23-556
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23-556
名前:真名 涙[sage] 投稿日:2006/01/19(木) 22:10:49 ID:???
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真名 涙
1/4
私は卑怯な人間だ
こんなことにキミたちを使うなんて・・
昨日から続くアキラの怒りを静めるために・・私は仔犬を使った
よい言葉で言えばアニマルセラピー、悪い言葉でいえば・・なんとでも言ってくれ
アキラ 「いい子・・」
じゃれ付く仔犬を見てアキラはにこやかな顔になる
まだ、私のことを怒っているようなふしはあるが、言葉は交わせるようになった
もう一押しだ
真名 「アキラ・・これはその子達のご飯だ。食べさせてあげてくれ」
アキラ 「・・うん」
素直にご飯の入った皿を受け取ってくれた
かなり怒りも収まっているようである
後は時間が解決してくれるだろう
・・・・
押し倒してみようか?
そう思っていたときだった
ピンポーン
チャイムが鳴った
誰だろうか?
-
23-557
名前:真名 涙[sage] 投稿日:2006/01/19(木) 22:11:28 ID:???
-
2/4
千鶴 「お邪魔しますね〜」
そう言って私の部屋に入ってきたのは那波であった
千鶴 「あのですね〜」
にこやかな笑みをたたえながら彼女は廊下に立つ
しかしよく見れば・・
真名 「何をしている、刹那?」
刹那が那波の後ろに隠れていた。那波に後ろからしがみつくような感じで抱きついている
いつもの刹那らしくない行為。そんなことを感じながらも私は那波に問い掛けた
真名 「一体どうしたというのだ?」
千鶴 「それが・・」
時は30分前にさかのぼる
刹那 「にゃうう・・」
すっかり千鶴になついてしまい、その胸に抱かれることが至上の喜びとなってしまった刹那
このときも千鶴の胸に顔を埋め、子猫のようにゴロゴロと甘えていた
千鶴 「甘えん坊さんねぇ・・」
刹那 「このちゃんとか龍宮は抱きしめられるとドキドキします。でも・・あなたは安らぐんです・・」
千鶴 「嬉しいわ・・でもなんだか複雑ね」
刹那 「どうしてです?」
千鶴 「お母さん見たいだから」
しばらくの間があった。そして刹那がぽつりと一言つぶやく
刹那 「・・母上」
-
23-558
名前:真名 涙[sage] 投稿日:2006/01/19(木) 22:12:54 ID:???
-
3/4
刹那 「あっ・・」
千鶴が優しく慰めるように刹那の頭を撫で始めた
ゆっくりとゆっくりと、そして刹那の髪には千鶴の手のひらの温度が伝わり、脳まで暖められるような感覚に襲われる
やがて意識が遠のき、薄膜に包まれるように刹那は眠りに落ちようとしていた
千鶴 「まるで幼子ね、5歳ぐらいかしら?」
それを聞いたらしい刹那はうつろな声でこう答えた
刹那 「5歳・・私・・5歳・・」
千鶴 「そうね・・甘えん坊な5歳の女の子・・」
そこで刹那の意識は消えた
そして別の意識が覚醒するのである
真名 「で、こうなったわけか」
それを聞いて納得した。おそらくは催眠術みたいなものであろう
今の刹那はお母さんの背中に隠れる恥ずかしがり屋の女の子なのだ
刹那 「ははうえ・・」
千鶴の服を刹那は引っ張った。今の状況がつかめていないのであろう。ようは怖いのである
そして次の刹那の一言が酷く私を傷つけた
刹那 「あのお姉ちゃん・・怖い・・」
泣きたくなった。ちょっと泣いた
-
23-559
名前:真名 涙[sage] 投稿日:2006/01/19(木) 22:14:22 ID:???
-
4/4
千鶴 「今までの記憶がそう教えているのね。あんな酷いことするから」
なぬっ!!那波、お前もしただろう!!あんな凄いことを!!
そう反論しようとしたそのとき
アキラ 「お姉ちゃんと遊ぼうか?」
いつのまにかアキラが刹那の隣にいた
刹那はしばらくもじもじしていたが、やがてアキラの手を取った
アキラがにっこりと微笑むと刹那の硬い表情は崩れ、笑顔でアキラと一緒に部屋の奥へと消えていった
真名 「・・・」
千鶴 「そのうち元に戻ると思うわ、それまでつらいでしょうけど我慢してね」
それだけ言って那波は消えた
その場に残された私は動けなかった。その悲しみは私を再起動させるのにかなりの時間を必要とさせた
私が半泣きの顔でリビングに行けば、すでに遊びつかれた刹那は眠りについていた
大型のソファーの上でアキラの胸の上に頭を乗せ安らかに眠っていた
ついでに言えばその足元には仔犬たちも寝ている
私がそこに近づこうとすると、まだ起きているアキラが口に指を当てて静かにしなさいのゼスチャーをとる
その場で動けなくなった私に、アキラはさらに冷たい仕打ちをした
手をひらひらを動かしバイバイのゼスチャーをしたのだ
部屋の電気を消し、私は廊下に出た
毛布も無い中、私は寒い廊下で寝ることとなる
本気の涙が出た
完
23-575
-
23-575
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 01:10:11 ID:???
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千雨「ネギ先生、辞めるつもりだったろ。今は降りちゃ駄目だ。奴を止めることはできなかったけど、
あたし達の勝負は終わっちゃいない」
ネギ「でもどうやって。もうA組にも戻れないし」
千雨「A組は壊滅したよ。多分。だが戦力はある。戦力は、まだあるさ……」
近衛「こないな所が学園の地下にあるとはなー」
千雨「学園都市開発、華やかなりし頃の夢の跡さ。半世紀以上眠っていた地下鉄麻帆良線の幻の世界樹駅と、
湾岸の学園部分とを結ぶ新旧の結節点。結局、使われなかったがね。
この都市には、きっとこういう場所がいくつもあるんだろうな」
近衛「どなたはんかて知られることもなく、か」
千雨「来たか」
ネギ「全員降車。整列」
千雨「よく来てくれたな。桜崎。古。綾瀬。長瀬。それに宮崎
お前達の使命は、ネギ先生と共に、図書館島地下に潜伏する今回の事件の首謀者を逮捕することだ。
これ以降は全てネギ先生の指示に従え。あらゆる妨害は、実力でこれを排除しろ。
魔帆良学園中等部3年A組最後の出撃だ。存分にやれ」
ネギ「直ちに出発します。全員乗車」
千雨「ネギ。差し違えてもなんてのは御免だ。彼女を逮捕して必ず戻るんだ。あたし、待ってるからさ」
ネギ「出発」
-
23-576
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 01:11:02 ID:???
-
近衛「何故や? どうしてあんたが行かん」
千雨「あたしにはやらなきゃならねえことが色々あってね。さんざっぱら世話になっといてなんだけど、あんた逮捕するよ」
朝倉「全員そこを動くな。近衛木乃香。破壊活動防止法その他の容疑で貴方を逮捕する」
近衛「えーほんまに? びっくりやわ。……説明はあるんでしょうね?」
千雨「今回の一連の事件に関してあんたの情報は恐ろしく正確で素早かったよ。
そりゃそうだ。あんた自身内偵を進めていたっていう例の組織の一員だったんだから。
あんた神楽坂の同志だった。そして奴に裏切られたんだ。
単なるダンディズム研究に過ぎなかった計画を変更し、本気で学園をハードボイルドな気風にするために奴が姿を消したことで、
あんた窮地に立たされた。男子禁制という事の性格上、公に捜査することもできんしな?
そこで3-Aに目をつけた。ネギ先生の監視も兼ねて一石二鳥だからな」
近衛「全部あんたの推測やないか」
千雨「まともでない学生には2種類の人間しかいないんだ。悪党か正義の味方だ」
23-592
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23-592
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 14:34:46 ID:???
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「ココネー、まったくどこ行ったんだろ」
ココネの相手をして学園内をぶらぶらしていた美空、休憩所あたりで見失ってしまった
「やれやれ、無表情だけどああ走り回るとは。やっぱ子供だね」
などといいつつ、ベンチに座りコートのポケットからさっき買った缶コーヒーを飲む
暖かさがじんわりしみてほっと息をつく、その時
「おお、春日殿。何をしているでござるか」
「えっ・・・?」
声はすれども姿は見えず、その時ベンチ裏の木の上から降りる人影
「よっと、驚かせたでござるな。ニンニン」
「な、長瀬さんか。びっくりしたー」
楓は申し訳なさそうに頭を下げる、こう言った所は律儀だ
「いやいや、そんなに謝らなくても」
「そうでござるか、まあいつも双子が世話になっているでござるからな」
「いたずら仲間なだけですよ」
美空はそう言うものの、楓にとってはあの双子が里よりもいたずらがひどくない事は美空のおかげと思っていた
「春日殿のおかげであの二人も修行するようになったでござる」
「修行?」
「秘密でござる」
(忍者っていっても無駄だろうしなぁ)
そんな事を考えていると楓は話題を変える
「時に春日殿は寒い中何をしているでござる」
「ああ、ココネの相手。でも見失って」
「ふむ、近くにいるでござるよ」
楓は森の近くの茂みを指す、がさがさ揺れている
「まさかぁ・・・ココネー、いるならでておいでー」
「ははは。いやー冬はいい、『あれ』がいないでござるからな」
「『あれ』って、あ、ココネー」
ココネが何か抱えて駆けてくる、泥だらけのその手に抱えられた物をみて楓は絶句する
「・・・あわわわわ(ばたり)」
「ちょっと、長瀬さん!ココネ何をってこれは・・・」
ココネが抱えてきたのは冬眠中の大きなカエル、眠そうに蠢いていた
23-595
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23-595
名前:風呂上りに・・[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 15:39:58 ID:???
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風呂上りに・・
お風呂から上がった彼女は、いつものようにバスタオル一枚で部屋の中を歩き回った
腰に手を当てて、冷蔵庫から取り出したばかりの冷えたコーヒー牛乳を口に運ぶ
まだ拭ききれていない全身から、太ももを伝い一粒のしずくが床へと落ちた
やがて、その火照った体を冷やそうと彼女は白魚のような指でリモコンのボタンを押した
ごうううん・・
少しばかり耳障りな音を立て、エアコンが作動し始めた
リモコンを手に持った彼女は温度を22度に設定し、風量を強風、風向を自分のほうに向ける
エアコンと向かい合うようにして立ち、その冷えた風が自分に気持ちよくあたっているのを確信すると彼女は・・
その身に纏っているバスタオルの前をはだけた
ハルナ 「ご〜く〜ら〜く〜」
湯上りのハルナのいつもの儀式
ハルナ曰く”このために生きてるってもんよ”だそうです
恥はどこへやら・・
夕映 「みっともないから止めるです。誰かに見られたらどうするですか?」
ハルナ 「ここには女しか居ないし・・ネギ君なら見られてもいいかも」
・・そんなことはさせないです
完
23-648
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23-648
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 03:34:22 ID:???
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その1
千鶴 「あ、ねえねえ聡美ちゃん」
ハカセ 「………」
千鶴 「…あら? ねえ、聡美ちゃん?」
ハカセ 「…え? あ、ああ! すみません千鶴さん! …私、名前で呼ばれることに慣れてなくて…」
千鶴 「うふふ、もう、聡美ちゃんったら」
ハカセ 「てへへ…」
その2
亜子 「あ、ねーねー釘宮ー」
円 「くぎみん言うなーっ!」
亜子 「…い、いや、言うてへんけど…」
円 「え…!? あ、ご、ごめん……普段、あんまり呼ばれるもんだから、つい…」
亜子 「んもー、しっかりせなあかんでーくぎみん」
円 「そうだよねーあははーって、言うなっつの!」
その3
美空 「………」
千雨 「………」
美空 「……………はっ!? だ、誰か私のこと呼んだ!?」
千雨 「へ? い、いや……別に誰も呼んでないみたいだぞ?」
美空 「…そ、そっか……えへへ、昔の…出番の無いときのクセで、つい幻聴が…」
千雨 「…ううっ、大丈夫、春日も最近頑張ってんじゃん! ……私には劣るけど」
美空 「うわーん!!」
23-660
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23-660
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 15:54:15 ID:???
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「雪だるま出来たねー」
「・・・(こくこく)」
全国的に雪、麻帆良も例外なく雪景色。美空とココネは公園で雪だるまを作っていた
不恰好ながら雪だるまは完成、ココネも嬉しそうだ
「あらあら、元気ねぇ」
おっとりした声、那波千鶴の声だ。にこにこと買い物籠片手に手を振っている
「那波さん、買い物ですか?」
「そう、うちは小太郎くんがよく食べるから」
確かにあの部屋では小太郎が良く食べそうだ、美空も食卓を思い浮かべくすりと笑う
千鶴もそれを察してか微笑む、そして雪だるまで遊ぶココネに気づき
「あら、あれがココネちゃん?」
「はい、やっぱり子供ですね」
「なんかお姉さんみたい」
やだなあと照れる美空、千鶴はココネに近づき話しかける
ココネはうなづいているだけでいつものままだが会話が成立している
それを見た美空は
(とても同級生には見えないな・・・)
「何か言ったかしら」
「へっ(嘘・・・)な、何も・・・」
「そう、さて行かないと、それじゃ」
千鶴は笑顔を見せつつ去っていった、だが一瞬見せた笑顔の裏の黒いオーラは忘れなかった
くいくいとココネが美空の服の裾を引っ張る
「なに、ココネ。げっ・・・」
ココネの手には千鶴から受け取ったであろう長ネギが握られていた
23-667
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23-667
名前:木乃香 願い[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 18:20:28 ID:???
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木乃香 願い
一刺し、一刺し、心を込めて
一刺し、一刺し、思いを込めて
一刺し、一刺し、願いを込めて
愛するせっちゃんの為、ウチは一つ一つ刺してゆく
ぷすり、ぷすりと刺してゆく
刹那 「こ、このちゃん・・」
ウチを見て、せっちゃんはそれ以上声をかけてくれなかった
木乃香 「待っててな、後少しで1000回目なんや、そしたら願いも叶うからな?」
ウチは再び刺してゆく
憎い憎い龍宮さんの体にナイフをぶすりと刺してゆく
千回刺せば、きっとせっちゃんはウチのもの・・
一刺し、一刺し、心を込めて
一刺し、一刺し、思いを込めて
一刺し、一刺し、願いを込めて
その手を血で染めようとも・・
罪の意識を感じなくなっても・・
それはすべてせっちゃんのため・・
ハルナ 「思い込んだら〜試練の道を〜」
のんきに歌を歌いながら、ハルナは創作系同人誌を作っていた
ハルナ 「閑話休題、のどか、居ないよね?木乃香も居ないよね?」
人間は本能で闇を恐れる、そこに潜むものが見えないからだ。闇はこんなにすぐ傍にあるというのに・・
木乃香 「千回刺せばええんやな?長ネギとナイフと新田、どれがええ?」
完
23-692
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23-692
名前:3−Aとりえリレー 第1走[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 22:14:40 ID:???
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投下いきまーす。
それは、唐突に行われた。
『3−Aとりえリレー』
新田「お前たちに『とりえリレー』なるものをやってもらう。」
千雨(いきなりじゃねーかっ!!)
新田「ルールは、ここにお前たち30人の名前が書かれた紙がある。
引いた名前の生徒の特技にチャレンジし、成功すればクリアとする。
全員クリアすれば、私からプレゼントをやろうではないか。」
千雨(新田主導なのかよ!)
新田「あぁ安心しろ。プレゼントは私のカルピ○とかそういうオチはない。
ちゃんとお前らの望むものを、全員分くれてやる。無礼講だ。」
パル「ホント!?漫画用のトーン100種セットとかもOK!?」
新田「いいだろう。今回だけだぞ?」
夕映「ご本尊仏像10体セットもですか?」
新田「うむ。」
刹那「お嬢様とのハワイ旅行もですか!?」
新田「よかろう。」
真名「クレー射撃練習用の射撃場もか!?」
新田「……限度を考えろ龍宮。
ともかく、無理のない程度にかなえてやる。」
全員「「「「「マ〜ジでぇぇぇぇ!?」」」」」
千雨(オイオイマジかよ新田…そんなコトして破産してもしらねぇぞ!?)
新田「さぁ、まずは第1走者を決めようか。クジ持ったかー?」
明日菜「OKですよー。」
新田「よーし、せぇぇの!!」
だーれだっ!!!
……………
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23-693
名前:3−Aとりえリレー 第1走[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 22:15:27 ID:???
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聡美「人気のない私へのあてつけですかぁ?」
新田「まぁそういうな葉加瀬。ではコレを引け。」
聡美「はぁい。……あ。」
新田「どれどれ…む、『宮崎のどか』だな。
ということで、今回はこれだぁ!」
第1走『ハカセが 図書館島で 蔵書整理だ!!』
新田「説明っ!!」
千雨(ビ○バ○チャンプじゃねーか…。)
新田「とりあえず図書館島にある本をわずかばかり拝借してきた。
この本を指定の本棚にしまい、ここに戻ってくること。
制限時間は30分。
帰ってきたら場所を宮崎に言え。
正解ならクリアだ。」
聡美「わかりましたぁ。」
新田「では、用意……ドン!!」
新田「今回は…『子犬大辞典』と『麻帆良史下巻』、それと『コスプレの全て〜コスプレイヤー入門』の3冊だ。
しかし何でこんなモノが…?」
真名(ま、まさかこういう形で返却されるとは…っ!!)
千雨(か、かなり恥ずいっ……。)
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23-694
名前:3−Aとりえリレー 第1走[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 22:16:35 ID:???
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<お約束の25分後…>
のどか「まだ見えませんね……」
美空「まさか、このまま終了とか…ナシだよね?」
茶々丸「……!レーダーに反応あり。あの容姿は間違いなくハカセ……」
千雨「!?来たのか!?」
のどか「あ……あれ…」
超「ハカセネ。おーい、ハカセー!!!!」
聡美「はぁ、結構ハードですねぇ、図書館島の中も…。」
新田「さて、戻って早々悪いが、返却場所の確認だ。」
聡美「あ、はい。
『子犬大辞典』は…」
のどか「…!!バ、バッチリです!よかった……」
新田「…ふむ、どうやらクリアのようだな。おめでとう葉加瀬。」
聡美「このくらい科学の力でなんとかしますよぉ〜。」
千雨「……ところでハカセ、お前腕の機械つかったろ?」
聡美「バレなきゃいいと思いますよぉ。」
千雨「……前途多難だな。」
新田「さて、次は名前を引かれた宮崎だ!さぁ、次を引きなさい!」
シリーズ/3−Aとりえリレー
23-698
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23-698
名前:かたぐるま[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 22:44:13 ID:???
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かたぐるま
1/2
夕暮れの町、影が長く伸び、子供たちをさらわんばかりにその後ろを追っていた
風香 「ボクが乗るのー!!」
史加 「お姉ちゃんばっかりずるいですー!!」
同じ顔をした少女たちが、長身の少女の足元で喧嘩をしているのが見えた
楓 「これこれ、喧嘩は良くないでござるよ」
ニコニコとその様子を見ながら、長身の少女は少し楽しそうにその二人を諌めている
そんな楽しそうな光景が見えた
教会の側の階段の上、その少女は膝を抱えるようにして座っていた
ココネ 「・・・」
ココネは自分の好きな場所を思う
それはいつもの場所、大きくなれば決していることのできない場所のことを考えていた
風香 「いえー!ボクの勝ちー!」
声がしたので、再度、長身の少女のほうを見れば、どちらかはわからないが片方の少女を肩車している
その光景を見たココネはさらに強く膝を抱えた
?? 「珍しいな、一人なのか?」
上のほうから声がした
ココネがふと見上げてみれば、そこには真名がいた
ココネ 「・・こんにちは」
真名 「こんにちは、キミの相方は?」
ココネ 「シャークティに怒られている、生きていれば明日会えるかもしれない・・」
ココネはそう言うと、階下の楓たちの様子に再び視線を移した
真名 「そ、そうか。キリスト教は厳しいんだな・・」
-
23-699
名前:かたぐるま[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 22:45:52 ID:???
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2/2
真名 「どうした、一人で寂しいのか?」
ココネ 「かたぐるま・・」
真名 「かた・・ぐるま?」
ココネ 「肩車、うらやましい・・」
真名がふと階下を見れば、楓がいて双子を肩車しているのが見えた
真名 「そういえばいつも肩車されているな」
ココネ 「私、肩車が好き・・」
少し寂しそうに見える少女に、真名は自分らしくない優しさが芽生えてきたのを感じた
真名 「私でよければしてやろうか、肩車?」
ココネ 「・・!!」
ココネは希望に満ちた目で、真名を再度見上げた
真名 「あいつより背は高いが、それでよければどうだ?」
ココネ 「乗る!」
思ったより勢いのいい反応に少し真名は戸惑った。こんなに元気のある子供だとは思っていなかったからだ
真名 「わかった、わかった。でも、暴れるなよ?」
コクンと、ココネはただ頷いた
肩からぶら下がるココネの両足を、真名はしっかりと掴んだ。ココネはぺたりと両手を真名の頭につけ、ぐらつかないようにしている
真名 「どうだ?いつのと違うか?」
ココネ 「いつもより高くて・・気持ちいい」
真名 「少し歩くか?」
ココネ 「お願い・・」
夕暮れの町、オレンジ色の光は縦に重なったふたりを包み、ぼんやりと二人の姿を消していった
?? 「わ、私の出番は?」
完
23-711
-
23-711
名前:真名 お風呂[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 23:40:42 ID:???
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真名 お風呂
1/2
ここは私の牙城、ここは私の部屋、ここは私の領域
なのになんで私が立ち入ることができない場所があるのだろう
中で何が行われているか?それは想像に難くない
それを確認するために私はそのドアにそっと耳をつけた
さかのぼること30分前、刹那は再び幼児退行していた
そのトリガーとなるものはすでに判明している
那波の抱擁だ
那波に抱きしめられたら、二分の一の確率で幼児化することがわかった
千鶴 「ではおやすみなさい〜」
刹那を幼児化させるだけさせておいて、奴は私たちの部屋を出て行った。この状況を楽しんでいるに違いない
そして残るは私、刹那、アキラの三人だ
せつな 「あねうえ〜」
幼せつなはアキラのことをあねうえと呼ぶ、私もそう呼ばれたい
姿かたちは普通の刹那、しかしその行動は幼女そのもの・・これはこれでたまりません
アキラ 「どうしたのせつなちゃん?」
せつなはせがむようにしてアキラの服を掴み、お風呂に入りたいことを伝えた
アキラ 「じゃあ、お姉ちゃんとお風呂入ろっか?」
にっこりと笑顔をせつなに返し、アキラはせつなの頭を撫でた
せつな 「うん!」
元気に返事をする刹那。可愛い・・
真名 「じゃ、じゃあ、私も・・」
アキラ 「真名はここで変な人が入ってこないようにお留守番。わかった?」
取り付く島もなかったです、ハイ
-
23-712
名前:真名 お風呂[sage] 投稿日:2006/01/21(土) 23:42:30 ID:???
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2/2
しゃああ・・・
シャワーの音というのは、こんなにも淫靡なものであったとは今まで気がつかなかった
アキラ 「シャンプーするね」
浴槽とかに反響して、アキラの声はいやらしく聞こえた。ダメだな、私
せつな 「痛くしないで・・」
な、なんですとぉぉぉ!!!
その台詞は・・初夜の台詞ではありませんか?
心臓が破裂しそうだ。私の全身は汗をかき、妄想汁が毛細血管まで駆け巡っている
アキラ 「背中の次は前も洗うから、こっち向いて」
刹那の前・・刹那の前・・おっぱいのことかー!!!
せつな 「あねうえ・・おっぱいおおきい。わたしもおおきくなるかな?」
アキラのおっぱい・・ゴメン、忘れてた
アキラ 「きっと大きくなるよ」
私はそのままでもいいんだが・・な!
アキラ 「じゃあ、肩まで浸かって100数えるよ?」
じゃぶーん、という音が聞こえる。ふたりっきりで浴槽に、あんなに狭い浴槽に・・
せつな 「いーち、にー、さーん・・」
肌が触れているのかな?おっぱいは?足を絡めているとか?
アキラ 「なーなじゅう、ななじゅういち、ななじゅうに・・」
ハァハァ・・ハァハァ・・ハァハァ・・
せつな 「ひゃーく!」
ここで私の意識は途切れた。妄想だけでのぼせてしまうとは・・不覚
完
23-739
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23-739
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/22(日) 15:09:07 ID:???
-
「こらー!!」
風香の叫びが聞こえる、美空は最近いたずら双子と距離を置いていた
シャークティに毎度毎度説教されるのもある、だが最近『つまらなく』思えてきたのだ
精神年齢が上がったのかどうかは本人にも分らない、漠然とそう思っていた
「また逃げちゃった、やりたい気分半分、やりたくない半分」
ため息をついて歩き出すと史伽が駆けてきた。
「大変ですー、お姉ちゃんが里に帰るって言ってるんですー」
史伽は半泣き、手の込んだいたずらかと思ったが史伽はそこまでできる子ではない
「ちょっと、詳しく話して」
「はい、『美空に嫌われてる、居ても面白くない』って。わたしは美空さんが嫌ってるわけじゃないのわかってますけど・・・」
「そっか、やっぱはっきり言うべきだったかな」
美空は史伽に今の心境を語った、史伽もうすうす気づいていたようで納得してくれた。
「やっぱりそうでしたかー、わたし安心したです。それをお姉ちゃんにもはなしてほしいですー」
「うん、わかった。行こう」
急いで寮の部屋に向かう二人、必死で楓が止めている所だった
「春日殿にも事情があるのでござろう、なぜわからぬのでござる」
「楓姉にはわからないんだよ、ぼくが美空に嫌われてるの。ぼくにとって美空はいたずら仲間じゃなく麻帆良でのお姉さんなんだ」
楓は母代わり、美空は姉。風香の気持ちは楓にとって痛いほど理解できた
そこに美空と史伽が飛び込んでくる
「美空・・・、何しに来たの。ぼくが嫌いなんでしょ」
「お姉ちゃん、違うです。美空さんの話を聞いてほしいですー」
美空はぎゅっと風香を抱きしめた
「えっ・・・」
「ごめん、嫌ってなんかないよ。ただいたずらに少し・・・」
胸の中の風香が震える、泣いているようだ。美空は優しく頭を撫でる
「史伽殿、我々は暫し離れるでござるよ」
「はいです」
二人が去った後、美空と風香は抱き合い姉妹のような時を過ごした
23-740
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23-740
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/22(日) 16:47:41 ID:???
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楓の元で修行を続ける鳴滝姉妹。
厳しい指導にも耐え抜き、ある日遂に六分身を身に付けた。
「やった!念願の六分身だよ史伽!」
「やったですねお姉ちゃん!でも何で六分身なんですか?」
「えへへ、それはね…ちょっと耳貸して」
「はい…うん、え?そ、そんなことするつもりだったの!?」
「まあまあ、頼むよ史伽ー」
「あの修行はなんだったの…」
-
23-741
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/22(日) 16:48:42 ID:???
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最近双子がいたずらをしなくなっている。
良いことではあるだろうけど…美空は一人呟く。
周りにあの双子が居ないと、こうも静かなものなのかと少し寂しくなる。
「静かだなあ…」
「みーそーらーっ!」
ちょっぴりセンチな夕焼け空に、元気な声が鳴り響く。
「お、風香に史伽」
後ろを振り返った美空の見た者は、元気そうな風香と、申し訳無さそうな史伽。
丁度教会の角からひょこっと飛び出ている二人が、「せーの」と掛け声を合わせた。
ボンッという音が響き、白い煙が辺りを包む。
視界が開けて、美空は唖然とする。
「お姉ちゃん!」
12人の風香と史伽が、こちらへ迫る。
これが本当のシスタープリンセス。
笑えないや、はは。
それだけ考えてから、美空は下らねえと叫んだ。
最終更新:2007年10月10日 00:21