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レインド「……(なるほど、
未来軍か……修羅場は潜りぬけたつもりだが、この身震い、恐怖って奴か……)基、俺が関わる事はこの先あるのだろうか…(飲食店へと視線を戻し、燃え盛る炎をどう消そうか試行錯誤していく)」
デデデ「 ゼボンも無いなら此処には…くそっ、どれも町に有り触れた二流食品ばかりだZOY! さっさと遣いを終わらせるにつきるZOY(店の食物を物色したあと、立ち去る)」
ザイン「(にこにこ)でもあまり、うちと関わらない方がいいよ。でないと――――――――――死ぬぞ。(瞼が開くと血走った眼が露わとなり、外見を大きく覆すほどの恐怖がレインドを圧倒する)…では、失礼。(瞼が閉じると同時ににこやかな表情に戻り、軽い足取りで去っていった)」
レインド「……過去の話してもしょーがねぇがな。今の俺だと厳しいもんがあったぜ…(苛立った表情でザインを睨む)」
ザイン「(にこにこしながらレインドを見つめ、フライパンを背に帯びる)あいつ、相当痛めつけたらしいねぇ。強いでしょ、うちの軍は。(にこにこ)」
デデデ「はんっ、栄養管理など適当で良いZOY!それよりゼボンを…何ZOY、デマかZOY・・・おのれぇぇ!」
ワドルディ兵「チッ 命拾いをしたな。(大きな風呂敷を背負うと走り去っていった)」
レインド「(だがここで逃がしたらダメだ。徹底的に殺しにかからないと反ってこっちの身が危険――ッ!)(負傷した右腕が響き、片足を着く)」
ザイン「おー、陛下じゃないのー。久しぶりだな―。栄養管理には気ぃつけなよー。(へらへら笑って)彼(兵士)がここで交戦していたのを見ると、どうやらここにもゼボンはなかったようだね。 んー……。(レインドを見つめながら顎元を摩っており、ふと何かひらめいたかの用に掌に拳を置く)……よし、撤退しよう。そうしよう。(フライパンを拾い上げる)」
レインド「後少し時間があれば握り潰せたんだがな…(小さくため息をついて調達したダガーナイフに手を当てる)…(今までの経験からして恐らくだが、コイツ等はこの後撤退なりなんなりするだろうな…)」
ワドルディ兵「お前の班の所為だろうが、料理長。お陰で時間を食ってしまった。……。(レインドを睨みつける)」
そんにしても奴は何処かで見たような気がするZOY(レインドを脇見)」
デデデ「おぉ?貴様は此処の店の料理人かァ?此処にゼボーンがあるとは本当かZOY!?」
コック帽子を被ったワドルディ→ザイン「あぁんまりも帰りが遅かったもんだから捜しに来たんだよ。混沌世界はなぁーんにもないから人探しが楽だね。…ってぇ、相変わらずのため口なのね。俺一応『准将』なんだけど。(苦笑)…あの男、結構やるんだね。(レインドを見据える)」
ワドルディ兵「(立ち上がる)…やはりお前だったか。ザイン。(横目でもう一人のワドを見つめ)」
レインド「サッ!(蹴りがきたところでワドルディを離し、片手ハンドスプリングで距離を取って攻撃を回避)チッ…尋問に時間をかけ過ぎたか…」
コック帽子を被ったワドルディ「――――――シュンッ あらよ。 ゲシィッ!!(フライパンが止められた個所に出現し、レインドを蹴り飛ばす)」
デデデ「近頃は食事すらワシの思うようにできんのだ!それを貴様は兵士の分際で… おん?まだ誰か居るのかZOY」
ワドルディ兵「(この男っ…!間違いない、大王、デデデ…!何故ここに!?)ぐぅ…ッ…!おのれ―――――!?(フライパンが視界に入る)これは…まさか……!」
レインド「……うぉっと…!?(フライパンを負傷した手で弾き落とす)いっつつ… 」
ヒュンヒュンヒュン…ッ…!!!(その時、レインドの背後からフライパンが飛んでくる)
レインド「そうか……ならいい…質問は終わりだ(だが、力を緩める気配は一切ない)」
???→デデデ「ワシでさえ見たことが無いその料理!見つけたのかぁ!?ワシにも食わせるZOOOY!!(ワドルディ兵を揺さぶる)」
ワドルディ兵「な、なんだ貴様ぁ…っ!!」
ワドルディ兵「(な、なんだこの野郎……!徐々に、力を…!)…ぬぅ…ッ!愚民風情の顔など知らぬ!退けぇッ!!」
???「ゼボン…? ゼボンだとぉ!?(突如ワドルディ兵に)」
レインド「答えろ、俺を、知っているのか、知らないのか(力を徐々にいれ、圧迫していく)」
ワドルディ兵「ぜぇ……ぜぇ…… ……は?(瞳孔が開く)」
レインド「…OK、それともう一つ……『俺を知ってるか?』(何か裏がある言い方で)」
ワドルディ兵「フ、フフ…馬鹿な。これは、貴様のような能無しには手に入れることなどできない…。ぜぇ、ぜぇ…私が頼まれて探している物は、それは幻の高級食材『ゼボン』!"宇宙一の珍味"と謳われている…!…ぜぇ……各世界の料理人、あるいは…ゼェ、
ポップスター出身の者なら、誰でも知っている。…一つ口にすれば身体能力が飛躍的に特化される…ドーピング効果の持つ食材よぉ…!」
レインド「テメェ等が変な気起こさないようにそれが俺の知ってるものだったら提供してやるってだけだよ……」
ワドルディ兵「ぜぇ……ぜぇ……そ、それを知って…どうする?」
レインド「お前等の探してる高級食材はなんだ……」
ワドルディ兵「ぐ…ぬぅッ…!!(じたばたしている)」
レインド「ガシッ(勢いを消さず、ワドルディの身体を片手で鷲掴みにして地面になすり付ける態勢になる)お前にいくつか聞きたい事がある……(身動きが取れない事を保証してこそ、口を開く)」
ワドルディ兵「なんだと――――ぐぁ…ッ…!!(頭突きが炸裂しよろめく)」
レインド「間違いなく爆薬をもう一つ飛ばしてくると予想してたぜ、チビ助…(ダガーナイフがいくつも飛んで来たところで、しゃがんだままテーブルを自分の背中側に無理矢理運ぶ)言ったろ、自分の獲物手から離すのは三流のやることだってな…!(テーブルで爆撃を防御し、爆風を利用してテーブルごと自身の身体をワドルディ目がけ飛ばし)フンッ!(勢いに任せた頭突きを繰り出す)」
ワドルディ兵「(すぐさま店内から退いて爆炎を見据える)……逝ったな。」
チュボボボボボボボッカアアアァァァーーーーンッッ!!!!(店内で激しい爆炎が何度も展開される)
ワドルディ兵「―――――!!(鉛玉により黒帽子が弾け飛ぶ)…愚民の分際で武器を持っていたのか!おのれ舐めるなぁ!!(何処からともなく先程のダガーナイフを大量に取り出し、テーブルの方へ向けていくつも投げ飛ばす。そして…)――――――カチッ」
バァンバンバァン!!(至近距離になると、テーブルから一カ所、穴が出来ると、そこから数弾の鉛玉がワドルディ兵目がけ飛んで来る)
ワドルディ兵「(爆発によって生じた煙の中で不敵に嗤っている)起爆式ナイフだ。私をそこらの輩と一緒にするなよ?(煙が晴れて辺りを見渡す)さあ、何処へ逃げた。観念して大人しく出てくるならばさっきまでの事を水に流してやろう。」
レインド「(今ので右腕が逝ったな……)(ナイフの爆発に紛れ、右手を犠牲にした状態で横になったテーブルの後ろに隠れている)…あの野郎、自分の獲物に小細工かけてたのか……あの程度の爆発でやられるなんざ俺の身体、相当柔いぞ……(舌打ちしながら打開策を考える)」
シュンッ――――ボッカアアアァァーーンッ!!!(レインドがナイフを投げ飛ばした瞬間、刃が輝きを増して爆破した)
ワドルディ兵「ああ、そうだな。――――カチッ(歯を噛む)」
レインド「パシッ(反射神経能力は今までの戦いから引き継がれており、ワドルディのダガーナイフを人差し指と中指の間で止める)自分の獲物を手から離すなんざ、3流がすることだ(ナイフをくるりと手中で廻して刃を相手に向け、さっきほの酒便よりも数倍速い速度で投げつける)」
ワドルディ兵「ッ――――(頬に破片が掠り、できた一線から血が滴る)……(手で頬の血を拭い、舌で舐める)くれてやるッ!(レインド目がけダガーナイフを投げつける)」
レインド「どっからそんなもん取り出した…!(ダガーナイフを振り回すワドルディの攻撃をスウェイで数回、回避した後、大きく横ローリングをして距離を取る)おらっ!(堕ちていた酒ビンの欠片を手に取り、ワドルディ兵目がけ勢いを付けて投げる)」
ワドルディ兵「―――――ッ!(ぎりぎり体を仰向けに反って蹴りを避け、そのまま右へ転がって退ける)人間風情にしてはよく動く。だが初戦、私の敵ではないわ。シャキンッ(懐からダガーナイフを取り出し、素早い動きで切りかかっていく)」
レインド「(小回りの利く野郎だ…!)(両手でスライディングしていた時のスピードを殺し、そのまま背後に廻ったワドルディ兵目がけ後ろ蹴り)」
ワドルディ兵「愚民の分際で私に挑もうなど…愚の骨頂!(レインドの吹き飛んだ先を見据える)」
レインド「ヴッ!!!(痛みにより力が軽減され、そのまま飛び蹴りを喰らって割れたガラス窓から飲食店内に飛び去れる)」
ピキピキッ!(回転蹴りをした瞬間に身体に激痛が走る)
レインド「(この頭身で飛び蹴り、ただの的だ!)(タイミングを見計らい、その場であびせ蹴りの形で回転蹴りで反撃を行うが……」
VS 未来軍【ワドルディ兵士】
一等親の生命体→ワドルディ兵「…私に刃向かうつもりか愚民よ。身の程を知らぬ奴は哀れだな。(背負っていた大きな風呂敷を下し腕を鳴らす)…未来軍兵士に刃向かったことへの後悔、身をもって思い知るがいい。…タン…タン…ダンッ!!(淡々とした足取りから瞬発的に駆けだしレインドに飛び蹴りを繰り出す)」
レインド「屑はお前だろうが(振り返って一等身の生命体を見下す)誰も見てなきゃ都合がいい……(サングラスを外し、鋭い眼光を露にする)テメェら軍がなんの軍かは知らないが、やってる事はただの下郎だ……ぶっ潰してやるよ」
一等親の生命体「軍の炊事班に高級食材の買い出しを頼まれているのだ。とはいえ、軍事費軽減の為にこうした強硬手段を用いて、愚民共が経営する店から食材を巻き上げているのだが……だが、何か可笑しいことでもあるのかね?愚民は愚民。そんな屑が住む世界を、いずれ我が軍が支配するのだ。何をどうしようと我々の勝手だ、愚民がしゃしゃり出るな。」
レインド「笑えねぇっつったんだよ。たかが食材の為に店潰し、人の命を奪いやがった…(コツコツと足音を鳴らしながら歩き、飲食店の店員と思われる人の前で止まる)よく分からん理由で殺し、顔色変えたと思ったら次の襲撃場所に赴こう、なんて奴、誰が見たってむかつくだろ…(店員の屍を凝視しつづけ、口をついばむ)」
一等身の生命体「あ゛ぁん…?(レインドの声に反応して振り返る)…なんだ愚民。この私に用か。(一等身の分際で態度がでかい)」
レインド「(こいつもしかして…たかが高級食材の為に人をぶち殺したっていうのか…)冗談にならねぇな……(一等身の生命体に聞こえるよう、明らかに挑発的、バカにした口調で問いかける)」
ともや「(ニュースで事態を知る)あそこの飲食店ってうちの近所じゃん。怖いなー、とづまりすとこ…」
一等身の生命体「……。(しかしこれといって気にかける様子もなく、着こなしている黒軍服のポケットから白い紙きれを取り出す)6時間以上駆け回って高級食材『ゼボン』が手に入らないとはどうしたものか。…もしやすると混沌世界には存在しない物かもしれないな。そうなると、やはり
新世界…いや、あそこで騒ぎを起こしては命がいくつあっても足らん。しょうがない、もう十軒と回ってみるか―――――(その場を後にしようとする)」
レインド「チッ…(このままほっといたら被害は他の所に出るよな…)…(グラサン越しに一等身の生命体と目を合わせ続ける)」
一等身の生命体「……ガグッ(大きな風呂敷を背負って飲食店から出ようとするが、案の定突っかかって抜け出せない)ぐぬっ、くそっ!おのれぇ!バゴォンッ!!(見かけからは判断できない強靭な脚力で入口の壁を粉砕し、繁華街へ出る)ふぅ…ここにもリストに載っていたものはない、か――――(ふと目の前にいたレインドと目が合う)」
うわああぁぁー!! きゃぁーっ!! 逃げろぉ、あそこの店で暴れて奴がいるぞぉ!!(行き交う住人たちは飲食店からの断末魔を聞いて一目散に逃げ出していく)
レインド「バッ!?(扉が数センチ横を勢いよく通り過ぎ、身体に風が当たる)おいおい、冗談じゃねぇぞ…何が起こってんだよ」
バンッ!! ガッシャアァァーーンッ!!!(飲食店の扉が突然吹き飛び、繁華街の道端に激突する)
レインド「(中で何か起こってんのか…?)(中の光景を知らず、人だかりを避けながら恐る恐る店に接近)」
料理長「……? おぉい、どうしたのだ……!?ちょ、君は誰だ――――ブシャァッ!!…ドサァ」
レインド「(サングラスをかけ、なるべく人目を気にした身なりで繁華街を歩く)……(騒がしいな、本当……)…ん?(飲食店の光景をサングラス越しに凝視)」
飲食店員「(繁華街の、開店前の飲食店にて)…お、お客様!厨房への出入りはおやめ―――――ぎゃあああぁぁーー!!!」
~某繁華街~
最終更新:2013年07月15日 21:34