陛下と閣下と星の戦士と、時々冒険 第一章『漫遊』過去ログ

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デデデ「 でぇはははその通り!この危険と隣りあわせで生まれる面白さが最高だゾーイ! 」
カービィ「 うん、びっくりしたけどとっても面白かったよ!これだから探検はやめられないね♪(デデデ達と共に行く) 」
エスカルゴン「分かりましたでゲス、また次の機会でゲスね~…しっかし今回も色々あったでゲスなぁ・・・(デデデアンダーグラウンドロードへ車ごと入っていく) 」
デデデ「 くそっ、砂漠の探索はいったん終了だゾイ。また次に探索するゾイ! 」
カービィ「 ホロビタスターには地下遺跡もあったりしたんだけどね…そういう訳でも無いのかな 」
デデデ「 くっそ…やはりあのピラミッド以外には何もないのかゾイ? 」
エスカルゴン「しっかしもう何にもないでゲスなぁ…サボテンと人骨と砂の山が少しあるくらいでなーんにも見当たらないでゲス 」
カービィ「 僕はこの感じ、面白くて好きだよ~ 」
エスカルゴン「そんな事言ったって仕方ないでゲス、砂漠の砂が凸凹してるんでゲスから… 」
デデデ「 しかしこの揺れはなんとかならんのかゾイ、乗り心地最悪だゾイ 」

ザザザッ、ブロロロロロロザザザッガタンッブロロロロ…ガタタンッブロロォム…(再び砂漠を車で走行)

エスカルゴン「では発進でゲスよ~ 」
カービィ「 あっ、僕も乗るってばー!(車に乗り込む) 」
エスカルゴン「分かりましたでゲス、今度私も準備してからなら行くでゲス~() 」
デデデ「 よし、ではエスカルゴン。もっとこの砂漠を探索するゾーイ!(デデデカーに乗り込む) 」
カービィ「 うん、それが良さげだね…あの様子だとまだまだ奥がありそうだし 」
デデデ「 うぅむ…今回はこの砂漠全域の探検が主な目的だったからな、また次の機会に準備万膳で突入するゾイ 」
エスカルゴン「さて大王様、どうするんでゲスか?また再挑戦しようって言っても私はもう嫌でゲスよ 」
赤カービィ「 そりゃどうも、次に会うときには乗せてやるよ!「運が良けりゃ」な、ゲーッゲッゲッゲッゲ!(ヨッシーと共にピラミッドへ) 」
カービィ「 まったね~、ヨッシー、赤カービィ! 」
デデデ「 また会おうゾイ!今度会うときは最深部だゾイ! 」
ラクダ「 …さっきも言ったが、入ることを止めはしない。ただ、準備と覚悟は怠らないように……ではまたっ!(赤いカービィを乗せながら、ダッシュでピラミッドの中へ) 」
エスカルゴン「そのツーショットも中々貴重でゲスな、似合ってるでゲス 」
赤カービィ「 ゲッゲッゲー!そーこなくっちゃな!そろそろ戻ろうぜラクダ!(ヨッシーの上に乗る) 」
デデデ「 ワシの気分が乗ればまた突入してやるゾイ、だっはっはっは 」
カービィ「 僕はまた機会があれば入るよ・・・うん、僕はまた会えるといいって思ってるよ! 」
赤カービィ「 ゲーーッゲッゲッゲ!!オレは、オマエらにまた会うのを楽しみにしている!次に会うときは止めやしねぇ、悪運を祈ってるぜ! 」
エスカルゴン「私はこんな所二度と御免でゲスよ、危なっかしすぎるでゲス 」
カービィ「ミイラは不死身…怖いね・・・。 」
デデデ「 だっはっは!ワシも似た事を思いついたゾイ 」
ラクダ「 だから知りたいのです……君たちと会うのが、これで最後であると祈りたいものだ。ミイラは、不死身だ 」
赤カービィ「 そしてオレは、欲張りなヤツの財産、すなわち財宝を取る!邪魔者を追い返しつつな 」
デデデ「 くそぅ、ぜんぜん分からんゾイ! 」
カービィ「 何でって…うーん、何処から湧き出てきたんだろ? 」
エスカルゴン「そりゃそうでゲスな…普通は簡単にしねるでゲス 」
ラクダ「 私は、なぜピラミッドの中でミイラが次々に現れたのかを知りたい 」
赤カービィ「 俺たちにとっちゃ都合の悪い話だ!財宝目当てでやってくる連中が、次々にミイラの餌食になる! 」
カービィ「 うーん、そんな単純な理由じゃないと思うけど? 」
デデデ「 どうせこのピラミッド内の宝を独り占めしようという魂胆じゃないのかゾイ 」
エスカルゴン「じゃあそのミイラ達が勝手に住み込んだって訳でゲスか、一体何の為に…。 」
ラクダ「 ミイラたちは突然、ピラミッドに住み着いたのです……ある人間が財宝を隠した当時、生物はいなかったのです。何百年か何千年後か知らず、突然に…… 」
エスカルゴン「いや、見た感じでもあんなに恐ろしいのに中身はどんだけの事かわからないんでゲスから・・・ 」
デデデ「 ミイラ?あんな包帯ぐるぐるな奴など怖くないゾイ 」
ラクダ「 中の罠にはもちろんのこと、中に住み着いている生物たちには、じゅうぶんお気をつけください……彼らは「ミイラ」です 」
赤カービィ「 止めねーのかよ!気まぐれだな! 」
エスカルゴン「あんな危険な遺跡じゃ注意点は幾らでもありそうでゲスな・・・ 」
デデデ「 注意とは何だゾイ、言ってみろゾーイ 」
カービィ「 僕はいつもこんな感じだからね、またね~ 」
ラクダ「 また入るつもりなら、ある注意をしておきます。入ることを止めはしません…… 」
ラクダ「 おやおや……砂漠の精霊かなにかでしたか(消えるデザートマターを見ながら) 」
赤カービィ「 変か?ゲーーッゲッゲッゲ、オレは気に入ってる!オマエはちーっとも変わってねえな、その思ったことを口に出すような感じは 」
デザートマター「驚いた…先に先客がいたなんてな。…む、風が強くなってきたな。これ以上居ては体が朽ちてしまうので、私はここまでだ。僅かな間であったが、お前たちとの冒険…中々楽しませてもらった。礼を言おう…そして、また何れ会おう。サアァー……(砂漠の砂と一体化して消える) 」
デデデ「 だっはっは、ワシはただなぞを解き明かしたいだけだゾイ。だが宝を見つけたらそれはワシの物だゾイ! 」
エスカルゴン「今度は赤色でゲスか、色々なのが居るでゲスな 」
ラクダ「 彼は……財宝目当てだ。君たちは、あのピラミッドの中にまた入るつもりでいるのか? 」
デデデ「 カービィに似ている形だと思ったらやっぱりそうだったのかゾイ!色は違うようだが… 」
カービィ「 赤カービィ!久しぶりだね…何か笑い方が変になったね 」
赤カービィ「 (包帯を外した)ゲーーッゲッゲッゲッゲ!包帯をひっぺがすのは何十年ぶりか、忘れちまったぜ!!(赤いカービィ) 」

エスカルゴン「それであんな棺桶の中に入っていた訳でゲスか…ご苦労でゲス 」
ラクダ「 探索隊…そうだ。私はピラミッドの中の生物たちに興味があり、彼は…… 」
球体のミイラ「ゲゲーッバラすことねえだろ!馴れ合いはでぇーきれぇーだ(包帯を外す) 」
デデデ「 所謂探索隊みたいなものかゾイ 」
カービィ「 彼ってそっちの丸いミイラと? 」
ヨッシー→ラクダ「ああ、ラクダは名前だ…気に入ってる。あの中の理由?彼とこの遺跡を探索しているだけの事だ(球体のミイラを指す) 」

エスカルゴン「ラクダにしては形状が変わっているでゲスな・・・ 」
デザートマター「ほう…あのピラミッドの地下は金庫だったのか。納得。(頷く) 」
デデデ「 だっはっは、昔の王の隠し金庫だったわけかゾイ。 」
カービィ「 …ヨッシーじゃん!何であの中に居たのさ!? 」
球体のミイラ「ゲーッゲッゲッゲ!ありゃあ大昔の欲張りのへそくり金庫みてーなもんだ、王の墓は表向きってワケだ 」
ヨッシー「 (包帯を外す)ああ、申し遅れた。ラクダと呼んでくれ(ベージュ色のヨッシー) 」
エスカルゴン「妙な雰囲気を醸し出してたでゲスが、お前達何者でゲス? 」
カービィ「そういえばこのピラミッドのミイラにしては動きが早かったり仕掛けに引っかかったり… 」
デデデ「 何、貴様らはミイラじゃないのかゾイ 」
デザートマター「…? 」
恐竜のミイラ「…私と彼がミイラのフリをして追い返しておけば、君たちと話すことも無かったようだが……これも偶然か 」
エスカルゴン「ゲヘェッ、助かったでゲス…。私は入りたくなかったのに大王様に無理やり連れて行かれたんでゲスよ 」
カービィ「 うん、全然知らないで入ったんだ。大王達も入っちゃったし… 」
デデデ「 だーはっはっは!楽しい所だったゾイ。ああ、全く知らんで入ったが何か悪いかゾイ 」
デザートマター「私はてっきり、名所スポットだと勘違いしていた…。(汗) 」
恐竜のミイラ「……君たちは、このピラミッドがどういう所か知らずに来たのか?(外に出ている) 」
イーグル「(こっちも飛んで脱出。) 」
カービィ「 あ、ありがとう!助かったよ!(穴へと駆け込んだ) 」
エスカルゴン「ギヘェェーー!もう持ち堪えそうにないでゲスーッ!!(慌てて穴から出る) 」
デザートマター「しめた…!礼を言う。(外へ飛び出す) 」
デデデ「 おおっ!でかしたゾイ!脱出だゾーーイ!!(外へ飛び出す) 」

壊れた壁の先は、外の砂漠だった

恐竜のミイラ「……ドーン!!(鼻の部分で壁を壊す) 」
デザートマター「落ち着こう、今は先ず…あのミイラ共に賭けてみるしかない。 」
球体のミイラ「ゲーッゲッゲッゲ!教えちまうのかよ、つまんねー 」
カービィ「 ど、どうしよう…これ本当にまずいよ 」
デデデ「 くそっ、来た道は一方通行だゾイ! 」
エスカルゴン「このままじゃこのピラミッドごと押しつぶされちまうでゲスよ!一体どこに出口があるでゲス~!? 」
恐竜のミイラ「出たいのなら、ついてきなさい(どこかへ行く) 」
カービィ「 まったくもう、大王が何も思わずに宝箱を開けるから・・・それより出口はどこだろ!? 」
デデデ「 ぬぉぉっ、こりゃいかんゾイ。どこから出るんだゾイ!? 」
エスカルゴン「ちょっ、ちょっちょっ!!!大王様、何かすんげーヤバイでゲス!早く脱出するでゲス! 」
デザートマター「ふむ……不味いな、脱出しなければ。 」
エスカルゴン「仕掛け?い、一体何が起こるでゲしょ… 」

ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……ッッッ!!!!!!!!!!!(天井から瓦礫が降ってきて、今にもこのピラミッドは完全に崩壊しようとしている)

球体のミイラ「ゲッゲッゲ、そいつはただの置物だよ……位置からずらした瞬間、仕掛けが作動する 」
カービィ「 何だかこのピラミッド全体が揺れてるみたいだけど… 」
デデデ「 おおっ、何ゾイこりゃあ…!? 」
エスカルゴン「ブワハハハハ!今のは傑作でゲス! 」

ズゴ……ズゴゴゴゴゴゴゴ………ッッ!!!!(宝箱に衝撃を与えた途端、遺跡全体が徐々に大きく揺れ始める)

ドッコンドコドコドコバコンバッコン…

デデデ「 あぐふぉ!!貴様~、よくもワシを馬鹿にしおったなぁ!このこのこのこの(宝箱を殴りまくる) 」
球体のミイラ「ゲッゲッゲ、やっちまったのか 」

バッコォーーンッ(中からボクシンググローブが飛び出てデデデの顎にアッパーを食らわす。恐らくミイラたちが仕組んだ悪戯だったようだ)

球体のミイラ「ゲッ ゲッ ゲッ……宝箱には触れんな(階段で立ち止まるが、デデデが先に行ったことに気づいてない) 」
エスカルゴン「あー大王様!何が入ってるかも分からない上に罠かもしれないでゲスのに… 」
Sイーグル「最近では毎日来てるんだ。ここに水があるって聞いたから。(清らかな水に入る。) 」
デデデ「 よっしゃぁー!ついに宝箱を見つけたゾォォイ!すぐにオープンだゾイ!(何の用意もせず即効で開ける) 」
カービィ「 あれ、君はさっき飛んでた・・・よくここまでこられたね(Sイーグルを見て) 」
デザートマター「うむ……聞いたこともないからなぁ…。私としても、良い発見に出逢えて感動だ…。(部屋中に見惚れて) 」

更に奥へ進んでいくと階段が見え、少し高いところにこれまた立派な宝箱が置かれていた

エスカルゴン「しかしこんな凄い物いったい誰がどうやって何の為に作ったんでゲショうね? 」
Sイーグル「(カービィ達の背後から飛んでくる。) 」

チロロロロ……(清らかな水が優しく、心地よい音をたてて流れている)

デザートマター「なんと……!まさかあのピラミッドの地下にこんなところがあったとは… 」
デデデ「 おおぅ…こりゃ美しいゾイ 」
エスカルゴン「まるでここだけ別世界みたいでゲスな…神秘的でゲス 」
恐竜のミイラ「…………失敗 」
カービィ「 ここは…何だろう?すごく綺麗だけど… 」

青々しく輝いた廊下を抜けると、そこには……大きな菱形のクリスタルがいくつも浮遊しており、古代の模様が刻まれた白い大理石の柱が何本もたっていて、神秘的なゾーンが広がっていた

球体のミイラ「……まったくオマエら、内部へ入っちまうとはな(突然、しゃべる) 」
デザートマター「……?妙だな、こんな処で…。(奥を見て) 」
球体のミイラ「グヘッ!!(真四角のミイラの下敷きになった)……ゲゲッ ゲゲッ(それでもなお息はある) 」
真四角のミイラ「(流水に流され、球体のミイラの上に落ちる) 」
恐竜のミイラ「(流水に流され、大広間に着地) 」

奥を見ると、不思議な事に青々しく輝いた廊下が見えてくる

エスカルゴン「こりゃまだまだ仕掛けがありそうでゲスなぁ…あぁ、おっかさん。私今ここで命のともし火が消えるかもしれないでゲス…。 」
デデデ「 こんな軟弱者どもとワシは違うゾイ!だっはっは 」
デザートマター「ほう……なるほどな。先程の槍によって仕留められた者たちは皆、ああやって流水で一掃され、この大広間に片付けられたのか。やれやれ、ますます興味深くなってきたな、この遺跡…。 」
カービィ「 骨が散らばってる…やっぱり楽な探検じゃないみたいだね・・・ 」
球体のミイラ「…ゲハッ……(流水に流され、地面にぶっ倒れた) 」
エスカルゴン「ぶわへェッ…な、何でゲスかここは?だだっ広い広間でゲスなぁ… 」

巨大な大広間には見渡す限り、過去の訪問者たちの物であろう骨が散らばっていた… 」

デデデ「 だっはぁ!おぉっ、広い空間に出たゾイ! 」

流水によって流された先は、巨大な大広間であった。
デザートマター「……!?(浮遊をして水を裂ける)(この流水…まさか…。)(急いで流されたデデデたちを追う) 」
カービィ「 ぽよ!?何この流水…これに乗れば奥に行けるかも!(自ら流水へ入る) 」
真四角のミイラ「(体が槍をはじく) 」
エスカルゴン「ギヘェェー!何でゲスかこりゃガポガバベベベ… 」
デデデ「 どぅおおーーっ、だはは!何だか知らんがこりゃ楽だゾイ。いざ奥へゆかーん! 」
恐竜のミイラ「(ひょいひょいと槍を避ける) 」

ズザザザザザアアァァアアアアーーーー……ッ!!!!!(今度は背後の天井から流水が発生し、デデデたちを奥の奥へと流しこんでいく)

デデデ「 臆病者にはお似合いな制裁だゾイ。だっはっはっは…じゃあ戻るぞエスカルゴン(エスカルゴンを連れてさらに奥の層へ) 」
球体のミイラ「……ゲゲーーッ!!(槍がとても刺さる)ギャギャギャ…!!! 」
エスカルゴン「うぉぉっ!ひぇぇ!おっとっとっとぃ!あ、危なかったでゲス…(間一髪で回避) 」
デザートマター「やはり予感は的中したか…侮れん遺跡だな。(汗) 」
真四角のミイラ「……!!(棺桶から出た直後、怪しいスイッチを押した様子にとても驚く) 」

ヒュンヒュンヒュヒュヒュン…ッ(なんと突然真横の壁からたくさんの槍が平行に飛び交ってきた)

デデデ「 だっはっは、貴様が急に走ったから何か起こったんじゃないのかゾイ 」
エスカルゴン「えぇっ!?今何か嫌な音がしなかったでゲスか!? 」

ポチ…(駆け出したエスカルゴンが、何やら怪しいスイッチを踏んだようです)

デザートマター「おおっ!!これまた珍しいな。 」
カービィ「 わわっ、今度はヨッシーのミイラみたいなのが… 」
デデデ「 あ、こら待つゾイエスカルゴン!この臆病者めがーー!!(エスカルゴンを追う形で走る) 」
恐竜のミイラ「……ベローン(棺桶から出てくる) 」
エスカルゴン「そ、そんな事言ってる場合じゃないでゲス!早く逃げるでゲスーッ!!!(ミイラから逃げ出す) 」
デザートマター「ミイラ……本当に実在していたとはな、だが、興味深い…。 」
球体のミイラ「……ゲーッ ゲッゲッゲッゲ……(ゆっくり歩き、カービィたちに近づく) 」
カービィ「 変な形のミイラ…やっぱり、居たんだ・・・。 」
デデデ「 ぬおおっ!?何ゾイ、こいつは!包帯でぐるぐる巻きだゾイ 」
デザートマター「ナンテコッタイ/(^o^)\(ミイラを見て) 」
エスカルゴン「ギヘェェーーッ!出たでゲスーーッ!! 」
球体のミイラ「…………ゲッ ゲッ ゲッ(棺桶から出てくる) 」
エスカルゴン「イヤーな予感しかしないんでゲスがねぇ…(汗) 」
デザートマター「……(汗) 」
カービィ「 い、一体何が出てくるんだろ… 」
デデデ「 おおっ、一つ動き出したゾイ! 」
エスカルゴン「ン?何か重大な発見を見つけたでゲスか? 」

ズッ……(棺桶の一つから音が鳴る)

カービィ「 棺桶だねー、きっとその中にミイラが入ってるんだね 」
デザートマター「こ、これは……。(目を凝らして見渡す) 」
デデデ「 お、こりゃ何ゾイ?何かが入っているゾイ 」

照らした内部には、棺桶がたくさん立っていた

エスカルゴン「もー…大王様に付き合ってたら命がいくつあっても足りないでゲスよ。それにしても暗いでゲスなぁ(LEDライトで内部を照らす) 」
デザートマター「久々に高鳴ってきたぞ…。(後を追う) 」
カービィ「 何か飛び回ってる・・・?まぁいいや、僕も行こうっと(付いていく) 」

~崩壊したピラミッド・内部~

エスカルゴン「ちょっ、何で私まで…アレェー!!(無理やり連れて行かれる) 」
Sイーグル「(デデデが居る砂漠の空中で飛び回っている。)(体が水色で翼が水で出来ていて、嘴があるカービィ族。) 」
デデデ「 では早速突入だゾイ!行くぞエスカルゴーン!(エスカルゴンを引っ張ってピラミッド内部に突入) 」
エスカルゴン「あーはいはい、立派でゲスねー。どうせ止めたって聞かないでゲショーからもう何も言わないでゲス 」
デザートマター「おお、実に頼もしい限りだ。私の心も興味で満ちている。行くなら是非とも同行させてもらおう。 」
カービィ「 大王って本当、怖いもの知らずだね…。 」
デデデ「 だーっはっはっはっは!そんなものでワシが退くとでも思ったか!それとも貴様怖いのかゾイ、臆病者めが 」
エスカルゴン「でも大王様、色んな罠があるかもしれないんでゲスよ?それでも行くんでゲスか…? 」

デデデ「 よっしゃ!じゃあワシらが第一探索者になってやるゾイ!(興味津々) 」

デザートマター「中がどんな構造なのか、どんな罠が仕組まれているのか、宝の在り処など…全く知らない。極めて危険性が高いが…どうする?最も、ここへ連れてきた私が言えたことでもないが…。 」
エスカルゴン「そりゃあ何が起こるか分からないでゲスからな、普通は入れなくて当然でゲス 」
デザートマター「しかし運よくも入り口は瓦礫で塞がってはいなかった。一応中に入り込む事は出来るが…実は私な、このピラミッドだけに関しては無知なもので…。(恥ずかしそうに) 」
カービィ「 ピラミッドにそんなの付いてないでしょ。それに巨大な地震だって言うし 」
デデデ「 で、あんなに壊れたわけかゾイ。耐震加工がなっとらん 」
エスカルゴン「自然現象…いや、人工での自然現象の影響でゲスか。新時代機関って組織も歴史書に載っていたでゲスな 」

デザートマター「あのピラミッドはな……去年3月11日、この世界で紛争を起こしていた新時代機関により、巨大地震が発生してな…その影響がここまで届き、今はもう崩れ落ちてしまったのだ。 」
カービィ「 きれいな三角形じゃないね…壊れてる 」
エスカルゴン「見事にぶっ壊れているでゲスなぁ…作り方がいい加減だったのか、それか何かに壊されたかのどっちかでゲしょうなぁ… 」
おおっ!あれが絵本にも載っていたピラミッドとかいう奴かゾイ!しかし歪な形をしているゾイ… 」
デザートマター「食べても旨くはないぞ…。(汗)…見えてきた、あそこだ。(崩壊したピラミッドを見つめ) 」

約20分後、砂嵐のせいでよく見えなかったが、崩壊したピラミッドが見えてきた

ブロロロロロロロロロ…

カービィ「 じゃあよろしくね、デザートマター。西のほうには何があるんだろ 」
エスカルゴン「そっちの意味じゃ無いでゲスよ…。西でゲスね、分かったでゲスよ(西方面に車を走らせる) 」
デデデ「 デザートマター!?うまそうな名前だゾイ 」
デザートマター「ここからなら……西の方角にちょうどいい名所スポットがある。その方角に向けて一直線に走行させるといい。 」
ダークマター(?)→デザートマター「ん……分かった。紹介が遅れたな、私はただのダークマターだが…この地帯ではよく「デザートマター」と呼ばれている。そう呼んでくれても構わない。(デデデカーの上に浮遊する) 」
エスカルゴン「自分の足で歩かずに、しかも日傘差してるアンタが言う資格ないだろーがよ…(小声) 」
デデデ「 だーっはっはっは!この程度のもので朽ち果てるとは情けない奴だゾイ!(頭蓋骨を見て) 」
カービィ「 本当!?じゃあ案内して~♪ 」
ダークマター(?)「そうか……。…お節介だと思うが、この地帯は私が案内してやろうか?何せ…この地帯に足を踏み込んだ旅人は皆、誰もここを抜けて言った経路は無い。その証拠に…当たりの砂を見渡してみろ。砂に白い物体が埋まっているだろう?あれは頭蓋骨だ。 」
カービィ「 僕達は全然知らないよ、この辺には始めて来たんだから 」
エスカルゴン「といっても見渡す限りの大砂漠、大した発見はいまだ無しでゲス 」
デデデ「ワシらは今この地域を探索しているんだゾイ。だからまだ全然わかっていないゾイ 」
ダークマター(?)「む、むぅ……(汗(何とも言えない様子) 」
ダークマター(?)「うむ……出来れば触れない方が良い、星の戦士よ。私もまた、「あの方」から外れてここに住み着いているだけだ。……それよりお前たち、この地帯の地形を知っての上で走行しているのか? 」
エスカルゴン「そりゃ大王様の考えでゲショーが… 」
デデデ「 そうだゾイ、自由ならばもっと怠けて遊んで豪遊すべきだゾーイ! 」
ダークマター!?それならいいんだけど…何でこんな荒れた砂漠に居るの? 」
球体の砂→(ダークマター(?)「むぅ…唐突ですまない。私はこの地帯に住んでいるダークマターの一族だ。…何、マター族だからと言い、他の奴らの様に無暗に襲いかかったりなどはしない。寧ろ…私は族のなれの果て、今は晴れて自由の身だ。(外見は全身砂で出来たダークマター) 」
エスカルゴン「やれやれ、間一髪でゲス…。 」
デデデ「 やい、貴様は何者だゾイ!いきなり目の前に飛び出しおってからに… 」

ブロロ…キキキィィッ!!

エスカルゴン「ちょっちょっブレーキブレーキ!! 」
デデデ「 どぅおおぁ!?何ゾイこいつは! 」
球体の砂「……此処へ訪れてきたのか…?旅人たちよ…。(突如デデデカーの目の間に姿を現す) 」
カービィ「 空耳かなぁ?その割にははっきりと聞こえてたけど 」
エスカルゴン「私は何も言ってないでゲスよ、でもなーんか聞こえるでゲスねぇ・・・? 」
デデデ「 あぁん?エスカルゴン、変な声だすな 」

……の…か………?こ…こ……へ……(三人しかいない砂漠世界で、囁くような謎の声が聞こえる)

ブロロロザザザッ、ブロロロロロロザザザッガタンッブロロロロ…(砂漠を車で走行)

カービィ「 ほーんと、見渡す限り砂ばかりだね~…(きょろきょろ) 」
エスカルゴン「はいはい、分かりましたでゲス。そっちの方が私としても楽でゲス 」
デデデ「 うーむ…とりあえず前へ前へ進むのみだゾイ! 」
エスカルゴン「で、見渡す限り砂ばかりでゲスが、どっちに向かうんでゲスか大王様?また発信機があるんで迷う心配はないでゲスよ 」

ヒュゥゥゥ…(360度全部砂景色)

カービィ「 ホロビタスターを思い出すねー…あの時も暑くて暑くて仕方が無かったっけ 」
エスカルゴン「冬だってのにまるで常夏でゲスなぁこりゃ… 」
デデデ「 どぅっはぁー!暑い、暑いゾイ!(日傘をさす) 」

カァァ…(冬なのにも関わらず強い日差し)

カオス界南部 名も無き砂漠~

エスカルゴン「一応通気性もあるでゲスから排ガスも大丈夫でゲスからね、これは便利でゲス~ 」
カービィ「 本当だね、広いとは思ってたけどここまで広いとは思ってなかったよ 」
デデデ「 だっはっは、ワシの言ったとおりだゾイ。やっぱり車も楽に入れる広さだったゾーイ 」

ブロロロロロロロロロ…(デデデアンダーグラウンド内を通って行く)

カービィ「 待って、僕も行くよ~!(車に乗り込む) 」
エスカルゴン「分かっていますからそう急かないで欲しいでゲスよ、ったくもー…(車ごとデデデアンダーグラウンドロードに入る) 」
デデデ「 エスカルゴン!早く来んか、すぐに発進させるゾイ!(すでに車に乗っている) 」
エスカルゴン「あー、そんなに急がなくてもいいでゲスよ~…(車庫へ行く) 」
デデデ「 よーし、では早速出発だゾーイ!(車庫へ急ぐ) 」
カービィ「 車で行くのなら楽だね、冬でも暑い気分を味わえるなんてまるでサウナみたい 」
エスカルゴン「あの車を入れるでゲスか…でも確かに大丈夫でゲスな、排気ガスも殆どないでゲスから 」
デデデ「 しかしあの砂漠を歩くのかゾイ…そうだ、デデデカーを持っていくゾイ!デデデアンダーグラウンドの広さなら楽に入るからな 」
エスカルゴン「確か南方面は砂漠に繋がっているんでゲしたなぁ…一応私は水分対策バッチリなんで大丈夫でゲス(スポーツ飲料をたっぷり所持) 」
デデデ「 暑い所かかゾイ…。夏じゃないから、まぁ勘弁してやるかゾイ 」
カービィ「 今度こそ南の方に行って見ない?冬だし丁度いいと思うんだ! 」
エスカルゴン「以前森でとんでもない目にあっておいてよくそんな事が言えるでゲスなぁ…まぁ、もう私もいちいち驚いていられなくなったでゲスが 」
デデデ「 あー…暇だゾイ。エスカルゴンよ、何か面白い発見でも無いのかゾイ?(王座で物凄く退屈そうにしている) 」

デデデ城

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最終更新:2013年05月07日 02:07