黒先黒勝ち

3対2の基本形だが難しかったので、まとめてみる。
しらみつぶしに分析してみた結果、いくつかのめざすべき最終局面(目標最終局面)にまとめられるとおもうので、まずそれをあげてみる。

目標終局局面NO1

黒番
黒15-11とすると
白は、白12-16しかない
ここで、黒11-8!(好手)
これで、黒白交換となり、交換後白は身動きできない

目標終局局面NO2

白番
白4-8か、白12-8かしかない
ここでは、白4-8の場合
どちらでも、黒は黒15-11!(好手)として
2駒捨てて、1駒と交換
黒番
その結果、こうなって
白番
最終的にはこうなるが、これでオポジッションが黒に有利で、白はダブルコーナーラインに到達できないため、負けとなる


目標終局局面NO3

黒番
白にアタリとされたが、どうするか?
白番
黒18-14!(好手)。取らせて、The Move を得る。
黒番
白取り。
白番
白を壁に押し付ける。2つの白は、ダブルコーナーラインへたどりつけない。
黒番
Breechesされないように注意
後は、白を壁に押し付けて、終わり

目標終局局面NO4

黒番
白にアタリとされたが、どうするか?
黒好手!

目標終局局面NO5

黒番
どうするか?
白番
黒19-16で、白11の動きが不自由。これが動くと、どこへ動いても、交換、または、ただ取りをされてしまう。
黒番
白はこの守りしかない。ここで黒はどう決めるか?
白番
好手!この捨て駒で、いいポジションをとる。
黒番
白取り。その後の黒の仕上げは?
白番
これで交換を目指す
黒番
白取り
白番
黒取り。そして白が動けなくなる

最終更新:2010年06月19日 20:53