紹介
猫ミームとは複数の猫ミームのBB(ブルーバック)、GB(グリーンバック)素材などを用いて作られた動画をいう。
海外でもそのまんま「cat meme」。「猫マニ」とも言う。
TikTok・YouTubeなどのSNSを中心に流行った、
猫のネットミームを素材としたネタ動画の総称を「猫ミーム」と指している。
2023年頃から主に複数の素材を組み合わせて、自分の日常のルーティーンなどを紹介する形式のものが多く、
複数のユーザーが頻繁に投稿している動画がTiktokのショート動画として投稿され大いに流行していたが、
2024年1月頃からこの猫ミーム動画をX(Twitter)に転載する者が現れ始め存在が認知される。
決め手となったのはカナダ留学行った時という動画であり、この動画のバズりによって広く認知され、
Xの方でも猫ミーム動画を作られるようになった。
ちなみに猫とはあるが記事冒頭のようにヤギや犬、米津玄師なども当たり前のように登場している。
あくまでも「猫がメインで使われているミーム」というだけである。
種類
Huh?猫
後述する「うるさいヤギ」が早口でまくし立てる様に何かを喋り、
全く聞き取れなかったもしくは意味がわからなかった際に「は?」と真顔で返す猫。
うるさいヤギ
ベロをレロレロとするヤギ。
「くぁwせdrftgyふじこlp」と言うようになんて言っているか聞き取れないことから、
意味不明なことを言われた時やマシンガントーク、早口でまくし立てるクレーマーの描写などによく使われる。
ダンス猫
アヴリル・ラヴィーンの「Girlfriend」のリズムに合わせて腕を飼い主に握られてダンスする(させられている)猫。
ハッピー猫
「ハッピーハッピーハーッピー♪」という曲を流しながら飛び跳ねる猫。
楽しくスキップするような心弾んでる状態を表す時の素材に使われる。
一方でここから恐ろしい現実に突き落とされるフラグになってることもあり油断は禁物。
YND
上記の「ハッピー猫」に派生して「ハッピー」繋がりのミームで筋肉の魔人と化した米津〇師版(通称「Happy米津」)。
「ハ゛ッ゛ピ゛ー゛ハ゛ッ゛ピ゛ー゛ ハ゛ッ゛ ピ゛ー゛」とやたら圧が強いBGMと共にマッシブな腕を上下に振る様はインパクト抜群。
チピチャパ猫
リズムに乗って顔を動かしている猫。主にテンションが最高潮に達している時に使われる。
元々は「Kuowom(クォン)」というユーザーが投稿したアニメーションに、
チリで発表された児童ヴォーカル「クリステル・ロドリゲス」が歌った「Dubidubidu」(通称チピチピチャパチャパ)に合わせたものが発祥。
ここから更にTiktokユーザーの「mel0dyyyy_02」が猫のリズミカルな動きに当楽曲を合わせたショート動画がバズり、ミーム化した。
嗚咽猫
サワークリームの臭いを嗅いで嗚咽する猫。
EDM猫
真顔で腰振りダンスをしている猫。主にノリノリになっている時に使われる。
音源は「Lê Bảo」というユーザーがリミックスした「Ben 10 Remixxx」が元。
説教猫 / 説教される猫

威圧感のある顔で淡々と鳴き声を発する猫としょんぼりした顔で「ミャー…」と弱々しい鳴き声を発する猫の2匹。
上司などに叱られた時や反省するときに使われる。
しょんぼりした方の猫は単体でも使われていることが多く、
こちらの場合、悲しいことがあったときや憂鬱な気持ちの時に使われる。
泣き叫ぶ子猫
頭を抱えているようなポーズで甲高い声で鳴く子猫。通称「頭を抱える猫」。
嫌なことがあった時や辛すぎる現実に直面した時によく使われ、
動画の途中で飼い主と思われる女性の笑い声が入るのが余計に悲壮感を引き立てる。
発狂猫
キレ散らかしながら鳴き叫ぶ黒猫。
嫌なことがあった際に使われるが、明らかに悲しみよりも怒りのウェイトが高く、泣き叫ぶ子猫とは差別化される。
最近では、痛み(下痢や腰痛など)に悶絶して悲鳴を上げているなどといった使い方もされる。
いびきをかく猫
読んで字の如く、いびきをかきながら寝ている猫。
自身が寝ている時に使われる。
マックスウェルザキャット
音楽に合わせて置物の如く動く座った黒猫。
元ネタは「Weebls Stockmarket」というBGMからで、何かを待ち望んでいる時や移動シーンなどに使用される。
ドライブ猫
すまし顔で車のハンドルを操作する猫。
BGMは「MO3&OG Bobby Billions - Outside」。主に車を運転する時に使われる。
パクパク猫
「パクパク」というSEと共に大きく口を開閉する猫。
何かを食べている時や大声で話す時などに使用されることが多い。
眠たい猫
あまりの眠たさで変顔になった猫。
力尽きてしまった時や休みたい時の表現に使われる。
近頃では死体役に使われる事が増えた。
叩く猫
もう一方の猫の顔面に猫パンチを連打する猫。
誰かに怒りの矛先を向ける、または誰かの怒りを買うときに使われる。
その性質上説教猫と共に使われることも多い。中には自分を責める際にも使われる。
怒る猫
怒りを露わにしながらこちらを睨んでくる猫。
バックで流れているのはオンライン人狼ゲーム「AmongUs」にてインポスターが発表される際のSE。
困惑する猫
目も口も大きく開けて塞がらないままただただキョロキョロと周りを見回すしかない猫。
使われ方はhuhcatと似ているが、あちらは理不尽な要求をされたり相手の話が理解できなかった際に使われるのに対し、
こちらは阿鼻叫喚な状況そのものを目の当たりにした時に使われる。
バナナ猫



Facebookユーザーの Sin Achilles が、バナナのスーツを着た猫の編集画像を投稿して生まれた猫。
たびたび不幸な目に遭い泣く(その時のBGMはバラード猫)。
だが、その涙を利用して穴に涙を溜め他の猫を救出したり、作用・反作用の法則で飛んだり、
マグマを黒曜石にして通れるようにしたり、飲み水にしたり···などと見た目に対してあまり不遇な扱いにはなってない。
リンゴ猫
リンゴの胴体に顔と手足が生えて二足歩行する猫。
ちょうどバナナ猫と対になるような容姿をしている。
銃乱射猫
一心不乱にマシンガンを乱射する猫。
ブラック企業等、殺伐とした環境で使われることが多い。
銃声が鳴り響く代わりに「ぴゅぴゅぴゅーん、ぴゅぴゅぴゅー」というおそらく人の声であろう
なんとも間の抜けたSEを発する場合が多いが、銃声と共に乱射しながら某先輩らしき叫び声を発することもある。
冷静猫
「o hory night」の音楽をバックに、腕を乗せている猫。
落ち着いてる際に使用される。
虚無猫
水に当たり、虚無った顔をしている猫。
何かしらの出来事で何も感じなくなった際に使用される。
ホドモエ猫
ポケモン作品に登場する町・ホドモエシティのBGMに合わせて陽気にダンスする猫。
気分がノっている時等に使用される。
びっくりする黒猫
目をまん丸にしてびっくりしている黒猫。
困惑する猫と似ているが、こちらは驚きの方が大きいので、扱い方が変わってくる。
笑う犬
猫ミーム発の「アハッハッハッハッ!アーハッハッハッハ!」と笑う犬。
何かを見て爆笑するシーン、他人に対して嘲り笑うシーン、自暴自棄となって狂いながら笑うシーンなど、
使い道は多岐にわたる。
ポテチ猫
ポテトチップスを無心に貪る猫。
アイス猫
アイスを舐めて驚く猫。
五条悟猫
「 大丈夫 僕 最強だから 」
漫画『呪術廻戦』に登場するキャラ「五条悟」を猫化したもの。
ラスボス猫
史上最恐の力を手に入れてしまったチピチャパ猫。
元ネタは「
こちら
」。
杉下右京
『相棒』に登場する主人公。
「杉下右京ミーム」でよくバナナ猫に理不尽な説教をしている。
ゴールドタイガー
おまえの苦労をずっと見ていたぞ
本当によく頑張ったな?
遂に我慢が報われ莫大な富を得る
メンフクロウ
オランダの写真家ハンニ・ヘーレ氏が2021年5月28日に撮影した
メンフクロウのヒナの写真を比較文学研究者の津田雅之氏がXに投稿した。
メンフクロウの特徴であるお面顔に発達途中の羽が手のように見え、
猛禽類特有の長い脚が合わさったインパクトとヒナが懸命に走る姿がかわいらしいと話題となり投稿には20万以上のいいねがついた。
この写真は以前よりネットの各所で貼られたびたび小さなバズを引き起こしていたが、今回の流行は2021年以降で最大のものとなった。
そしてその画像に「エッホエッホ」というフレーズを加えた投稿も6万いいねを記録し、急速にミームとして広まった。
最終更新:2025年04月08日 21:57