駒落ち戦の戦い方
駒落ち戦は、最初から有利な状態で始まります。
そして将棋とは違い、持ち駒という概念がありません。
そこで、駒落ち戦の際のちょっとしたコツを教えます。
駒は交換せよ!
駒を交換することは非常に大事なことです。
駒の価値で紹介した点数表に従って、近い価値をもつもの同士で交換してしまいます。
そうすると、上手はどんどん苦しくなるはずです。
たとえば、同じ5点差でも30対35と2対7では全然比率が違うでしょう?
特に上手にクイーンやルークを持たせていると危険です。早めに交換しましょう。
QR落ち以上では、自分のクイーンと相手のルークを交換しても良いくらいです。
当然、上手は駒を交換させないように指すので、一筋縄ではいかないでしょう。
ポーンを取れ!
駒が少なくなると無理やり相手キングをメイトしようとする人がいますが、
ポーンを取ってパスポーン(前方に相手のポーンがないポーン)をつくりましょう。
そして、その駒をクイーンにすることでぐっと勝つのが楽になります。
引き分けに気をつけろ!
終盤になると、上手は駒を捨てるなどして何とかステイルメイトに持ち込もうとします。
相手の駒が動けるかどうか、指す前に確認したほうがいいでしょう。
最終更新:2010年08月01日 23:59