GM:それでは、セッションを開始します。よろしくお願いします。
アフーフト(以下アフ):おぱーい!
一同:ぶふっ!
バリア:最初っからとばしてるなー。
GM:そのまま書きますよ(笑)
アフ:書かないでください、すいませんでした。
お約束ですね。書きました。
GM:それでは、気を取り直してゲヘナリプレイ「煉獄の沙汰も金次第」を開始します。
プロローグ
幾何学模様の絨毯が敷かれた簡素なモスクに、幾人かの人が集められている。
辺りは薄暗く、はっきりとは見えないが種族、年齢、性別を問わず、さまざまな者が居るようだ。
程なくして、一人ひとりの前に青色の液体の入った杯と、小刀が運ばれてくる。
その液体は「頽廃の果実酒」という光と闇の力を秘めた物であり、享受者を志す者はそれを己の血を混ぜて毒性を薄め、青と赤が混じり紫色になった液体を飲み干す。
享受者になる適正のある、一般人の中では最高クラスの実力者でさえも、「頽廃の果実酒」がもたらす強大な力に耐えられず半数以上は絶命するという。
「さあ、紫杯を手に取りたまえ。生き残り、享受者となったものを支配連は歓迎しよう」
と、享受者と思しき者が告げる。
杯を空にした直後、強大な力が体内で暴れまわる。
あたかも、天使と邪霊の戦いが行われているかのようだ。
いつ終わるとも知れない苦痛に苛まれ、何時しか君達は意識を手放した。
まだ、奴隷だったころ2人の少年少女は薄暗い部屋で奴隷頭と話していた。
彼らは、享受者になり自分たちの自由を得る代わりに多額の借金を負うという契約を交わした。
男「――じゃあ享受者になるってんだな」
アフ「そうよ、だってここにいてももう『面白い』事はなさそうだもの」
ウフ「そうだね、外の方がきっと『面白い』と思うんだ」
二人『ねー』
男「分かんねぇな。十中八九生き残れないってのに、何が楽しいんだか」
アフ「ふーん、分からないのかしら」
ウフ「うん、きっと分からないよ」
二人「「ずっとここにいるなんて、それこそ死んだようなもの」」
男「はっ、まあダメでもともとだ。せいぜい稼いでくれるよう祈っててやるぜ」
何の自由もないまま生きてきた2人は、新しい刺激や楽しみを求めて享受者を志すのだった。
GM:なるほど、確かにこのゲヘナでは享受者になる以上に刺激的なことはそうそうないですからね。
アフ:そうね。それで死んじゃってもそれはそれで(一同笑)
GM:死んだら、本当の“地獄”のほうで楽しくやれるかもしれない。
アフ:今以上に地獄な所なら、それは見てみたい(笑)
GM:では、
PC紹介をお願いします。
アフ:種族は人間、年齢は13ぐらい。生まれが奴隷なので正確な年齢は知りません。物心ついたときから奴隷なので親の顔も知りません。
男ですが、女装していて、逆に妖霊のほうは男装しています。「人化」してるので外見的にはそっくり。
データ的には暗殺術を3ランク、妖霊使役を1ランクなので、ちょみっとだけ皆を支援しつつ、高い命中と低いダメージで攻撃するよ。ダメージは聞くな(笑)
バリア:いやいや(笑)
アフ:牽制は基本ダメージが2だからなぁ。2LV暗器が欲しい。
GM:金を稼ぎましょう。世の中金ですよ。
アフ:うむ、ひとまず金が欲しい。借金も返さないと。
バリア:地獄の沙汰も金次第。
GM:上手い事シナシオタイトルにつながった所で次行きましょう。
自分には、かつて友であった天使がいた。
彼は一言でいえば「お人よし」であった。
自身にたいした力も無いのに困った人を放っておけない様な。
その性格が祟って紫杯連同士の抗争に巻き込まれて無くなってしまった。
その抗争自体はもう終わった事、どうでもいい。
だが、自分は友を失ってじっとしていられるほど“落ちついた草食獣”では無かった。
彼の様なお人よしを失わないために、賭けごとなど唾棄すべきものだと思っていた自分が一世一代の大博打を打つ事にした。
無論、恨みが無いわけではない。
その証拠に、賭けに勝った後に得た力は恨みを力に変える“黒沙術”なのだから……。
一同:落ちついた草食獣(笑)
バリア:像の草食の獣人で年齢は30歳。信条は正義(肯定)・賭博(否定)。
ヘサーム:わー、おっさんだ!
GM:先輩、貴方自分の年齢を……。
ヘサーム:ああ、何の事かきこえませんなぁ(一同爆笑)
PL,GMは皆微妙なお年頃です。
バリア:データ的には、術技は黒沙術4Rで終了。
渾身攻撃に対応する【悪意は影から掴む】、回避と装甲を下げる【闇の霧傷つけ人】、攻撃用の【黒い弾丸は胸を穿つ】。
普段は【悪意は影から掴む】を2つ成形です。
あと、一応草食獣なんでちょこっと装甲値が高いよ。
アフ:いくつ~?
バリア:5。
一同:高いなぁ(笑)
黒沙術は予め術を作っておいて、相手の行動に対応して発動させる術が多いです。
もっとも、駆け出しのバリアはその手の術を【悪意は影から掴む】しか覚えていませんが。
装甲値は後衛ですがパーティー内最高です。
俺は孤児院で育った。
孤児院は資金難でたまに借金をしていたらしい。
金貸しは多額の借金をでっちあげて孤児院を乗っ取ろうとしていたらしい。
キレて殴りかかった俺を、金貸しの護衛をしていた享受者が難なくねじ伏せた。
「お前も享受者にでもなってみたらどうだ?」
金貸し笑いながら去っていき、護衛の享受者もその場を離れようとする。
「おい、まてよ。あんたが享受者なんだろ?」
「ああ」
「教えろ、享受者のなり方を」
「いいだろう、ついて来い」
にやりと笑いう享受者。
そんなわけで、俺は自分をねじ伏せた享受者について行く事にした……。
ヘサーム:俺の名は“ヘサーム”。剣を意味する名前だ。堕天使、男、17歳!刀士になる……予定。
GM:若いねぇ(笑)
ヘサーム:データ的には4R刀術にぶちこんだ。命中を上げる【瞬閃】、回避を上げる【流水】、ダメージを上げる【銘凛】。
GM:わかりやすいですね。
ヘサーム:ところで、
ホルシードさん。俺は君の事をなんて呼んでた事にしよう?
GM:(ぼそっと)ほっちゃん。
アフ:ホアーッ!!(一同笑)
ヘサーム:ホル姉という事にしよう。
ホルシード:いいんじゃないですか。
薄い壁で隔てられた隣の部屋からは小さな子どもたちの声が筒抜けに聞こえてくる。そんな粗末な小屋の中で、銀髪の少女が帳簿を付けている。
「ふぅ、今月もお金が足りないわね。またお金を借りなくちゃいけないかしら」
モスクの中は地獄絵図…いや、死屍累々と言った方が正しいかもしれない。
先ほどまで苦悶の呻きを上げていた屈強な男たちが、今では物言わぬ屍となってあちこちに転がっている。
紫杯連の人たちは感慨も浮かべず、その死体を処理していく。
この中にヘサームもいるのか。まだ生きているだろうか。
周囲の人々の中に彼の姿を探すが、姿は見えない。
わたしは首を振って心配を頭から追い払う。
ヘサームなら大丈夫だ。強く、いつもわたしのことを守ってくれた彼なら。きっと。
それよりも、わたしが生き残ることを考えなくては。
そうしなければ、孤児院を守ることも、ヘサームに会うこともできなくなってしまう。
器の中の紫色の液体を覗き込み、一気に中身をあおった。
全身を激痛が駆け巡る中、わたしは意識を手放した。
ホルシード:種族は銀糸の民、21歳女性。
信条は銀糸の民として迫害された過去があるので身分(否定)・どんな時でも希望はわすれないよ!と希望(肯定)。
データは完全に支援型です。炎術から回復の【癒し暖める炎】、武器攻撃のダメージを上げる【貫き焦す炎】、神語術からダメージ軽減の【かの鎧は砕けず】
ヘサーム:気力がマッハっぽい(笑)
ホルシード:銀糸の民の種族特徴で魔術の達成値と精神抵抗にボーナスがあります。
GM:これで、全員の回想と紹介が終わりましたね。それでは、皆が目を覚ますシーンを始めましょう。
PLとGMは事前に打ち合わせをして有る程度PCの設定を考えていました。
中でもホルシードとヘサームは同じ孤児院で育った幼馴染という設定に。
恋愛要素を盛り込んだRPに期待したいところですが、結果は……。
ふと目を覚まし、辺りを見回すと起き上がったのは君を含めて4人だけのようだ。
享受者になった君達は、数刻前とは比べ物にならないほどの能力をその身に宿している。
岩を砕く剛力、目にも捉えられない神速の剣技、神の言葉を解する知性等々。
アフ:俺のが入って無い(笑)
GM:君だとどんなのだろう。どんな拷問にも耐え抜く精神力とか(一同笑)
ヘサーム:ひどい(笑)
GM:まあ、そんなサムシングですよ。
だが、それと同時に何者かが胸の奥で囁く。
「更なる力が欲しくないか?」
「いつでも、我に身を委ねるがよい……」
こうしてキミ達は享受者となった。
バリア:堕落ポイントの事だ!
GM:ですです。とまあ、これでプロローグを終了します。
最終更新:2013年03月17日 23:13