1.海洋都市ファーユ


GM:さて、前回キミ達がラヒムとサイードと別れた直後から始まります。
   ファーユに到着してからの流れを確認しておきましょう。
   サイードは街について奴隷を顧客に引き渡した後、すぐさまシェオールに引き返そうとした所でラヒムに呼び止められました。
   そこで少々話していると、キミ達がいきなり茶々入れてきて少々揉めた後に、顧客の情報を伝えてラヒムとサイードは2人でシェオールへと向かいました。
アフ:いきなり茶々入れた(笑)その通りなんだが。
ヘサーム:サイードは出来る男だなぁ。仕事が早い。
GM:「時は金なり」といった感じで、無駄な時間の使い方はしませんでしたね。
   というわけで、彼らは出発してキミ達がファーユに残されました。
アフ:それで、これからどうするの?いきなり殴りこみ?(笑)
ホルシード:それは危険すぎると思うわ(笑)
ヘサーム:いきなり殴りこみよりは、買い戻すようにしたいな。
バリア:そのためにはどれ程の資金が必要なのか、それが気になりますな。
アフ:顧客の情報は教えてもらったから……。あれ、名前って前回決まって無かったけど……?
GM:ふふふ、前回は決まっていなかったが、今回は決めてある!(笑)
   奴隷の買主はファーユ指折りの大富豪である“ガッハール”という男です。
   サイードはそれだけは教えてくれました。
ホルシード:逆に言うと、名前以上の情報はほとんど教えてくれなかった感じですか?
GM:うん。
ヘサーム:よーし、取りあえずガッハールの所に買い戻しに行くぞ!金は後で払う!(一同笑)
バリア:それ買い戻しじゃねーし?!(笑)
ホルシード:ヘサームちゃん落ちついて、それ多分門前払いされるわ(笑)
ヘサーム:……お、おう。
ホルシード:まあ、とりあえず行ってみるのはアリだと思うけれど。
アフ:そういえば、能力的に交渉が得意なのはだれか居たっけ?《交渉術》の判定数が多いのは?
ヘサーム:1(←知力1)
アフ:1(同上)
バリア:4。
ホルシード:5ですね。
アフ:キャラクターのイメージ通りで大体間違ってないようだ(笑)
ヘサーム:子供返せ、金は無い(←知力1)
アフ:それじゃ、皆で行ってみるの?
ホルシード:そうですね。とりあえず、彼らの待遇なども確認するために行ってみるのが良さそうです。
バリア:ファーユ指折りの大富豪というくらいなら、住んでる所も直ぐ判るでしょうしね。
アフ:そうだなぁ、じゃあ私はちょっとだけ別行動を取らせてもらおうかな。
バリア:買い物ですか?
アフ:それもあるけど、「闇の匠会」に接触して裏を取っておきたいのが第一目的よ。

「闇の匠会」は暗殺士達の互助組織です。
所謂、盗賊ギルドと暗殺者ギルドを足した様な組織で、暗器や情報の売買を行う便利な組織です。

ヘサーム:GM、それで良いかな?落ち合う場所とかも適当に決めたという事で。
GM:うい。ファーユにある界螺の本部は表向きは宿屋をやっているので、そこが集合場所には適当でしょう。
アフ:一応何か役に立つかもしれないので、ウフをキミ達の方について行かせるよ。
ホルシード:「感覚共有」とかは出来ないんですよね?
アフ:何それ?「人化」しか出来ないよ!(一同笑)
   じゃ、この街面白そうだからちょっと見物に行ってくるわ。また後でねー!
ホルシード:ア、アフちゃん?!……という感じで別れました。
バリア:一人で行ってしまうとは……。

2.ガッハールの屋敷(ヘサーム、ホルシード、バリア)

GM:では、3人組の方から。
ホルシード:とりあえずガッハールさんの屋敷に行ってみます。……行けますよね?
GM:少し調べれば屋敷の場所はすぐに判明しますよ。特別に目立つ豪邸ですしね。
バリア:ついでに、その辺の人達にガッハールの評判を聞いてみます。
GM:なるほど、そうするとだ……。
   顔を伏せながら歯切れの悪い様子で、屋敷の場所を告げた後はそそくさと去って行ってしまいました。
ヘサーム:何か隠してやがるな。
バリア:いや、隠しているというよりは関わり合いになりたくない感じでは。
ホルシード:あまり評判のよろしくない方なのでしょうか?
バリア:少々、覚悟をしておいた方がいいかもしれませんな……。
ホルシード:では、屋敷に向かうとしましょう。
ヘサーム:行くしかあるめぇ!子供たちが心配だ。……金はないがな(笑)
バリア:全員合わせて3000Diぐらいしか残ってないですしね。

などとお金の算段をしつつ、ガッハールの屋敷へ向かう3人。

GM:ガッハールの屋敷は、周りを高い塀で囲んであり、いくつかの門のみから出入りできる立派な屋敷です。
   その門はマムルークという奴隷兵士が武装して詰めています。かなり警備は厳重のようですね。
バリア:強さ評価はいくつでしょう?(笑)
GM:彼ら一人ひとりはそんなに強くないです。君たちとは比ぶべくもない。
アフ:だが100人集まれば!(笑)
GM:うむ、人数は相当多い。詳しく教えないくらい居ます(笑)
   (さらっと)あ、今回から部隊作成ルールを解禁しました。
ヘサーム:げげぇ?!

ゲヘナの高レベル向けサプリメント「獄王顕現」には、同じ敵の集団を1体の強力な敵として運用するルールがあります。
仮に強さ評価1のマムルーク100人と正面から戦った場合、かなり危険だと思います。
これを使うと、序盤に出てくる雑魚敵でも強くなったPC達の相手として使えたりするので、とても便利なルールです。

ホルシード:それにしても、ずいぶんと厳重な警備のようですね。まるで誰かが侵入する事を警戒しているかのような……。
GM:まあ、その辺に気を使う大富豪ならおかしくはないレベルですよ。
バリア:大富豪なんて誰から恨みを買っているか分かりませんからねぇ。
ヘサーム:ここに、俺達みたいな奴らもいるからな(笑)
ホルシード:どうするの、ヘサームちゃん。直接会いに行ってみる?
ヘサーム:ここまで来たら、それしか無い!
ホルシード:わーい(笑)
ヘサーム:突撃じゃー!
ホルシード:そう簡単に返してくれるとは……あ~れ~(ヘサームに引っ張られる)

というわけで、門番のマムルークに突撃する3人。

GM:「何者だ!」
ホルシード:すいませんが、ガッハールさんにお取次ぎを願えませんでしょうか。
GM:「無理だ!お前らのような怪しい者をガッハール様に会わせるるわけにはいかん」
ホルシード:おおう……まあ、そうですよねー(笑)
バリア:どなたかからの紹介状でもあればよろしいのですか?
GM:「お前らのような珍奇な者共を、ガッハール様に紹介する奴が居るとは思えんがな!」
ホルシード:サイードの名前は出さないように約束してますからね……。
アフ:界螺の享受者である事にはそれなりに影響力があるけど……。
ホルシード:うーん、正直初手で出したくないカードだと思ってます。
アフ:まー、私そこに居ないし(笑)
   そういえばコッソリ忍び込むとか、出来るのは……私か(一同笑)
ホルシード:ヘサームが空を飛べるくらいかな。
ヘサーム:めっちゃ目立つけどな(笑)
バリア:直接会うのが無理なようなら、もう少しガッハールの情報を集めて外堀を埋めるのはどうでしょう。
アフ:ガッハールに直接会わなくても、奴隷売買の話が出来る人は居るかもよ。一応、我々は商談をしに来てるはずだし。
ヘサーム:よし、誰か奴隷……て、奴隷っていっちゃまずいのかな?(笑)
GM:いやあ、こいつらマムルーク(奴隷兵士)ですし(笑)
   それに、奴隷と言ってもピンキリですよ。現代の創作物のエッチなやつとかより、サービス残業を断れないサラリーマンのような存在の方が一般的だと思われます(笑)
ヘサーム:じゃあ奴隷売買の話が出来る奴を呼んでくれないか?
GM:「ふぅむ、奴隷の雇用関係はマジド様が担当しておられるが、今は大変忙しいからな。さあ、帰った帰った!」
ホルシード:どうやら今すぐにというのは難しそうね。ここは一旦界螺の支部に顔を出して、紹介状でも貰ってから出直しましょう、ヘサームちゃん。
ヘサーム:さあて、俺は忍び込む気満々なわけだが。
GM:あ、マムルークの目を盗んで忍び込むなら《隠密》で必要達成数5ね。(しれっと)
ヘサーム:5ぉ?!どんだけ厳重な警備なんだよ!
アフ:私なら50%で成功するよ(笑)
GM:データ的な事を言うなら、50人のマムルーク集団の判定数は11。その期待値からちょっとおまけして必要達成数5って所。
   ちなみに強さ評価も11になる。
アフ:流石に、50人と真正面から戦えるほど今の私達強くないって事だね。
GM:ちょっと成長すれば戦えるようになるから、享受者は恐ろしい(笑)
ヘサーム:流石に無理だな。一旦引き下がろう……。
ホルシード:ヘサームちゃん、せめて高いモスクの上から中の様子をうかがってみたらどうかしら?
GM:取り立てて変な所は無いよ。人がいっぱいいるなー、て程度。
アフ:この段階で明らかに変な所があったらやばいだろう。全員中庭でマイムマイムを踊っているとか!(笑)
ホルシード:それは、変だけど変じゃない(笑)
バリア:それでは、界螺の支部に向かいましょう。初めての町なので、面通しをしておかねば。
GM:では、一旦区切ってアフーフトのシーンにしましょう。

3.闇の匠会(アフーフト)


アフ:とりあえず、闇の匠会は見つかる?

「闇の匠会」は暗殺士達の組織なので、一般人には分からない様に偽装していたりします。

GM:《裏知識》で達成数1あれば見つかります。
アフ:《裏知識》は持ってたかな……。
GM:ここで失敗したら迷子になります(一同笑)
アフ:見つからないだけならまだしも、迷子になったら笑うなぁ。《裏知識》は持ってるので(コロコロ)成功。
   てゆうか、6成功ってなんだこれ、裏に通じすぎじゃね(笑)
GM:一目見ただけでわかりますね。通りを一度歩いたら、場所がわかる。
バリア:初めて来た街のはずなのに!(笑)
アフ:では、全く迷わずまるで自分の庭のようにたどり着いた。ハロ~、といって入って行こう。
GM:表向きは普通の民家のように偽装してある事にしましょう。
   「な、何の用だ?!」と、中で織物に刺繍をしていた男が驚きます。
アフ:暗殺士だと分かる物を見せます。
GM:では、男は態度を一変して声を低くします。「何の用だ。見ない顔だが」
アフ:さっき初めてこの街に来たところだからね。ガッハールっていう大富豪がいるらしいんだけど、その人の事を知りたいの。
GM:「ガッハールか。この街に住む者なら、だれもが知っている名前ではあるが……」
アフ:私の知り合いが、ガッハールさんの所で働いてる奴隷を買いたいっていうんで、下調べをしてるのよ~。
GM:「ははあ、それは気の毒な事だなぁ」と、彼は言います。
アフ:何かあるの?
GM:《裏知識》で判定してもらおうか。必要達成数2で。
アフ:はーい。……失敗したら札束を取り出そう(笑)
   (コロコロ)2!危なかった(一同笑)
GM:では、彼は少し周りの気配をうかがったあとに話し始めます。
   「ガッハールがファーユで指折りの名士であるのは先ほど言ったとおりだが、この街で名士というからには当然“海の幻境域”に関係があるに決まっている」
アフ:そりゃそうよね。
GM:「奴は、ファーユ近海での交易の利権を握っている。また、各柴杯連とも繋がりがあって、発言力もかなり強い」
   界螺以外とも関係があるようです。
アフ:そこまで強い権力を持ってるってことは、裏で色々やってるのかな?
GM:「さあて、色々怪しいのは事実だな。奴は数か月に一度、急に多数の使用人を募集し始める事がある。また、身辺を多数のマムルークに守らせており、一般人と接触する機会はほとんどない」
アフ:ははあ、なるほど。そんなに沢山の使用人はガッハールさん一人には必要ないわよねぇ……。
GM:「ガッハールに用があるなら、マムルークの兵長でマジドという男がいる。こいつを通すのがいいと思うが、マジドは今、奴隷の買付で多忙の様だ。おそらくまともに取り合ってもらえないだろうな」
アフ:へぇ、奴隷の頭なのにその辺を任されてるってことは、優秀な人なのね。で、今は数か月に一度の奴隷を集めてる時期なのね?
GM:そうです。サイードに依頼したのもその関係ですね。
アフ:その奴隷……いけないいけない、使用人だったわね(一同笑)
   使用人は一般募集してるのかしら?
GM:「ああ、しているようだぞ」
ヘサーム:何と?!(笑)
アフ:へ~。……ホル姉ちゃんとかなら目につきそうだな、とか思っていよう(笑)
ホルシード:うーん(笑)
GM:奴隷の募集ですが、男女別に分けて1日1回早朝に行われています。
   市場に天幕を張っているので、志願者はそこでエントリーシートを出すようになっています(一同笑)
バリア:厳しい就活やで~(笑)
アフ:結構志願する人がいるのかしら。条件がいいとか?
GM:まあ、貧困層や失業者は沢山いますから。
ホルシード:口減らしなんかもありそうですね……。
アフ:使用人になった人達は、どうせあんまり戻ってきてないんでしょ?
GM:そもそも、査定が厳しくてあまり一般から採用された人は居ないようです。
   マジドの眼鏡にかなう人が少なくてほとんど弾かれているとの事。
   「容姿が優れていたり、一芸に秀でていたりしないと厳しいんじゃないかねぇ」
バリア:象以外は行けそうな気がする(笑)
アフ:行けるとは思うんだが(笑)大体こんなところかしら、ありがとう!
GM:「うむ、仕事をやるなら慎重にやれよ」といって送り出します。
アフ:にっこりと可憐に微笑みながら出て行こう。あ、お土産に刺繍をしていた物を買っていこうかな。
GM:では、裸婦が刺繍されたタペストリーを売ってくれます。海外の安物のお土産みたいなヤツ(笑)

4.界螺本部


GM:さて、全員が界螺の本部で落ち合った所です。ちなみに、本部は表向きは巨大な宿屋になってます。
   界螺の一員である君たちならタダで泊めてくれるでしょう。
バリア:そいつはありがたい。
ホルシード:では、宿の一室で作戦会議と行きましょう。

~脱線~
アフ:ヘサームちゃんヘサームちゃん、お・み・や・げ!(笑)
ヘサーム:うおぉ、これは?!(笑)
ホルシード:ヘサームちゃんの不潔!バシッ!
ヘサーム:ぐふぅ!……俺何も悪くねーし。
バリア:ヘサームさん、そういうのは女性の目につかないところでところでやりましょう。
アフ:ごめんなさーい、もっとコッソリ渡せばよかったね。
バリア:しかも、アフーフトさんみたいな小さな子供に頼んで買いに生かせるなんて!
ヘサーム:頼んでもいねー!……はめられた(笑)
アフ:“はめられた”?……ごくり(一同笑)
ホルシード:“ヘサーム”が“はめられた”……!
ヘサーム:もう駄目だ、こいつら!(笑)
~ここまで~

ホルシード:残念ながら、ガッハールさん本人に取り次いでもらう事は出来なかったわ。こちらの情報を伝えましょう。
アフ:そのマジドって人の話なら、こっちも聞いてきたよ。かくかくしかじか。
ヘサーム:なるほどな。
アフ:もしかしたら、私達なら使用人として会いに行くことが出来るかもね。
   ……ヘサームやバリアはどうなんだろうか(笑)
バリア:ヘサームさんの踊りは大したものだったじゃないですか。私は……どうしましょう?(笑)
ホルシード:下働きとかマムルークとしてなら大丈夫なんじゃないでしょうか。
アフ:それはそれとして、折角だから界螺本部の人にも話を聞いてみたほうがいいんじゃないかな。
   買い戻すんだったら、何かお金を稼ぐ方法も考えないとね。
ヘサーム:そうだな。本部の人に会いに行こう。
GM:それでは、折角なので公式NPCに登場してもらいましょう。
   “緑衣のガフル”という銀糸の民で神語術士の中年男性が話を聞いてくれます。
   彼は常に緑色の服を着ており、対立を嫌う中立派です。
ホルシード:わざわざすいません、ガフル様。
GM:「君達がシェオールから来た新人だね」
ホルシード:はい、先日ラヒムさんやサイードさんとこちらに来たところなんですけど……。
GM:「おお、ラヒムくんか!彼は良い享受者だね。彼の後輩なら信用できるだろう」
ホルシード:ラヒム兄さんは信頼されてるんですね。ちょっとポッとする(笑)
GM:「昔任務を依頼した事があるが、仕事ぶりも堅実だし、なにより人格者だったからね」
ヘサーム:むう?
ホルシード:それで、少し教えていただきたい事があるんですけど。
      この街のガッハールという豪商が、定期的に使用人を集めて何かしているらしいんですが、その事についての情報はありませんか?
GM:ふうむ、とガフルは少し考え込みます。
   「ガッハール氏はファーユで有数の権力者だからね、界螺としてもあまり刺激したくない。この情報の取り扱いには十分に気を付けてくれ給えよ?」
   と、始めに釘を刺します。
アフ:くっ!(笑)……そりゃそうか。
GM:「彼と何かあったら、界螺もタダじゃすまないだろうからね」
ヘサーム:おおぅ、そういうレベルなのか!
GM:まあ、君達を脅かすために盛ってるかもしれない、そうでないかもしれない(笑)
アフ:私は別行動してよかったかもしれない。むしろ刺激してみたくなる(笑)
GM:「さて、氏は今も奴隷を集めている最中だが、マムルークの長が奴隷を検品し、眼鏡に適う者を船に乗せてファファール海に送り出しているらしい」
ヘサーム:ファファール海に?!奴隷を海に連れ出して何をしてるんだ?
GM:「それを私に聞かれても、答えるすべがありませんな」
ヘサーム:そうか……。
GM:「ガッハール氏の領海に入ってしまうと、界螺といっても手が出せないからね。治外法権というやつだ」
   ガッハールは近海に自分の領海を持っています。
ホルシード:ずっと幻境域の中にいると、出てこれなくなるんでしたっけ?

実態を持った蜃気楼である幻境域ですが、ずっとその中にいると自分自身も幻になって、幻境域を出ると存在が薄れて消えてしまいます。
ファファール海は非常に安定した幻境域ですが、享受者で2カ月、常人で20日を超えると、幻になり外に出れなくなってしまいます。
逆に、ファファール海で過ごすことを決めて、広大な海を探索する船乗り達も存在します。

ヘサーム:20日か……。
GM:まあそんな事情もあって、海の中は治外法権になっているようですよ。

ガッハールの影響力の大きさや、奴隷奪還の困難さが明らかになってきたところで、ホルシードがPLレベルでの相談を切り出します。

ホルシード:ヘサームの目的はどのあたりか確認しておきたいです。具体的に何人取り戻すとか。
ヘサーム:うーん、できれば全員なんだけど……。
アフ:その全員というのはどこまで入るのかな?
ホルシード:私達が運んだ子供たち全員なのか、今度船に乗せられる人たちまで助けるのか、さらに今後ガッハールにこの様な事をさせない、までやるのか。
      3番目の選択は相当難しそうですが。
アフ:奴隷たちに何をさせてるのかはまだハッキリしてないしね。まだ悪い事してるとは決まってないよ。
ホルシード:海の開拓事業とか(笑)
GM:ファファール海の探索、開拓はずっと行われてますよ(笑)
   海から出ないことを選んだ冒険商人や享受者たちによって。
アフ:そうそう(笑)
GM:そういえば、まだサイードが売り渡した奴隷の子供たちのリストを開示してませんでした(笑)
アフ:おお、ついにキャラ付けがなされた!(笑)

  • サイードの奴隷リスト
ワーヒド:人間♂10・活発で行動的な少年
イスナーニ:人間♀11・家庭的で世話好き
サラーサ:天使♀8・大人しく儚げ
アルバァ:肉食獣♀13・反抗期な体力自慢
バームダート:・銀糸♂15・聡明な奴隷達のまとめ役・ホルシードが命名

もちろん、前編時点では具体的な人数や設定は決まっていませんでした。

ヘサーム:5人だったのか(笑)
GM:キャラバンのHPが50なので、一人10点だったのでしょう。脱水症状の5点で瀕死という。
ヘサーム:うわー(一同笑)
アフ:もうちょっと多いイメージだったな。
GM:私も10人ぐらいのイメージでしたが、パーソナリティーを決めるには多すぎるので減らしました(笑)
アフ:なるほど(笑)
GM:ちなみに彼らの名前なんですが、バームダート以外はアラビア語で1・2・3・4という意味です(一同笑)
   実際数字で呼ばれていた事にしましょうかね。
ヘサーム:おお、確かに奴隷っぽいねすごく。しかし5人か、これぐらいなら買い戻せそうな気がしてきた!
GM:ちなみに、サプリに載っている奴隷の値段は2000Diからです。
   まあ、あくまで標準的な価格なので価値のある奴隷はもっとするでしょうが。
アフ:(サプリを確認)有能な奴隷だと5,000~10,000Diするらしい。
ヘサーム:よし、この5人を最低ラインとしよう。それを踏まえて、この幹部に金の工面先も相談しないとな。
     ……名前忘れた(笑)
GM:ガフルです。緑衣のガフル。
ホルシード:その者、緑の衣をまといし……オヤジ(一同笑)
ヘサーム:気を取り直して……。ガフルさんよ、もう一つ聞きたい事があるんだが。
GM:「何かな?」
ヘサーム:金が必要でな、実入りのいい仕事でもないものかな?
GM:「ふぅむ。……君達はシェオールで享受者になってアブドゥルが世話をしてるんだったね?」
ヘサーム:そうだ。
GM:「ならば、この街で仕事を任せるには彼に話を通しておく必要があるな」
アフ:なつかしのアブドゥルさん(笑)
ホルシード:直ぐには無理ですか?
GM:「万が一でも、揉め事の種になりそうなことはしたくないからね。シェオールに手紙を送って手続きを進めておこう。
   一週間程待ってくれたまえ。その後、仕事を斡旋しよう」
ヘサーム:ううん、そんなに掛かるのか……。
アフ:そこで、ひょいっと前に出る。急いでお金が必要なんだから、ガッハールさんに雇われちゃえばいいんじゃない?
   ちらっとこの発言を聞いたガフルの様子を伺っておこう。止められたりするかな?
GM:彼はポーカーフェイスで聞き流しました。
ヘサーム:お前はいきなり何を言い出すんだ!(笑)
アフ:きゃー、こわーい(笑)
ホルシード:界螺の享受者が他人の奴隷として働くのは問題があるでしょうか。
GM:「さあて、新入りの享受者の私生活を管理するほど、私も暇ではないよ。
    ただ、くれぐれも揉め事は避けてくれよ」
ホルシード:そうですね、分かりました。公認してもらった!
GM:公認じゃなくて、黙認な(笑)
アフ:何かあったら「そんな人物は存在しておりません」と(笑)
GM:ファファール海の幻と消えたらそうなるね(笑)
ホルシード:ありがとうございました、とガフルに礼を言って退出します。

そうこうしている内に偽りの太陽、光帯も光を弱め、夜も更けていきます。
享受者達は明日の朝、市場でマムルークの長マジドに接触すると方針を固め、休息をとります。

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最終更新:2014年03月08日 23:15