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20-50
20-50
名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/11/21(月) 18:25:05 ID:???
1/7
むか〜し、むかし、あるところにちびせつなというものが住んでいました
その名のとおりのちいさい少女で、そのうえバカでした
ですからいつも村の子供達に
明日菜 「あんたもバカレンジャー入る?」
夕映 「でももう一人入れたらレンジャーじゃなくなるです」
まき絵 「えへへ・・私よりバカかな?」
楓 「足し算はわかるでござるか?」
古 「うむ、バカっぽい顔アル」
という風にバカにされていました
ある日のこと、ちびせつなは都にはなんでも願いをかなえる打ち出の小槌というものがあると聞きました
早速、おじいさんとおばあさんに相談します
超 「そんなのウソネ、また騙されてるヨ」
葉加瀬 「そうそう、そんなものがあったらみんな天才になってるよ〜」
でも、ちび刹那は食い下がります
超 「わかったネ、都に行ってもいいネ」
葉加瀬 「どうなってもしらないですよ〜」
こうしてちび刹那は、おじいさんとおばあさんにお椀と箸、針と藁を用意してもらいました
ちびせつな 「いってきまーす」
超 「気をつけるネ、バカせつな」
葉加瀬 「変なもの食べちゃダメですよ〜バカなんだから」
今の一言はちょっと心に傷をつけたようです。すこしちびせつなはがっかりしています
20-51
名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/11/21(月) 18:25:58 ID:???
2/7
何とかお椀と箸で川を下り、ちびせつなは都につきました
腰には藁を差し、その中に針を刺して刀のように見せています
どうやら本人はお侍さんを意識しているようです
ちびせつな 「たのもう〜」
ここは打ち出の小槌があるというお屋敷です
ギギーィ
扉が開いて中から門番が出てきます
のどか 「あ、あれ?誰もいない・・」
門番は不思議そうにあたりを見回します
ちびせつな 「ここでーす!」
足元から聞こえてくる声に、やっと門番は訪問者に気がつきました
のどか 「きゃー!」
ちびせつなを見た門番はいきなり気絶してしまいました
とても気の弱い方のようです
ちびせつなは門番の人を起こそうと思いましたが、どうやって起こしていいのかわかりませんでした
仕方がないので、開いた隙間から中に入る事にします。それが地獄の門だとは知らずに・・
ちびせつな 「こんにちはー!」
誰かいないかと呼びかけてみましたが返事はありません
誰もいないのでちびせつなは途方にくれました
そうして小石の上に座りため息をついていた時のことです
木乃香 「かわええ〜!」
20-52
名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/11/21(月) 18:26:23 ID:???
3/7
突然、背後から大きな声がしました
驚いてちびせつなが振り向くと、そこには綺麗な着物を着たお姫様が立っていました
木乃香 「いや〜ん!なにこれ!かわいい〜!」
お姫様はそう言うと手を伸ばしちびせつなを手の平の上に乗せ、顔の高さまで持ち上げました
ちびせつな 「あのー、このお屋敷の方ですか?」
木乃香 「あーん!喋った!なぁ、おしゃべりできるん?」
ちびせつな 「は、はい。このお屋敷の方ですか?」
木乃香 「うん。ウチは木乃香、この家に住んどるんよ」
ちびせつな 「よかった!あ、あの、このお屋敷に打ち出の小槌があると聞いたんですが・・」
木乃香 「あるけど・・あなた誰なん?お名前は?」
ちびせつな 「こ、これは申し遅れました。私はちびせつなと申します」
木乃香 「ちびせつな・・・せっちゃんやな!」
ちびせつな 「あ、はい。実は、私はバカなので打ち出の小槌で頭を良くしてもらおうとここに来たのです」
木乃香 「ああ、そうなんや」
ちびせつな 「あの、お願いです。私に打ち出の小槌を使わせていだけないでしょうか?」
木乃香 「・・・ええよ」
ちびせつな 「良かった!ありがとうございます!」
木乃香 「じゃあこっちやで・・」
このとき、お姫様がにやりと笑ったのにちびせつなは気がつきませんでした
20-53
名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/11/21(月) 18:26:50 ID:???
4/7
ちびせつな 「あのー、これは一体?」
ここはお姫様のお部屋、その中央に鳥かごがありました
ちびせつなはその鳥かごの中に入れられています
ちびせつな 「なんで私はこんなところに・・あの、出してください」
そういってちびせつなは格子を掴み、お姫様にお願いしました
木乃香 「うふふ〜、ウチが飼ってあげるさかい、一緒に暮そうな〜」
なんということでしょう。とってもわがままなお姫様です
ちびせつな 「あ、あの、私は打ち出の小槌で頭を良くしてもらおうとここに来たんですけど」
木乃香 「確かに打ち出の小槌はあるけど・・振っても小判しか出えへんで?」
ちびせつな 「え、じゃあ、頭がよくなるってのは・・」
木乃香 「そんなことあるわけないやん。デマやデマ」
ガーン、頭を小槌で殴られたような衝撃をちびせつなは受けました
そしてそのままがっくりとうなだれます。文字で表したら orz という感じです
木乃香 「大丈夫、ここにいる限りバカなんて言われることあらへんで」
お姫様、ちびせつなを飼う気まんまんです
ちびせつな 「そうですか・・ご迷惑をおかけいたしました。あのう、家に帰りますのでここから出していただけませんか?」
木乃香 「いやや」
ちびせつな 「あの、出していただけないと困るんですが」
木乃香 「いやや!いやや!」
ちびせつな 「あの・・」
木乃香 「ここでウチと一緒に暮すの!暮すの!」
なんだかお姫様の頭にはツノ、口には牙が見えたような気がしました
ちびせつな 「はい・・」
その迫力に押され、ちびせつなはそう答えることしか出来ませんでした
20-54
名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/11/21(月) 18:27:27 ID:???
5/7
それからに日々はちびせつなにとって地獄でした
まず、お姫様は着せ替え遊びからはじめました
どこから調達したのかはわかりませんが、ちびせつなにぴったりの服が用意されています
服の入っている箱には”服の長谷川”と書いてありました
ちびせつな 「あの、着替えるのであちらを向いていてはいただけないですか?」
ここは鳥かごの中、更衣室など、というより仕切り一つありません。丸見えです
木乃香 「ウチがみとるから安心して着替えてええで?」
ちびせつな 「でも・・」
木乃香 「着替えてええで?」
やはりお姫様の頭にはツノ、口には牙があります
怖くなったちびせつなは、恥ずかしいのを我慢して着替えます。顔は真っ赤です
木乃香 「うふふ・・」
お姫様は涎をたらしながらちびせつなを観察しています
ちびせつなは鳥かごの中から出してもらえませんでした
ということは、食事はもちろん、お風呂、そして排泄まで見られているのです
ちびせつなもお年頃の娘さんです、もうお嫁にいけない。そんなことをお姫様に言いました。すると
木乃香 「安心しい、ウチがお嫁にもろたる」
もうむちゃくちゃです。女の子同士でどうしようというのでしょうか?
お姫様、とってもわがままです
20-55
名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/11/21(月) 18:30:23 ID:???
6/7
それは偶然でした。お姫様が鳥かごの鍵をかけ忘れたのです
この機にちびせつなは逃げ出しました
しかし、広いお屋敷の中、そう簡単に脱出する事は出来ません
やがて、逃げ出したのがばれたのか、遠くから声が聞こえます
木乃香 「ど〜こ〜や〜、せっちゃん、ど〜こ〜や〜」
ズシン、ズシン、そんな音も聞こえてきます
早く逃げなければ、そんなことを思いながら庭まで来たときのことです
お姫様がいました。白目になり、口からは白い息を吐いています。見た目に正気ではないです
たとえるなら暴走したエヴ●ゲリオン初号機のようです
木乃香 「オオオオォォォォォォン」
お姫様は地獄から響いてきたような声を上げ辺りを見回すと、ズシンズシンと音を立て家の中に入っていきました
こうしてお姫様の隙をついてちびせつなはなんとか脱出に成功し、家に帰ることが出来たのでした
裏切りが待っているとも知らずに・・
20-57
名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/11/21(月) 18:31:40 ID:???
7/7
超 「ゴメンネ、ちびせつな。こんな面白いものもらったら、いやとは言えないネ」
葉加瀬 「科学のためです。犠牲になってください」
ちびせつなは家に帰るなり、いきなりおじいさんとおばあさんに鳥かごに閉じ込められました
なんと、お姫様が手を廻しておじいさんとおばあさんを買収していたのです
超 「どんな仕組みか楽しみネ。この打ち出の小槌」
葉加瀬 「科学の心が揺さぶられますね〜」
言葉も出ないちびせつな、おじいさんとおばあさんに抗議をしようとしたときのことです
ズシン、ズシン・・あの地獄からの響きが聞こえてきました
その響きは家の扉の前までくるとぴたりと止まります
ガラガラガラ・・
木乃香 「せっちゃ〜ん、おはよう・・」
恐ろしいオーラを纏ったオーガが立っていました。きっと背中には筋肉で作られた鬼の面があるはずです
木乃香 「さぁ、お家に帰るえ。新しいお家用意したで。チタン合金製の扉の無いお家やで・・」
ガシリ、とお姫様はちびせつなの入った鳥かごを掴むと、そのまま都へと戻っていきました
超 「達者で暮すネ」
葉加瀬 「変なもの食べちゃダメですよ〜」
薄情なおじいさんとおばあさん、それだけちびせつなに言うと、さっさと研究に取り掛かってしまいました
その後、ちびせつなの姿をみたものはいませんでした
めでたしめでたし(お姫様談)
完
20-65
20-65
名前:もしもシリーズ第5回[sage] 投稿日:2005/11/21(月) 19:15:18 ID:???
もしもシリーズ
第5回「もしも生徒の特徴が入れ替わったら…(3)」
→演技がうまい
村上 木乃香
←はんなり
村上「ちづ姉〜、一緒にお茶飲もう?」
千鶴「あらあら、夏美からお誘いなんて、珍しいわね?
そうね。ネギ先生も誘って見ましょうか。」
刹那「ですから…教室内であまりベタベタされては…」
木乃香「ヒドいわせっちゃん!ウチの好意を無下にするんやな!?」
刹那「ぅえ!?い、いや、そのようなことは…。」
木乃香「エェねんエェねんせっちゃん…ウチ、明日菜にべったりするえ…。
…せっちゃん、もっと積極的になってほしいわ…(ボソッ)」
刹那「え…うぅ……その…このちゃん…。そないに思て…くれるんやったら…。
ウチに…ベタベタしても……エェよ…。」
木乃香「(よっしゃ!)」
ハルナ「…このか、また新たな技を…。」
和美「あの桜咲をあそこまで骨抜きにするとは…。」
20-67
20-67
名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/11/21(月) 20:13:24 ID:???
1/2
むか〜し、むかしあるところにおばあさんが住んでいました
おばあさんはとても貧しかったのですが、それでも毎日楽しく暮していました
ハルナ 「この同人誌を売ってお正月のおもちでも買おうかな・・」
大晦日の日、おばあさんは雪の中をコミケに同人誌を売りに行きました
コミケ会場は賑やかでしたが、誰もおばあさんの同人誌を買ってくれません
どうやら狙いが特殊すぎたようです
ハルナ 「あ〜あ、カモ×瀬流彦じゃ誰も買ってくれないか・・おもち買えないな・・」
おばあさんはあたりも暗くなりそうだったので家に帰ることにしました
帰り道の事でした、道端に6体のお地蔵様が立っています。その姿はとっても寂しそうです
それを見たおばあさんは
ハルナ 「あらら、そうだ。この本読んで明るくなってよ」
そう言っておばあさんはお地蔵様に同人誌を渡していきます
ですが同人誌は5冊、どうしても一冊足りませんでした
ハルナ 「ごめんね〜、かわりにサインあげるね!」
こうして6体目のお地蔵様の頭に”早乙女ハルナ”とサインをしておばあさんは家に帰りました
20-68
名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/11/21(月) 20:14:53 ID:???
2/2
ハルナ 「同人誌は売れなかったけど読者を確保したし、ま、いっか」
結局おもちは買えませんでしたが、おばあさんは満足そうです
そしてその日の夜・・・
ドンドンドン
誰かがおばあさんの家の扉をたたいています
こんな夜中に誰だろう・・と思いながらおばあさんは扉を開けました
するとそこに立っていたのは・・・
新田 「早乙女ハルナだな。わいせつ物陳列罪の容疑で署まで来ていただこう」
なぜか警官が立っています。おばあさんがあっけにとられていると
新田 「これはお前が書いたものだろう。こんな卑猥なもの、どうやったら思いつくんだ?」
警官は先ほどお地蔵様にあげた同人誌を持っています
なんということでしょう、あの同人誌がわいせつ物と判断されたようです
新田 「ご丁寧に犯行がわかるように自分の名前まで書きおって・・さぁ!来い!」
呆然とするおばあさんは警官に連行されていきました
こうしておばあさんは留置所の中でお正月を迎えました
一応、留置所の中ではおもちがでました
お地蔵様の恩返しかどうかはわかりませんが、おばあさんはこうしておもちを食べる事が出来ましたとさ
めでたしめでたし(新田談)
完
20-73
20-73
名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/11/21(月) 21:05:28 ID:???
元ネタ うばすて山
1/2
むか〜し、むかしある国にたいそう親孝行な姉妹が暮していました
ところがあるとき、この国のお殿様がとんでもない決まりを作ってしまったのです
和美 「年よりは食べてばっかりでしょ。役に立たないから60歳以上は山に捨ててねー」
姉妹はこの決まりを見てびっくりしました
決まりを破れば大変な罰を受ける事になります
とはいってもお母さんを山に捨てることなんて出来ません
困り果てた姉妹はお母さんを山に隠す事にしました
風香 「という事なんだ。千鶴には悪いけど山に隠れてて」
史加 「ごめんなさいです。本当はこんな事したくは無いんだけれども・・」
姉妹はおかあさんにお殿様の決まりを伝え、山に隠れるようにお願いしました
そのときです・・・
20-74
名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/11/21(月) 21:07:52 ID:???
2/2
千鶴 「誰が60歳以上なのかしら〜」
おかあさん大変怒ってらっしゃいます。なんとおかあさんから闇が吹きでているではありませんか
風香・史加 「ひ、ひえぇぇぇぇ!」
おかあさんから何かしらの折檻を受けた姉妹、この後この姉妹を見た者はいませんでした
それでおかあさんのほうはというと・・・
おかあさんは巨乳兵と化し、口から光線を吐いてあたりを火の海にしていました
まるでその様子は隣りでクシャ●殿下が巨神兵に「焼き尽くせ!」と叫んでいる幻覚が見えるほどでした
千鶴 「和美〜出てらっしゃい」
おかあさんはその後七日間国を焼き尽くし、お殿様を成敗して何とかおさまったようです
ちなみにお殿様は長ネギで●●を××され、うち捨てられていたそうです
生き残った国民はこのことを”火の七日間”と呼び、後々まで語り継いだとさ
どっとはらい
完
20-89
20-89
名前:エヴァ様の過去回想録[ハピマテ紅白出れんじゃね?sage] 投稿日:2005/11/22(火) 00:09:07 ID:???
中世ヨーロッパ編『魔女狩り』 ※ちょっとですがグロ注意。苦手な人はスルーを。
明日菜「そういえばなんで茶々丸さんって猫の世話とかしてるの?」
茶々丸「猫の世話は、もともとはマスターが行っていたのですが、
花粉症やら風邪やらでできないことも多いので、私が代わりをしています。
時々ですが今でもマスターがやることもあります。
それまでは高畑先生が手伝っていたらしいです」
明日菜「えっ!?エヴァちゃんがぁ!?・・・全然想像できないわね・・・
って言うか今高畑先生って・・・そこんとこ詳しく知ってる?」
茶々丸「いえ、そのあたりは・・・」
明日菜「じゃあエヴァちゃんに直接聞きに行かないとおぉぉぉぉ」
茶々丸「・・・・ドップラー効果で明日菜さんの声が低く認識されました」
明日菜「高畑先せ・・・じゃなかった、エヴァちゃん!!猫の世話最初はエヴァちゃんがしてたの!?
それで高畑先生のトコ詳しく教えて」
エヴァ「来るなり何なんだ貴様は・・・奴は私ができないときにやってもらってただけだ。他は何も無い。」
明日菜「えええorz・・・・でもなんでエヴァちゃん猫の世話してたの?」
エヴァ「・・・同じ『不幸』を受けていたからだ」
明日菜「どういうこと?」
エヴァ「魔女狩りの話や私が焼かれたって話はしただろう?
猫も魔女の使いとして大量に焼かれてたんだよ。
そして、ねずみが大量発生して、ペストがはやる。
バカな話だろう?」
明日菜「どう考えても自業自得ね。」
エヴァ「・・・そういえば、あの火刑だったな、人間のエゴに完全に愛想が尽きたのは・・・」
20-90
名前:エヴァ様の過去回想録[ハピマテ紅白出れんじゃね?sage] 投稿日:2005/11/22(火) 00:10:08 ID:???
あれはたしか宗教改革の時代、魔女狩りが一番盛んだった頃だ。
カトリックの息がかかったところは魔女狩りがきついから絶対に近寄らないようにしたし、
プロテスタントのほうでも用心してひと気の無い夜に行くようにしていた。
あの日もそれまで通りに深夜に町を通り抜けようとしていた。
ちょうど教会の辺りだったかな、人影が見えた。
…普段なら、黒ずくめの私を見た奴は不気味がって逃げるんだが、そいつは違った。
どうやら教会の牧師のようなのだが、私を教会に無理矢理連れて行き、無理矢理保護しようとした。
普通なら殺してでも逃げるんだが、そのときはそんな気がしなかった。
というより、そいつから逃げたいと言う気がまったく無かったんだ。
そういえば、ナギと始めて会った時も同じ感じを受けたな・・・
そして私はその町で暮らし始めた。
そいつは町の人たちに慕われていたようで、そいつが私を保護することにも何の異論も無かった。
そこでの生活はそれなりに『幸せ』だった。あの事件まではな・・・。
ある日、私を保護してくれてたあの牧師が、変死してしまったんだ。
私は悲しかった。そう感じたのはそれが初めてだったかもしれない。
町中も悲しみにくれていた。そして、町人の一人がこう言い出したんだ。
「牧師さんが保護してたあの女の子、魔女なんじゃないか。
妖術をかけて牧師さんを殺したんだ」
それから私が魔女裁判にかけられるまで、1日とかからなかった。
ん?何で逃げなかったのかって?私は吸血鬼の真祖だ、もともと闇の存在。
それが光の象徴である教会に住んでいたんだ、力も弱まるさ。
魔女裁判は裁判というより拷問だった。
まずは自白させられる。しかしそこで自白すれば、火刑にされるのは目に見えてる。
だからじっとじっと耐えた。そこからは本物の『拷問』がはじまった。
しかし、これはむしろチャンスだった。耐え切れば無罪だといわれていたからな。
とはいえ、再生能力も弱まってたからな、正直きつかった。
20-91
名前:エヴァ様の過去回想録[ハピマテ紅白出れんじゃね?sage] 投稿日:2005/11/22(火) 00:11:34 ID:???
『拷問』は5段階あった。
1段階目で、指を血が出るまで締め上げられた。
単純な痛みの面ではこれが一番きつかったかも知れんな。
2段階目で、縄で縛られ、錘を付けられて天井からつるされて落とされる。
脳がシェイクされたからな、気絶しそうになった。
3段階目で、はしごに縛り付けられ、引き回された。
そこらじゅうにぶつかって全身から血が出ていたかな。
4段階目で、ブーツに足を入れさせられ脛骨とふくらはぎを一緒に締め上げられた。
足が使い物にならなくなるかと思ったよ。
5段階目で、わきの下を松明の火であぶられた。
もう終わりが近かったからか、それほど苦ではなかった。
そして拷問が終わり、開放されると思ったその時、またある町人がこういったんだ。
「こんな拷問に普通の人間が耐えられるか?少なくとも俺は耐えられない。
やっぱりこいつは魔女なんじゃないか?」
それから私が火刑を受けるまで数時間とかからなかった。
しかし、拷問や、火刑の準備のためあたりはすっかり暗くなっていた。さらに、その日はちょうど良く満月。
私は弱まっていた魔力が回復しているのが分かった。
それから私がその町ごと町の奴らを砕けさせるまで1分とかからなかった。
…しかしまた殺すべきでないものまで殺してしまってたようだがな。
明日菜「エヴァちゃん?どうしたのボーっとして?」
エヴァ「…何でもない。さて、今日は私も猫の世話をしてくるかな。」
20-93
名前:エヴァ様の過去回想録[ハピマテ紅白出れんじゃね?sage] 投稿日:2005/11/22(火) 00:39:10 ID:???
あっと、
89-91
は一応前々スレ(かな?)の
61-62
?の続きです。
見て無くてもなんら弊害はありませんが。
20-96
20-96
名前:夏美日記[sage] 投稿日:2005/11/22(火) 10:36:02 ID:???
夏美日記
朝からごめん
1/2
私たちの部屋に小太郎君が来てから一月がたちました
だいぶん小太郎君も慣れたようで、随分と私たちに溶け込んできています
でも、まだ慣れないことがあるようです
たとえばそれはちづ姉の抱擁とかです
千鶴 「こたろうく〜ん」
ちづ姉の抱擁はいきなリ始まります。それは私にでも同じなのですが
小太郎 「うわ、ちづうぶぶ・・」
小太郎君はかなりすばやいのですが、それでもちづ姉からは逃れられません
ええと・・こんな感じです
20-97
名前:夏美日記[sage] 投稿日:2005/11/22(火) 10:37:07 ID:???
2/2
小太郎の眼前にいきなり現れた千鶴はその両腕で小太郎を強く抱きしめました
しかし小太郎はまだ幼く、女性と触れる事は嬉しいと思うよりも恥ずかしい思ってしまう年なのです
千鶴の柔らかく、そして重量感たっぷりの肉塊の中で小太郎はもがきますが逃げ出すことはできません
この儀式は千鶴の気が済むまで行なわれ、その間は千鶴のなすがままにされてしまいます
しばらく小太郎を抱擁していた千鶴は、気が済んだのか小太郎をその豊満な肉体から解放しました
顔を真っ赤にし、少々のぼせたような感じになった小太郎はそのままソファーに倒れこみます
ですがソファーのクッションに顔を埋めたまま小太郎は起き上がろうとしません
実は小太郎はもうすでに性に目覚めていました
しかし、いきり立ったその感情をどう静めてよいのかわからず苦しんでいるのです
ですがそんな小太郎を見た千鶴はまだ抱擁が足りなかったのかしらと思ったらしく、再度小太郎を抱擁します
今度は全身を使って小太郎を抱擁しました
小太郎はまた逃げ出そうとしますが、そのようなことができるはずもありません
あっさりと捕まり、千鶴に抱きしめられます
ですがここで千鶴は気がつきました
何故、小太郎が先ほどクッションに顔を埋めていたのかを・・
そのすべては千鶴の太ももにあたっている熱く脈打った硬いモノがすべてを語っていました
ええと、ウソです。ごめんなさい
やっと小太郎君がちづ姉から開放されました。息が出来なかったようでのぼせているようです
ちづ姉、小太郎君を窒息させて殺さないでね
完
20-100
20-100
名前:マロン名無しさん[100?] 投稿日:2005/11/22(火) 14:21:11 ID:???
カキィィィン!
教会の庭に金属音が響く
庭では二人のシスターが戦っていた、一人は長身で褐色の肌で得物は手裏剣のように舞う十字架
もう一人は小柄なシスターで得物は短剣
褐色のシスターはかなりの使い手のようで、まるでブーメランのように舞う十字架を幾つも操る
対するシスターは身のこなしは小柄なのを活かし、巧みに十字架をかわす
しかし逃げだけでは勝てない、小柄なシスターは息が上がる
十字架が体を掠め始め、短剣での防御が増える
(間合いに入れない…)
短剣で十字架を払いながら隙の無い相手との実力差を感じる
だが諦める訳には行かない、シスターはカードを取り出した
「アデアット」
呟くと同時に足に輝くシューズが
ザッ!
踏み切るや凄まじい加速、一気に相手の間合いに入る
「もらった!」
相手が咄嗟に放った十字架が頭上を掠めフードを剥ぎ取る、短い赤毛と活発な少女の顔
次の瞬間戦いは止まる
短剣は相手の喉元、十字架も喉元で寸止めされている
「成長しましたね、シスター美空」
長身のシスターは笑みを浮かべる
「ヘヘ、どういたしまして。シスターシャークティ」
美空とシャークティは共に得物を納める
「その位…」
「仕事ですね」
二人は微笑みあった
20-102
20-102
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/11/22(火) 15:40:02 ID:???
デパートで
ちう「せっかくの休みに制服の買い換えとは」
ザジ「……」
ちう「くしゃみで制服が吹っ飛ぶなんて、あのガキ絶対おかしいよな」
ウイーン(自動ドア)
ザジ「(☆∀☆)」
ちう「なんだ、デパートとかあんまり来たこと無いんだ」
ザジ「(こくこく)」
ちう「はしゃぎ過ぎるなよ、恥ずかしいから」
ちう「よし、試着OK。やっぱり前より少し成長してるな、特にこの辺とか
前のサイズじゃちょっときつかったし(たゆん)
それにしても、ザジが覗かないかと警戒してたんだが
意外とおとなしかったな。オーイ、終わったぞ」
…………
ちう「いない?まさか勝手にどっか行って――」
『皆様に迷子のお知らせを申し上げます。麻帆良学園都市よりおこしの
長谷川ちう様、お連れの方がお待ちですので、一階/総合案内まで――』
ちう「なにーーーー!!迷子だって?しかもその名前は違うだろ!」
ちう「あ、あの…長谷川ですけど」
「ちう様ですね、少々お待ち下さい」
ちう「(だから、その名前で呼ぶなって)」
ザジ「(;ω;) グス…グス…」
ちう「だから言っただろ、しょうがないなあ。ほら、手つないでてやるから」
ザジ「(>_<) ギュウ〜」
ちう「なにもそんなに強く握らなくても…って腕を組むな!」
ザジ「……&hearts」
ちう「今日はずっとこのままって、お前…(わざとやってるのか?)」
20-103
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/11/22(火) 15:41:02 ID:???
その後
ちう「なあ、もういいかげん帰ろうぜ」
ウィーン、ウィーン
ザジ「(ふるふる)」
ちう「お店しまっちまうぞ」
ウィーン、ウィーン
ザジ「(´・ω・`)」
屋上にあったパンダの乗り物にハマるザジ
20-104
20-104
名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/11/22(火) 16:00:21 ID:???
元ネタ はなさかじいさん
1/4
むか〜し、むかしあるところにとってもやさしいおじいさんと、とってもいじわるおじいさんがすんでいました
そしてとってもやさしいおじいさんは、ぽちという仔犬といっしょに暮していました
真名 「小太郎、ご飯の時間だ。食べるぞ」
小太郎 「わかったで、真名姉ちゃん」
今日も二人は貧しいけれど、楽しく暮していました
そんなある日・・
小太郎 「なぁ、真名姉ちゃん、ここ掘って見てくれへんか?」
真名 「ん?そこを掘ると何か出てくるのか?」
おじいさんはぽちに言われたところを掘りました
するとなんということでしょう。掘ったところからたくさんの仔犬のぬいぐるみが出てきたではありませんか
真名 「うぁ・・これは・・」
おじいさんは顔を赤らめています。どうやらとっても嬉し恥ずかしいようです
そんな光景を遠くから眺める者がいました
近くに住むいじわるなおじいさんです
和美 「へぇ、アイツ役に立つんだね・・・」
20-105
名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/11/22(火) 16:01:06 ID:???
2/4
次の日、いじわるなおじいさんはぽちにこういいました
和美 「ねぇ、私にもお宝の場所教えてよ」
小太郎 「ええけど・・あんまり期待せんといてや」
ぽちはいじわるなおじいさんを連れ、うらにわのある場所をゆびさしました
小太郎 「ここやで」
和美 「いやっほう〜い!」
いじわるなおじいさんは喜んでその場所を掘りました
しかしでてきたのは犬のぬいぐるみばかりです
和美 「ちょっと!なによこれ!」
小太郎 「だからゆうたやん、期待せんといてやって」
和美 「この役立たず!」
怒ったいじわるなおじいさんはぽちを縛り上げると闇商人のところに売り飛ばしにいきました
ハルナ 「お、朝倉屋さんじゃないか、今日は何の用?」
いじわるなおじいさんは縛り上げたぽちを床に転がすと闇商人にこう言いました
和美 「いくらで買い取ってくれる?」
ハルナ 「ほほう・・なかなかいい同人ネタですな。これくらいで・・」
和美 「むー、デジカメのメモリ代ぐらいか・・まぁ、いいや、売った」
ハルナ 「毎度!」
こうしていじわるなおじいさんはぽちを売り飛ばすとそのお金でデジカメのメモリを買いました
20-106
名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/11/22(火) 16:01:32 ID:???
3/4
その日からやさしいおじいさんは、ぽちを捜して毎日町を歩いていました
ある日のこと、本屋さんにある本が置かれているのが目に入りました
その本には、ぽちがそれは無残な(お婿にいけなくなるような)姿で描かれているではありませんか
あわてておじいさんはその本屋さんにたずねます
真名 「貴様、これをどうした。どこから手に入れた?」
やさしいおじいさんは本屋さんに銃を突きつけ脅しました
のどか 「あわわ・・あ、あの、早乙女ファクトリーというところからです・・」
真名 「それはどこだ?」
のどか 「ここの角を曲がって・・・」
真名 「わかった、だが、この本は許せん!」
おじいさんはそういうと本屋さんの目の前でぽちの本を燃やし、本屋さんにこう言いました
真名 「二度とこの本を置くな、今度見かけたら殺す、必ずな・・」
哀れにも、本屋さんは気絶してしまいました
ハルナ 「は、話せばわかる!」
ここは闇商人の家、やさしいおじいさんはそこに乗り込むと闇商人を見つけ、こうたずねます
真名 「小太郎はどこだ?一度しか言わない」
ハルナ 「な、なんのこと?」
やさしいおじいさんは銃口を闇商人の額に押し当てました
ハルナ 「わ、わかった。今案内するから!」
闇商人の案内でおじいさんはある部屋に案内されます
そこにぽちはいました
それはそれは無残な姿で、もうお婿にいけなくなっているのは一目でわかりました
小太郎 「うわ〜ん、真名姉ちゃん!俺、汚れちゃった・・」
やさしいおじいさんはぽちをそっと抱きしめると頭を優しくなでてあげました
20-107
名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/11/22(火) 16:02:34 ID:???
4/4
ガタン、ゴロゴロ・・
とつぜんの大きな音にいじわるなおじいさんは目を覚ましました
和美 「何?何があったの!?」
いじわるなおじいさんが玄関にいってみると、そこには縛りあげられ転がされている闇商人とやさしいおじいさんがいました
真名 「世の中には触れてはいけないものというものがある、どうやらそれを知らなかったようだな・・」
やさしいおじいさんはゆっくりと銃をふところから抜きました
和美 「ま、待て!あれは・・その・・誤解だ!そう、誤解だ!」
真名 「言い訳は聞かん。目標、前方・・死刑、執行・・」
その夜、いじわるなおじいさんの家で何が起こったのかはわかりません
ただ壁や障子戸、床には血の花が咲き、恐ろしい事がおこっったことだけがわかっています
そしてそこに住んでいたいじわるなおじいさんは行方不明になりました
闇商人もまた行方不明になっているそうです、どこにいってしまったのでしょうか?
いえにかえったぽちでしたが、こころにふかい傷をおってしまいました
でも、やさしいおじいさんはぽちのこころの傷をゆっくりと癒してあげたそうです
こうして二人はしあわせに暮しましたとさ
めでたしめでたし
完
20-111
20-111
名前:雪どけ1/2[sage] 投稿日:2005/11/22(火) 18:05:41 ID:???
気が付けば、私は一人だった。
人付き合いが嫌いだった。周りのクラスメイトが皆馬鹿に見えた。
別にそれは苦痛じゃなかった。
一人でいる時間が好きだったし、ネットアイドルとしての心地良い地位も得ていた。
でも私の心は、いつもどこか雪が降るような寒さを感じていた…。
「えくしゅっ!」
隣でザジが可愛いくしゃみをした。
冬が近づき始めた11月の終わり、夕暮れの中、2人きりの帰り道。
ザジが手の平にハァ〜っと息を吐きかけている。そんな仕草すら愛しく見える。
大切な、恋人だから…。
初めて会った時から、何となく自分と似ている、と思った。
誰とも馴れ合わず、何が楽しくて生きてるんだというように見えた。
ある時、思い切って話しかけてみた。
思えば自分からクラスメイトに話しかけたのは初めてだったかもしれない。
『お前、どうしていつも一人でいるんだ?』
『…?。ドウシテッテ?』
『だって、一人じゃつまんなくないか?』
『ジャア、何デアナタハ、一人デイルノ?』
『…っ!』
言葉に詰まった。そして気づいてしまった。
本当は…一人でなんて…いたくなかった…
その日から私とザジはなんとなく一緒に過ごすようになった。
ザジは途端に私になついた。自分を構う人間が珍しかったという事もあるだろうが、
もっと深い部分で、私たちは何かを共有していたから。
ザジは見た目通りの変わり者で私は振り回されっぱなしだった(これは今もだが)。
でも、私の心の奥の雪は、溶けて消えてしまったかのように無くなっていた。
20-112
名前:雪どけ2/2[sage] 投稿日:2005/11/22(火) 18:07:02 ID:???
(…まさか恋人同士にまでなるなんてなあ…)
ザジの呑気な横顔を見ながら思う。
自分に恋人が出来るなんて思ってもみなかった。まして相手が女なんて。
(…でも、こいつ以上に近くに感じる人間なんて…いねーよ…)
ふとザジが顔を上げ、目が合った私は慌てて目をそらす。
(何恥ずかしい事考えてんだ私は…)
「…?」
頬を紅潮させていく私を、ザジが不思議そうに見つめる。
(マズイ…何とかごまかそう…)
私は周りに誰もいない事を確認すると、ザジの小柄な体をぎゅっと抱きしめた。
「ち、ちう…!?。ドウシタノ…?」
ザジが慌てたような声を上げる。おぉ、珍しい。
「お前が寒そうだと思ってさ」
「…ちう…」
ザジもおずおずと、私の背中を抱きしめてくる。
「ちう…アッタカイ…」
幸せそうに呟く。くそ、可愛いなこいつ…。
「あったかいのは、お前の方だよ…」
「…?。何カ言ッタ?」
「…何でもねーよ!」
私は照れ隠しに、ザジの頭を私の胸にグッと押し付けた。
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最終更新:2007年09月30日 18:08