彼女が得意とする魔術と剣術のあわせ技。
低級魔術から最上級魔術との組み合わせまで幅広く使いこなす。
安定性があり使いやすい魔術剣が揃っているが、やや威力に不足感がある。
武器に火炎を纏わせ、薙ぐ魔術剣。
炎により攻撃範囲が拡大され、威力も単純明快で使いやすい。
武器を氷結させ、薙ぐ魔術剣。
冷気により攻撃に氷結効果が付与され、相手の動きを鈍らせる。
武器に風を纏わせ、薙ぐ魔術剣。
風は武器を振るう際に塊として飛び、飛び道具になる。
武器に雷を纏わせ、薙ぐ魔術剣。
火炎の薙と同じような効果を持ち、少し離れている対象にも雷が飛ぶ。
武器に樹木の根を這わせ、薙ぐ魔術剣。
攻撃が命中した際に根が敵の体力を吸い上げ、発動者へ与えるため粘り強く戦える。
武器に光を纏わせてから、光の持つ邪悪を祓う力を増幅させ、薙ぐ魔術剣。
邪悪な存在に強い効果があり、霊的な存在や実態のないものにも効果的な攻撃をする事ができる。
長所を失う代わりピーキーな性能だったり、どこかトガった魔術剣が多い。
燃え盛る業火を剣に与える魔術剣。
低級魔術剣と違い、攻撃範囲の拡大が無くなった代わりに威力がかなり向上している。
炎熱が弱点であれば、相当な威力になるだろう。
降り注ぐ雹の冷気を剣に与える魔術剣。
低級魔術剣と違い、氷結効果が無くなった代わりに、刃が命中すると刃の先より体内に雹を直接打ち出す。
内側からの破壊は強烈な威力を生む。
強烈な烈風を剣に与える魔術剣。
低級魔術剣とは違い、飛び道具として扱う事ができないが剣に強烈な烈風が宿り、刃が一度命中すれば烈風が吹き荒び敵を空の彼方へ吹き飛ばす。
吹き飛ばされた敵は飛べない限り、自らの自重により強い衝撃を受ける事になるだろう。
素早き迅雷を剣に与える魔術剣。
低級魔術剣と打って変わって、攻撃範囲の拡大は無く、攻撃速度を一気に向上させ、さながら迅雷の如く刃が駆ける。
パワーファイターすらも手数で押すスタイルを取れるようになるため、使い手次第では相当に厄介である。
命を奪う毒を剣に与える魔術剣。
低級魔術剣と打って変わって、回復効果は無く、攻撃が命中した際に猛毒を流し込むだけの魔術剣。
しかしその猛毒は恐ろしく、戦闘が長引けばそれだけ蝕み、果てには命を奪う。措置が遅れれば例え勝利しても命を落とす事になるだろう。
邪悪を滅する光の輝きを剣に与える魔術剣。
低級魔術剣と違い、邪悪には光が持つ本来の破邪の力しかないが、その光は強すぎるが故に光すらも焼く。
強すぎる光は、自らさえも焼き滅ぼす。
一歩間違えば自分にも被害が出るが、それ以上に強力な魔術剣が多い。
敵を焼き尽くさんとする劫火を剣に付与する魔術剣。
常に剣が赤熱を放ち、所有者を焼き焦がさんとするほどの劫火は敵を等しく焼き払う。
攻撃範囲拡大も今までの比ではない上に、炎の威力も比べようもない。炎熱が弱点ならば一度食らうだけでも致命傷は免れない。
全てを拒み氷の棺へと閉じ込めんとする絶氷を剣に付与する魔術剣。
常に剣が強烈な冷気を放ち続け、並の術者では冷気にやられて剣をまともに振るうことすら叶わない。
氷結効果は著しく強化され、冷気が弱点ならば一撃で何もかも凍らせてしまう事もある。
止められる者なき荒ぶる暴風を剣に付与する魔術剣。
常に剣を風が駆け巡り、扱いを間違えれば所有者も容赦なく引き裂くほど。
飛び道具として放つ風の威力も半端なものではなく、並大抵の風魔術やそれに近いものは容易く打ち消されてしまう。
大地を抉り進む剛雷を剣に付与する魔術剣。
常に剣から激しい雷が迸り、一つの雷雨の如く荒れている。
攻撃範囲の拡大もさながら、雷の飛距離も格段に向上している。威力も申し分ない。
流動する激しい水流を剣に付与する魔術剣。
常に剣の表面を凄まじい速度で水流が廻り、恐ろしい程の切れ味を持たせる。
岩、鉄を裂くのは勿論、様々な硬質な装甲を紙の如く引き裂く。
侵されざる神聖なる光を剣に付与する魔術剣。
常に剣を神聖なる光が守護し、邪悪を跳ね除け魔を断つ。
邪悪な存在や魔に非常に強く、その光は穢れを打ち滅ぼす。
自らの腕や脚、武器などに火炎の属性を付与できる。
ピンポイントで属性付与を行うのはかなり集中が必要で、彼女はどの部位でも付与できる程に集中できる。
更にこの属性を付与された部位で氷やその類の属性の攻撃を物理的に掻き消す事ができる。
自らの腕や脚、武器などに氷結の属性を付与できる。
ピンポイントで属性付与を行うのはかなり集中が必要で、彼女はどの部位でも付与できる程に集中できる。
更にこの属性を付与された部位で大地やその類の属性の攻撃を物理的に掻き消す事ができる。
自らの腕や脚、武器などに雷撃の属性を付与できる。
ピンポイントで属性付与を行うのはかなり集中が必要で、彼女はどの部位でも付与できる程に集中できる。
更にこの属性を付与された部位で疾風やその類の属性の攻撃を物理的に掻き消す事ができる。
自らの腕や脚、武器などに疾風の属性を付与できる。
ピンポイントで属性付与を行うのはかなり集中が必要で、彼女はどの部位でも付与できる程に集中できる。
更にこの属性を付与された部位で炎やその類の属性の攻撃を物理的に掻き消す事ができる。
自らの腕や脚、武器などに大地の属性を付与できる。
ピンポイントで属性付与を行うのはかなり集中が必要で、彼女はどの部位でも付与できる程に集中できる。
更にこの属性を付与された部位で雷やその類の属性の攻撃を物理的に掻き消す事ができる。
自らの腕や脚、武器などに神聖の属性を付与できる。
ピンポイントで属性付与を行うのはかなり集中が必要で、彼女はどの部位でも付与できる程に集中できる。
更にこの属性を付与された攻撃は霊的な存在等、実態のないものへ物理的干渉を行える上に、呪いやその類の属性の攻撃を物理的に掻き消す事ができる。
魔術剣は全ての意味で規格外のものが並ぶ、使いこなすには何十年という年月を費やしてもまだ足りないだろう。
火炎属性と大地属性の混成魔術剣。
炎と水の両属性を宿し、敵を掻っ捌く。
命中後、内部の水分を油に変質させ、生物の内側を流れる水脈より焼き尽くす。
なお、機械類の水の通わぬ存在には単純なる魔術剣として効果を及ぼす。
体中が水でできているような存在に対しては、即死に等しい程の威力を見せる。
火炎と大地の両属性の高度な魔術剣の為、破壊力は十二分にある。
水男「俺だけを殺す技かよ!?」
触れるだけで拒絶するかのような氷結を剣に宿し、引き裂く。
命中後、体の中から体温を急速に無くしてそのまま凍て付かせ、氷の塊にして打ち砕く。
極度に熱を持つ相手に対しても効果を持ち、瞬時に温度を奪う為に炎熱攻撃を防ぐ事も可能。
なお、氷結属性が効果の無いような相手には無力である。
空気すらも奪うかの如き暴風を剣に宿し、振るう。
強烈な暴風が剣より放たれ、効果範囲の『空気』を散り散りにさせ、周囲より消滅させて暴風と窒息によるダメージを与える。
なお、呼吸の必要が無いような対象には単純に暴風のみ効果を及ぼす。
空気を散り散りにさせるほどの暴風故に、威力は抜群である。
強烈な電撃と磁力を剣に宿し、走らせる。
この電撃が命中すると、体の中とその周囲に強烈なNとSの磁力が同時に幾つも作り出される。
その為、その場に強烈に縛られるか、延々と反発して動けなくなる。
加えて、機械人間やその類の、電力の関わるような存在や武装に強烈に干渉し、機能を停止させる。
単純な攻撃として見ても桁違いに強力な電撃を込める為に、十二分に威力はある。
乾きし大地の力を剣に宿し、斬る。
命中後、追加効果で体中の水分という水分を奪い、乾かせ、干上がる大河の如く殺す。ほぼ即死技。
ただし追加効果の発動には条件があり、敵対する対象の構造を理解し、どう水分が流れるかを知っていないといけない。
彼女は人体の構造を非常によく理解しており、人間やそれに近い形の生物に対して追加効果を発動させる事ができる。
彼女がよく構造を理解していないような異種族や、そもそも水の通わぬ存在等には無力。逆に体中が水でできているような相手はeLBaSが構造を知らなくても、触れるだけでも致命傷。
水男「やめろー!俺は死にたくない!!死にたくなーーーい!!!」
- Claidheamh Soluis(クラウ・ソラス)
神聖属性の魔術剣にして、彼女の究極の魔術剣。
一振り振るえば世界を三度廻り、敵対する者を微塵に切り裂く裁きの刃。
恐ろしい程の攻撃範囲を持ち、敵がどれだけ増えようとも三度切り裂く。
威力は当然、恐ろしい程に高く、それを三度。速度は言わずもがなであり、小細工をしない回避は困難を極めるだろう。
実体の無い霊的な存在や、歪な魔術により生み出された命等に強い効果を持ち、同時に物理的干渉の不可能な存在にも効果を及ぼす。
幻術魔法、厳密には時空魔法であり、彼女の奥の手。
剣を撫で、鎌のような刃を剣の先端部分に魔力で生み出し、剣を擬似的な鎌にする。
この鎌で引き裂かれた対象は一定の確率で、存在そのものに歪みを生み出され、様々なものが狂う。
年齢、経歴、性別、身長、体重といったものから、身体特徴、素質、術の適正、魔力の量等、果てには存在自体が歪み消滅する。
引き裂かれて生まれる歪みはあまりにも多く、彼女自身にも把握し切れないほど。
少なくとも、この鎌には例えどれだけ硬質なものでも容易く貫通する程の威力があり、物理的に干渉できない存在すらも全ての法則を無視して引き裂く力がある。その鎌は万物を殺す。
生まれる歪みは、もしかしたら有利になるものかもしれないが、そのケースは本当の本当に稀であり、天文学的な幸運の下だとしてもそうそう有り得ない。
自らの周囲に非常に高度な円形の魔術結界を展開する。
この結界は常に自らに影響の及ぶ魔術効果を感知・それに対し、反属性及び相殺できる同属性の魔力を衝突させ続け、無力化する。
極限まで磨かれた魔術式により展開された結界はどれだけ高度な魔術であろうと感知し、それに対して有効な属性か、相殺し切れる同属性の魔力をぶつけ続ける。
この結界が展開された彼女を魔術で傷つけるのはとてもではないが、彼女の類稀なる魔術の才を考慮した上で、冗談ではない。
更にこの結界を会得した時点で彼女は常に無意識の内に低レベルでこの結界を展開している(してしまっている)ため、程度の低い魔術であればいつでも相殺してしまう。
ただ、この結界には一つ弱点がある。それは一度発動すると戦闘が終了しない限り、自分の魔力が尽きるまで発動し続ける事。
それに加え、相殺すればするほどに魔力を浪費するため、彼女の魔力量がいくら桁違いとは言え、バカみたいに強い魔術を何十や何百とぶち込まれればあっさり魔力が底をつく。
この結界を無力化したいのならば、魔術を数による物量で放ち続けるのが最も効率的かつ効果的である。
魔術を複製し、もう一度発動する複製魔術。
非常に高度かつ洗練された式であり、それでいて難解であり彼女のオリジナル。
低級魔術を複製するだけではそのまま同じ魔術を唱えた方が効率的ではあるが、高度な魔術になればなるほどその恩恵は計り知れない。
単純な詠唱時間も短めであり、魔力の消耗も少なめであるが故に汎用性も高い。
そして何より、魔術複製は自分が放った魔術でなくても可能である。
よって相手の放った魔術を複製し、即座に放ち相殺、等といったことが可能。
発動済みの魔術に対し、魔術式の上書き・変更を行う魔術。
凄まじい演算速度で魔術の式を解読し、自らの自由に書き換え・書き加える。
この魔術式の習得には大前提として類稀なる魔術の才に加えて、全ての魔術に深い造詣がなければならない。
魔術式の解読には魔術を知ることが当然必要となるからである。
彼女自身は世俗魔術への適正はないが、それを補って余りある程に世俗魔術を学んだ為に、習得できた。
彼女ほどの魔術の才があれば解析できない魔術や結界は極僅かな究極の魔術の類に限られる。
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