21-169
-
21-169
名前:ザジ ぬくもり[sage] 投稿日:2005/12/09(金) 21:18:28 ID:???
-
ザジ ぬくもり
1/8
私の一番最初の記憶、それはサーカスのことだった
自分の背丈ぐらいある玉、七色に彩られたその玉の上に乗ろうとしている記憶だ
それからしばらくの記憶はサーカスのことぐらいしかない
私は両親の顔は知らない、名前さえも知らない。生まれてすぐにサーカスに売られたらしい
だがそんなことはどうでも良かった。その頃の私にとって重要だったのは配給される食糧のことである
小汚い真鍮製の皿に盛られた元が何かわからないような食事、いかにそれを得て守るかが重要であった
配給される食事は少量で、いつも空腹に苦しんでいた。時にはサーカスの動物の食料を盗んだ事もある
だがそれは一回でやめた。食事を奪われた時の動物達の悲しそうな姿が自分の姿と重なって見えたたからだ
私の居たサーカスは小さく、それも決して人気のあるサーカス団ではなかった
故にいつも経営状態は悪く、そのツケがいつも私たち団員や動物に回ってきた。食事の量が減らされるのである
また、この火の車のサーカス団の団長の男は非常に粗暴で、すぐに私たちに暴力をふるった
拳で殴られる、猛獣に使う鞭で叩かれるなどしょっちゅうであった
そしてその粗暴さは、他の団員にも影響を及ぼした
理由もなく団員の仲が険悪になったり、食料をめぐってのトラブルがおきるのだ
-
21-170
名前:ザジ ぬくもり[sage] 投稿日:2005/12/09(金) 21:19:26 ID:???
-
2/8
やがて団長や他の団員達の暴力の矛先は私にも向けられるようになった
殴る、蹴る、奪う。そして少しばかり私の胸が膨らみかけた頃、私は生理を迎える前に犯された
はじめの頃は酷く抵抗したが、そのたびに暴力を振るわれた
悲鳴をあげるたび、そして相手を睨みつけるたびに拳や鞭が飛んでくる
だから私は声をあげず、無表情である事であることにした。それが一番被害が少ないからだ
不思議と私は動物達に好かれ、その世話をする事が多かった
腹をすかせた猛獣でも私だけは襲わなかった。そして私はあることを思いつき実行してみた
暴力から逃れるためになるだけ猛獣たちと居るということである
寝るときも、食事のときもいつも一緒に居てみた。すると団長や団員達の暴力は少なくなった
だから私は檻の中で猛獣といっしょに寝たこともある
他の団員達からは気味悪がられたが、暴力をふるわれる事から見ればそんなことはどうでも良い事であった
あるときからサーカス団に借金取りが頻繁にくるようになった
気がつけば動物の数が減り、演目用の道具が減っていく。そんな日が続いた
そしてある朝、団長の男は姿を消した。金庫に入っていたすべての金を持って逃げてしまったのだ
残された団員達は騒ぐ。これから自分達はどうなるのだろうかと
そんな時、あの借金取りがやってきた。残されたサーカス団から金を毟り取ろうとやってきたらしい
大人の団員はさっさと自分のものを確保して逃げ、何とか難を逃れた
だが悲惨だったのは残った動物たちと、幼く身寄りのない子供の団員であった
動物たちのほとんどは牧場、他のサーカス、そして食肉として売られていった
そのほとんどは私と仲の良いもの達であった。だが私はその別れに涙しなかった
無表情と無言、これが私に染み付いていたためだ
-
21-171
名前:ザジ ぬくもり[sage] 投稿日:2005/12/09(金) 21:20:08 ID:???
-
3/8
では、残された子供の団員はどうなったのか?
それは他のサーカスに売られるか、あるいは人買いに売られるかのどちらかであった
私を含め、身寄りのない子供の団員は3人いた。だが誰一人として他のサーカスに売られたものは居ない
つまりは何らかの目的で人買いに買われるの運命しか残されていなかったのだ
暗い部屋の中、私たちは鎖に繋がれていた。そのうちに他の二人は先に売られていった
肌が白く、金髪の少女だった二人は需要があったのであろう
肌が浅黒く、しかも白髪の私に買い手がつくことは難しかったらしい
だがそれが幸いした。私は売り飛ばされる前に、売り飛ばそうとした組織が何者かによって壊滅させられたらしいのだ
暗い部屋の中、開いた扉の向こうに立つ男がこう言った
タカミチ 「もう大丈夫だ、怖かっただろう」
その男に手を引かれ牢獄を出た私は、再び日の光をあびることとなった
それから私はニホンという国に連れてこられた
はじめはその男を人買いの仲間か何かと思っていたがそうではなかった
何より食料をくれた。そして暖かい毛布をくれた
再び生きることを許されたのだと実感した
-
21-172
名前:ザジ ぬくもり[sage] 投稿日:2005/12/09(金) 21:21:15 ID:???
-
4/8
そして一年間、私は勉強というものを受ける
理解するのはとても難しかったが、サーカスにいた頃に比べればなんでもないことであった
勉強して言うことを聞けば食事がもらえる。それだけでも天国のように感じられた
私が”先生”と呼ばれる人たちを困らせた事が二つあった。喋らない事と無表情な事である
暴力をふるわれる事はなくなったので喋っても良いはずであったのだが、自分に染み付いたこの癖はなかなか消えなかった
それ以外は困らせた事はなかった
そしてそれから一年後、私は中学校というところに入ることとなる
中学校、ここでは部屋が与えられた。寮というところに住んで皆で暮すのが中学校らしい
同室にもう一人少女がいたが、別に気になる存在ではなかった
千雨 「お前、名前は?」
ザジ 「・・・」
千雨 「喋れねえのか?」
喋れないわけではなかったので首を横に振ってみた
千雨 「無口なんだな。生徒手帳見せてみろ・・何々・・ザジって言うのか、お前?」
私はそう呼ばれていたので今度は首を縦に振ってみた
千雨 「そうか、私は千雨だ。そう呼んでくれ」
これが私と千雨の出逢いであった
-
21-173
名前:ザジ ぬくもり[sage] 投稿日:2005/12/09(金) 21:22:31 ID:???
-
5/8
部屋に居るとき、特に何もやる事がなかったので千雨という少女を観察してみた
彼女はよく”ぱそこん”という四角くくて何かが写る箱の前に居る
そしてボタンのついた板をカチャカチャと押して、にやにやしているのだ
一度気になったので何が写っているのか覗いてみた。そしたら千雨は
千雨 「こ、こら!覗くなよ、恥ずかしいだろ!」
と言ったので覗くのをやめた。そしてベッドの上で座りながらじっとしていたら
千雨 「ったく、ちょっとだけだぞ」
といって画面を見せてくれた。そこにはいろいろな衣装を着た千雨がいた。ピエロの衣装のようにも見えたが違うらしい
千雨に怒られたことがある。何日も湯浴みをしないでいたら怒り出した
中学校に入る前の一年間で毎日するようにと習ったが、あんまり実行はしていなかった。しなくても怒られなかったからだ
千雨 「てめえ、何日風呂に入ってねえんだ!?こっち来い!」
私はお風呂場で脱がされた。私を見る目つきが団長に似ていたので私は抵抗しない事にした
脱がされたから、この後は犯されるんだろうと思っていたが、彼女は私を犯さなかった
代わりに私の体を洗ってくれた。いい匂いのする石で泡を作り、それをタオルに付けごしごし体を洗ってくれた
一通り私の体を洗い終わるとこう言った
千雨 「これからは毎日風呂に入れ!いいな!」
その雰囲気は団長のようであったので私は命令に従う事にする。一応毎日お風呂に入って体を洗った
それからはそのことで怒ることはなくなった
-
21-174
名前:ザジ ぬくもり[sage] 投稿日:2005/12/09(金) 21:23:48 ID:???
-
6/8
千雨は食事も作ってくれた
はじめは当番制で私も作ったのだが、千雨は私の食事を食べてからは自分が作るといった。口に合わなかったらしい
動物達は喜んで食べてくれていたのだけれども・・
千雨の作ってくれた食事は残さずに食べた
今までに食事を残した事は一度もなかった。サーカスでは腐っていても食べた。それが私の命だったから
千雨 「あんまり美味くねえかも知れねえけど、おまえのよりかましだ。・・美味いか?」
私は黙って頷く。千雨は少し嬉しそうな顔をした。私も少し嬉しくなったような気がした
千雨は時々出かけることが会った。いろいろな服を持っていった
なにに使うのかはわからなかったが、帰ってくるときは決まって笑顔であった
とてもいいことがあったんだろうと思う
そして、帰ってきたら私にお土産をくれた。ほとんどのものはなにに使うのか良くはわからないものであったが、それは私の宝物になった
また、私は服をほとんど持っていなかった
千雨はそんな私に服をくれた。元々は千雨が着ていたものであったが、それを仕立て直して私に合わせてくれた
千雨 「服ぐらい買え。貧乏なのかお前?」
千雨は言い方はきついが行動はとっても優しい。そんな千雨を私はだんだんと好きになっていった
まるで私になついて、一緒にいてくれた優しい動物達のように思えてきた
-
21-175
名前:ザジ ぬくもり[sage] 投稿日:2005/12/09(金) 21:25:10 ID:???
-
7/8
日本に来てはじめて冬を迎えたときのことだった
私は風邪という病気になった。頭が痛く全身がだるくなる
このような症状になったことがなかったのでどうしてよいのかわからず、私はいつもどうり生活していた
そんな日が2日続き、ついに視界がゆがむようになってしまった。そしてそのまま私は部屋の中で倒れてしまう
気がつくとベッドに寝かされていて、目の前には千雨がいた
千雨 「馬鹿野郎!!風邪引いてるならそう言え!こんなに熱があるじゃねえか!!」
千雨は涙を浮かべていた。私のことを心配してくれたらしい
そういえば動物たちが死にそうになったときも私は涙を流したような気がする
あの時は悲しかった。一緒にいて欲しい者たちがいなくなる悲しみ、それを感じて涙した
千雨にとって私はそういう存在になっていたらしい、それが嬉しかった
それからしばらくして今度は千雨が風邪をひいた。高熱を出して倒れたのだ
私はどうしてよいのかわからず、ただ千雨をベッドに寝かせて見つめる事しか出来なかった
千雨 「何だお前・・涙流してんのか?はじめてみたぞ・・」
千雨はそんなことを言った。確かに私は涙を流していた。苦痛ではない悲しみの涙を流していた
私の中で千雨の存在は大きく膨らんでいて、気がつけば決して失いたくない存在になっていた
しばらくして千雨の風邪は治り、また私に笑顔を見せてくれた
-
21-176
名前:ザジ ぬくもり[sage] 投稿日:2005/12/09(金) 21:29:38 ID:???
-
8/8
千雨といっしょに寝るようになったのはこの後からだ。千雨がまた風邪をひいていないかと、ベッドの側に近寄ったら
千雨 「ん、何だ?いっしょに寝たいのか?ほら、入れ」
と言って布団をはぐった。嬉しくなったので私はそっと千雨の布団に入ってみた。そこはとても暖かかった
信じられないような心地よさで千雨と布団は私を包み、眠りの世界へといざなってくれた
千雨と寝る事が習慣化した頃、私はあることを実行してみた。千雨の胸で寝てみることである
寝ている千雨の腕をよかすと、私はそっと頭を千雨の胸において見た
胸がむにゅうと頬にあたりとても気持ちが良い
千雨 「な、なんだ?」
ここで私は体温ではない人の温もりにはじめて気がついた。人がこんなに暖かいものだと言う事に気がついた
そして千雨の胸のぬくもりは、思わず私の口からこんな事を言わせてしまう
ザジ 「・・・おっぱい」
千雨 「はは・・初めて喋ったと思ったらおっぱいか!?お前、ケッサクだな!」
千雨は私を見て笑った。私はその温もりをもっと感じたくなって、今度は胸に手を置き触ってみた
千雨 「お、おい!?揉むなよ・・あん、やめろって・・やめ・・」
これが人の、千雨の温もり・・
ザジ 「・・・おっぱい」
ハルナ 「さてと、だいぶんできたかな。後は後半をどうするかだけれども・・」
いつものようにハルナは部屋にこもり、創作系同人誌のネタを作っていた
前回、裕奈に特訓された。鋼鉄のバスケットボールを腹筋に落とされ、鍛えられた。小ゲロ吐いた
ハルナ 「ザジさんってかなり暗そうな過去がありそう、こんなかんじかな〜?」
しかし、ハルナは気がつかなかった。背後に迫る虐殺者の影に・・
ハルナの聞いた最後の言葉はこうであった
ザジ 「 ・・・おっぱい」
完
21-190
-
21-190
名前:たつみー、本屋でヒートアップ[sage] 投稿日:2005/12/09(金) 23:32:05 ID:???
-
1/4
こんにちは、出席番号27番の宮崎のどかです。
それは、数日前の出来事でした。
私はただいつものように本屋に寄ってただけなんです。
そろそろ帰ろうかと思って出入り口に向かうと、その近くの本棚に私のクラスメートが立っていたのです。
中学生にしては不自然なまでの身長と…胸。 色黒な人で、
失礼ながらあまり本とは縁のなさそうな人。
そうです。龍宮さんです。
片手に数冊の本を抱えて本棚の本を一冊一冊品定めしていました。
「何の本なんだろう……?」
わたしはせっかくなので声をかけてみる事にしました。
-
21-191
名前:たつみー、本屋でヒートアップ[sage] 投稿日:2005/12/09(金) 23:47:01 ID:???
-
2/4
のどか 「あ…あの、龍宮さん…ですよね?」
龍宮 「み、宮崎。 偶然だな。」
のどか 「いつも来てるんですけど……その本は…」
龍宮 「あ、ああ。コレか。 月刊Gunだ。今月は珍銃キャリコのレポートがあってな。
こっちは床井雅美の『世界ピストル図鑑』だ。」
のどか 「その大きい本は……?」
龍宮 「(ギクッ)こ……これは銃を持った男達の写真集だ! 文句あるか!」
のどか 「あ…あの……龍み……」
龍宮 「(ハッ)す…すまん! 用事を思い出した! 私は帰るぞ!」
のどか 「あ……どうしよう……そんなに恥ずかしかったのかな……その写真集……。」
のどか 「……帰ろうかな。」
-
21-192
名前:たつみー、本屋でヒートアップ[sage] 投稿日:2005/12/10(土) 00:07:56 ID:???
-
3/4
[龍宮サイド]
やった……ついに見つけたぞ……あの幻の写真集を!!!
やっぱりヤフオクに頼らずに探して正解だった!
……よし、今ならレジに行ける。
……って、何でこんな時にクラスメートが!!!
あぁ……マズい。 もしこの写真集を見られたら…………。
消さなくては(色々)。
でも今はマズい……。
こんな室内で銃なんて撃ったら………。
くそ……最悪だ……!
のどか 「……その本は?」
何イイイィィィッッッ!!!
まさか…こいつ、表紙に気付いたのか!?
あ……あ…… 大丈夫だ。上手くやれ。私はスーパークールな女……。
龍宮 「月刊Gunだ。今月は珍銃キャリコの(以下略」
ふう……うまくやったぞ……。
どうだ!私はやっぱり世界一スーパークールな女子中学生だ!
……そもそもこの程度の事で焦るのが馬鹿げてる……。
のどか 「その大きい本は何ですか?」
-
21-193
名前:たつみー、本屋でヒートアップ[sage] 投稿日:2005/12/10(土) 00:26:17 ID:???
-
4/4
[龍宮サイド]
ジイイイイィィィィザスッ!!!
もうダメだ……完全に気付かれてる……。
……もうこうなったらヤケだ。
龍宮 「こ……これは銃を持った男達の写真集だ! 文句あるか!」
しまった。宮崎が引いてしまった。
こうなったら最終手段を取るしかないッ!
龍宮 「す……すまん!用事を思い出した! 私は帰るぞ!」
ハァ……ハァ……逃げ切ったか。
全く、私としたことが。
写真集はどうにか店を出る時に支払いを済ませたが、こんな事なら素直にヤフオクで探すんだった……。
まぁ、いいさ。 何にせよ今は私の手の中にあるのだから……。
犬だけをひたすら撮り続けた伝説の写真集「お犬様の休日」……。
END
-
21-196
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/12/10(土) 00:36:16 ID:???
-
GJ!
勝手に付け足してみた。
のどか「ふふ・・・ア−ティファクトで筒抜けなのにあんなにあわてちゃって、
龍宮さんも意外と可愛いところあるんですね。
さて、パルか朝倉さんのどちらに教えるのがいいか・・・・」
21-200
-
21-200
名前:食堂にて 1/2[sage] 投稿日:2005/12/10(土) 00:51:07 ID:???
-
-食堂にて-
アキラ「おまたせ。はい、Bランチ」
真名「ああ、ありが……」
アキラ「? どうしたの?」
真名「ア、アキラ……何だこれは……」
アキラ「何って……Bランチのエビフライ定食と、お惣菜のオクラの和え物だけど…」
真名「……スマン、私はエビとオクラが苦手なんだ…」
アキラ「ええっ!? ご、ごめん。でも、どっちもおいしいのに……それにオクラは健康にもいいんだよ」
真名「それは知っているが、食感がどうにも、な……悪いが、アキラのおかずと交換してくれ」
アキラ「……私も同じやつにしちゃった」
真名「なんてこった……」
アキラ「た、頼んじゃったものは仕方がないよ。あきらめて食べよ?」
真名「……ダメだ、こればっかりは……もったいないが、別のものを買ってくる」
アキラ「そんなぁ………………そうだ、じゃあ、私が食べさせてあげようか」
真名「(ピュリリリリリン!!)何ッ!?」
アキラ「まずはエビフライからね。はい、あーん」
真名「…あ、あー…………そ、想像以上に恥ずかしいぞッ」
アキラ「ふふっ、こんな真名を見るの初めて。かわいいな」
真名「…からかっているのなら、帰る」
アキラ「あ、待ってよ冗談だって。いや冗談でもないけど、真名かわいいし」
真名「こういうのは私のキャラじゃないぞ…」
アキラ「……私に食べさせてもらうのが、そんなにイヤかな…?」
真名「な…っ!?」
アキラ「真名に好き嫌いをなくして欲しいだけなのに…………でもやっぱり迷惑だよね……ゴメンね…」
真名「そそそんなことない。うれしい、超うれしい。迷惑なわけがない」
アキラ「(コロッ)それじゃドーンと行ってみようかー」
真名「は、謀ったなっ…………わかった、腹をくくろう。…あ、あーん」
アキラ「はい、めしあがれー」
ぱくっ
-
21-201
名前:食堂にて 2/2[sage] 投稿日:2005/12/10(土) 00:51:41 ID:???
-
真名「…もぐもぐ」
アキラ「どう? やっぱダメかな」
真名「…何とか、大丈夫だ(…恥ずかしいが……たまにはこういうのもいいかも…)」
アキラ「オクラも嫌いだって言ってたよね。はい、あーん」
真名「あーん……もぐもぐ(ああ……味とか食感とかもうどうだっていい…)」
アキラ「ほかには嫌いなモノってある? 食べさせてあげるよ」
真名「………」
アキラ「……真名?」
真名「…アキラ」
アキラ「なぁに?」
真名「…アキラが嫌い」
アキラ「………」
真名「………」
アキラ「……食べさせてほしい?」
真名「…あ、ああ」
アキラ「……わかった。じゃあ……残りを全部食べられたら、このあと真名の部屋で、たっぷりごちそうしてあげる…」
真名「おかわり。」
アキラ「早ッ」
ザジ「………(*゚Д゚)」
ちう「…どした? 早く食べないと冷めるぞ」
ザジ「…チサメ、チサメ」
ちう「何だ」
ザジ「…私、チサメのこと大キライ(´∀`*)」
ちう「なんだとゴルァヽ(#`皿´)ノ」
ザジ「…Σ(゚Д゚`;)アレーッ!?」
21-215
-
21-215
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/12/10(土) 11:28:37 ID:???
-
さよと和美の知ってマル得ムダ知識
朝倉「う゛〜ざよ゛ぢゃ〜ん゛。」
さよ「どうしたんですか!?朝倉さん!」
朝倉「風邪ひいちゃったよ〜。」
さよ「そういう時は、首にネギを巻くと良いですよ!」
朝倉「へ〜、じゃあネギ買って来るね。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜廊下〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
朝倉「さて、ネギも買ったし風邪薬買ったしっと。」
那波「あら和美、そのネギ何に使うのかしら?」
朝倉「いや〜、風邪ひいちゃって・・・」
那波「で、そのネギをオシリに挿すのね?」
朝倉「いやっ、ちがっ・・」
那波「挿すのよね?」
朝倉「だからっ、ちがぅ・・」
那波「挿すのよね?和美?」
朝倉「ちg」
那波「さっ、いきましょ。」
朝倉「ちょ、イヤー!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜朝倉の部屋〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さよ「朝倉さん遅いなぁ。」
展開が無理やりな希ガス(´・ω・`)
21-220
-
21-220
名前:しばしの別れ・1/4[sage] 投稿日:2005/12/10(土) 15:03:54 ID:???
-
「ちう…私、実家に帰る」
冬休みを間近に控えた朝の教室。しかしザジの爆弾発言が、和やかな空気を一瞬にして変えた。
千雨「んなっ……!」
『なんですってぇぇぇぇぇ!?』
朝倉 「おぉぉっ!別れ話!?。久々のスクープね!」(ひでえ)
明日菜「千雨ちゃん!。ザジさんに何したの!?」
ハルナ「修羅場……いい響き…♪」
千雨 「やかましい!。どういう事だよザジ!?。私はお前がいなきゃ…」
ザジ 「ち、違うの。そういう事じゃなくて…。家の都合で、国に帰らなくちゃいけないの」
………………。
朝倉 「…な〜んだ」
ハルナ「ちっ…。せっかくいいネタが浮かびかけたのに…」
(こ、こいつら…)
千雨は拳を固めつつも、とりあえず胸をなで下ろした。
「ったく、まぎらわしい事を…。で、いつからなんだ?」
「ん…。明日から4日間…」
「そっか…」
さて、長い4日間になりそうだ。
1日目
「………」
千雨は無言でパンを口に運ぶ。一人で食べる昼食は、こんなに味気無かっただろうか。
「はぁ…」
食欲もわかないまま、何度目かも分からないため息をついた。
-
21-221
名前:しばしの別れ・2/4[sage] 投稿日:2005/12/10(土) 15:05:21 ID:???
-
2日目
「どーしたの千雨っち。元気ないね〜」
「朝倉か…。別に、んな事ねえよ」
「まったまた。ザジちゃんがいないから寂しいんでしょ?」
「ばっ…!ちげーよ!」(図星)
3日目
(今頃ザジは何してんのかな……はっ!。いかんいかん…)
気が付くとまたすぐにザジの事を考えている自分がいる。慌てて首を振る千雨。
のどか「あっ、長谷川さん。ハンカチ落としましたよ」
「ああ、ありがとう、ザジ」
のどか「…は?」
「…はっ!…いやその、な、何でもないんだ!」
…重症だ。これは。
4日目
千雨 「うう…ザジ…ザジザジザジザジぃぃ………」
あやか「あ、朝倉さん。長谷川さんはいったいどうしたんですの?。机に突っ伏してぶつぶつと…」
朝倉 「…う〜ん。禁断症状かな…」
千雨 「あ、朝倉…。この際お前でもいい。ザジのコスプレを…」
朝倉 「しないって」
-
21-222
名前:しばしの別れ・3/4[sage] 投稿日:2005/12/10(土) 15:06:53 ID:???
-
そしてとうとう、ザジが帰ってくる日。
千雨は昼休みに、中庭で待っていた。約束ではそろそろ来るはずだ。
「ちう…ただいま」
後ろから声をかけられた。思わず振り向きそうになって自重する。
(いや…待て待て。いかにも待ちわびてたよ〜って思われるのもかっこ悪いな…うん)
千雨は落ち着いた笑顔を作ると、ゆっくりと振り向いた。
「おかえり…ザ…っておい」
そこにいたのは…
風香「あはははっ、ひっかかった〜♪」
史伽「おねえちゃん、そういうイタズラは良くないよぅ…」
「てっ、てめえらなあ…!」
2人は「きゃ〜」などと悲鳴を上げつつ、あっと言う間に逃げていった。
「ったく…」
千雨は息を整えつつ、そこにあったベンチに座る。
「ちう…ただいま」
またもや後ろから声をかけられた。千雨は今度こそ声を荒げつつ振り返る。
「だーもーいい加減にしろよ!」
するとそこには、呆然とした顔のザジがいた。
「…ち、ちう…」
「ざ、ざ、ザジ…。いや違うんだ。今のは誤解で…」
「ちうのバカぁぁ〜っ!」
「お、おいちょっと待てザジ〜!」
その場から走り出すザジを慌てて追いかける。
目を丸くする生徒達を尻目に、2人は全力で追いかけっこを始める。
「待てっつーの!」
「待たない〜!」
-
21-223
名前:しばしの別れ・4/4[sage] 投稿日:2005/12/10(土) 15:08:29 ID:???
-
「はあっ、はあっ、はあっ…」
「ぜえ、ぜえ、ぜえ…」
屋上までやって来て、ようやくザジが足を止める。こんなに走ったのは久しぶりだ。
「ざ、ザジ…あのな、さっきのは双子のツリ目の方かと思って…」
「もういいよ…。私はずっとちうに会いたかったのに、ちうはそんな事なかったんでしょ?」
「…おい、それ以上言ったら、マジで怒るぞ」
「だって…」
言いよどむザジを問答無用で抱きしめた。
「私がこの4日間、どんだけ寂しかったと思ってんだよ!。もう当分離してやんねーからな!」
乱暴な言い回しにも、精一杯の気持ちを込めていた。
「ち、ちう……。…ありがとう」
久しぶりに感じるザジの感触が、こんなに心地良かったなんて…。
2人はそのまま誰もいない屋上で抱き合って…
…き〜んこ〜んか〜んこ〜ん…
「あ、チャイム…。午後の授業始まっちゃう…」
「いいよそんなの…。今はこの4日分、ザジを感じていたい」
「ちう…何かえっち…」
「えっちって…!おまっ…」
「うふふっ、冗談だよ♪」
そんないつも通りの、2人の姿がそこにあった。
…end
21-224
-
21-224
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/12/10(土) 16:20:07 ID:???
-
エヴァ「あ〜つまらん!! することねぇぇー」
茶々丸「どうしました?」
エヴァ「あ〜 欲求不満だ〜 なんかすることないか?」
茶々丸「欲求不満……… ハカセにそういうときは何をすればいいか教えてもらったことがあります」
エヴァ「ほぅ 言ってみろ」
茶々丸「たしかオナrくぁwせdrftgyふじこlp;@:」
21-226
-
21-226
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/12/10(土) 18:33:35 ID:???
-
THEにらめっこ
にらめっこをすることになった二人
茶々丸「・・・。」
アキラ「・・・。」
茶々丸「・・・。」
アキラ「・・・。」
茶々丸「・・・。」
アキラ「・・・。」
ゆえ「どちらも鉄仮面です。」
のどか「勝負つかなさそうだね。」
ザジ(チラッ)
茶々丸「・・・。」
アキラ「・・・。」
ザジ「・・・。」
以下、無限ループ
麻帆良は今日も平和だった。
完
21-228
-
21-228
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/12/10(土) 20:10:05 ID:???
-
エヴァンジェリン〜影響〜
ここは麻帆良学園敷地内にあるエヴァンジェリン邸。
寝室のベッドには、この家の主が横たわりながら何か小説を読んでいます。
エヴァ「・・・・・・ふむ」 パタン
どうやら読み終わったようです。そっと本を閉じ、同時に瞼も閉じます。
一体何を読んでいたのでしょうか?
〜翌朝〜
茶々丸「おはようございます、マスター。起床の時間です」
エヴァ「ごきげんよう、茶々丸。良い朝ね」
茶々丸「ご、ごき・・・?どうかなさいましたか、マスター?」
エヴァ「あら、貴女ネジが緩んでいてよ?はしたないわ」
茶々丸「あ、あの、マスター?一体何を・・・・・・」
エヴァ「あら、いけない。もうこんな時間だわ。私(わたくし)とした事が遅刻してしまいますわ」
エヴァ「ほら、何をぼーっとしているの?行きますわよ、茶々丸」
茶々丸「は、はい。(マスター、あまりにも長く生き過ぎたせいでボケてしまったんでしょうか・・・・・・?)」
寝室を出る間際、茶々丸は枕元に置いてあった小説に気が付いた。
茶々丸「(成程・・・・・・ようやく理解できました)」
茶々丸「待ってください、お姉さま!」
私立麻帆良学園。 ここは、乙女の園。 続く?
なんとなく、エヴァって読んだ物とか見た物に影響され易そうだなぁと思ったので。
実際は何百年と生きてるからもの凄く冷めてるんでしょうけど(´・ω・`)
最終更新:2007年09月30日 18:13