この物語はフィクションです
745 名前:オグリッシュ[] 投稿日:2006/11/15(水) 00:26:23 ID:UnNlYPpH0
猫宙吊り技能を覚えてからは、ボクシングのトレーニングに余念がなかった。
猫の腹は柔らかく、拳を痛める心配はない。
猿ぐつわ状態の猫は、自然に息も荒くなる。
(餌もやってないし、水分くらい取らせるか・・・)
当時、ウィスキーにこっていた俺の眼にウィスキーのビンが入ってきた。
(飲ませてやるか。確かスポイトがあったな)
以前獣医のところからなぜか持ち帰ってきたもの。自分でもなぜ持って帰ってきたのかわからなかったが、今その理由がわかった。
746 名前:オグリッシュ[] 投稿日:2006/11/15(水) 00:34:19 ID:UnNlYPpH0
スポイトにウイスキーをいれ、猿ぐつわの隙間から、猫の喉の奥に流し込む。
その瞬間、猫の目がカッと見開かれる!
喉が焼けるようなのだろう。それはそうだ、ストレートは人間でもキツイと感じるものだ。
猿ぐつわのまま、もんどりうつ猫。ここで猿ぐつわを取ってみる。
息を荒くしたままぐったりしている。
ここでさらに猫の身体を回転させる。フローリングの床の上を思い切り旋回させる。
何回も何回も何回も・・・
猫は目を回し、目と頭をぐるんぐるんさせる・・・
その様子も笑えるw
次の日の朝、猫は玄関にゲロを吐いていた。
罰として出勤時、靴を履き思い切り頭を踏みつけ、ブレイクダンスを堪能した後出勤した。
最終更新:2010年01月28日 16:13