予告
落ち着く間もなく迎撃戦!?
魔刀戦記-輪廻-
鬼道衆を撃退せよ!
隆盛を極めながらも、年月を経る事で弱体化の一途を辿り、今では滅亡の危機に瀕する仙狐族。
行方不明となった先代から王の座を受け継いだ主人公の前に現れたのは、仙狐繁栄の礎を
築いた偉大なご先祖様、ひまりだった。
突然現れたひまりに振り回される中、鬼道衆と名乗る軍団が仙狐族の領土に武力侵攻を開始する。
鬼道衆は妖魔界各地に伝わる魔刀を盗み出しており、この度の侵攻には魔刀の一つとなる
「鳳双刀・六道輪廻」が投入された。
主人公はこれと言った実戦経験も無いまま、鬼道衆を迎え撃つ事となる。
イベントストーリー
開幕
平賀源内 |
調子はどうかね?(プレイヤー)君 |
プレイヤー |
こんにちわ源内さん、僕も奴らの対応で四苦八苦していますよ |
平賀源内 |
ここまで規模の大きい戦は初めてだ、お役に立てているといいが…… |
プレイヤー |
とんでもないですよ!もし源内さんが居てくれなかったどうなっていた事やら |
平賀源内 |
それは何よりだ、ところで君……相当疲れが溜まっていると見えるが? |
プレイヤー |
慣れない事はするもんじゃないですね、おかげでクタクタですよ |
平賀源内 |
我らが主君に倒れられでもすれば士気に関わる、軍師としてここは休息を提言するよ |
プレイヤー |
でもそれじゃ…… |
平賀源内 |
いいから休んで私に任せておけ、なにせ私は……四天王だからな |
プレイヤー |
源内さんってその肩書き気にいってました? |
平賀源内 |
ふふ……ひまり殿の悪巧みを今後も楽しむ為にも、奴らを撃退せんとな |
第1話
ひまり |
しかし解せぬ……なぜじゃ…… |
プレイヤー |
どうしました?ひまり様 |
ひまり |
魔刀が盗まれたのは分かったが、何故魔刀達は盗人に協力するのじゃ? |
プレイヤー |
さあ……魔刀も鬱憤が溜まってたんじゃないですかね、想像もつかないです |
ひまり |
うーむ、よし、直接聞いてみる事にしよう |
プレイヤー |
直接ってひまり様、あんな危なそうな子が話し合いに応じると思いますか? |
ひまり |
双鳳刀・六道輪廻……危険な奴じゃが、わしの話術を持ってすれば何とかなろう |
プレイヤー |
その根拠の無い自信は一体何処から……でも、確かに情報は欲しいですね |
ひまり |
いいから大船に乗ったつもりで構えておけい、わしの智謀を披露してくれよう! |
第2話
六道輪廻 |
あれぇ?狐の親玉がいるぅ!死にに来てくれたのぉ?死んでぇ!! |
プレイヤー |
うわっ、危ない!こんなの無理ですよひまり様! |
ひまり |
いいから黙っとれ!おいそこなる魔刀よ、今日はわしと話でもせんか? |
六道輪廻 |
お話ぃ?私と、狐が?何でぇ? |
ひまり |
斬りつけ合うのも多少の縁……と人間共も言っておるし、まあよいではないか |
六道輪廻 |
お話ぃ……久しぶりぃ、いいよぉ、お話しよぉ! |
プレイヤー |
何故こうもあっさりと、魅了の術でも使ったんですか……ひまり様は |
ひまり |
うむ、お主は何で自分を盗んだ奴に従っておるのか、そこが気になっての |
六道輪廻 |
鬼道王は嫌い、でもぉ、お姉ちゃんが鬼道王がぁ、好きなのぉ……だからぁ |
ひまり |
ふむふむ、お主の姉を取るとは鬼道王もけしからん奴じゃな |
六道輪廻 |
うん!お姉ちゃん、私とお話もあんまりぃ、してくれないのぉ…… |
六道輪廻 |
でもぉ、私が頑張ったらぁ、きっとお姉ちゃんも……だからぁ!死んでぇ! |
プレイヤー |
ひいいっ!やっぱり駄目じゃないですか! |
ひまり |
ふむ、じゃが色々と得る物はあったな……この筋で調べさせておくか |
第3話
プレイヤー |
どうしました?ひまり様、ご機嫌ですね |
ひまり |
あの六道輪廻について調べさせておるのじゃが、手応えがありそうでの |
プレイヤー |
この前は色々と聞き出せましたね……あれで少しひまり様を見直しました |
ひまり |
存分に見直すがいいぞ、なんせわしは仙狐の救世主じゃからな! |
プレイヤー |
僕から見れば争いを呼び寄せる破壊神としての側面もありますけどね |
ひまり |
さらりと酷い事を言うでない、泣くぞ? |
プレイヤー |
でも伝説の仙狐始祖ことひまり様はなんであまりご自身で戦わないのでしょうか? |
ひまり |
なにせ途方も無い年月を眠っておったからの、本調子とは程遠いのじゃ |
プレイヤー |
じゃあいずれ力を取り戻したりしたら、大活躍の予感ですか? |
ひまり |
残念ながらそうはならんな、わしは裏方に徹する予定じゃ |
プレイヤー |
何故ですか?むしろまた王に返り咲いて頂ければ僕としても…… |
ひまり |
それはならん。この時代の治世はこの時代に生まれし者の仕事じゃ |
プレイヤー |
何となく察しはついていましたけどね、やっぱり、やるしかないかぁ |
ひまり |
その代わり支援と補佐は惜しまぬ、お主も仙狐の王として頑張るのじゃぞ! |
第4話
隠密狐・小雪 |
私調べた……頑張った、忘れないように頑張った……これ渡してといて |
プレイヤー |
これって、ひまり様が調査を依頼していた件ですか? |
隠密狐・小雪 |
うん、魔刀の事とか鬼道衆の事とか……色々載ってる、じゃ |
プレイヤー |
ちょっと待ってって、お礼ぐらいは言わせてくださいよ |
隠密狐・小雪 |
何故?調べるの私の仕事……諜報の仕事……やって当然、何故お礼? |
プレイヤー |
諜報部隊の皆さんが来てくれてからは非常に助かってますので、そのお礼です |
隠密狐・小雪 |
私達も……また仕事が出来て嬉しい……お互い様、ありがとう |
プレイヤー |
そう言ってくれると嬉しいです、これからもよろしくお願いしますね |
隠密狐・小雪 |
了解した……働きまくるぞ、おー |
第5話
ひまり |
元気にしておったか?六道輪廻よ |
六道輪廻 |
私は元気よぉ!でもぉ、貴方達は死ぬからぁ、元気じゃなくなるのぉ! |
プレイヤー |
(ひまり様、説得してみせるとか言ってたけど大丈夫なのかな……) |
ひまり |
姉との調子も上手くいっとらんと聞くが、相変わらず冷たくされてるのか? |
六道輪廻 |
お姉ちゃん……うん、ずっとぉ、鬼道王と一緒でぇ……私、私…… |
ひまり |
こんな可愛い妹から姉を奪うなど、名前の通りに鬼の様な奴じゃな! |
六道輪廻 |
狐もわかるぅ?鬼道王ってぇ……やっぱり嫌い!殺るぅ?殺るぅ!? |
ひまり |
きっとお前の姉も弱みでも握られとるんじゃないのか? |
六道輪廻 |
それは違うのぉ、お姉ちゃん、奴がぁ……好きだからぁ…… |
ひまり |
やはり全ての魔刀は、各々の意思と目的で鬼道衆に加担してると見るべきか? |
プレイヤー |
その様ですね、話せば分かるが以外と有効かもしれません! |
六道輪廻 |
お姉ちゃん、私ぃ、お姉ちゃんと、もっと…… |
ひまり |
どうじゃ?我が元に降り、鬼道王を打倒し、姉を救い出さぬか? |
六道輪廻 |
でもぉ、それだとお姉ちゃんと…… |
ひまり |
姉の目を覚ましてやるのが妹の努めではあるまいか?輪廻よ |
六道輪廻 |
…………決めたぁ!わたし、わかんなぃから、これで決めるぅ! |
六道輪廻 |
狐達が死んだら元通りぃ、でもぉ、私を退けたらぁ……そっち行くぅ! |
プレイヤー |
流石に話し合いだけでは決着が付きませんか……でも、希望が見えてきました |
ひまり |
後はこの戦を凌ぎ切ればじゃな、油断するなよ! |
主な登場人物
用語集
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鬼道衆(1)
鬼道王を名乗る妖魔を首魁とした武装集団、妖魔界のどの領域にも属していない。
正確な規模は不明だが大戦力を要しており、各地の魔刀を収奪している。
魔刀
妖魔界の各領域に伝わる魔性を秘めた刀、並外れた妖力により全ての魔刀は受肉している。
刀に宿る刀精とは異なり、刀と肉体のいずれもが魔刀となる。
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最終更新:2019年11月04日 22:13