コメントアート制作に興味を持った方へ

-コメントアート制作ガイド-


テンプレートの投稿に慣れてきたら
今度は自分自身のコメントアートを制作してみましょう!

こちらのページにある入門動画や制作例を参考にしてみてください!


目次


まずは入門動画を見てみよう



→コメントアートの制作に必須の知識である
改行(→ヘルプ)空白文字(スペーサー)(→ヘルプ)などについて解説している動画があります。


まずはこういった解説動画を見てみてください!




コメントアートってどうやって作ってるの??


⇒作り方は一つだけと決まっているわけではありません!!
 コメントアート製作者一人ひとりが自分のやりやすい方法で作っています。

こちらではそんな様々な制作方法や実際のコメントアート制作例を
いくつか紹介いたしますので自分のやりやすそうな方法を探してみてください!




基本的な作り方の流れ



細かい方法は制作者それぞれで異なりますが、
基本的には以下の流れとなります。


テキストエディタ(または制作ツール)で編集


テスト用動画で投稿テスト


本番

まずはこの流れにそって作ってみましょう!





①テキストエディタを使ってみよう


◆メモ帳



最もシンプルなテキストエディタです。基本的な制作はメモ帳だけでも十分可能です。

⇒windowsPCにプリインストールされているソフトです。
 テキストファイルを右クリック→プログラムから開く→メモ帳を選択


◆EmEditor(フリーソフト)



フリーのテキストエディタであるEmeditorを使用すると
空白文字に色をつけて管理しやすくできるのでオススメです。

ダウンロードはこちら(Free版で十分です) → 公式サイト





②制作ツールを使ってみよう


コメントアート制作は基本的にはPCやスマホにある
テキストエディタ(メモ帳やwordなどのソフト)で作ることが出来ますが、
有志の方が提供している制作ツールを使うとより効率的に
制作することが出来ます。


◆DotCommentArtMaker




◆Comment Art Editor






※順次追加予定






③どんな文字を使っているのか見てみよう


コメントアートでは様々な文字が使われていますが、
こちらではその代表的なものを紹介します。


◆装飾文字


装飾コメントアートで使うことの多い文字群です。
☆★♥♡♠♤♣♧♦◊☽☾☃☂☀☁♪♫♬ღ
✤✥✦✧✩✪✬✭✮✯✰✱✲✳✴✵✶✷❋
✸✹✺✻✼✽✾✿❀❁❂❃❄❅❆❇❈❉❊



◆図形・ブロック文字


絵系コメントアートで使うことの多い文字群です。
█ ←基本の正方形ブロック文字(ユニコード番号(→ヘルプ)U+2588)

▁ ▂ ▄ ▃ ▅ ▆ ▇ ▉ ▉ ▊ ▋ ▌ ▌ ▍ ▎ ▏ ▔
╳ □ ● ◯ ◆ ◇ △ ▼ ▲ ▽ ◢ ◣ ◥ ◤ ◀ ◁ ▶ ▷
╱ ╲ 〵 ┌ ┐ └ ┘ │ ┼ ┬ ┴ ┤ ├ ╭ ╮ ╯ ╰



◆空白文字


コメントアートは空白文字(→ヘルプ)と呼ばれる特殊な「見えない文字」を使用します。
「 」(全角空白文字) (ユニコード番号U+2003)
「 」(3分の1幅空白文字) (ユニコード番号U+2004)

※「 」(3分の1幅空白文字)を3つ並べると
 「 」(全角空白文字)と同じ幅になります。


空白の部分はスペースではなく出来る限りこの空白文字を使用しましょう。



基本的にコメントアートは
これらの文字の組み合わせとなります。





④文字を好きな位置に置いてみよう



◆テキストエディタ+制作テンプレートの場合


上で紹介した文字と
コメントアート制作テンプレートのページにある
改行固定(高さ固定)テンプレートを用いて
文字を好きな大きさで、好きな位置に置く練習をしてみましょう。
(テンプレートを編集するにはテキストデータのダウンロードが必要です。ダウンロード方法はこちら)



例)星の文字を円形に置いてみる練習

※使用するもの
 ・文字「✩」(装飾文字)「 」(全角空白文字U+2003)「 」(3分の1幅空白文字U+2004)
 ・改行固定(高さ固定)テンプレート13行中央揃え


ステップ1:テンプレートを編集し文字を円形に配置する
 ⇒改行固定(高さ固定)テンプレート13行中央揃えを編集し
  星の文字「✩」を配置していきましょう。

 注)コメントは中央揃えですが、それは最も横幅を長くした行に関してのみで、
   他の行に関しては最も横幅を長くした行を基準とした左揃えとなります。

  そのため制作の際は最も横幅が長くなる行を最初に作り、
  そのあと最初に作った行を基準に他の行の文字位置を決めていきます。
  (今回の場合、6行目と8行目を最初に作ったあとに残りの行を配置します。)


※メモ帳

※EmEditor



ステップ2:75文字以内になるようにコメントを分割する
 ⇒コメントは1コメントにつき75文字までとなります(通常コメントの場合)。
  そのため一つのコメントの文字数が75文字を超えないようにしましょう。
  (改行も一文字となるので注意)


※文字数を確認する方法はこちら → 文字数計算ツール
 ウィンドウ内にコピペすると文字数を計算してくれるツールです。



ステップ3:練習動画でテストを繰り返して細かい位置を調整する。




◆制作ツールの場合


⇒制作ツールを活用すると文字の配置や文字数管理を容易に行うことが出来ます。

例)DotCommentArtMaker





⑤練習動画でテストしてみよう


コメントアートを作ったらちゃんと表示されるか
練習動画で試しに投稿してみましょう。

→コメントアート投稿テスト用動画はこちら。
(コメントするにはログインする必要があります。)


※自前の練習動画を非公開で投稿すれば自分だけで自由に練習できます。
 →テスト動画をこちらからダウンロード出来ます。
  そのままニコニコ動画に投稿すれば自分だけのテスト動画を作れます。





⑥本番投稿をしてみよう


テスト動画で問題ないことを確認したら
目的の動画にコメントアートを投稿しましょう!




繰り返しますが

作り方は一つだけと決まっているわけではありません!!

製作者によって作り方は様々です。


製作者によるコメントアート制作解説記事を紹介しますので
自分自身のやりやすい方法を探してみてください。








コメントアート制作のヒント



各コメントアート制作の際に必要になりそうな基本的な知識等を紹介します。
よりクオリティの高いコメントアート制作にお役立てください。


◆装飾コメントアート制作のヒント


ここでは装飾コメントを作るにあたって
使用する文字やデザイン・配置の決め方、投稿方法の実演を掲載します。


ヒント①:使用する文字・デザインを決める方法


・動画全体のイメージから決める
 ⇒かわいい動画でハートの文字「♥」、かっこいい動画で星の文字「★」など。



・楽曲のイメージから決める
 ⇒楽曲『千本桜』で桜文字「✿」、楽曲『ヴァンパイア』でコウモリの文字「🦇」など。

デザイン例)『ファインダー』タイトルCA



・装飾する対象(キャラクターなど)のイメージから決める
 ⇒キャラクター「辻野あかり」でりんご文字「🍎」など。



・自身で表現したいイメージから決める

デザイン例)タイトルCAに『バラ』をあしらう



ヒント②:文字の配置パターン


・丸枠タイプ
 ⇒動画の周囲を囲うようにして配置する方法



・ワンポイントタイプ
 ⇒動画の周縁、あるいは中央などの一部分に配置する方法



ヒント③:色の決め方


・装飾対象のイメージなどから連想

例)キャラクターのイメージカラーから



・動画との調和を優先

例)Bad Apple!!影絵でLHコメント(→ヘルプ)を使用



ヒント④:表示タイミングを工夫する


・動画の場面切り替わりに合わせる

例)プロフィール



・時間差で順番に表示する

例)タイトル

例)装飾トレース






◆絵系コメントアート制作のヒント


ここではキャラクター絵を作るにあたっての
コメントの仕様を踏まえた、実演の種類を幾つか掲載します。

ヒント①:実演-トレースでのやり方


トレースとは、元絵の上にテキストエディタや制作ツールを重ね、
上からなぞって作る作り方です。

◆トレース×メモ帳






◆トレース×DotCommentArtMaker


◆トレース×その他制作ツール







ヒント②:実演-目コピでのやり方


目コピとは、元絵に対し目視で作るやり方です。
トレースでの作り方と比較するとやや上級者向けです。

◆目コピ×動画上



◆目コピ×メモ帳



◆目コピ×DotCommentArtMaker


◆目コピ×Microsoft Excel

ヒント③:実演-スマホでのやり方





ヒント④:コメントアートのためのブログ


コメントアートのためのブログ内、
制作講座カテゴリにも様々な制作記事が投稿されています。







◆歌詞コメントアート制作のヒント



ヒント①:歓迎されやすい歌詞コメントを作るには


一概に断定は出来ませんが歓迎されやすい歌詞コメントを
作るために気をつけるべきポイントを紹介します。

・正式な歌詞表記を用いる。
 ⇒何か特別な、明確な意図を持っている場合を除き、
  歌詞の表記(漢字・かな文字・アルファベット等)は公式のものを
  そのまま用いるようにしましょう。

・動画の動きを全く無視した配置にしない
⇒動画の中の対象に歌詞がかぶってしまうと邪魔と思われてしまうかもしれません。
 極力動画とのバランスを考えて配置すると良いでしょう。

・途中で投げ出さない。
⇒最低限キリの良いところまでは作りましょう。



ヒント②:表示のタイミング


・歌い始めに合わせる方法
⇒該当の歌詞が歌われ始めたタイミングで投稿をする方法。
 タイミングの取り方は比較的楽な方法であり、最もオーソドックスな方法です。

・歌い終わりに合わせる方法
⇒該当の歌詞が歌い終わったタイミングで投稿をする方法。
 歌い終わりに合わせるという性質上、表示され始めは
 中途半端なタイミングになるという欠点があります。
 また、投稿するタイミングが難しい方法です。

・場面転換に合わせる方法
⇒投稿先動画の場面転換に合わせる方法。
 ぴったり合わせることができれば、動画とのシンクロを高めることができます。

・歌い始めから歌い終わりまで連続して表示させる方法
⇒フレーズを区切らない場合このような表示方法となります。
 タイミングの取り方によって歌詞の区切り方が決定される事もあります。
 (場面転換に合わせるところで区切る、など)



ヒント③:配置のパターン


・字幕のように配置する
 ⇒一定の位置に表示させ続ける字幕風配置。



・動画内に配置する
 ⇒動画内の場面に合わせてサイズ&位置を調整して配置。



・動画の動きに合わせる
 ⇒動画内の対象の動きなどに連動させて配置。



・装飾や絵系と合わせる
 ⇒歌詞そのものを装飾したり、絵系CAコメントアートと組み合わせる。



・LHコメントを利用した歌詞
 ⇒LH=ロストハイライト(→ヘルプ)コメントを利用して
  黒背景(黒枠)の動画で歌詞に様々な効果をつける。









わからないことがあったら


このページで解説したことはコメントアート制作のほんの一部です。
うまくいかなかったり、わからないことがあったら
こちらを参考にしてください。


①CAwikiを見てみよう


CAwikiはコメント&コメントアートに関する様々な情報が記載されています。

現在のCAwikiはこちら ⇒ commentart2 @ ウィキ
※ニコ生版CAwikiはこちら ⇒ コメントアートwiki @ニコ生版

⇒まずは基礎編でコメントの仕様、コマンドの種類について理解しよう!




②X(旧Twitter)で聞いてみよう


X(旧Twitter)ハッシュタグ #コメントアート を検索すると
(ほぼ)毎日コメントアート制作者がコメントアートについて呟いています。
わからないことがあったら「#コメントアート」を付けて質問してみましょう!




※タグを付けて質問しづらい方は・・・。

・『装飾&歌詞コメントアート制作のヒント』を作った人⇒ ozto
・『絵系コメントアート制作のヒント』を作った人⇒ ・M・

遠慮なくリプライやDMなどで質問を送ってください。


【参考】ニコニコ大百科:CA製作者の一覧












最終更新:2024年11月26日 00:51