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31-555

31-555 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 01:57:44 ID:???
風香 甘えん坊将軍


1/7
むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな
しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです


てんてんてん・・・
せつな 「あんたがたどこさ 麻帆さ 麻帆どこさ・・・」
鞠をつく音と手鞠歌が庭に響きます。ここは和泉養生所のお庭、そこでせつなちゃんと祐奈さんと帝さんが鞠で遊んでいました
木乃香 「上手やなぁ、せつなちゃん」
優しそうな笑顔でせつなちゃんを褒める帝さん。今までと違う刹那さんにうれしそうです

裕奈 「にゃ・・・」
その光景を見つめる祐奈さん。跳ねる鞠を見ながら何かを待っているようです
と、そのとき
せつな 「あっ・・」
鞠がせつなちゃんの手を離れ、どこかに転がっていきました。そしてそれを見た祐奈さんが鞠に飛びかかります
裕奈 「にゃあー!!!」
どうやら祐奈さんも鞠で遊びたかったようです

裕奈 「ごろごろごろ・・・」
祐奈さんは鞠に抱きつくと、そのままお庭でごろごろと寝っ転がってしまいました
せつな 「だめだよ、ふくがよごれちゃうよ」
裕奈 「にゃ?」
せつなちゃんは祐奈さんを立ち上がらせると、服に付いた汚れを手で払いました
せつな 「まり、すきなの?あそぶ?」
裕奈 「にゃ!!」
せつな 「じゃあ、ねこさんもあそぼうね」
31-556 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 01:58:23 ID:???
2/7
楓 「まったりでござるなぁ・・」
風香 「まったりだね・・」
月詠 「思わずため息が出ますなぁ・・・」
三人が遊んでいる庭、そこに面した縁側で将軍様たちがまったりとくつろいでいます
アキラ 「お茶です」
さらなるまったりあいてむ、お茶の登場です。アキラさんが三人にお茶を運んできました

楓 「ありがとうでござる」
風香 「ありがとう」
月詠 「すいまへんなぁ・・」
縁側で茶をすする。春先からの至福の時間、おかげで三人の気分は溶け始めています

亜子 「なんやあんたらか。えらいいっぱいになったな」
楓 「おじゃましているでござる」
風香 「ちあっ」
月詠 「ああん、亜子センセ。一つお手合わせ願いたいんやけど」
亜子 「今日は疲れとるんや、また今度な」
月詠 「いけずぅ・・」

こうして亜子養生所では優しい時間が過ぎていくはずでした
そのときが来るまでは・・・
31-557 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 02:00:32 ID:???
3/7
せつな 「あっ!!!」
鞠遊びをしていたせつなちゃんが体勢を崩して後ろ向きに転んでしまったのです

ごちん!!
転んだ拍子にせつなちゃんは後頭部を庭石に打ち付けてしまいました
裕奈 「にゃあ!!!」
木乃香 「せっちゃん!!!」
皆があわててせつなちゃんに駆け寄ります。せつなちゃんは頭に受けた衝撃で気絶したようです
木乃香 「しっかりするんや!!!せっちゃん!!」
裕奈 「うにゃぁ・・・」
心配そうに肩を揺する祐奈さん、帝さんも心配そうにせつなちゃんの顔をのぞき込みます

しばらくして・・せつなちゃんは目を開きました
刹那 「いたた・・ここは?」
目を覚ましたせつなちゃんですが様子が少し変です
裕奈 「にゃ!!」
気がついたせつなちゃんに、祐奈さんは祐奈さんはうれしそうに抱きつこうとします

せつなちゃんの目には、瞳を潤ませて抱きついてこようとする祐奈さんが映りました
しかし、せつなちゃん、いえ、刹那さんの目に映ったのはねこ祐奈さんではなく別の物として映ったのです
31-558 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 02:01:57 ID:???
4/7
刹那 「よ、妖魔か!!!退治してくれる!!!」
どうやらせつなちゃんは、頭を打った拍子に刹那さんに戻ってしまったようです
そして刹那さんの目に映ったのは、ねこの妖怪としての祐奈さんでした
裕奈 「にゃ?」
刹那さんは素早く立ち上がると、祐奈さんと距離をとります
刹那 「夕凪は・・・くっ!無いのか!!」
自分の手元に獲物が無いのを知った刹那さんは、髪留めを外してそれに気を流し込んで刃物のようにしました

木乃香 「せっちゃん!!」
月詠 「先輩!!!」
と、その声に刹那さんはほかに誰かがいることに気がつきます
刹那 「帝様!?それに月詠か!!ここは危険です、今すぐお離れください!!月詠!!帝様をお守りしろ!!」
刹那さんは帝さんたちの方に振り向くと、そう強く言いました

裕奈 「にゃぁぁ・・」
少し祐奈さんはとまどっています。どうやら、刹那さんの変貌にとまどっているようです
刹那 「消えろ!!」
刹那さんは髪留めを手に持って構えると、祐奈さんに向かってその刃を繰り出しました
しかし、その刃は祐奈さんにまでは届きませんでした
祐奈さんに届く前に、刹那さんの腕は途中から伸びなくなっていたのです

刹那 「な、なぜ?」
31-559 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 02:03:02 ID:???
5/7
木乃香 「やめぇ!!その子は裕奈ちゃんや!!さっきまで一緒に遊んでたやないか!!」
月詠 「先輩、その子に手を出したらあきません!!」
祐奈さんを攻撃しようとする刹那さんに、二人はそれを止めようと叫びました
刹那 「ど、どういう事だ!?」
記憶がよみがえったばかりの刹那さん。その上、気がつけば目の前にいる妖怪
そして帝さんたちの言葉・・・刹那さんは混乱してしまったのです

裕奈 「にゃぁ〜」
祐奈さんは悲しそうに一つ泣くと、刹那さんにゆっくりと抱きつこうとしました
おそらく祐奈さんは、せつなちゃんに嫌われたのではないかと思い、抱きつくことで許してもらおうと思ったのです
ですが、近づいてきたことに驚いた刹那さんはその弾みで・・

裕奈 「にっ!!」

刹那 「あっ・・」
刹那さんの気を込めた髪留めの先端は、祐奈さんの右目を切り裂いてしまったのです

ぽたり、ぽたり・・
地面に液体の落ちる音がします。それはやがて赤い血溜まりとなり、地面に吸い込まれていきました
裕奈 「にゃあ・・」
祐奈さんは一度びくっとしましたが、残った片目でじっと刹那さんを見つめると、再び刹那さんに抱きつこうとします

刹那 「や、止めろ!!近づくな・・」
流れ落ちる血を拭おうとせず近づいてくる祐奈さんを、刹那さんはそれ以上攻撃することはできませんでした
31-560 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 02:04:50 ID:???
6/7
裕奈 「にゃ」
祐奈さんは刹那さんに触れるまでに近づくと、その頬の何かを舐め取りました
刹那 「な、何を・・・涙!?私は涙を流しているのか!?」
そうです。祐奈さんは刹那さんから流れ落ちる涙を舐め取ったのです
木乃香 「裕奈はん・・」
しばらく祐奈さんは刹那さんの涙を舐め取っていましたが、力が抜けてしまったようでゆっくりと崩れ落ち気絶してしまいました
アキラ 「裕奈!!」
アキラさんは二人に近づいて、祐奈さんを介抱し始めました
アキラ 「だ、誰か亜子先生を!!」
楓 「わかったでござる」

しばらくその光景をぼうぜんと見つめていた刹那さん。しかし流れ落ちる涙は止まらず、刹那さんの視界を歪ませました
刹那 「わ、私は・・・どうし・・て・・」
やがて、歪む視界は涙のせいだけではなくなりました。刹那さんの意識は覚醒していることを拒否し始めたのです

そして消えゆく意識の中、刹那さんはどこからか聞こえてくるこんな声を聞きました。”ねこさん・・”と


あれから一日、刹那さんは眠ったままでした
せつな 「あ・・う」
布団の中で小さなあえぎ声を漏らして、刹那さんは目を覚ましました
ゆっくりと起き上がり、刹那さんはあたりを確認します
せつな 「ここは・・おふとん?」
どうやら刹那さんは眠りから覚めた後、せつなちゃんになったようです

せつな 「え・・と、ねこさ・・ねこさん!!!!」
せつなちゃんはお布団で隣に祐奈さんが寝ているのに気がつきました
そして、顔の右側が包帯で覆われていることにも気がついたのです
31-561 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 02:09:43 ID:???
7/7
せつな 「ねこさん!!ねこさん怪我したの!?」
せつなちゃんは祐奈さんにそう問いかけます。しばらくして祐奈さんはその声で目を覚ましました
裕奈 「にゃう・・」
祐奈さんは包帯で覆われていない方の目をあけると、せつなちゃんを見て小さく答えました
せつな 「ねこさん・・・ごめんなさい。あれ?どうしてわたし、ごめんなさいっていうの?」
流れ出るせつなちゃんの涙は止まりませんでした。だんだんと布団に小さな染みを作っていきます
せつな 「ごめんね・・・ごめんね・・」
祐奈さんは、流れ落ちるせつなちゃんの涙を見ると、また舐め取り始めました
せつな 「あ、ねこさん・・怪我してるんだからだめだよ」
しかし祐奈さんは止めようとはしません。必死にせつなちゃんの涙を舐めて止めようとします
裕奈 「にゃ・・」
せつな 「ねこさん・・ごめんね」

亜子 「お、目が覚めたんか?調子はどうや?」
せつな 「せんせい・・ねこさんが」
障子戸をあけて、亜子先生が部屋の中に入ってきました
亜子 「むっ、せつなちゃんか?戻ったんやな」
せつな 「せんせい、ねこさんの目、だいじょうぶなの!!」
亜子 「心配せんでええ、まぶたを切っただけや。きちんと直るし、傷も残らん。目も見える」
せつな 「よかった・・でもどうして?」
亜子 「こ、転んだんや!!ちょっとぶつかっただけや」
せつな 「そうなんだ・・・むちゃしちゃダメだよ、ねこさん」
裕奈 「にゃ」
どことなくせつなちゃんは元気がないようです
ですがそんなせつなちゃんを元気づけるように、祐奈さんはにっこりを笑顔を向けました


今日も元気にせつなちゃんと祐奈さんは遊んでいます
そして祐奈さんの怪我も治った頃、せつなちゃんはどこからかこんな声を聞きました。”すまない”と

31-575

31-575 名前:真名ちゃんもっこり日記53[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 18:11:28 ID:???
真名ちゃんもっこり日記53

愛車のストラトスのブレーキランプが切れてることが判明し近所の修理工場にいってみた。
無愛想なオヤジが出てきたが、この程度の修理なら大丈夫だろと思い車を預けた。
深夜になってオヤジから電話がかかってくる。
「おまえの車が仕上がった。おれの中でもベスト5に入る出来だ。明日とりにこい」
ガチャ
ふむ、仕事が早いな。明日行ってみよう。

翌日、ストラトスを受け取りに行くことにした。
すこし感じが変わった気がする。内装がごつくなってないか?
もっとこじゃれた感じだった思が…代金はそのうち払うと言っておいた。
帰り際にこう、意味深げに言われた。
「走りだしたら止らない」
やなことを言うな。こういう車はブレーキがキモだぞ。
少し試運転を兼ねてドライブすることにした。
エンジン音が変わってるぞ。
吹き抜けや加速が段違いに違う。
さすが修理屋。調子に乗ってアクセルをベタ踏みする

ゴアアアアアアアアアアアアア!!!!

…うるさい。
このストラトスで450馬力だと凄まじいじゃじゃ馬になっている。
その後、オヤジに頼んでバランス重視の280馬力にした。
時間が余ったので峠を走ることに、すると後ろからものすごい勢いで車がついてきた。
あ…これが噂の走り屋とゆーやつか。
今はバトルなんて興味ないからそいつを前にいかせた。
追い抜いていく相手のドアに書いてある文字が街燈に浮かび上がる。

『藤原とうふ店』?

31-579

31-579 名前:美砂XRATED[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 20:05:11 ID:???
日付が変わる前。当の美砂は自分の誕生日をうっかり忘れていた。
日曜日から月曜日に変わる、この何とも表せない寂しさに身を寄せ、ただ独り梅酒を飲んでいた。
(行きたくない、行きたくないのに学校)
ふとサザエさんが終わったなぁ、などと含み笑いをして、梅酒を一気に喉に落とした。
(日曜日が終われば月曜日がくる。だから私は私の出来る事をするだけ。)
別段学校は嫌いではないが、日曜日の感傷に触れてしまったようだ。
「もう行くかな。やる事も無いけれど。」
美砂は自分の部屋に帰る決意をした。
−美砂達の部屋−
ドアノブを握った刹那。
「誕生日おめでとお−!!」
ルームメイトの突然の祝福に美砂は刹那、停まった。それがいけなかった。
新田「柿崎…誕生日おめでとう」(CV速水奬)
後ろからダンディズムなHENTAIに襲われた。
美砂「いきなり襲ってくるなぁぁ!」
光速後ろ廻し蹴りで新田を諌め、気付く。
美砂「…、そうか。今日は私の誕生日だったっけ!?」
円「…おいおい、自分の誕生日位は忘れないよーに!」
談笑。
美砂は思った。
「どうやら感傷に浸ってる暇なんてないようだね!」
それから丸一日、クラスメートと騒ぎ立て、注意しにきた教師をすら巻き込んでパーティーが行われた…
新田「これが本当の性誕祭だな!」
ドゴォ…
今日も騒がしく、慎ましく麻帆良の時間は流れ歩く。

31-589

31-589 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 21:13:02 ID:???
月末の深夜の寮の一室
そこは毎月恒例の修羅場が広がっていた

ハルナ「毎月ごめんね〜」
夕映「もう慣れたです…」
のどか「本当だよねー…」


カリカリカリ…
夕映「もう腕が…眠気も限界です…」
ハルナ「死ぬな夕映ー!寝たらネタにするぞー!」
夕映「つまらないギャグはやめるです…く…もうダメです…」
ハルナ「夕映ーーーーーーーーーーー!!!!」
ハルナ「くっ仕方ない、二人で頑張るよ!」
のどか「う、うん」



のどか「ふう…」
ハルナ「大丈夫?ちょっと休憩取りな」
のどか「うん、ちょっと飲み物飲んでくるね」

フラッ
のどか(あれ?体が言うことを訊かない…)
バタン!
ハルナ「あれ?のどか?のどか!?」
31-590 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 21:14:13 ID:???
どか「あれ?ここはベッドの中…あのまま倒れちゃったのかな」

ハルナ「あ!目が覚めた?大丈夫?」
のどか「うん、ちょっと疲れが溜まってたみたい」
ハルナ「本当にごめんね…無理させて…」
のどか「別に気にしてないよー、ところでハルナが今まで看病してくれたの?」
ハルナ「え?あ、うん、私の責任だし…」
ハルナの手には氷枕に濡れタオル
何回も替えていたようだ
のどか「もしかして寝てない?目赤いよ?」
ハルナ「え!?いやあんたの世話してたらいつの間にか朝になっててさ」
のどか「・・・・・・・・・・」
ハルナ「な、何?」
のどか「ハルナ・・・・・ありがと」
ハルナ「ま、まああんたらのお姉さんとしては当然の事よ」
のどか「クスッ、そうだね」

ハルナ「とりあえずあんたは一日寝てな、あたしと夕映は学校行くから」
のどか「うん、行ってらっしゃい」



夕映「寝てる私をたたき起こしてのどかが死んじゃう!とか泣き喚いてたらそりゃ目も赤くなりますよね」
ハルナ「夕映吉くん、人には忘れたほうがいいこともあるんだよ」

31-594

31-594 名前:五月 くいもん屋[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 21:26:44 ID:???
五月 くいもん屋


疲れたとき、癒しを求めるのは当然のこと
私は、そんな人たちを癒してあげたくてここに立ちます
私は五月、人を癒す、くいもん屋のおかみさん


五月 いらっしゃい
暖簾をくぐって現れたのは柿崎さんでした

美砂 「こんばんわ、まだいいかな?」
五月 はい・・・今日はお待ちしておりました
美砂 「そ、そう?何か適当にちょうだい」
五月 はい
本日は柿崎さんの誕生日、ですからある物を用意しました。柿崎さんの大好物の物を・・
五月 どうぞ・・
美砂 「こ、これは!!」
小さなガラスの器に盛られた紫色の小さな実、それは生プルーン
紫色のその粒の中には様々な栄養素が多く含まれ、奇跡の果物と呼ばれています
美砂 「うはっ!!!お酒もいいけど・・・実はこれが一番の好物だったりするのよね!!!」
五月 産地はカリフォルニアです。最高の品質ですよ
美砂 「ありがとおぉぉ!!!」
うれしそうにプルーンにむさぼり付く柿崎さん。プルーンは美容にも大変いいのでいっぱい食べてくださいね

美砂 「ね、ねぇさっちゃん。あの・・その・・」
五月 これですか?プルーンの果実酒、一月熟成した物です。今日の日のために作っておきました
美砂 「やっぱりさっちゃん、わかってるぅ!!!」
プルーンをつまみながら、お酒をぐいっと飲む。柿崎さんはとてもうれしそうです。でも底なしなのは困るんですが・・

31-600

31-600 名前:>>249 アミダショー 3組目[] 投稿日:2006/05/15(月) 22:28:03 ID:OJIxyidc

249 アミダショー 3組目  〜アキラ&ハカセ〜

―――ガタン
「ふにゃ?」
突然響いた物音に、葉加瀬は夢の中から引き戻された。
まだぼんやりとする頭を持ち上げ、ずり落ちたメガネを持ち上げながら辺りを見回す。
夕暮れの教室は薄暗かったが、その音の出所を見つけるのは容易だった。
「あ、ごめんなさい。起こしちゃったかな?」
「ああーー気にしないで下さい。むしろ起こして貰って助かりましたぁ」
頬に服の痕をつけた葉加瀬はようやく動き始めた頭を回転させながら、笑顔でそう返した。
「忘れ物ですかぁ?」
机の中から携帯電話を取り出すボタンを操作する彼女に葉加瀬は問いかけた。
液晶画面に照らされた蒼白い顔が寂しげに俯きながら、パタンと携帯を閉じる音と共に消えた。
窓から差し込む夕日が、逆光となって相手の顔を曇らせている。
「大河内さん?」
俯いた顔を覗き込むと、うっすらと涙を溜めた瞳と視線が交わった。
「葉加瀬さんはいいな、村上さんと喧嘩なんてしないよね・・・」
言い終わらないうちに一粒涙が零れ落ちた。
「大河内さん・・・」


31-601 名前:>>249 アミダショー 3組目[sage 忘れたゴメン] 投稿日:2006/05/15(月) 22:29:23 ID:???
ガンッ!!
アキラは右手を大きく振り上げると、持っていた携帯電話を床へ投げつけた。
床を震わせる大きな音と共に、小さな機械が砕け散る音が教室中に響いた。
「わわっ!」
見るも無残なその携帯電話に葉加瀬が釘付けになっているうちに、アキラは教室の外へと消えていった。
「どうして・・・うまくいかないのでしょう・・・」
壊れた携帯電話を拾い上げると、葉加瀬は蓋を押し開けた。
ひび割れてしまった真っ暗な携帯画面を見つめながら、葉加瀬は一人教室の中でため息をついた。
廊下からは走り去る足音と共に、涙をすする声が遠く小さくなっていった。

『今日はちょっと用事が入ってしまいましたーごめんなさい。明日の夕飯はお邪魔しますー』
メールを打ち終えた葉加瀬は携帯電話をそっとポケットにしまい教室を後にした。
「ごめんね。夏美」
葉加瀬は小さく呟くと研究室の中へと向かった。
日は沈み、頭上には一番星が輝き始めていた。
31-602 名前:>>249 アミダショー 3組目[] 投稿日:2006/05/15(月) 22:30:31 ID:OJIxyidc
「アキラ〜元気出すのにゃー」
帰ってくるなり夕飯も食べずにベッドから出てこないアキラに裕奈は困り果てていた。
いつもの龍宮の悪い癖が、アキラを悲しませたのはわかっていた。
「あ〜あ。どうしてうまくいかないのかなぁ、この二人は・・・」
裕奈はキッチンに戻ると一人ブツブツと嘆いた。

ピンポーン
とその時、玄関から小気味良いチャイムの音が聞こえた。
「こんな時間に誰だろう?」
時計の針は22時を過ぎている。いくら寮とは言え、この時間に尋ねて来る人は数少ない。
不信に思いながらドアを開けると、そこには紙袋が一つ置き去りにされていた。
「あれー?」
キョロキョロと廊下を見回すが、誰の気配も感じられない。
怪しげに思いながらも紙袋の中身を覗き込むと、見覚えのある物体がそこにあった。
「アキラぁっ!!」
裕奈は大声で玄関から叫ぶとそのままドタドタと部屋の中へ走り、アキラを揺さぶり起こした。
「アキラっ!見てっ!」
泣き腫らした目でアキラはゆっくりと裕奈を見上げる。
その手には信じられない物が握られていた。
「・・・これ・・・」
31-603 名前:>>249 アミダショー 3組目[sage もうダメポ] 投稿日:2006/05/15(月) 22:31:03 ID:???
あまり良いとは言えない画質の数枚のデジタル写真・・・
そこには幸せそうに笑う自分と、想い人の姿が写っていた。
裕奈に手渡された紙袋の中には、夕方教室で壊したはずのあの、携帯電話が元通りの姿で入っていた。
『新着メール』
目に付いたその表示に、無意識に蓋を開ける。
『思いの外時間がかかってしまいましたー。勝手にデータ見て&プリントしてゴメンナサイ。葉加瀬
PS:私だって夏美と喧嘩くらいしますよー!』
メガネの奥から見える彼女のまぁるい瞳が、ニッコリと細くなるのが目に浮かんだ。

パタンと閉じた携帯電話に残された表示が一つ・・・
『新着メール From Mana』

〜END〜

31-606

31-606 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 22:53:48 ID:???
百合ロワイアル

明日菜「はーい、今からみなさんにちょっとオトし合いをしてもらいます」
ハァ?
そこにいる厳選された15人は驚愕する。
明日菜「ルールは超簡単。クラスメイトをいかに早くオトすかのデスマッチよ。
    セクシーさ理性、知性が試されるゲームね。あと新田が反対してたけど
    ぶん殴ってホモバーにぶち込んどいたから安心して。ここまでで何か質問は?」
率先していいんちょが立ち上がる。
いいんちょ「ちょっと待ってください。もしオトせなかったらどうなりますの」
それを待っていたかのように明日菜はルパンダイブでいいんちょに迫る。
明日菜「こーなるのよ〜、いいんちょ〜&amphearts;」
いいんちょ「いや〜明日菜さ〜〜ん&amphearts;」
【雪広あやか 悩殺  残り14人】
参加者
明石裕奈    龍宮真名
和泉亜子    那波千鶴
大河内アキラ  葉加瀬聡美
春日美空    長谷川千雨
近衛木乃香   村上夏美
桜咲刹那    雪広あやか(悩殺済)
佐々木まき絵  ザジ・レイニーディ
椎名桜子

明日菜「それじゃ、時間差でスタート♪」
31-607 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 22:54:23 ID:???

夏美「う〜、どうしよう。私なんかじゃ勝ち目ないよ〜」
ガバッ
夏美「!!!!(お、犯される!?)」
葉加瀬「大丈夫、夏美」
夏美「は、ハカセ〜」
葉加瀬「とりあえず武器を確認しよう」
村上夏美:体操服(ブルマ付き) 葉加瀬聡美:SM3点セット(ムチ、ロウソク、女王様の仮面)
葉加瀬&夏美「…」

一方その頃
ゆーな「わーい、亜子見てみて〜猫だにゃ〜」
亜子「ええなぁ、ウチはこれやで」
明石裕奈:猫耳帽子 和泉亜子:セーラー服
ゆーな「セーラー服なんてかわいいにゃ、もうオチそう&amphearts;」
亜子「!!」バターン
ゆーな「亜子!?」
ザジ「…」
ザジ・レイニーディ:メイド服
ゆーな「ギニャー!!」バターン
【明石裕奈、和泉亜子 悩殺 残り12人】

木乃香「せっちゃんどなんしよ」
刹那「大丈夫だよこのちゃん、私が守るから」
近衛木乃香:制服 桜咲刹那:チャイナ服
まき絵「この勝負は私の勝ちだよー!」
佐々木まき絵:寄せてあげるブラとスケスケおパンツ
木乃香「かはっ」
刹那「このちゃん!!」
【近衛木乃香 悩殺 残り11人】
31-608 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 22:55:21 ID:???
刹那「おのれ!くらえ!」
太ももを見せるチラリズム戦法に切り替える刹那。
まき絵「ブッ!」
【佐々木まき絵 悩殺 残り10人】
刹那「はぁはぁ…手ごわい相手だった…」
ポンポン
刹那「ん?ぎゃー」バターン
千雨「ふっ、ちょろいな」
長谷川千雨:裸エプロン(鍋つかみオプション)
【桜咲刹那 悩殺 残り9人】

美空「まずいよね…」
桜子「何が?」
美空「このゲームって私たちにすごく不利じゃない、第一はずれ武器だし」
春日美空:靴下 椎名桜子:仮面ライダー変身ベルト
桜子「こんなところを襲われたら、まさに当てu…」
桜子「き、キターー!!!!」
千鶴「あらあら」
桜子&美空「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
那波千鶴:葱
【椎名桜子&春日美空 悩殺(?) 残り7人】

ピンポンパンポーン
明日菜「以上7人の方がオちましたー」
アキラ「何か展開速くない?」
真名「こっちも早く武器を確認しよう」
31-609 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 22:56:01 ID:???
ぶぃぃぃぃぃぃぃぃん
龍宮真名:バイブレーター
真名「…つ、使えないorz」
アキラ「わ、私のは…」
大河内アキラ:葉っぱ三枚
アキラ「これで隠せと!?」
真名「(想像して)ブッ」バターン
アキラ「真名ー!」
【龍宮真名 自滅 残り6人】
ガサガサ
千雨「獲物みーつけ♪」
アキラ「き、来たーーー!く、来るなーーー!!!」
千雨「そんなぁ、ちうプチショック……ていうか。上等だこのヤロォォォォォォォォォ!!!!!!!」
アキラ「くぁwせdrftgyふじこlp;@:」
【大河内アキラ 悩殺 残り5人】

夏美「あと5人になっちゃったねハカセ」
葉加瀬「どうしたの?夏美?」
SM3点セットで遊んでる葉加瀬
夏美「何してるのー!その格好は止めたほうがいいよ!」
葉加瀬「これがハマるとなかなかの…」
夏美「そんなものにハマらなくてないよー!」
ガサッ
葉加瀬「今の音って…まさか」
ザジ「…」
夏美「で、出たー!は、ハカセ!?」
葉加瀬「…」ポカーン
夏美「ハカセー!」
【葉加瀬聡美 悩殺 残り4人】
31-610 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 22:56:40 ID:???
夏美「こ、ここは逃げないと!」
ザジ「…」ザッザッザッザ
夏美「追いかけてきたー!」
何とか逃げるも行き止まりに
夏美「う、奪われる!?」
千雨「ちょーっと待て!ザジ!」
ザジ「…ちう!?」
千雨「…」
ザジ「…」
千雨「似合ってるぞ、ザジ」
ザジ「…ちうも可愛い」バターン
【長谷川千雨&ザジ・レイニーディ 何故か昇天 残り2人】

夏美「二人してオチた」
千鶴「夏美!大丈夫!?」
夏美「ちづ姉!」
体操服で抱きつき&上目遣い
千鶴「ドキーン」バタン
夏美「ち、ちづ姉ー!」

【百合ロワイアル 勝者 村上夏美】


ホントにすまない…

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最終更新:2007年07月29日 02:26