大仙狐 葛の葉-再びこの手に幸せを-
大仙狐 葛の葉 | 大仙狐 葛の葉+ | 大仙狐 葛の葉++ | [産星]大仙狐 葛の葉 |
能力値 | 能力値 | 能力値 | 能力値 |
妖魔の中でも特に力の強い者は各領域の王に従わず、独自の支配領域を形成しており、三狐の領域においてもそれは例外ではない。葛の葉もその一人となり、仙狐王には従わず、己の欲するままに生きる仙狐である。安倍晴明の実母でもあり、晴明の力の根源に葛の葉の血の影響がある点は疑いようが無い「晴明が生きてるだって!?いや、生き返った?そんな事はどうでもいいんだよ、あの子が現世に居る、その点が重要さね」
最盛期のひまりには及ばないにしろ高い能力と知能を持つ葛の葉は、(プレイヤー)陣営から再三に渡る協力要請を受けていた。だが、興味が無いとの理由でそれら要請を全て跳ね除けていた所、仕方なく寄こしていた使いの琥珀から晴明の話を聞き付け、その重い腰を上げる事にする「人間ってのはまばたきしてる間に逝っちまうもんだからね……」
かつて晴明が存命であった頃、存分に我が子を可愛がる事が出来なかった葛の葉。人間との子を成す事自体が当時では異例とされ、さしもの葛の葉も体面の問題から、かつて愛した男と愛娘を遠ざけるしか無かったのだ。あれは単なる気の迷いであったと「アタシは取り戻すよ、妙な意地を張ってこの指の間から零れ落ちちまった、大事な大事な物をね」
かくして(プレイヤー)陣営の要請を受け、その力を王の為に振るうと決めた葛の葉。晴明と共に過ごすのが目的であり、あわよくば晴明を自分の領域に連れ込む目論見でもあったが、晴明の希望によりそれも実現はしなかった。今では自他ともに認める親バカ具合を発揮し、お供の狐や晴明本人にも呆れられていると言う「ほーら晴明、おんぶしてやるよ、それとも肩車かい?なに、恥ずかしいだって?そんなのアタシの知ったこっちゃないよ、さあ、どっちがいいか選びな」
マイページ(未進化) |
そう、晴明の子孫の術でねえ……人間もやる時はやるじゃないのさ アタシが骨の髄まで愛した男は後にも先にもあの人だけさ、晴明を見てると思いだすね 晴明はみかんが好物なんだって?ふふ、そう……いやね、心当たりがあるのさ 晴明がここに居たいってんなら、無理に引っ張ってくつもりは無いさ、安心おし |
マイページ(中途進化) |
晴明の寝顔を眺めてられるなんて想像も出来なかったよ、長生きしてみるもんさね 晴明はあの人似でね、思い出すのが嬉しくもあり辛くもある訳さ 別にアタシゃ一人でいいって言ってるのに、お供したいって輩が煩くてね 晴明に初めてみかんを食わせてやったのは私さ、数少ない思い出の一つだよ 晴明もアタシの血を継いでる以上、耳だの尻尾だのがあってもおかしくは無いはずだよ ふふ、この前なんて晴明を抱きしめてやったのさ、正面から、おもむろにね 晴明にとってここが大切な場所なら全力で守って見せるさね、願ったり叶ったりだろう? あんたもさっさと子供作っちまいなよ、この幸せを分かち合おうじゃないのさ |
マイページ(最終進化) |
晴明は私に似て大した美人だからね、悪い虫が寄らないように見張ってるんだよ 晴明はちょっと抜けてる所があるだって?分かって無いね、それがあの子の持ち味さ 晴明が可愛くて可愛くて仕方ないね……昔のアタシはほんとに馬鹿だったよ 晴明を抱いて寝てると若返る様な気にすらなるね あんたもさっさと子供作っちまいなよ、この幸せを分かち合おうじゃないのさ 晴明にとってここが大切な場所なら全力で守って見せるさね、願ったり叶ったりだろう? あんたが潰れようと知ったこっちゃなかったけど、流石にもう他人の顔は出来ないよ 陰陽術ってのは良く分からんが、狐妖の力と似通ってる部分は多いみたいだね 晴明もアタシの血を継いでる以上、耳だの尻尾だのがあってもおかしくは無いはずだよ ふふ、この前なんて晴明を抱きしめてやったのさ、正面から、おもむろにね |
バトル開始 |
目障りだね……アタシと晴明の時間を奪うつもりなら、容赦しないよ! 晴明はそこで待っておいで、あの連中はアタシがやっつけてやるからね |
進軍時 |
粋がるんじゃないよ、小物風情が 次さ次、さっさと終わらせるよ アタシにこんな雑事をやらせるなんて、いい度胸じゃないか 相手が悪かったようだね、ま、楽に逝かせてやるよ |
ひまり | 再三の要請にも応じなかったおぬしが動くとは、よほど我が子が愛しいと見えるのう |
葛の葉 | そりゃね、晴明の奴が逝った時は死に目に会えなかったんだ |
葛の葉 | 親らしい事も大してしれやれなかったし、これからは埋め合わせさせてもらうよ |
ひまり | 動機はともあれ、おぬしの力を得られるのは我が勢力に取っても大きな助けとなる |
ひまり | 期待しておるぞ、大仙狐葛の葉よ |
葛の葉 | 大仙狐なんてむず痒い事を言ってんじゃないよ、アンタが言うと嫌味に聞こえるしね |
葛の葉 | そもそも、アタシの力なんざ借りなくてもアンタが本気になりゃ良いだけの話じゃ? |
ひまり | わしはあくまで補佐の立場じゃからな、それは叶わぬ |
葛の葉 | ったく、しち面倒臭い事をやってんね……まあいいさ、アタシには関係無いからね |
葛の葉 | そんな事より晴明さ、たっぷりと頬ずりしてやるつもりだけど姿が見えなくてね |
葛の葉 | アンタら、あの子が何処に行ったか聞いて無いかい? |
(プレイヤー) | これと言って聞いてませんが、晴明さんに頬ずりなんてしていたんですか? |
葛の葉 | 人間の血が混ざってる以上、アタシ達と晴明は別の時の流れに生きてるからね |
葛の葉 | もう二の轍を踏む気は無いよ、あの子が生きてる限りはあの子と一緒に居るつもりさ |
(プレイヤー) | 晴明さんの愛され具合も、あそこまで行くと羨ましくなってきますね |
ひまり | まあ、おぬしも母親が恋しくなれば遠慮なく申せ、胸くらいなら貸してやろうぞ |
葛の葉 | そんな板きれみたいな胸で何を言ってんだか |
ひまり | ん?いまおぬし、わしを軽く愚弄しおったか!? |
葛の葉 | さてね、じゃあアタシはこの辺で失礼するよ |
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