17-136

17-136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/18(金) 16:13:37 ID:E2wvg5VAO
エヴァ「あー、やっと終わった」
茶々丸「また居眠りしてネギ先生に怒られましたね」
エヴァ「うるさい、昼は眠いのが吸血鬼だ!」
茶々丸「マスター…」
エヴァ「全くぼーやと言いお前といい、うん?」
茶々丸「マスター?」
エヴァ「夕日だ、この時期は空気が澄んでいるから綺麗だ…」
茶々丸「マスターは太陽がお嫌いなのでは?」
エヴァ「夜になる前の夕日の輝きは別だ、日が落ち段々闇の静寂が近付く。私は好きだ」
茶々丸「マスター…」
エヴァ「ふっ、らしくないな。帰るぞ」
茶々丸「はい、マスター」

17-138

17-138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/18(金) 17:01:46 ID:YaM6xOZW0
1/8
ここは3−Aの教室、木乃香は悶々とした時間を過ごしていた
その理由は刹那である。彼女がなかなか最後の一線を超えてくれないからだ
二人はすでに相思相愛となっている
しかしながら刹那のほうは、主従の使命感と倫理観があるために最後の一歩を踏み出せないでいるのだ
木乃香のほうはリミッター解除、脳内にはピンクの妄想汁がだだ漏れであるのだが・・

木乃香 「はぁ・・」
最近、木乃香はため息が多くなった
木乃香 「せっちゃん・・・」
愛する人、刹那の事を思いながら家路につく、そんなときであった
ふと、道端にノートが落ちているのに木乃香は気がつく
木乃香はなぜかそのノートが気にかかり拾い上げた

表紙、裏表紙共にどぎついピンクに染め上げられており、そのノートの表紙にはただ一言こう書かれていた

 Les Note(レズ ノート)

紙で出来たはずのそのノートであったが、不思議と木乃香は手になじむのを感じていた
17-139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/18(金) 17:02:42 ID:YaM6xOZW0
2/8
木乃香は拾ったノートを持ち帰り、自分の部屋でそのノートを読んでみる
ページの部分には何もかかれておらず、ただ表紙の折り返しに使用方法がかかれているだけであった
木乃香 「なになに・・」

Les Note 使用方法
・このノートは書き込まれた者を同性愛者にする事ができる。ただし、対象は女性のみである
・記入方法は 対象の本名をフルネーム×対象の本名をフルネーム というかたちで書き込めばよい
・記入対象は何人でも可能。カップリングしたいだけ ×対象の本名をフルネーム を付け加えればよい
・効果は記入1分後に現れる
・対象の本名をフルネームの後に以下のような項目を書き加える事で行動を変化させる事ができる
(責め) 責め主体の性格、タチのこと
(受け) 受け主体の性格、ネコのこと
(女王) まさに女王様、鞭も操れます
(奴隷) 悲しき奴隷、何でも言う事を聞きます
(姉御) 頼れる姉御、優しく、そして激しく愛してくれます
(気弱) おどおどびくびく、優しく愛してあげてください
(軍曹) 命令口調、命令に逆らう奴には容赦無し
(聖母) どんな行為も優しく受け入れてくれます、甘えても吉
(悪代官) あくどい事をして相手を手篭めにします
(無感情) 何をされても反応してくれません
(親の仇)カップリング相手のことをひどく憎みます。変わったプレイがお好みの場合に
(ツンデレ) 最初はつらくあたり、最後には照れながらも愛してくれます
(ケダモノ) 欲望の赴くままに、相手が死なない事を祈ります
(テレテレ) 恥ずかしがり屋さん、でも相手の事はラブラブです
etc・・・後は自分で捜してみよう

・書き込んだ本人には効果は無いが、そのカップリング相手には効果がある
・効果は名前を消しゴムで消せば、消した1分後に消える
17-140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/18(金) 17:03:30 ID:YaM6xOZW0
3/8
木乃香 「あはは!そんなことあるわけないやん!」
そう木乃香は笑い飛ばすとノートを閉じ、机の中に入れると夕食の準備をはじめた
しかし夕食を作っているときも、お風呂のときも、寝るときでさえもあのノートの事が気になって仕方がなかった
結局次の日、木乃香は膨らみきった好奇心に負け再びノートを開く

木乃香 「あれは・・・」
ノートを使うにしても、対象達がいなければその効果を確かめることは出来ない
そう思い、木乃香は対象となるべき人物を探していた。そこに現れたのが、千雨とザジである
千雨 「今日の飯はパスタでいいか?」
ザジ 「・・・」
黙ってザジは頷く
千雨 「ん・・」
そんな会話をする二人を木乃香は少し離れたところから眺めていた
ノートを膝に置いて開き、こう書き込む

長谷川千雨(受け)×ザジ・レィニイディ(責め)

そして1分後・・
17-141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/18(金) 17:04:09 ID:YaM6xOZW0
4/8
千雨 「お、どうした?おい、そんなにくっつくなって・・」
ザジ 「・・・」
千雨 「あんっ、ダメだってばこんなところで」
ザジ 「・・・」
千雨 「部屋に帰ってからな?たっぷりさせてやるから」
ザジ 「・・・」
千雨 「いっぱいしような。お前のあれ、気持ちいいからさ」
ザジ 「・・・」
千雨 「わかったよ。でも、痛いのは勘弁な」


木乃香 「ま、まさか・・でも、なんかあの会話やと二人は元からレズのようやしなぁ・・」
残念ながら確証まではえられなかった木乃香
しかしながら彼女の心の中ではかなりの期待が膨らんできている
もしかして本物かも・・そういう思いが彼女を突き動かす
17-142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/18(金) 17:04:51 ID:YaM6xOZW0
5/8
亜子 「きょうはつかれたなぁ〜」
アキラ 「あんなに怪我人がくるとはおもわなかったね」
亜子とアキラ、仲は良いがレズとの噂は聞かない。これは好都合、そう木乃香は思った
ワクワクしながら木乃香はノートにこう書き込んだ

和泉亜子(ケダモノ)×大河内アキラ(気弱)

そして一分後・・
亜子 「たゆんたゆんー!」
突然叫び声を上げる亜子、それとは対照的にその声で怯え、身を縮めるアキラ
アキラ 「な、なに?ど、どうしたの亜子」
亜子 「ええちちしとるやないか姉ちゃん、おっちゃんが揉んだるからそこ動かんといてや」
アキラ 「え、あ、あの、そんなこと・・」
亜子 「怯えた姿もかわええなぁ、安心しい。おっちゃん優しいから心配ないで?」
アキラ 「・・・い、や・・」
亜子 「ごちゃごちゃ言わんと早よちち揉ませい!ほれ!」
そう言って亜子は床にアキラを押し倒す。アキラの目尻には涙が浮かんでいた。

亜子 「観念しいや・・もう逃げられへんで・・」
アキラ 「あ・・あ・・」
やがて亜子はゆっくりとアキラに覆い被さりアキラの胸をたゆんたゆんさせてゆく
17-143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/18(金) 17:05:21 ID:YaM6xOZW0
6/8
木乃香 「ホンマもんやー!」
ノートを胸に抱きしめ木乃香は大喜びする
これでせっちゃんと・・・そう思うと頬が思わず緩んでしまう
だがその前に・・もっとこのノートで遊ぼ!
そんなことを考える木乃香であった

そして次の獲物を探して木乃香は校舎をうろつく

古 「真名、修行するアル」
真名 「いいだろう、手加減はしないぞ」
世界中の樹の下、古と真名が修行をしていた
木乃香は近くの茂みに隠れ、ノートを開いてこう記す

古菲(軍曹)×龍宮真名(海兵隊員)
そして一分後・・
17-144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/18(金) 17:05:59 ID:YaM6xOZW0
7/8
古 「口でクソたれる前と後に『サー』と言うアル! 分かったかウジ虫!」
真名 「サー!イエス!サー!」
突然古が命令口調に、そして真名は直立不動になる
古 「この私が修行をつけるアル!じっくりかわいがってやるアル! 泣いたり笑ったり出来なくしてやるアル! 」
真名 「サー!イエス!サー!」
古 「今の貴様は両生動物のクソをかき集めた値打ちしかないアル!」
真名 「サー!イエス!サー!」
古 「むむ、貴様、身長はいくつあるか?」
真名 「サー!182cmであります!サー!」
古 「まるで、そびえ立つクソアルな!嘘をついているのではないアルか?」
真名 「サー!ノー!サー!」
古 「嘘をついてもすぐわかるアル!嘘をついたらクビ切り落としてクソ流し込むアル! 」
真名 「サー!イエス!サー!」
古 「では修行するアル!むむ、何をチンタラやっているアルか!まだじじいのファックの方がまだ気合いが入ってるアル!」
真名 「サー!イエス!サー!」
古 「ぐずぐずするな!胸切り取って巨乳の家系を絶ってやるアル!」
真名 「サー!イエス!サー!」
古 「死ぬか? 私のせいで死ぬつもりかアルか? さっさと死ぬアル! 」
真名 「・・・」
古 「返事はどうしたアルか!返事も出来ないような奴はセイウチのケツにド頭つっこんでおっ死ぬアル! 」
真名 「・・・」
古 「何アルか貴様、私に向けたその銃は・・」
真名 「・・・」
古 「パパとママの愛情が足りなかったアルか、貴様! 」
ガァァァン
一発の銃声が響く、どさり、と音を立てて古が倒れこむ。そして真名は自分のこめかみに銃を押し当て引き金を引いた
ガァァァン
ニ発目の銃声が響いた。一発目と同様にどさり、と音を立てて真名も崩れ落ちた
17-145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/18(金) 17:07:28 ID:YaM6xOZW0
8/8
その光景に驚いた木乃香は急いで二人に駆け寄った
幸いにも真名の撃った銃はエアガンである、二人に怪我は無く気絶しているだけであった
木乃香 「ふぅ・・驚いたわ。まったくもう」
こういった組み合わせは危険なんやな。そんなことを思いながら木乃香は消しゴムで真名と古の名前を消した

木乃香 「えへへ、次は誰にしようか・・」
そんな不埒な事を思いながら校舎をうろつく木乃香、そんな木乃香の前に現れたのは・・・


ハルナ 「さてと、だいぶんできたかな。後は後半をどうするかだけれども・・」
いつものようにハルナは部屋にこもり、創作系同人誌のネタを作っていた
前回、楓に甲賀忍法の奥義を決められた。体につけられた全身のやけどの跡がまだらになっている
ハルナ 「木乃香って意外とお茶目だからなぁ、欲望に忠実ってかんじね」
しかし、ハルナは気がつかなかった。背後に迫る虐殺者の影に・・
ハルナの聞いた最後の言葉はこうであった

木乃香 「ほうか、そんなにウチのお茶目を味わいたいんか・・魔力だけは無駄にあるえ、遠慮せんと喰らいや」

17-147

17-147 名前:メガネ大使◇eWabhGcC0[] 投稿日:2005/11/18(金) 17:26:20 ID:vlwZwfdH0
「もしも」シリーズ
第1回「もしも生徒の特徴が入れ替わったら…(1)」

       →ドジッ子
宮崎のどか       雪広あやか
     ショタコン←

あやか「あら、ネギ先生!」
ネギ「あぁ、いいんちょさん。」
あやか「せんせ…うわっぷ!」
     ずてーん!
ネギ「あぁ!?いいんちょさん、大丈夫ですか!?」
あやか「アハハ…へ、平気ですわ…たた…。」

のどか「(…いいんちょさん、いいなぁ…。
     私もネギせんせーと…はわわわ…っ。
     で、でも、それじゃネギせんせーにご迷惑がかかるし…で、でも…。
     ね、ネギせんせー…すっごくかわいいし…っ!)」
夕映「…のどか、何を悩んでるですか?」
ハルナ「ネギ君のことじゃない?
    だって、あたしの鼻がのどかからガッチリラブ臭を受け取ってるもの!」
夕映「ハルナ…その『ラブ臭』というネーミング、なんとかならないですか?」
ハルナ「いーじゃないの。あたししか感じ取れないんだから、あたしの勝手よ。」
夕映「それでも、言葉のニュアンスが…」
ハルナ「でもでも、どうせ夕映も…」

のどか「ね、ネギせんせー…」
17-154 名前:メガネ大使◇eWabhGcC0[] 投稿日:2005/11/18(金) 20:56:14 ID:vlwZwfdH0
レスサンクス
…実はドリフを意識したわけではないというオチ。

復帰記念でもう一作

「もしも」シリーズ
第2回「もしも3−Aでゴルフに行ったら…」

神楽坂明日菜の場合
明日菜「いっくわよぉぉ!」
     パスゥゥン…
 実はクラブで打ったのではなく、自分の足で蹴った。

四葉五月の場合
五月 いきますよー。
    ふゅぉっ!
 実はゴルフクラブではなくフランスパン

葉加瀬聡美の場合
ハカセ「いきます〜。」
   ゴゴゴ…ゴォォゥ!
 ゴルフクラブにバーニアがつき、スイングスピードが光速
(無論ハカセは対策として強化アーマー装備済み)

ちうの場合
ちう「みんなー、いっくぴょーん!」
    かぃぃん!
 実はゴルフクラブではなく、使い古した魔女ッ子アニメのステッキ(レプリカ)
(続く)
17-155 名前:メガネ大使◇eWabhGcC0[] 投稿日:2005/11/18(金) 21:00:43 ID:vlwZwfdH0
続き

那波千鶴の場合
千鶴「いくわよ〜。」
   ふゅ…ん
 実はゴルフクラブではなく、誰かのお尻に刺す為の青ネギ

古菲の場合
古菲「行くアルよー!!」
  かぃぃぃん!
 実はゴルフクラブではなくヌンチャク

椎名桜子の場合
桜子「いくよーっ!」
    ごわわわわわわー…
 実はゴルフクラブではなくカラオケ用の有線マイク

鳴滝風香の場合
風香「いくぞーっ!」
    ぶぉぉ…
 実はゴルフクラブではなく史伽(ぇ

終了

>>18-216

17-158

17-158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/18(金) 21:44:55 ID:DSqqQ/4E0
   「ここが、あんたの牢屋だ」

随分長い間車に揺られ、ようやくうつらうつらと船を漕ぎ始めた頃、乗っていた軽自動車がブレーキを
掛けた。ふと窓の外を見渡すと、日は暮れて、そろそろ視界が利かなくなろうという時間帯だった。
魔法関係者が入るという監獄。深い山奥に、その家はあった。

   「どぎつい結界が張ってある。出ようったって、よっぽどの腕じゃなきゃ、無理だな」
見た目、30〜40代だろうか。頭に白いものが混じった、初老の男性はそう答えた。車の中でも、運転が退屈
なのか、こちらは一切話に応じていないにも関わらず、男はひたすら一人で喋り続けた。五月蠅くて眠るのも
ままならなかったため、ひどい不快感が残る。牢獄もなんでもいいから、早く眠りに就きたかった。
   「じゃあ、食事は中にある物を食べてくれ。週に一遍、誰かが届けに来るだろうから」
生死に関わる事だと言うのに、“だろうから”という曖昧な表現が気に入らず、キツく男を睨みつけたが、
男はそんな様子も意に介さず、笑顔でさっさとその場を去っていってしまった。

千草は、辺りを背の高い杉の木に囲まれた、その一軒を眺めた。牢屋と言うには、なんだか気の抜けたような
作りで、金のない大学生にこの物件を紹介したら、喜んで住み着くんではないか、そんな佇まいだった。
感謝すべきは、自分が花粉症でない事ぐらいか。
中に入ると、質素ではあるが、一般の犯罪者が入る様な、何もない一部屋、という訳ではない事が見て取れる。
木で作られた、机と椅子。食事様だろうか。冷蔵庫には、一週間持つか持たないか、程度の食事が入っている。
考えて食べないと、餓死してしまう、とまではいかないが、恐らく自分に律を課すための分量調整なのだろう。

別に一週間誰もここに来ない訳ではない。食事を運搬する係が週一度と、見回りが4日に一遍。余程結界に
自信があるのか、見回りが来るペースは、割とゆったりしたものだった。
またあの男が来て、どうでもいいお喋りに付き合わされるのか、と思うと気が重い。疲れが全身に回ったのか、
意識しなくても体は勝手にベッドの方向へと進んでいった。そのまますとん、と眠りに落ちていく。

私に課せられた刑期は3年と6ヶ月。
さて、どうやって脱出してやろうか。

17-160

17-160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[…ネギましまろ(不味そうだな] 投稿日:2005/11/18(金) 22:09:24 ID:RR7Q5CKT0
亜子「へきしッ」
千雨「お… 風邪ひいた?」
亜子「んー… なんや熱っぽいかも…
   頭もいた…いし へ… へきしッ」
千雨「あらら ひどいなちょっと」
ザジ「(むずむず)へ…へ…
   しゃっくり!」
ザジ「…うー… あたしも熱あるかも」
千雨「ねえよ」

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最終更新:2007年09月30日 18:07