そうさん【宗さん・香港での旅行代理店の人】

『夜のヒットスタジオ』と写真撮影のため香港を訪れたC&A。このときの現地旅行代理店の担当者が宗さん。またの名をゼンジー北京と呼ぶ。
機関銃のように大声で日本語をまくしたて、「もう一回言うあるよ」と同じことを3回くらいくり返す。けっこうギャグ好きで、チャゲが宗さんをビデオに録っていると「金くれあるね」と脅し「私、冗談わかるあるよ」とつけ足したり。マカオに移動するときなど、何度も何度もパスポートを確認させ「パスポートないとマカオ行けない。みんな今日寝るとこない。私の家広いあるけど、ベッド小さいあるよ」とエスプリの効いたギャグを飛ばす。
C&Aがなにものであるかをずっと知らず、香港のファンに囲まれているC&Aを見て「あの人たち、なにやってるあるか?」と聞いてきたときゃ驚いたけど。
彼のおかげでみんなすっかり「~あるよ」言葉が移ってしまい、ロンドンに戻っても「レコーディングするあるよ」とかって言いまくっていたあるよ。

そうじゃないんだ幸子さん【飛鳥が大昔やっていたギャグ】

ハンカチなしでは見れなかった、山口百恵&三浦友和のコンビによるドラマ"赤いシリーズ"。中でも大ヒットしたのが、愛し合うのに二人はホントは兄妹だったという『赤い疑惑』です。百恵演じる幸子、友和演じる満夫の、見事な純愛ドラマでございました。
このドラマの中で、満夫が幸子に「そうじゃないんだ幸子さん」と言うシーンがありまして、当時さっそくマネしてみたのが飛鳥。まだデビュー前のステージでもやってみたら思いの他うけて上機嫌。以来10年間に渡って、幸子さんって人に会えば披露してきましたが、最近、WINKの早智子にやったら世代の違いで全然うけず、もうこのモノマネは卒業する、と秘かに誓いました。

そがわともじ【十川知司・ブラックアイズのキーボーディスト】

音楽センスは抜群。C&Aの数々の楽曲をアレンジしており、その音の作り方はチャゲも飛鳥も大いに認めている。
しかしアレンジは早いが言葉が遅い。言葉を発するときにアゴの下にひとさし指を当て、目を右斜め上に上げ、白眼をむき出しながら「えっとぉー、あのですねぇー、早い話しがぁー」と言うが、ちっとも早い話しじゃなくなってしまう。
「普通、コンピューターをあやつる奴って、機敏なんだけどなぁー」(C&A談)
白眼をむき出すほど、週刊『スピリッツ』のマンガ"すがおくん"に似ていると評判。

ソケット【イギリスのソケットはでかくてイヤだ】

プラス極とマイナス極に、アースがついてるイギリスのソケット。感電の心配はないけれど、でかいし重いしかさばるし。小さくてコンパクトな日本のもののほうが、絶対オシャレだとチャゲがブツブツ言っている。

そこく【祖国】

ロンドンから香港へ渡る飛行機の中ではスチュワーデスに韓国語で話しかけられ、香港のペニンシュラホテルの前では香港人に友人と間違われ、広東語で挨拶されたり。
チャゲは今、自分の本当の祖国を調査中である。

そしゅうやきょく【蘇州夜曲】

飛鳥が子どもの頃から愛していた歌。常々、レコードに収録することを願っていたが、2年前のソロアルバム『SCENE』で実現。今でも気がつくと口づさんでいる、飛鳥にとって永遠のフェバリットソングである。

SONYショップ【ロンドンにもある電気店】

ビデオデッキが壊れた。飛鳥はロンドンのSONYショップへ出向き修理を頼んだ。2週間でできると言われ、安心して依託した。ところが2週間たっても、3週間たっても電話がこない。一ヶ月後、飛鳥は再びSONYショップへ行ってみた。そしたら店員の「なんだっけ?」。よく見ると自分のビデオは棚の上に置きっ放し状態。飛鳥は怒った、店の中で大声で怒った。
それから2週間後、やっと修理されたビデオが届いた。SONYショップに限らず、ロンドンではこんなこと、しょっちゅうである。

ソーメン【真夏に食べる究極の麺類】

チャゲがソーメンとつゆと乾燥ネギを持ってロンドンにやってきた。それを知った日本人スタッフは、食べる日を決め、ロンドン最大の一大イベントとして心待ちにしていた。
ついにその日がやってきた。ソーメンは水を大量に必要とする。でもロンドンの水は石炭入りで飲めない。ソーメンのためにミネラル水ビッグボトルを5本も買って、汗だくで運びこむ。さぁ、これで準備万端。と思いきや、ザルがない!チャッチャッと水切りに必要なザルはどこにも売ってない!
チャゲはザルなしで調理した。貴重なソーメン半分ほどが排水口に消えたけど、一人分の量は三口ほどだったけど、すっごくおいしかった。チャゲもスタッフも、ロンドンでのソーメンを一生忘れない。

ソーリーソーリー・ヒゲソーリー【英語のゴメンネをギャグった言葉】

「Sorry」と言ったあとで、あっ今英語使ってちょっとテレくさいなと思ったら「ヒゲソーリー」のオチをつけると自分なりに気持ちがほぐれる。
もう大昔のギャグだが、昨年のツアーでいきなり大流行してしまった。
ちなみにロンドンにいる間もチャゲが連発していたが、「ヒゲソーリー」のあとに「カイフソーリー」をつけて、今年風にアレンジしていた。

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最終更新:2025年06月23日 21:53