チェックメイトの基礎3

KRRvsK

ここでは、自分がキング一個とルーク二個持っている場合のメイトの仕方について解説します。


メイトの手順

次の図1を見てください。

図1(左下がa1です)
相手はキングのみ、自分はキングとルーク2個を持っています。
クイーンによるメイトはキングの助けが必要でしたが、ルークを二個持っていれば、キングを使うまでもなく、メイトできます。

メイトのコツは、二つのルークで壁を交互に動かすことです。
では、実際にやってみましょう。

1.Rc4 (図2)


図2
ルークによる壁を作ります。これで、キングは4段目より上の範囲でしか動けなくなります。

1...Kd5 (図3)

図3
相手がルークを取ろうとキングを近づけました。
しかし、壁を下げないようにルークを移動すればいいだけです。

2.Rh4 Ke6
3.Rb5 Kd6
4.Rh6+ Kc7
5.Rg5 Kb7 (図4)

図4
このように二つの壁を作って、交互に動かせばメイトです。

6.Rg7+ Ka8
7.Rh8# (図5)

図5




最終更新:2010年08月04日 12:52
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