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カービィ「あっ、いつの間にか雨も止んでる…外に行こうっと(城から出ていく)」
カラッ…(外の雨が止んでいる)
カービィ「でも中々本気で歯向かわないのは忠実心が深い証拠だよ~…」
デデデ「だはは、奴は口答えが多すぎるのが最大の欠点だがな。さぁてワシはオンラインRPGの再開だゾーイ(自室へ向かう)」
カービィ「やっぱり、
エスカルゴンはいい側近だね~…」
エスカルゴン「了解しましたでゲス~、さて…次は掃除機でゲスな(掃除へ向かった)」
デデデ「それと後でワシの銅像を新しく作っておけ、壊されたところに置くんだゾイ」
エスカルゴン「はいはい、分かっていますでゲスよ…」
デデデ「さてエスカルゴンよ、貴様はまだ掃除が残っているゾイ。早く掃除を再開するゾイ!」
エスカルゴン「そこまで言ってもらえるとは、ありがたいでゲス~…」
デデデ「貴様はそういう知識だけはかなりあるからな、それだけは認めてやるゾイ」
カービィ「そんな事無いって、エスカルゴンは薬の知識もあるし…一流のエンジニアだよ~」
エスカルゴン「いやぁ、私もまだまだ一流とは言えないでゲスよ」
カービィ「うん、やっぱりエスカルゴンの腕前は一流だよ~」
デデデ「だはは、いくら貴様とてそういう簡易な仕事は速いのだな。そこだけは褒めてやるゾイ」
エスカルゴン「ほい、完了でゲス」
ジジジジジジ…ガチャン
エスカルゴン「あぁはいはい、分かりましたでゲス~(穴の入り口に鉄枠と扉を取り付ける)」
デデデ「さぁて、こんな穴じゃ貧乏くさいゾイ。エスカルゴン、穴の入り口だけでも綺麗にしておけ」
カービィ「うん、まったね~」
フラン「今は帰ることにするわ。また今度宜しくね(穴に入って行く)」
カービィ「で、フランちゃんはこれからどうするの?」
デデデ「だっはっは、ではそれで決まりだゾイ」
エスカルゴン「今のお前を見れば少し外に出してもいい気もしたでゲスなァ…今度雨&日光対策の発明品を作ってやるでゲス」
カービィ「あっはは、今度の気まぐれは良い気まぐれだったね」
デデデ「でぇははは、そう褒めるでないゾイ!ワシの単なる気まぐれだゾイ」
フラン「貴方達、面白い…それに優しい(微笑)」
カービィ「うん、僕も気が向いたら行くよ~」
デデデ「カービィも暇があれば遊び相手になってやるんだゾイ、495年の幕開けだゾイ」
エスカルゴン「そ、それも嫌なんでゲスが…」
デデデ「心配ないゾイエスカルゴン、貴様もワシには劣るものの意外とタフなんだゾイ。もし最悪でも殻を割られる程度だゾイ」
エスカルゴン「ご、五体満足で帰ってこられるか分からないでゲス・・・」
フラン「…弾幕ごっこ」
エスカルゴン「し、しかし遊び相手というのは…」
デデデ「黙れ、ワシはワシのやりたい事で忙しいんだゾイ!それにワシに口答えするなと言っただろうがこのバカモン!」
エスカルゴン「ゲェェッ!?なんで私が!?大王様が行けばいいじゃないでゲスかァ!!」
デデデ「だはは、こんなアホの戯言はおいて置いてだな…今度から貴様の所に行って遊び相手兼人間他高知能生物全般の扱い方(付き合い方)の教師としてこ奴に向かわせてやるゾイ」
エスカルゴン「あどぉぉぉッ!」
ドゴォォォオォン!!
エスカルゴン「でもカービィだから許されるでゲス、お前も見た目が子供だから自然でゲス。大王様がそんな口調だったら吐き気がするほどすっキモ…」
カービィ「そ、そう?」
エスカルゴン「そういやカービィの喋り方なんかは子供っぽい所もあるでゲスな」
カービィ「子供みたいな喋り方かぁ…」
デデデ「まぁ良いゾイ、その内ベールも剥がれて来るだろうからな」
フラン「なっ…違うわよ!」
デデデ「だっはっは、それに貴様の喋り方は大人びているように見えてだなァ…どことなく子供っぽいゾイ。もしや本当の口調は子供そのものなんじゃないかゾイ?」
フラン「咲夜に教えてもらったの」
エスカルゴン「まぁ、流石に三ケタ台生きてるだけあってちゃんと言葉は覚えているみたいでゲスからなァ…」
デデデ「でぇははは、貴様は人間との付き合いだけを知らんだけであって、そんな風に普通に喋れる知識はあるじゃないかゾイ。そんならすぐに付き合い方をマスターできる筈だゾイ」
フラン「だって、人間との付き合いなんて分からないもの」
カービィ「でもさぁ、人間をそんな簡単に殺しちゃだめだよ…。それだけでもやめなきゃ」
エスカルゴン「情緒不安定とも言えるでゲスかねぇ…」
デデデ「貴様は普段からそんな風に普通に話すことが出来るようになれば気が触れているとは言えなくなるゾイ」
フラン「そーね…、最近じゃ人間も五月蝿くなってきたから尚更ね」
デデデ「貴様が幽閉されている最大の理由は人間どもを容赦なく遊び感覚で殺すからだろう?」
エスカルゴン「何でゲス?またよからぬ事を考えたでゲスか」
デデデ「おぉ、そうだゾイ。良い事を考えたゾイ」
フラン「面白い光景ね」
カービィ「あっはは…これがいつもの光景だよー」
エスカルゴン「フンッ、あぁそうでゲスか!!(早々と銅像の欠片の処理をする)」
デデデ「貴様が身を張っていれば銅像は割れていなかったんだゾイ!」
エスカルゴン「大王様~、大事なのは私でなく銅像なんでゲスか?」
デデデ「それがいかんのだゾイ!貴様が頭でも殻でも使って身を挺して守れば割らずに済んだんだゾイ!」
エスカルゴン「グゲヘッ…な、なんで私が!?私は銅像をキャッチしようと頑張ったんでゲスが…!?」
デデデ「でぇははは、ちゃんと謝るとは感心だゾイ。それに悪いのは貴様ではなく…お前だゾイエスカルゴォォン(エスカルゴンを鷲掴み)」
フラン「ごめんなさい、貴方に似た人形を壊しちゃった」
カービィ「わざとだったんだぁ…大王らしいね」
エスカルゴン「落としたのは私でなく大王様だったんでゲスかァ!?」
デデデ「でぇははは、ワシはわざとあの薬を落としたのだからなァ!当然承知の上だゾイ」
エスカルゴン「あぁ、大王様…やはりって分かっていたんでゲスか?」
デデデ「おいエスカルゴンよ、今の音は何だゾイ…でぇははは、貴様やはり来ておったのか」
カービィ「見事に粉々、ボンドでも再起不可能だね…」
エスカルゴン「ゲヘェェェッ!な、なんて事をしてくれるでゲスかァーー!!」
フラン「…壊れちゃった」
カービィ「エスカルゴン、声が逆再生されて…あ」
スカッ …ガッシャァァァァン!!!
エスカルゴン「ハァクセ夢のタケコプ!!?(気が動転しつつもキャッチしようとする)
フラン「言われるほどにまでは…あっ(手が滑って銅像を落とす)」
エスカルゴン「よくもまぁそう興味津々に見られるでゲスなァ…」
フラン「気持ち悪くは無いけれど、面白い形をしているわ(銅像を持って眺め)」
カービィ「(大王がいないと本当ハッキリ言うなぁ~…居てもだけど)」
エスカルゴン「あぁ、その銅像は大王様の像でゲス。すっげぇキモいデザインでゲショう?」
フラン「それにしても…この可笑しな人形は何?所々に飾ってあるんだけど(デデデの銅像を持つ)」
エスカルゴン「ある種では魔獣よりも性質の悪い気もするんでゲスがなぁ」
カービィ「でもそんなに嘆く事ないよ、そんな凶暴な魔獣でも無いと思うし」
エスカルゴン「あ、あぁ…私とした事が、盛大なミスを犯してしまったでゲス…」
カービィ「エスカルゴン、これを拾って飲んだから来られたんだって(空間打破の空瓶)」
エスカルゴン「今日は季節に反して湿度が高くて汚れが目立つでゲス…ってお前!何で此処にいるでゲスかァ!?(モップで掃除をしながら)」
フラン「周期性があるもの、嫌でも覚えるわ」
カービィ「見回ってる人がいつ来るか分かっているんだね」
フラン「今日は来ない筈だから平気よ」
カービィ「うん、そういう事だよ~。それよりも大丈夫?見回ってる人が来たら大目玉だよ」
フラン「これを飲んだら貴方達の来た穴に入ることができたわ、これを飲んだから入ってこられたのね」
カービィ「あー…きっとエスカルゴンが落としていったんだね」
フラン「これが落ちていたのよ(空間打破の空瓶を出す)」
カービィ「ゑ…フランちゃん! な、何で此処まで来られたの!?」
フラン「やっぱり、雨はまだ止んでいないのね」
カービィ「あーあ、まだ雨止まないなぁ…これじゃ日向ぼっこもできない・・・。(窓から外を見つめ)」
ザァァァァァァ…(未だに外は雨が振り続けている)
デデデ「(自室)おっ、奴め初心者とは思えん威勢のよさだったゾイ。でぇははは、こいつはまた面白くなりそうだゾーイ(オンラインRPG)」
カービィ「でも、文句を言ってもしっかりと命令に従うのがエスカルゴンの良さだよ~」
エスカルゴン「大変ってもんじゃないでゲスよ本当に…嗚呼、行っても地獄、帰ってきても地獄でゲス…(掃除に向かう)」
カービィ「あっはは、大変だねエスカルゴンも・・・」
エスカルゴン「ま、まったくもー…このままじゃ私、いつか過労死するでゲス…」
デデデ「ワシはまた私情に着くゾイ、もし怠けたらその時は覚悟しろゾイ!(大広間へと行く)」
エスカルゴン「ブワハッ…(掃除用具が顔に当たる)」
デデデ「黙れ、無駄口叩いてないでさっさと掃除をするゾイ!(エスカルゴンに掃除用具を投げつける)」
エスカルゴン「えぇ~!?そりゃ無いでゲスよ大王様~…」
デデデ「だーははは、ワシは優しいから殴ったりせんゾイ。だが…これから3日の間不眠不休の刑だゾーイ!!3日間、一睡もさせずに労働して貰うゾイ!もしその間に眠ろうとしたら…鉄槌制裁だゾォイ!!」
エスカルゴン「あ、あぁ大王様…お、お許しくださいでゲス。私の溜まりに溜まった鬱憤が破裂してしまってでゲスね…」
デデデ「さぁてエスカルゴン、先程の件についてだがなァ…」
カービィ「うん、空気も清潔になったね~」
エスカルゴン「ふぅ~…なんとか無事に帰ってこられたでゲス~…」
デデデ「だっはァ!帰ってきたゾーイ(穴から出る)」
フラン「あれ、何か落ちているわ。これは…」
ゴトン…
フラン「…変わった人達だったわ(そしてPCの席に着く)」
エスカルゴン「隠しておかないとマズイでゲス…(穴へ入ってオブジェで穴を隠す)
カービィ「じゃあ、また会ったらよろしくね~(穴へ)」
デデデ「だっはっは、ではさらばだゾーイ!!(穴へ入る)」
カービィ「あっはは、大王なら大丈夫だよ~」
デデデ「成せばなるゾイ!」
エスカルゴン「現実とゲームは違うよー?」
デデデ「あぁ、分かっているゾイ。見つかろうとしてもMGSのように上手く隠れてやるゾーイ!」
フラン「ええ、何時でも構わないわよ。ただ、咲夜やお姉様が来ている時は隠れていてね、面倒なことになるから」
デデデ「さぁて、ワシらはそろそろ行くかゾイ。また気が向いたら来てやるゾーイ」
カービィ「とっても簡単に使えるよ~」
デデデ「だっはっは、上手く使うんだゾイ!(透明マントを置く)」
フラン「この布を掛ければ見えなくなるのね、使わせて貰う事にするわ」
フォン…(二つの道具がまた目に見えるようになる)
デデデ「その通りだゾイ。そんで見回りが居なくなったら…取り払えばいいんだゾイ(透明マントを取り払う)」
カービィ「透明になっただけだから実はまだ此処にあるんだよ~」
エスカルゴン「心配要らないでゲス、ただ見えなくなっただけでゲスからな」
フラン「遊び道具が消えた!何処へやったって言うの?」
フッ…(二つの道具が視界から消える)
デデデ「だからなァ…こうすれば良いんだゾイ。ほれっ(透明マントをパソコンとサンドバッグマシーンにかける)」
フラン「そうね、見つかったら五月蝿い事この上無いわ」
デデデ「そんでなァ、上の奴らにこれらの道具が見つかると五月蝿いんだろう?」
フラン「簡単ね、分かったわ(デジカメを懐に入れる)」
エスカルゴン「それは超シンプルな上に無限電池でゲスから、上のボタンを押すだけで写真ができるでゲスぞ」
デデデ「腹が立つ奴が居たらこいつで写真を撮って入れるが良いゾイ。それで後はお楽しみの時間だゾイ、でぇはははは(プリントアウト機能付きデジタルカメラを渡す)」
カービィ「モーションもエスカルゴンの動きそのまんまだからね」
エスカルゴン「自分が殴られている姿を見るのはやはり痛々しいでゲス…」
サンドバッグマシーン(エスカルゴン)「グヘェッ…!は、腹に穴が開いたかと思ったでゲス…」
フラン「人形と違って、喋るのね…面白いわ(ホログラムに腹パンをかまし)」
デデデ「ほれ、この通りだゾイ」
サンドバッグマシーン(エスカルゴン)「アゲェーーーッ!!??」
デデデ「それでなァ、これがまた面白いんだゾイ。こうして殴るとなァ!(エスカルゴンのホログラムをぶん殴る)」
カービィ「瓜二つ!まるで双子みたいにも見えるよね~」
エスカルゴン「ええ、見事に私そっくりの姿でゲス」
フラン「姿がそっちの緑灰に変わった…!」
サンドバッグマシーン(エスカルゴン)「ウィィン…(実体ホログラムの姿がエスカルゴンの姿に変わる)」
デデデ「でぇはは、だがこいつの機能はこれだけでは無いゾイ、この写真を入れるとなァ…(エスカルゴンの写真を入れる)」
エスカルゴン「当然の如く、耐久性に置いてはバツグンでゲスぞ」
カービィ「サンドバッグになる為に作られた機械だからね…」
フラン「へぇ…壊れにくい道具ね、気に入ったわ」
サンドバッグマシーン「(強烈な力を受けるも無傷なまま)」
ドゴン!バズン!バスゥ!!ボシュッ!
フラン「そう、じゃあ…(サンドバッグマシーンを蹴ったり殴ったり魔法弾を放ったりする)
デデデ「あぁ、試しに何発か攻撃を当ててみるが良いゾイ」
フラン「この遊び道具は、壊れない道具?」
デデデ「だっはっは、まぁ良いゾイ。その点については後でじっくりとする事としてなァ…」
エスカルゴン「ぎくぅーーッ!!?し、知ってなさったんでゲスかァ!!だだ大王様、お、お許しを~…」
デデデ「でぇははは、貴様が奴からこの発明品を買っていたのをワシは見ていたんだゾイ?当然、貴様がワシの姿をしたコイツをぶん殴っている光景もなァ…」
カービィ「あ、それって俊から安く買ったっていうマシーンだったね」
エスカルゴン「ゲヘェッ!?そ、それは私の…なんで大王様が持っているんでゲスかァ!?」
デデデ「あぁ、これがストレス発散に最適な…サンドバッグマシーンだゾイ!(エスカルゴンの持っていたサンドバッグマシーンを出す)」
フラン「何、まだ何かあるの?(手を止め)」
デデデ「おおそうだゾイ、もう一つ貴様にプレゼントがあるゾイ」
エスカルゴン「いやぁ、短時間でよくもまぁそこまで覚えたもんでゲス」
フラン「そう、礼は言っておくわ。ありがとう」
デデデ「うるさいゾイ、いちいち水を差すようなことをいうでないゾイ!でぇははは、ゲーム内でワシと会ったら付いてくるが良い、強烈なサポートをしてやるゾイ」
エスカルゴン「オンラインゲームでの天性潜在なんてそうカッコ良いもんでも無いでゲスがねぇ…」
デデデ「おぉぉ…こいつはやりおるゾイ。だーははははは!天性の潜在能力かゾイ!?」
カービィ「す、すっごい…パソコンのゲームって結構操作が複雑なのに・・・」
フラン「意外と面白いわ、これ…これから遊び道具に使わせてもらうわ(まるで熟練者の様な慣れた手つきで軽やかに操作している)」
エスカルゴン「いえ、そうでなくてでゲスな…まぁ見た方が早いでゲス(画面を見られるようにフランとPCから離れ)」
デデデ「何ゾイ、まさかマウスの操作さえも教えられなかったんじゃないだろうな!?」
エスカルゴン「そ、それがでゲスねぇ大王様…」
カービィ「もしかして、キーボードの操作の時点でダメだったり…」
デデデ「さぁーて、もう終わったかゾイ。おいエスカルゴン、基本操作くらいは教えられたかゾイ?(エスカルゴン達の側に)」
カービィ「僕は途中で麻痺して一回死んじゃったなぁ…うぅ」
デデデ「だっはっは、ワシは一回も死ななかったゾイ?」
約3時間後…
フラン「へぇ、意外と簡単なのね」
エスカルゴン「とりあえず基本だけ教えるでゲス。まずマウスの使い方からでゲス、ここを押すと右クリックで…で…して……キーボードを……アイコンをクリックして…ユーザー登録…キャラクター作成…基本操作が…で…」
カービィ「うん、分かったよ大王~。今度は大連続討伐クエストでいいよ~(PSPを出して)」
デデデ「だっはっは、ではワシらはちょっくらMHPでもしているゾイ、おいカービィ。やるゾーイ(PSPを取り出し)」
エスカルゴン「ま、まぁできる限り分かりやすく説明するでゲス」
フラン「面白いかどうかわからないけど、ちゃんと教えてね」
デデデ「とりあえず3時間の猶予をやる、それで素質があるかどうか決めるゾーイ」
エスカルゴン「頑張れるかどうか分からないでゲスよ…」
カービィ「あっはは…エスカルゴン、頑張ってね…(汗)」
エスカルゴン「そ、それはそうでゲスが他人に教えるのは上手く行くかどうか…」
デデデ「当然だゾイ、貴様はワシの代理を何度もしているだろうが。これ位できんでどうするんだゾイ」
エスカルゴン「えぇぇー!?マジでゲスかァ!?」
デデデ「よし、まぁ良しとしてやるゾイ!ではエスカルゴン、こ奴にワシ愛用の某オンラインRPGのやり方を伝授しろゾーイ!!」
エスカルゴン「あーはいはい、もう終わるでゲスよ…ほれできたでゲス(ちゃんと綺麗な椅子と机も用意した)」
デデデ「おいエスカルゴン、まだかゾイ!?」
フラン「分かったわ、そうする」
デデデ「だっはっは、細かいことは気にせんでいいゾイ?気にせんでも良いが、あの線を切ったり外したりしてはいかんゾイ?そうなるとただの箱になってクソつまらん物体になるからな」
フラン「何で箱に線を繋げているの?」
エスカルゴン「全く人使いの荒い、まともに働いたらあの世~でゲス…(セッティングをしながら)」
デデデ「ワシの命令は絶対服従!当然の義務だゾイ」
エスカルゴン「えぇっ!?また私をこき使う気でゲスかァ!?」
デデデ「だっはっは、心配いらんゾイ。あのパソコンは無茶苦茶に頑丈になっているから凄まじく力がある奴が殴っても壊れることはないゾイ。万が一壊れてもエスカルゴンに直させればいいからな」
カービィ「大丈夫かなぁ、すぐに壊したりしそうだけど…」
デデデ「でぇははは、違うゾイ。もっと高度な遊び方があるんだゾイ」
フラン「この箱を使ってどうやって遊ぶの?投げて遊ぶの」
デデデ「うむ、ワシのメインパソコンには劣るがそれでも絶好調な速さだゾイ?」
カービィ「そのパソコン、大王のスペアパソコンだっけ」
エスカルゴン「あーもう、聞く耳持たないでゲスね…分かった、分かりましたでゲスよ!(PCのセッティングを始める)」
デデデ「つべこべ言わずにさっさと繋げるゾイ!!」
エスカルゴン「えぇっ!?電話線と電源は…あぁ、「遠隔ライト通信」を使えばいいでゲスが…何でまた此処に繋げるんでゲスか?」
デデデ「やかましい!おいエスカルゴン、早くこのパソコンをセッティングするゾイ!」
エスカルゴン「大王様、そんなもん持ってきてどうするんでゲスか?大体携帯型のノートパソコンじゃないんでゲスから、そんな風に持ってくる事が間違っているでゲス」
フラン「箱?変わった箱ね」
デデデ「おぅ、待たせたな!ほれ、これを使って遊ぶが良いゾイ!(ハイスペックなデスクトップPCを抱えて持ってきた)」
カービィ「(ちょっと可哀想だけど、仕方ないのかなぁ…)」
エスカルゴン「ええ、少なくとも今の状況だと無理でゲスな」
フラン「そ、まぁいいわ。最初から出られるとも思っていなかったし」
カービィ「エスカルゴン、今回は大王以外なのにはっきり言うね」
エスカルゴン「ええそうでゲス、お前みたいな奴を簡単に外に出したらまたエライ事になりかねないでゲスから」
フラン「言えない?貴方達も私を外に出さない魂胆なのね」
エスカルゴン「それを解決する方法が…おっと、これは言えないでゲス」
フラン「…地中だって、周りに咲夜が造った幕があって通れなくなっている筈よ?」
カービィ「あぁ、それはね…地面に穴を掘って此処まで来たんだよ」
フラン「それにしても貴方達、何処から入ってきたの?此処に来る扉は全部閉まっている筈よ」
エスカルゴン「さぁ?大王様のやる事は予測不可でゲスからなぁ…」
フラン「何のつもりかしら?」
デデデ「どぅははは、よし来た!ちょっと待つゾーイ(部屋を出て侵入してきた穴に飛び込む)」
カービィ「大王、何を渡すつもり?」
フラン「いい物?楽しめる物なら、壊さないかも」
デデデ「まぁもう少し待てエスカルゴンよ…。おい貴様、貴様はその場で動けなくても何かで遊べればそれで満足か?それならば良い物をやるゾイ」
エスカルゴン「大王様、もう成す術もないでゲスし…早く帰らないでゲスか?」
デデデ「人間は単なる遊び道具だったというわけだな、斬新な考えだゾイ」
エスカルゴン「一人でも居る時点でもう異常なんでゲスが…もう突っ込みどころ満載すぎるんでスルーするでゲス」
カービィ「あ、そう…それでも少ない人数には見えなかったなぁ」
フラン「あれは勝手にこの屋敷に入ってきた人間。でも、出ろって言っても聞かない人間だけが此処に来るから、以前よりは大分来なくなったわ」
カービィ「でもさぁ…さっきのあの部屋は何?新しいのもあったんだけど」
デデデ「でぇはははは、そいつは無難な考えだゾイ」
フラン「ええ、この世界に入ってから人間の目にも付き易くなったからって」
カービィ「それで、最近はもうやってないんでしょ?」
エスカルゴン「即答でゲスか、まぁ確かにそうでゲスなぁ…メイドも沢山居る様でゲスからきっとそいつらがやっていたんでゲショうな」
フラン「しないわ」
カービィ「料理ってレベルじゃないんだけど…」
デデデ「でぇははは、あんなガキにそんな高度な料理ができるのかゾイ?」
フラン「
レミリア!レミリアお姉様よ」
デデデ「レプリカとか言うガキの事かゾイ?」
エスカルゴン「お姉様って言うのは上のガキんちょ館主の事でゲスな」
フラン「さー、お姉様がやっている訳じゃないし…」
カービィ「捌くって…魚じゃないんだから(汗)」
デデデ「そうだゾイ、誰が人間を捌いているんだゾイ」
エスカルゴン「しかしそれって事は今まで上の奴らが人間をすっげぇヒドい姿に調理していたって事でゲスか?」
カービィ「飲み物って…もうそれ、人間どころか動物の残骸の姿ですらないね」
デデデ「でぇははは、そいつは無知すぎるゾイ」
エスカルゴン「つまりそりゃ…原型を留めてない状態でしか見た事無いって事じゃないでゲスか」
フラン「少し前までは、人間って飲み物の形でしか見た事無かったもの」
エスカルゴン「いやぁ、そんだけ気が触れていれば幽閉されるのも当然と言っちゃ当然な気もするでゲス」
カービィ「あぁ~…それでさっきのアレなんだ」
フラン「偶に迷い込んでくる、人間よ」
カービィ「遊び道具?」
フラン「そこに飛び込む遊び道具…」
デデデ「だっはっは、見た目はどう見てもガキそのものだがな」
エスカルゴン「こういう類の妖怪は総じて長寿でゲスからなァ…」
カービィ「よんひゃくきゅうじゅうご…やっぱり長寿なんだね(汗)」
フラン「だから私は495年間、一度もお外に出てないのよ」
デデデ「成る程、そういう事かゾイ。そいつは面倒だゾイ…おまけに日光まで苦手だからな」
エスカルゴン「じゃあ言うでゲスよ、吸血鬼は流水に弱いんでゲス。だから雨の中を無理矢理走る事は我々で言えば針の雨の中を走っていくようなもん何でゲスよ」
デデデ「いらん事言っていないでさっさと要点だけ教えろゾイ!」
エスカルゴン「グゲヘェッ…い、痛いでゲス…。」
ドッゴォン!!
エスカルゴン「あーもー、本当に単純というか野蛮というかバカと言うk」デデデ「すっかり忘れたゾイ☆」
カービィ「大王、以前のエスカルゴンの話聞いてなかったの?」
デデデ「ヴァンパイヤーンかゾイ、んでそれで何で雨が苦手なんだゾイ?」
フラン「悪魔の妹、正しくは吸血鬼よ」
デデデ「種族?そういやぁ妙な羽が生えているが…人間以外だって事は分かるゾイ。それがどうかしたのか」
エスカルゴン「あー、大王様…こいつの種族が何か分かってるでゲスか?」
デデデ「雨くらい根性で突き抜けろゾイ、少し位濡れたって風邪などひかんぞ」フラン「無駄よ、隙を見計らって外に出ようとしてもお外は豪雨で歩けない。すぐにまた此処に戻されるもの」
デデデ「だははは、何かどデカイ悪戯でもして怒らせたかゾイ?ではワシが外に出してやっても良いんだゾイ」
エスカルゴン「あぁ、確か一人地下室に閉じ込めている奴が居るって聞いたでゲスがやっぱりそれはお前でゲスか」
フラン「それは、幽閉されているから。きっとお姉さまに言っても出してくれない」
デデデ「上の階層には行かんのかゾイ?どう考えても上の階の方が風通しも雰囲気も何もかも良いゾイ」
エスカルゴン「この汚れの色や飛び散り具合からして明らかに…もうこれ以上は考えないようにするでゲス」
カービィ「埃以前に何だかいろんな汚れがこびり付いているねー…」
フラン「咲夜がたまに掃除に来るけど、それでも上に比べれば少し埃っぽいわね」
デデデ「しかし貴様はなんでこんな陰気臭くてカビ臭い所に居るんだ、上の階層との差が大きすぎるゾイ」
カービィ「褒めているのかどうか微妙なところだけど…」
デデデ「そう褒めるでないゾイ、でぇはははは」
フラン「ふざけているのかと思ったけど、楽しい人ね」
デデデ「お前はいつも一言多いんだゾイ!だっはっは、フランドールだな。覚えたゾイ」
エスカルゴン「アゲーーーッ!!ま、またでゲスかぁ…」
バッゴォォォォン!
エスカルゴン「どういう耳をしているんでゲスか、大王様!ホンットにバk」
デデデ「何ィ?フレンチトースト・マーガレットだと?旨そうな名前だゾイ」
フラン「私は
フランドール・スカーレット、フランドールよ」
エスカルゴン「私の名はドクター・エスカルゴンでゲス。ちょいと長ったらしいのでエスカルゴンでいいでゲスぞ」
カービィ「あぁ、うん。僕はカービィって言うんだ、よろしくね」
デデデ「だっはっは、ワシらから名乗れと言うんだな。ワシはもう言ったゾイ、おい貴様らも自分の名前を言うんだゾイ!」
フラン「人に名前を聞くときは…」
デデデ「だっはっは、女子でしかもそんなおかしな羽を付けて力も強いとは大した奴だゾイ、そういやぁ貴様の名前を聞いていなかったな。名は何と言うんだゾイ?」
カービィ「見た目は子供でも、凄い力を持っているんだねー…」
エスカルゴン「少し引っ張っただけでとは…さっすがでゲスなァ」
フラン「あれね、あの人形は誰も来ない時の遊び相手なの。でもとても壊れやすくてちょっとでも引っ張っただけですぐに壊れちゃう」
デデデ「それはそうと、あのボロ人形の山は貴様の扱いが荒いからああなっているのかゾイ」
カービィ「脆いって…普通は魔法弾の一発でも致命傷になりそうだよ」
フラン「あの部屋は地下室に迷い込んできた人間、人形みたいに脆過ぎて嫌になっちゃう」
デデデ「だーはっはっは!かの昔の大量虐殺の再現かゾイ?もしそうならば独裁者の信念があるなァ」
エスカルゴン「ゲヘェッ…そ、そいつはまたトンデモネェ部屋でゲスな…死体安置所の様でゲス」
カービィ「人の死骸がたくさんある部屋があったんだよ、何の為の部屋か分からないけど・・・」
エスカルゴン「もうこんなオッカネェ場所でゲス、何を聞かれてももう何にも感じない…と思うでゲス」
カービィ「えっ、えーっとね…見つけたは見つけたんだけど・・・はっきり言って良い?」
デデデ「カービィ、貴様は何か見つけたのかゾイ?」
カービィ「(あの部屋を見た所、そんなお仕置きも当たり前なのかな[汗])」
デデデ「お仕置きタイムだGOGOヘヴン!だな、でぇはははは」
エスカルゴン「なんですとォ!?あんな部屋じゃ幽閉されてる様なもんじゃないでゲスか!?随分とキッツイお仕置きでゲスなぁ」
フラン「あれは私が上の物を壊しちゃった時に入れられる部屋、お仕置きをされる部屋とでも言うのかしら」
最終更新:2013年05月07日 02:56