サイケ【'70年代のトレンド】
MULTI MAXのテーマになったサイケ。正式名称はサイケデリック。辞書で調べると"LSDなどの幻覚剤を服用して生ずる幻覚状態、およびその表現"と過激なことが書かれてあります。でも、チャゲはあくまでも'70年代の象徴としてサイケをテーマに挙げただけ。ヤクとは無関係の、健全な心と体で新しい音楽を作り上げたのです。
サイン【有名人がファンの人へ贈る、ありがたい略式署名】
例え聖子のサインでも、これは明菜のサインだよと言われれば、そうに違いないと喜んでしまうだろう。有名人のサインは、何と書いてあるかわからないほど簡略化されている。
しかし、チャゲと飛鳥のサインは、そんな中でも比較的わかりやすいのが特徴。ただ、チャゲは"CHAGE"を、飛鳥は"飛鳥"を略して書くゆえに、アルファベットと漢字が一枚の色紙の中に並び、実にアンバランスではある。でもちっとも気にしないのがいいっちゃいい。
ちなみに飛鳥はマイナーチェンジがあったものの、ずっと同じサインで通しているが、チャゲは4回もサインを変えている。そのサイン遍歴を特別にお見せしよう。
- デビュー前の、つま恋第16回に出場時のサイン。あまりに簡単すぎると不評。
- つま恋第17回に出場時のサイン。「チ」が丸味を帯び、少しはサインらしくなるが、カタカナとアルファベットの2つで名前を主張し、しつこい。時間もかかると、数週間で廃案。
- デビュー直後のサイン。ヤマハの上司が考案したが、まるでCutさんになってしまい、チャゲ気に入らず、即却下。
- その後、本人が考え、現在に至っているサイン。やっぱりよくわからないが、なんとなく飛鳥じゃないな、ってことで無理矢理CHAGEと読ませている。
さきかわりんこ【咲川倫子・C&Aのヘア&メーク担当】
TV出演、写真撮影、コンサートと、顔もウリのひとつとなる仕事のときは、必ず引っ張り出される存在。長年ロンドンでメークの勉強をしていただけあって、彼女の手にかかればだれもが美男美女に変身する。
ただ今恋人募集中。デートのときは、朝ごはん用の卵とベーコンとほうれん草の用意までしておくのだが、今だかつて部屋に入ってくれた男はいない。アルバム『HEAVEN』の『KIGEN GA WARUINO』は自分自身の曲だと信じている。
チャゲと顔が似ていることから、二人は兄妹という噂も。
さたみほ【佐多美保・キャニオンレコード所属C&Aディレクター】
C&Aがキャニオンに移籍して、即担当ディレクターに抜擢された才媛。山里剛氏とともに音作りを、西本氏とともにレコードジャケットをと、レコード制作に関するあらゆることを担当する。
田園調布在住のお嬢さまであるが、バイクが趣味という意外性の人としても有名。都内のほとんどの道は熟知しており、"人間抜け道マップ"の異名を誇る。
案外おっちょこちょいで、スタッフの自宅へ電話したつもりが、見ず知らずの家へかけてしまい、その留守番電話に「C&Aの件ですけど――」と、まだオフレコの話しをペラペラと吹き込み、後で気付いて「さっきの件はひとつ御内密に」と、再び吹き込んだという、笑えないエピソードも持っている。
サッカー【チャゲが中学時代に燃えていたスポーツ】
きっかけはアニメ『赤き血のイレブン』と、メキシコオリンピックで日本が銅メダルを受賞したことだった。
中学2年の柴田少年は、不良グループ11人を集め、それまでなかったサッカー部をいきなり作ってしまったのだった。体育系は丸坊主という学校の規定を無視し、自分がルールとばかりに、長髪でできるスポーツ部として創設。ユニフォームを揃え、スパイクも買い、完全に"形"を重視。女のコの注目を集めるのに、そりゃもう努力したもんだった。
いちばん疲れるセンターハーフで活躍したが、サッカー・ブームが去った一年後、受験を言い訳にして引退。次なるブームのテニスかバレーかと迷ったが、結局フォークブームの波に押されてギターを買ったのだった。
さわちかたいすけ【澤近泰輔・ブラックアイズのキーボード師】
その昔、肩にかかる長髪が麗しく、女の子と見間違うほどの美貌を誇っていた。現在もスベスベした白い肌は女性の羨望の的。それもソワベル化粧品を愛用しているがゆえであろうか。
なにを隠そう、彼は大阪のソワベル化粧品会社の御曹司であらせられるのである。いわゆる"おぼっちゃまくん"で、ベースの恵美ちゃんとおぼっちゃま度では負けはしない。
釣りが趣味という男性的な面も持ち合わせ、特に長い竿を使っての一本釣りが得意。別名"竿師"。
もちろんキーボードの腕前も抜群。C&A以外にもたくさんのアーティストを担当し、日夜大忙し。ブラックアイズ1のベースケ男。
酒【チャゲが死ぬほど好きなもの】
つまりチャゲは酒全般が好きなのであって、酒屋一軒、丸ごと買い占めるのが夢なのさ。
最終更新:2025年06月23日 21:52