ドイツ【オニオンスープのうまい国】
長年の夢であった東西統合を果たし、新たなる国として生まれ変わったドイツ。その日チャゲは涙を浮かべ、歴史的統合の瞬間をTVで見ていた。
よし、少しはドイツのことを勉強してみようってことで、ドイツの本なんかを手にしてもみたりした。そして知った驚くべき事実!「バームクーヘンって、ドイツ語で木の切り株って意味なんだぜ。つまりバームクーヘンの表面の線は、年輪ってわけさ」
スタッフの前で知識をひけらかすチャゲ。でもそんなのみんな知ってた。
ときわ【常磐・C&Aファンクラブ所属部署】
ヤマハ別館1階にある常磐。C&Aをはじめとするアーティスト達のファンクラブ業務の他、コンサートの物販、チケット発行、ミュージックシティー発行などなど、アーティストに関するあらゆる業務が行なわれている部署。スタッフは日々業務に追われ、チャゲと飛鳥が世間話しでもしようと立ち寄っても、相手にしてもらえないことが多い。
コーヒー豆の差し入れを特に喜ぶ。
どげんしたとや【一人が今でもつい言ってしまう言葉】
標準語では「どうしたの?」。英語にすると「What happen?」。
ささいなことでも何かがあると、九州の男はまずまっ先に「どげんしたとや?」と言う。例えば街中で交通事故があったりすると、あっちこっちから"どげんしたとや男"が出てきて、四方八方「どげんしたとや」だらけになる。
チャゲや飛鳥も、ときどき仕事中に"どげんしたとや男"になることがある。
とっとっとー【九州弁の不思議】
例えば映画館。チャゲは席を確保し、友人がポップコーンを買ってくるのを待っている。そんなこととは知らない他人が、その席に座ろうとする。そこでチャゲの一言。
「この席、とっとっとー」
「とっています」も九州弁だと「とっとっとー」になるこの不思議。でも標準語でも同じようなものはある、「すーすーすー」(スースー吸う)。
飛び魚ターン【出ました飛鳥のTVっ子時代】
その昔、少女フレンドで連載中だったスポーツ根性マンガ『金メダルへのターン』がドラマ化され、宮崎少年は胸をワクワクさせて毎週テレビの前にかじりついていた。
いたいけな水泳少女達が金メダルを目指し、日夜特訓に励むという内容で、主人公の鮎子に梅田智子、コーチ役は前田吟であった。この鮎子がライバルの勝子に勝つためにあみ出したのが"飛び魚ターン"。50メートルの折り返しで、プールのへりを思い切り蹴り、いったん空中に飛び出してから再び水へ戻るという、鈴木大地だってできやしないターンである。
なのに宮崎少年は自分でもできると信じ、プールに行ってはせっせと飛び魚ターンを練習。プールのへりを蹴るときに足がツルッと滑り、そのたびに水をガボッと飲んでも懲りることなく続けていた。
しかし、今度はライバル勝子がさらにスピード感のある"ジェットターン"を生み出し、飛び魚ターンが敗れる日がきてしまう。宮崎少年はその日からジェットターンの練習に励み出す。ところが今度は鮎子の先輩が、体を回転させる"スクリューターン"を生み出し勝子を敗る。宮崎少年はその日からスクリューターンの練習を…。
結局、なにひとつマスターできないまま、ドラマは最終回となった。(あたりまえや)
となりの部屋【は、なにする人ぞ】
地方のホテルに宿泊する場合、チャゲの隣りはだいたい飛鳥。
壁1枚を隔て、飛鳥の部屋から夜な夜な聞こえてくる激しい息使い。「ハッハッハッ」。
飛鳥は毎晩腹筋をしているのだった。
となりの真理ちゃん【白雪姫も、今じゃ一児の母でっせ】
その昔、TBSのドラマ『時間ですよ』に登場した隣りの真理ちゃん。白いギターを弾きながら『恋は水色』を歌う真理ちゃんは本当にかわいらしく、全国の少年少女をとりこにしたもんです。
柴田少年もその中のひとりで、大人になった今でも忘れられず、自分のラジオ番組に"天地真理のコーナー"を強引に設けてしまったほど。
そんな気持ちがついに真理ちゃんに通じたのか、チャゲの番組に真理ちゃんが参加してくれたのだった。狂気乱舞の鼻血ブーで、前の晩は興奮のあまり眠れなかったチャゲであったが…。「まるっきり変わってた。全然違ってた。別人だった。」
会う前の乱れようはどこへやら。でも当日、しっかりと電話番号を聞いていたことを飛鳥は知ってる。
飛んで火にいる【飛鳥が感動した言葉】
デビュー1年目に、C&Aはなんと写真集『闘魂』を発行していた。笑顔アップの二人、上半身裸の二人と、アイドルののりは否めないが、けっこうハードなビジュアルに当時は話題になったもんだった。
この写真集を編集したのが、今や大御所ライターの吉見祐子女史。当初、タイトルは彼女のアイディアで『飛んで火にいる』が予定されていた。『~夏の虫』まで入れるとなんてことないが、『火にいる』で抑えると、新しい響きになると飛鳥は大感動。吉見女史のセンスに敬服したものだった。が、ナベさんの「なんかバカにしているみたい」の一言でボツり、『闘魂』になったといういきさつがある。
その後、飛鳥は長山洋子に提供した楽曲「ゴールドウインド」で、この言葉を引用し♪飛んで火にいる夏がきた~という一節を作り上げた。
最終更新:2025年06月23日 22:00