公演特別ルール
- 劇は幾つかのシーンに分かれているので、基本的に「あらすじ」にそってアドリブでRPしてください。
- 登場役はシーンごとに指定してあります。
- PCとGMは、自分以外の「良いRPをした」と思った役者に「喝采チット」を配布出来ます。1シーンで一役者につき3枚まで。
- また、シーン内の指定条件をクリアすると、喝采チットを獲得出来ます。
例)やられ役を豪快に放り投げる。(機敏/難易度10、喝采+1)
- 公演終了時の喝采チットの枚数によって、部分成功・成功・大成功が変動。(成功で1点)
- その他、PLのアイデアによって喝采チットを獲得出来ます。
例)大雨のシーンで本当に雨を降らせる。(方法任意、喝采+1)
- PC①~④以外の登場人物は劇団員(データは男丁は兵士、その他は一般人相当P93)
- 舞台に登場するごとに恐怖判定を行う。恐怖値は3。
公演まで20日あり、練習に9日費やすごとに恐怖値を1軽減できる。
ハンドアウト
PC① 一匹狼の邪仙(男)
キミは俗に言う邪仙である。
だが、人間を苦しめたり、街を滅ぼしたりする事には興味が無い。
キミの目的はただ一つ、央華で最強になる事だ。
目の前に立ちはだかる者は、仙人だろうと妖怪だろうと切り伏せる。
今日も、裏山に住み着いた妖怪を退治に向かうのだった。
PC② 生真面目な仙人(女)
善行をつみ、人々に笑顔をもたらす。
キミは、それが仙人の道と信じて疑わない。
なんでも、裏山に住み着いた妖怪が悪さをしているらしい。
早速退治に向かわなければ。
PC③ PC①の友人の邪仙(男)
キミはPC①の生き様に激しく惹かれている。
もし彼を堕落させてしまうような存在が現れたら、何としても排除しなければならない。
そんなわけで、妖怪退治に同行するのだった。
PC④ PC②の師匠(男)
PC②はキミの弟子ながら、仙人の鑑の様な人物だ。
いずれは仙界にとって重要な仙人に成長するだろう。
そんな折、PC②が妖怪退治に出かけるという。
嫌な予感を覚えたキミは、それに同行するのだった。
台本
OP
シーン1
場面:妖怪のいる裏山
登場:PC①・③(後にPC②・④)
妖怪退治に向かったPC①・③。さっそく妖怪を追い詰め、止めを刺そうとする。
- 殺陣のシーン。妖怪とPC①、③が争っている。
- 妖怪を放り投げる①。
@体力/10、喝采+1。
- 命乞いをする妖怪に止めを刺そうとするが、登場した②に制止される。
- 妖怪に止めを刺すかどうかで争うPC達。議論は平行線になる。
- 業を煮やしたPC③と④がお互いに攻撃仙術を放つ。
@ホントに仙術攻撃をしたら喝采+3、適当な術で演出するなら+1)
シーン2
場面:とある国の王座の前
登場:PC①・②
先の一件以降、度々衝突するPC①と②。今日は王に化けて悪逆の限りを尽くした邪仙の討伐に向かった先で、出くわすのだった。
なりゆきで共闘することとなった2人は、王座まで辿り着く。
- 王座まで辿りついた2人だが、王(男丁)の呼びだした兵士(その他)に囲まれてしまう。
- 戦闘になる。敵は王、兵士4人。(王)―(兵士4、PC)
王は行動しない。兵士は王を庇う。
@男丁の生命値の半分以上のダメージを与えたら喝采+3
@①が兵士の攻撃から②を庇い、ダメージを受けたら喝采+3。
シーン3
場面:???
登場:③・④
①と②がちょっぴり良い雰囲気だ。①は無暗に敵を殺さなくなったし、②は邪仙宝の研究なんぞに手を出しているようだ。
お互いに危機感を持った③と④は一計を案じる事にした。
- どこかわからない薄暗い空間で③と④が密談している。
- ③は、とある霊山に倒しきれずに封印されている蚩尤の分身(小蚩尤)を、仙人と邪仙が協力して倒す事を提案する。
④はそれに同意する。
(③は途中で裏切って②と④を見捨てるつもりであり、④は蚩尤の分身を倒してくれるならよし、①と相討ちになってくれればなおよし、と考えている)
@魅力/8、喝采+1
シーン4
場面:小蚩尤が封印されている所
登場:全員
小蚩尤は霊山の山頂に、大きな岩を乗せて封じてある。④はその封印を解く。
小蚩尤の張りぼてと戦闘。(データは虎と同じ)
@②が①を庇って、生命力の半分以上のダメージを受けたら喝采+5
- 死闘の末、小蚩尤を倒すが、戦闘中に庇った傷が元で、②は命を落とす。
- ②の亡骸を抱えて①が退場したら公演終了。
最終更新:2011年06月11日 20:11