
A:補助動作で行います。消費MP-3
S:補助動作で行います。消費MP-3、行使判定+2
SS:補助動作で行います。消費MP-3、魔力+2、使用者のみラウンド終了時にMPを「アルケミスト技能」レベル分回復
【操霊学研究室バハッテン派】
バハッテンに集まった冒険者のうち、操霊魔法による戦い方を主とする冒険者たちによる知識交換を目的とした集まりです。
コンジャラー技能を軸にした上で、各々の持つ他のスキルを流派秘伝という形で体系化し、新たな組の仲間に伝えています。
[黒の剣] 常在型
「射程/接触」の魔法を行使する際、行使判定を「ファイター技能+器用B」で判定しても構いません。
[妖しの苦花] 常在型
<サモン・アンデッド>を行使する際、素材と同価格以上になる魔晶石を代わりに消費しても構いません。
召喚されたモンスターは種族:妖精として扱い、術者が扱える妖精魔法の中から一系統を選び、魔力を0として扱えるようになります。
[コマンドセンス] 常在型
弱点看破判定に一度でも成功した際、その戦闘において最初に使う魔法の消費MPを「セージ技能」分だけ軽減します。
この軽減処理は魔晶石使用時と同様に扱い、また魔晶石との併用も可能です。
【エイギア宣教会】
バハッテンに集まった冒険者のうち、神聖魔法による戦い方を主とする冒険者たちによる知識交換を目的とした集まりです。
プリースト技能を軸にした上で、各々の持つ他のスキルを流派秘伝という形で体系化し、新たな組の仲間に伝えています。
[荒行] 独自型
1Rの間、回避判定に自動失敗します。
この秘伝を宣言した次のラウンドは、神聖魔法の行使判定の達成値に「グラップラー技能」分を加算して算出します。
[賛美歌は高らかに] 常在型
神聖魔法を行使した際、次ラウンド以降も主動作を使い「バード技能」Rの間同じ神聖魔法をMPを消費せず行使し続ける事が出来ます。
この際、魔力は0として扱い、威力表を振る場合は都度出目を算出します。
[神学布教] 常在型
特殊神聖魔法の行使時、達成値の算出に「セージ技能」分を加算します。
この秘伝は対象と共通の言語を持ち、対象が敵である場合は弱点を看破している状態でなければ効果を発揮しません。
【アマルテイア会議】
バハッテンに集まった冒険者のうち、妖精魔法による戦い方を主とする冒険者たちによる知識交換を目的とした集まりです。
フェアリーテイマー技能を軸にした上で、各々の持つ他のスキルを流派秘伝という形で体系化し、新たな組の仲間に伝えています。
[嗤う剣閃] 常在型
達成値を2以上上回って「フェンサー技能」による回避・抵抗判定に成功した直後のラウンドに、召喚した妖精の行為判定に+1されます。
召喚した妖精が達成値を2以上上回って回避・抵抗判定に成功した直後のラウンドに、「フェンサー技能」を用いる行為判定に+1されます。
[フェイ・ダウジング] 常在型
妖精魔法<フェアリー・ウィッシュ>と同じように<サモン・フェアリー>を使用して探索判定に追加のボーナスを得る事が出来ます。
また、先制判定時に妖精を召喚している場合、帰還させる事で賦術<イニシアチブブースト>と同様の修正を得る事が出来ます。
いずれも修正値は召喚した妖精のランクと同等です。
[遥か見] 常在型
占瞳行使時に自動成功した場合、追加で「使用した占具を破壊し、<サモン・フェアリー>を自動成功として行使する。18Rの間HPとMPが回復しない」事を選んでも構いません。
この際召喚される妖精は系統を問わず占瞳行使者が召喚出来るランクまでに限られます。
【ディファレンス・エンジン】
バハッテンに集まった冒険者のうち、魔導機術による戦い方を主とする冒険者たちによる知識交換を目的とした集まりです。
マギテック技能を軸にした上で、各々の持つ他のスキルを流派秘伝という形で体系化し、新たな組の仲間に伝えています。
[ゴーレムタレット] 常在型
「クリエイト・ゴーレム」及び「インスタント・ゴーレム」使用時、強化アイテムとして「マギスフィア(小)」「カテゴリ/ガンに属する武器」を使用出来ます。
これら両方を強化アイテムとして用いたゴーレムは「~・バレット」系の魔法の行使、及び強化アイテムにした武器による射撃攻撃が可能となります。
ゴーレムが使用できる魔導機術及び魔力は、ゴーレムのレベルかゴーレム作成者の「マギテック技能」レベルのうち低い方を基準とします。
[Elemental Device Music] 独自型
MP1を消費してマギスフィアを変形させ、楽器として使用する事が可能になります。
この楽器を使用して行使する呪歌は言語や聴覚の有無に関係なく「魔導機文明以後に発生した存在」のみを対象とします。
アンデッドの場合、生前の姿で年代を判別します。
[デコレーション] 常在型
魔導騎獣に分類される騎獣に搭乗する際、魔導機文明時代の装飾を凝らす事が出来ます。
装飾を受けた魔導騎獣のいずれかの部位での攻撃は、「知能:人間並み」以下の相手に対してのみ<挑発攻撃1>の効果を持ちます。
【悪魔の騙し方 -Devil Make lie-】
バハッテンに集まった冒険者のうち、召異魔法による戦い方を主とする冒険者たちによる知識交換を目的とした集まりです。
デーモンルーラー技能を軸にした上で、各々の持つ他のスキルを流派秘伝という形で体系化し、新たな組の仲間に伝えています。
[分の悪い取引] 独自型
自身の「ファイターorグラップラーorフェンサーorシューター技能」を任意の値だけ18Rの間減少させ、減少分と同じランクの魔神をその場に召喚する事が出来ます。
行使判定は必要なく、魔神の契約書も消費しません。
技能レベルが減少した際、自動習得の特技はレベルに応じて一時的に無いものとして扱われます。また、技能レベルが減少した状態で冒険者レベルを再計算します。
この召喚は主動作で行います。秘伝を宣言したターンはその他一切の補助動作を行う事が出来ず、先に他の補助動作を行っていた場合は秘伝を宣言出来ません。
召喚された魔神は18R後に自動的に暴走状態になります。
[フェイスレスネットワーク] 常在型
既に<デモンズシード>を行使している対象に、自身の「ソーサラーorコンジャラーorマギテックorフェアリーテイマー技能」を任意の値だけ貸与する事が出来ます。
貸与した技能は対象が死亡するか<デモンズシード>が効力を失うまで技能レベルが減少します。
技能を貸与した状態で<デモンズシード>が次の段階に進行した場合、対象は貸与した技能レベルが1上がり、この効果は解除されます。
例:デーモンルーラー5,ソーサラー3のPC1が民間人Aにデモンズシードを植え付け、ソーサラーレベル2を貸与した。
デモンズシードの進行段階が2になるまで、PC1はデーモンルーラー5,ソーサラー1。民間人Aはソーサラー2として扱う。
デモンズシードの進行段階が2になり、PC1はデーモンルーラー5,ソーサラー3に戻る。民間人Aはソーサラーが1増えて3となり、この秘伝の効果は解除された。
[異端信仰] 常在型
任意の聖印ひとつを魔神の封入具として扱っても構いません。この際封入可能レベルは「プリースト技能」レベルと同等とします。
聖印の形状は変化しませんが、一度でも聖印を魔神の封入具と使用した場合は元々信仰していた神の声は聞こえなくなり、ラーリスを信仰しているものとして扱われます。
封入した魔神が主動作で行える特殊行動を覚えている場合、この秘伝使用者は魔神を開放する事なく、同じ特殊行動を使う事が出来ます。
最終更新:2024年01月07日 19:41