せ【背】
中学時代の宮崎少年は背が148cmしかなくて、とても悲しい思いをしていました。そんなとき目にしたのが、マンガ雑誌のうしろページに出ていた"あなたもすぐに始めよう!川端式背伸び体操"の広告。高校入学と同時にさっそくテキストを申し込み、日々背伸び体操に明け暮れたのです。おかげで2年間で14cmも伸び、コンプレックスも解消。立派な大人の背丈に成長できました。
一方柴田少年は「健康ならなんでもよか」となすがままの人生。現在、背伸びしても海峡は見えないけれど、バランスのよい体型を誇りに思いながら、やはり立派な大人になれました。
せいけつ【清潔・清いこと】
ナベさんは異常なほどの清潔好き。三度の食事の前後はもちろんのこと、一日の生活のポイントとなる場面で、必ず時間をかけて手をゴシゴシ洗う。さらにおしぼりなどが出てくると、爪の先から腕にかけて拭きまくり、しかも腕時計の裏までふきふき。おまけに内臓まで清潔感を心がけており、煙草は肺が汚れるから吸わず、脂肪分は血液が汚れるから口にしない。
同じく清潔好きの飛鳥を「勝負したら負ける」とまでいわせてしまった。さすがである。
せおいちぞう【瀬尾一三・大有名アレンジャー】
デビュー曲「ひとり咲き」以来、長きに渡ってC&Aのアレンジを手がけてくださっているアレンジャー。常に堂々としており、黙っているとおっかない感じだが、おしゃべりすると「ちょ(そ)うですねー」「やだーチャゲちゃん」とかって急にかわいくなってしまう。
レコーディング中、C&Aに適確なアドバイスをくれるのはありがたいが、「あ~え~う~ぐ~」と言葉になる前がひじょうに長く、その間に眠ってしまった奴もいるほど。
ぜっく【絶句・ハッとして言葉を呑む瞬間】
言葉によってインパクトを与え続けているC&A。私たちは何度、彼らに絶句させられたことでしょうか。ところが、彼らもたまに絶句することがある。
「ときどきファンの方の中に、絶句するほどのインパクトを与えてくださる方がいます。いや、どういう方とはいいませんが、しばしバンド内でも話題になりますね」(C&A)
絶句したくてC&Aに会いにいって、逆に絶句させてしまう。金とってもいいぞ。
せっこう【飲み屋へ行くときの先行隊のこと】
ツアー中、飲み屋へ行くとき、その店にかわいいギャルがいるか、また楽しそうかどうかを先に行ってチェックする人を、C&A内では"せっこう"と言っている。歴代のバンドの中にもその道のプロがいて百発百中で力を存分に発揮してくれたもんだった。
ところが現在のB・Eの恵美氏がせっこうになってからはもろくずれ。「ギャルがいるぞ」という言葉につられて行ってみれば、40すぎのオバさんがドレス着て待ってたなんてのはザラ。以来、恵美氏はせっこうを下ろされた。
せっせっせっせ【意味不明】
一昨年のツアー中、ステージでチャゲがやり出したギャグ。なんかのCMをパロッたらしいが、飛鳥を含めて誰もわからず、まったくうけなかった。なのにツアー全行程でしつこくやり切った。えらい。
ぜったい【絶対・C&Aの口グセ】
自信がないときほど二人が強調する言葉。これでスタッフは何度だまされたことか。しかし今だにパワーのある言葉なので、まだまだスタッフをだませると二人は思っている。
ゼロ【0】
一時、チャゲがとても悩んでいた数字。どんな数でも0をかけると、すべてが0になってしまう。それでも、例えば6×0が0になるのはわかる。なのに何故0×6=0なのか。そんなに0は偉いのか。
今だにこの"0の強さ"に彼は納得いかない。
ぜんいんしゅうごう【ドリフの8時だよ!全員集合】
土曜の夜8時は、誰もかれもが見ていた超人気番組。少年時代のチャゲと飛鳥も、カトちゃんが最後にいう「宿題やれよ! 歯磨けよ!」の呼びかけにうなづく、素直な普通の男のコであった、
そして時は流れ、デビューした二人の前に現れた舞台監督の大久保氏。彼こそ全員集合を陰で支えていた、番組の舞台監督であったのだった! あのカトちゃんと一緒に仕事をしていた人ならば信用できるとばかりに、すぐ打ち解けることができたのは言うまでもない。
せんぞ【先祖】
意外にも先祖を大切にしているのがチャゲ。実家へ帰れば仏壇に手を合わせ、時間があれば墓まいりと、何かと先祖をうやまっている。最近、柴田家代々の系図を手に入れ、自分の先祖は京都の公卿であったことを知り大感動。眉毛がないのも、京都が好きなことも、けまり(サッカー)が好きなことも、すべて因果ゆえと実感。公卿をやらせたら日本一の故成田三樹夫かチャゲか、でおじゃりまする~。
センター柴田【元巨人軍、背番号12の柴田勲】
現在プロ野球解説者である柴田勲氏。20年ほど前は巨人軍のセンターとして黄金時代を築いていた。当時この柴田選手の活躍により、日本全国の柴田少年たちは相当いい気になって、野球をやる際は必ずセンターを死守し、仲間にひんしゅくをかっていたという。しかし中には今だに"センター柴田"の夢を忘れられず、気軽な草野球でさえも「おれがセンターだっ!」とわがままいう柴田が存在することを、飛鳥はよーく知っている。
最終更新:2025年06月23日 21:53