『…ふぅ
このぐらいかしら…』
紅魔館の一室で物音を立てて荷物整理をしているパチュリー
やはりあの後、絶対的権力の前で何も太刀打ち出来ず館を出る事を決意したのだ
今!パチュリーの権力獲得への旅が始まる!
~Patchouli Phantasy~
小『あっれ!パチュリー様やっぱ出てくんすかぁ?!』
と呑気いつも通りのダルイ口調で登場するのが、最近EGGでスカウトきたがまんまと詐欺に遭った小悪魔
やはり名前はまだ無い
パ『そうよ…早く貴女も荷物まとめなさい』
小『マジお疲れっす!パチュリー様!メールちゃんとくださいねぇ?』
パ『…数行戻って良く見なさい』
小『んっと…【やはり名前はまだ無い】?何か意味あんすかー?』
パ『馬鹿かお前は!!さっさと荷物まとめろ!!』
小『ヤッベ(笑)パチュリー様キレてんすか?(笑)』
パ『キレてないっすよ。…そんな事良いから早くして。』
へいへい。と言わんばかりの態度で小悪魔も身支度をしている所に、あの娘が尋ねて来た
中『…本当に行ってしまうんですか…?』
パ『あら、美鈴。そうね…私たちは居候の身だしね。』
中『…残念です…たまには顔出してくださいね…あ、これ私のメアドです』
パ『メアド…?』
小『あー中国さんパチュリー様って携帯無いんすよ(笑)』
中『(笑)』
パ『あなた…ロイヤルかますわよ?第一に携帯って何を携帯するのよ』
小『いや~電話を~携帯するから~携帯電話で~略して~携帯(笑)』
パ『へぇ!』
小『1へぇっすか!』
等と下らない会話を交わしながらパチュリーと小悪魔は身支度を済ませる
そして旅立ちの時
パ『じゃ、みんなまたね』
小『さよならとか~マジ言わないし』
レ『咲夜ーハンコどこ?やっとロデオ2届いたの!!』
咲『はいはいレミリア様ハンコお持ちしましたよ』
中『ロデオ1より多少小さくなりましたね!けど中身はパワーアップしてるとか凄いですね!』
全くシカトする連中らにパチュリーもロイヤルフレア発動しそうだったが冷静に
パ『モウコネーヨ!!!バーカ!!』
脇目もくれずダッシュで紅魔館を後にするパチュリーと小悪魔
するとパチュリーが口を開いた
パ『そういえば住家が無いわ…』
小『(・A・)』
パ『まぁサバイバル知識の本もある事だし、暫くは野宿になりそうね』
小『…そう思ったんで~良い場所借りときました~』
意外にしっかり者の小悪魔
退館発令出されてからすぐに部屋を取っていたのだ
パ『貴女…凄いわ…初めて尊敬したわ!!』
小『今更(笑)ってかそろそろなんすけどね』
紅魔館を後にして1時間はたったであろうか…
新しい二人の住家が姿を表す
小『あーココ!ココ!マジ凄くないっすか!?』
パ『休処【永遠亭】…?休憩3000円…宿泊12000円…ちょ、ちょっと貴女ココ…///!!』
小『はぁ?何でラブホ何か見てんすか?もしソコでもパチュリー様と何か嫌ですよ(笑)』
パ『あ、違うのね。何か凄い侮辱された気分だけど気にしないわ』
小『ココ敷金とかぁ礼金?とかぁ無料なんすよねぇ』
パ『ふーん。』
小『なんすかソノ投げやり返事(笑)部屋は二階の一番奥っすよ~先鍵渡すんで~部屋行っててくだしあーちとココの頭にー挨拶してきますー』
と
そそくさとパチュリーに鍵を渡し小悪魔は大家の元に向かう
パチュリーはとにかく疲れたんでサッサと部屋に入り荷物を起き大の字に寝転がる
パ『…後で中国殴ってやる…本の角で…ああ、けど本が可哀相だわ…いっそ館にロイヤルかまして魔理沙のテロと言って破壊するか…』
等とブツブツ呟いていると
小『パッチュリィ様!何寝転がってんすか!仕事探さないと家賃払えないからマジ』
パ『は?無料じゃないの?』
小『いくらレオパレス21でも~家賃払うのは基本(笑)変に一般常識無いっすね~マジでガン引きなんすけど…取り敢えず私はちょっと、そこらに仕事探しにいきますねぇ』
と
言って小悪魔は部屋を出て行った
パ『ふん…何よ…あんたなんかより知識は上なのよ!あんたみたいに変なアクセントで頭悪そうな奴が何偉そうに…』
-一般常識が無い-
この一言がパチュリーの頭のネジを簡単に緩める事が出来るのだ
そう
苛々してる中ドアをノックする輩がいる
-コンコンコンー
パ『…誰!?』
最終更新:2009年12月18日 00:05