32-523
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32-523
名前:真名ちゃんもっこり日記60[sage] 投稿日:2006/05/24(水) 22:39:59 ID:???
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真名ちゃんもっこり日記60
この日は雨だった、アキラと一緒にホテルでいちゃいちゃしようとしていた。
シャッター車庫の贅沢なラブホに入る。
ところがこの車庫、私のストラトスの先が入らない!
焦りはしたが、車庫の敷地境界線はその先20cmであったためなんとかクリアした。
しかし、シャッターが最後まで下ろせないという、なんとも…
そこの部分だけシャッターが半開き、私のストラトスの先がちょこんと覗かせる。
まぁいいだろう、すぐにアキラと××したい。
欲望ゆんゆんでホテルにチェックインしようとして財布を忘れたことに気づく。
料金は後から払うことにしてアキラを先に部屋に向かわせ、私は財布を取りに戻った。
あと扉一枚で車庫に着こうとしたとき…
ガシャ…
ん?何やらシャッターの音がしたようだ。
風でも吹いたか?
ガシャ!ガシャ!ガシャーーーー!!
うおぉぉぉーーー!?!?
何だ?一体何が起きたーーー!
状況が全く把握出来ない。
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32-524
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/24(水) 22:40:55 ID:???
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時間は深夜0時をまわっている。こんな時間に考えられる事は1つ。
「盗難か!?」
持ち主のすぐ横で盗難か?
どうする。警察に通報か?いや、間に合わなそうだ。
…行くか
んでもって私の手で…殺るか。
音を立てず出入り口の扉を開ける。
落ち着く…と同時に怒りがこみ上げてくる。
まず、目に飛び込んできたのは道路の真ん中まで飛び出したストラトスを目撃ドキュン!
まだ犯人はガレージ内に残っているかもしれない。
デザートイーグルを低めに構え、近づきながら出せる限りの声を絞り出し
「貴様そこで何をしている!」
叫びながら車に近づくが人の気配が無い。ガレージの中に入り辺りを見回しても誰もいない。
「…逃げられたか」
悔しいと思いつつ、ホッとした思いも沸き上がる。
とりあえず現状確認をする。
車体回り、下、鍵、何処も異常が無い。キーロックもされたまま。
一つ気づいたのは天井面に擦った傷と、フロントガラスにも当たった傷が。
どうやら犯人はシャッターを3分の2閉めたまま車を出そうとしたらしい。
大胆不敵なヤツめ、天井の傷は消えそうになかったが、ガラスは拭けば元にもどった。
最小限の被害で済んだのは不幸中の幸いか。
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32-525
名前:真名ちゃんもっこり日記60[sage] 投稿日:2006/05/24(水) 22:42:04 ID:???
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しかし解せない。
一体、犯人はどうやって車を出したんだ??
とりあえず、車を元に戻そう。
キーを捻りエンジンをかけ、ギアをバックに入れ、サイドブレーキを下ろ…
ブレーキを下ろ…オロ?…下りてる。
分かった!!最初からサイドブレーキは引かれてなか…
いやいや、落ち着け…私は車の盗難に気づいてに向かったのだ、くれぐれも
“雨水が入らない様に若干の傾斜が付いたガレージなのにサイドブレーキを引いてなかった為、ちょっとずつ
車が前に進んでシャッターに当たった後、フロントガラスの傾斜がシャッターを押し上げ、勝手に車が飛び出した。”
なんて誤爆は決して許されない。
犯人は誰だ!?(汗)
早く出てこーーーい!(さらに汗)
もう許してあげるから。(滝汗)
その頃のアキラは
「…」
「…」
部屋のベッドに隠れていたM子と出くわしていた。
32-528
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32-528
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/25(木) 00:51:09 ID:???
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新メニュー
五月「いらっしゃいませ」
いいんちょ「四葉さんお元気そうで」
五月「はいおかげさまで。こちらが新しくなったメニューです」
いいんちょ「…なんですのこのメニューは?」
明日菜のひみつ 古菲のひみつ まき絵のひみつ
アキラの苦労 亜子のひみつ 裕奈の飼い方
刹那の弱点 もっこり真名さんのひみつ(←50%増量中) ALL時価
五月「超胞子で酔ったみなさんが勢いで暴露トークをしたときのネタとなります」
いいんちょ「そ、それでは明日菜のひみつとまき絵のひみつを…」
五月「はい」
ごにょごにょ…
いいんちょ「…つー(鼻血)」
五月「そして、まき絵のひみつが…」
ごにょごにょ…
いいんちょ「ブッ!(鼻血)」
五月「大丈夫ですか?」
いいんちょ「い、いいですわ…お金はここに置いておきます」
つ10万円
五月「ありがとうございました♪」
32-536
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32-536
名前:超の世界 1/5[sage] 投稿日:2006/05/25(木) 02:05:30 ID:???
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古菲「何をしてるアル 刹那ッ!」
刹那「超鈴音の能力の正体を見極めるいい方法を思いた」
桜咲刹那は自分のこの白い翼を見る時いつも思い出す。
―― 子供の時から思っていた。 町に住んでいるとたくさんの人と出会う。
しかし普通の人たちは一生で真に気持ちがかよい合う人がいったい何人いるのだろうか……?
小学校のクラスの○○さんのアドレス帳は友人の名前と電話番号でいっぱいだ。
50人ぐらいはいるのだろうか? 100人ぐらいだろうか?
自 分 は ち が う。 TVに出ている人とかロックスターは何万人といるんだろうな。
自 分 は ち が う。 『自分にはきっと一生誰ひとりとして現れないだろう。』
『なぜなら この白い翼を持つ友だちは誰もいないのだから…
持たない人間と真に気持ちがかようはずがない。』
木乃香お嬢様 ネギ先生 明日菜さんに出会うまでずっとそう思っていた。
楓やカモさんのことを考えると 背中に鳥肌が立つのはなぜだろう。
それは目的が一致した初めての仲間だったからだ。 超鈴音を倒すというこの旅!
数日の間だったが 気持ちが通い合っていた仲間だったからだ ――
超「……フン 無駄なことを」
超が屋上に飛び上がる。
ヒュンッ ギュギュン
超の足先が光跡に触れると、匕首が襲い掛かる。
超「ヌゥ!これは……
せつなサンの「匕首十六串呂」!
匕首を避けようと動いた超の体が空中の光跡に触れる。
超「「匕首十六串呂」の『結界』!」
ヒュンッ ギュギュギュン!
超「チッ!」
匕首が超の体を掠める。
超「! これ……は……」
超があたりを見回すと、光跡はすでに籠のように超を包み込んでいた。
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32-537
名前:超の世界 2/5[sage] 投稿日:2006/05/25(木) 02:07:52 ID:???
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刹那「触れれば捕縛する「匕首十六串呂」の『結界』はッ!」
超「ヌッ!」
尖塔の突端。超の「ザ・ワールド」の射程外に刹那は立っていた。
刹那「すでにおまえの周り半径20m!
おまえの動きも「ザ・ワールド」の動きも手にとるように探知できるッ!」
刹那「くらえッ!超鈴音ッ!
半径20m 稲交尾籠をーッ!」
ドッバァーーッ
超を取り囲む匕首十六串呂が、獲物に狙いをつけた隼のように一斉に動き出す。
超「マヌケが……知るがいい…… ド
「ザ・ワールド」の真の能力は…… ド
まさに! ド
「世界を支配する能力」だということを!」 ド
ド
超「ザ・ワールド」!!
古菲「!? え!? こ……これはッ! ばかなッ!
い……いきなり……吹っ飛ばされているアル! ばかなッ! 刹那ッ!」
バグォッ 腹を貫かれた刹那の体が貯水塔に叩きつけられた。
(い……いったい……何が起こったのだ……
やられてしまったのか……
う……動けない……
だめだ……致命傷のようだ
声も出ない……
指一本さえ動かせない……)
(今……時刻は5時15分か……
エヴァさんの別荘では夜の12時ごろか……
お嬢様は何をしているだろう……
もう眠っているのだろうか?
心配かけてすみません…………)
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32-538
名前:超の世界 3/5[sage] 投稿日:2006/05/25(木) 02:08:52 ID:???
-
刹那が最期に思うこと……
それはエヴァの別荘にいる木乃香のことではなかった。
木乃香のことを深く思ってはいたが
最後に浮かんだ「奇妙な疑問」の前にお嬢様への思いは頭から吹っ飛んだ。
(私の「匕首十六串呂」の『結界』は触れるものが手にとるようにわかる……
だが……今……『結界』は超鈴音に全部一度に……同時に切断された……!?)
(なぜ!?
なぜ一本一本ではなく……
少しの時間差もなく……
一万分の一秒の差もなく……
半径20mの『結界』は「同時に」切断されたのか?
なぜ……?)
(少しの時間差もなく……時間差……時間……時間 )
「時」
(わ…………
わかっ……
……た……
な……なんてことだ……
それしか考えられない……
……「時」だ……
……やつ……は……
「時」をとめられる……)
(つ……伝えなくては……このことをッ!
この恐ろしい事実をなんとかして……
なんとかして古菲に伝えなくては……っ
このままだと……
みんなが負けてしまう……)
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32-539
名前:超の世界 4/5[sage] 投稿日:2006/05/25(木) 02:10:02 ID:???
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超「古菲……次はおまえネ……」
手についた刹那の血を舐め、超が振り返る。
超「この中国系火星人の肉体が完璧になじむには……
やはり中国人の血が一番しっくりいくと思わんカ?
古「超!ッ」
超「おまえは 血を吸って殺す と予告しよう」
古菲に飛びかかる超。
ドゴォオン
「!?」
二人の背後で時計台の針が吹き飛んだ。
刹那「さ……最後の……匕首十六串呂……」
超「なんだ?あらぬ方向を撃って…………
断末魔……最後の雄叫びをあげ
花々しく散ろうということカ……フン」
古菲「意味のないこと? バカな……!
刹那はこんな時に意味のないことをする女ではないアル
なぜ……あんな方向へ?
……なにか意味があるアルか?……?
なにか伝えたいことがあるアルか?」
刹那「メ……ッセージ……
……で……す……
これが……せい……いっぱい……
…です……古菲……
受け取って……ください……
…伝わって……
……ください………」
…………
…………
…………
桜咲刹那
―死亡―
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32-540
名前:超の世界 5/5[sage] 投稿日:2006/05/25(木) 02:13:21 ID:???
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小太郎「……ていう話でどうや?」
ハルナ「うーん、ちょっと原作まんますぎじゃない?」
楓 「なんだか拙者がすでに殺されてる気がするのでござるが」
小太郎「しょうじき勢いで書いた。今も反省していない」
32-545
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32-545
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/25(木) 16:14:39 ID:???
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明日菜いいんちょ劇場
どうしてだろうと、ふと思う。
「いいんちょと明日菜がまた喧嘩だー!」
「いいんちょに勝つに食券5枚!」
「じゃあこっちは明日菜に8枚!」
生徒の目の前でいつも喧嘩、喧嘩の日々…
だけど…
二人で部屋に戻った。互いに違う部屋なのだがいつもどちらかの部屋に二人で入る。
今日はあやかの部屋。ルームメイトの千鶴や夏美は部活で夜遅くまで遅れると伝えた。
―と言っても二人ともあやからのことを考えてわざと遅れていたりする。
そんな二人に感謝しつつあやかは部屋に入るなり、明日菜を抱きしめる。
「きゃっ、いいんちょ…ちょっと、いきなり…」
「ふふ、今日も暴れてましたわね」
「そ、そりゃあんたが食って掛かるからでしょ!」
負けじと明日菜も反論するがあやかはそのうるさい口をキスで塞いだ。
「ん!?―んーー!!」
じたばたする明日菜を引きずってベッドに寝かせる。
そのまま押し倒して明日菜の制服のボタンを外す。自分はもう上半身は脱いでいた。
そしてあやかは明日菜の―
[これ以上はエロになるので中略]
どうしてこんなに好きになってしまったのだろうか。
寮に帰ればいつも抱き合ってキスしたり、ベッドの中で互いに恥ずかしい格好でイかされたり。
どうして…
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32-546
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/25(木) 16:15:33 ID:???
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「…」
あやかはベッドから上半身を起こしてぼんやりと状況を確認する。
二人とも裸だ、横で明日菜が寝息を立てている。
明日菜の寝顔を見てそっと微笑み頭を撫でる。
「…?」
「…何してんの?」
明日菜は目を開けた。
「あら?起きましたの?」
「また寝るけどね」
またベッドにもぐる明日菜を見つめた。
「…どうしてこんなに好きになったのでしょう?」
だが今の二人にはどうでもよかった。
「まぁ、恋は理屈じゃないからでしょ」
「まだ起きてましたの、早く寝たらどうです?」
「はいはい寝ますよ、あんたも一緒にね」
「ふふ」
そっと微笑みあやかは明日菜を抱きしめベッドの中に入った。
その頃、外では
「あらあら〜、二人とも寝ちゃったみたいよ。どうしましょう?」
「え〜、今日もなの?ちづ姉、私お腹空いたよ〜」
扉一枚先では千鶴と夏美が困り果てていたのを知らずに、二人は寝息を立てていた。
32-563
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32-563
名前:禁断の果実 円の想い[sage] 投稿日:2006/05/25(木) 23:18:37 ID:???
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逢瀬は終わり、夜風が火照った体を撫でる
ベッドの上、美空、シャークティ、円は余韻とその心地よさに酔っていた
「円、ちょっといいかな」
美空が円に話しかける、円はきょとんとしている
「何で、仕事とか私たちにここまでしてくれるのかなー」
いつもの調子のつもりだが、美空は違和感出すぎている
シャークティもそれには疑問があるらしく、じっと見詰めている
「やれやれ・・・」
円はふっとため息をつくと
「あんたたちのナイト役ってとこでどう?」
美空とシャークティは暫し呆然となる、第一円は二人の被害者のはずだ。それなのに
円はふふっと笑い、シーツを巻きつけ窓辺に腰掛けると
「確かにあたしは被害者。でもね、二人を見てるとなんか・・・ね」
それは円の複雑な想い、愛したくても入り込めない。
そして血の絆で繋がれた苦難を抱えた二人
羨ましい、奪いたい、貪りたい
でも叶わない
ならば二人と少しでも多くの時を過ごし、守り、愛したい
代償が快楽でもいい、あの日二人にとろけるように愛されてからもう戻れないのを知ったから
「円、あんた・・・」
「言いっこなし。さ、寝よう」
ごろりとベッドに寝る円、二人は複雑な気持ちながら円に感謝しつつ眠りに落ちた
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名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/25(木) 23:51:12 ID:???
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時計仕掛けの中等部校舎
中等部校舎に仕掛けられた爆弾!
ゆえ、のどかの友情が試される!
32番目の標的(ターゲット)
次々と狙われていく3−Aの生徒たち。
32番目の標的は誰なのか!
鳴滝姉妹と楓の捜査が始まる!
末期試験の魔術師
試験が迫る中、試験の魔術師なる者が存在する。
そして裕奈、まき絵がアキラの正体に気づく!?
2−Aの中の暗殺者
記憶を失ったエヴァを暗殺者から守る茶々丸。
「貴方が世界で一番好きだからです」
図書館島へのカウントダウン
図書館島爆発寸前!
ハルナは脱出できるのか!?
32-569
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32-569
名前:ザジ 母親[sage] 投稿日:2006/05/26(金) 01:00:20 ID:???
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ザジ 母親
1/7
あの日の衝撃は今でも忘れられない。あの日のことを
午前8時半。いつものようにホームルームが始まろうとしていた
皆がそろい、ネギ先生の今日の発言に注目する。ただ一人、まだ来ていないザジを除いて
ネギ 「あれ?今日ザジさんは来ていないんですか?そんな連絡は受けていませんけど」
あやか 「私のほうにもそのような連絡は来ていませんわ?千雨さん、なにかご存じありません?」
確かザジは私より早く寮を出たはず。それなのに何故?
千雨 「さあ、確か私より先に寮を出ましたけど・・・」
そのときだった
ネギ 「あ、ザジさん。遅刻じゃないですか、どうしたん・・・」
遅刻をしてきたザジに声をかけたネギ先生だったが、その姿を見て言葉が止まる
ついでに、クラスのざわめきも止まった
ザジ・・・その胸に抱いているのは何だ?
何故赤ん坊なんか抱いている?
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32-571
名前:ザジ 母親[sage] 投稿日:2006/05/26(金) 01:01:37 ID:???
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2/7
ネギ 「ざ、ざじさん!?あ、あなた15歳なんですよ!?赤ん坊だなんて・・・ぼ、ぼくは!!!」
ネギ先生が混乱し始めた。それもそうだろう、生徒がいきなり赤ん坊を連れて登校したのだから・・・
そんな騒ぐネギ先生に、ザジは一枚の紙を手渡した
”ごめんなさい、この子をお願いします”
手紙にはそう書かれていた。つまりこの子は
ネギ 「す、捨てられていたんですか!?」
ザジは黙って頷く
ネギ先生も落ち着き、その後のザジから事情聴取が行われた。そして以下のことが判明する
登校中、教会前に赤ん坊が捨てられていたのをザジが発見した
しかし教会には誰もいなかったので、連れてきたのだということだった
ネギ 「でも・・・どうしましょうか?この赤ちゃん」
ザジ 「・・・」
正直なところ、何ともならないだろう
ここは中学校、ある意味育児施設ではあるが、そんな小さな子供は受け入れていない
なんといっても我がクラスには成人がいない。肝心の先生が10歳なのだ
年齢についてはこれ以上詮索はしない。嫌な気配を感じ始めたからだ
ここはしずな先生にでも相談するのが一番だろう。そう思った
?? 「ふぇっ・・・うぇぇぇ!!!」
赤ん坊は周りの雰囲気を察したのだろうか、突然ぐずり始めた
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32-572
名前:ザジ 母親[sage] 投稿日:2006/05/26(金) 01:03:24 ID:???
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3/7
ザジは赤ん坊を抱きながら動かなかった。おそらくはどうやってあやせばよいのかわからなかったのだろう
だが突っ立ているザジに、救いの手がさしのべられた
千鶴 「あらあら。ザジさん、ちゃんとあやしてあげないとダメよ?」
那波はそう言うと、ザジから赤ん坊を受け取りあやし始めた
さすが年齢不詳の女、子育てくらいの経験はあるわけだ
なんて思ったりしたら何をされるかわからないので、想像はここまでにしておく
しかし、さすがは那波だった。あやし始めてすぐ、赤ん坊は泣きやんだのだ
千鶴 「優しく抱いて、ゆりかごで一緒に眠るような感じで揺らしてあげるの」
ハルナ 「さすが那波さんね、曾孫までいるって言う噂は本当だったんだ」
教室が沈黙に包まれた。早乙女、お前の勇気には恐れ入る。明日、お前が登校してくるのを待ってるぞ
だがそんなことは気にならないようで、ザジは那波と赤ん坊をじっと見つめていた
おそらくはすぐにでも抱きたいのだろう。赤ん坊を受け取ろうと、手を出しそうになっている
しかし泣きやんだばかりの赤ん坊を抱いて、また泣かせてしまうが嫌なのだろう
ザジは手を出したり引っ込めたりしていた
だがしばらくすると、赤ん坊はまた泣き始めたのだ。教室の雰囲気が変わったのを感じ取ったのだろうか?
千鶴 「うーん、もしかして・・・お腹が空いたのかしら?」
那波は赤ん坊の顔を見てそうつぶやく
さすが年齢不詳・・・
ハルナ 「那波さん、何人育てたの?」
教室が沈黙に包まれた。早乙女、今日でお別れだな。今までネタの提供、ありがとう
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32-573
名前:ザジ 母親[sage] 投稿日:2006/05/26(金) 01:05:38 ID:???
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4/7
それを聞いたザジは意外な行動に出た
ザジ 「・・・おっぱい」
赤ん坊の泣き声が響く教室に、ザジのそんなつぶやきが聞こえた
千鶴 「そうは言われても私はまだでないから・・・ザジさん!?」
珍しく那波のあわてる声が聞こえた。それもそのはずだ。ザジが脱ぎ始めたのだ
ネギ 「ざ、ザジさん!?」
ザジは手早く上着を脱ぎ、ブラを外す。割とあっさり上だけ裸になると、那波に向かって手を差し出した
千鶴 「ザジさん。いいの?」
ザジ 「・・・おっぱい」
それを聞いた那波は、黙って赤ん坊を手渡した
赤ん坊はすぐに泣きやみザジの乳首に吸い付いた。そしてすごい勢いで乳首を吸い始める
ザジ 「・・・」
ザジは優しく赤ん坊を抱き、出てはいないが乳を与えている。そんなザジの姿を見た那波は優しくほほえんだ
千鶴 「そう、優しく揺らすように。優しくね・・・」
ここで私はあることに気がついた。お祭り好きの我がクラス。こんなゲストの登場に何故騒がないんだろうと
その原因はすぐにわかった。皆、我慢しているのだ
明石とか椎名とか双子は震えてまでいる。今すぐにでもあの赤ん坊を抱きしめに行きたいのだろう
だが、せっかく泣きやんだ赤ん坊を刺激はしたくないのだ
ネギ 「し、しずな先生を呼んできますね」
顔を真っ赤にしてネギ先生が教室を出て行く。あんな格好を見せられたら仕方がないか
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32-574
名前:ザジ 母親[sage] 投稿日:2006/05/26(金) 01:06:43 ID:???
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5/7
その日から私とザジの部屋の様相は激変した。赤ん坊目当てに人が集まりだしたのだ
裕奈 「にゃぁ〜」
亜子 「今、笑った?」
まき絵 「笑ったね」
ぷにぷにと赤ん坊の頬をつついて遊ぶクラスメートたち
正直うるさい。と言うより私の時間を返せと言いたい。赤ん坊を追い出して自分の時間を確保したかった
しかしそんなことをすればザジは悲しむだろう。そんな姿は見たくはなかい
それにこんな日が続くのもあと2日、それが過ぎれば赤ん坊はしかるべき場所へと移される
それまでの我慢なのだ
3日、それがザジと赤ん坊にに与えられた時間だった。3日後には病院に移るのだ
はじめザジは嫌がった。どうやらかなり情が移ってしまったらしい
だが、私たちしょせんは中学生なのだ。育てていく資産も無ければ知識もない。そして責任ももてないのだ
それなりの施設に行くのが当然だ。与えられた3日というのも破格の処置だろう
ザジはそこを渋々理解したようだ
そしてその3日の間、私とザジと赤ん坊は離れずに暮らすこととなった
ああ、ついでに言えばアドバイザーということで那波も一緒に暮らすことになる
こんなのはいい迷惑だ。ただ飯が上手くなったのはいいことといえる
しかし、それ以上のデメリットは確実に存在した
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32-575
名前:ザジ 母親[sage] 投稿日:2006/05/26(金) 01:09:30 ID:???
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6/7
ネットの更新がやりにくくなった
夜泣きで起こされた
食事中におしめを替えられた
ザジが一生懸命にやっているのはわかる。だが私にかかる負担や不満というものを考えて欲しいものだ
しかたない、これが惚れた弱みというやつなのだろう
だが残された時間を私は耐えることができるだろうか?
別れの時というのは突然やってくるものだ
それは誰も知ることができないことを知った
ネギ 「た、大変です!!今、その子のお母さんという人が・・・」
次の日の夕方、学校から帰り自分の部屋でクラスメートが小うるさい中、ぼんやりしていたときのことだった
突然、ネギ先生が私たちの部屋に飛び込んできたのである
その女は寮のロビーにいた。皆の冷たい視線を浴びながらただ突っ立っていた
そこへ私と赤ん坊を抱いたザジ、そして那波が現れた
母親 「ごめんなさい・・・」
赤ん坊の姿を見て、その女はその場に泣き崩れた。誰も声をかけようとはしない
皆、赤ん坊を捨てた女に対しての怒りがあるのだ
そのときだった。沈黙を破り、那波が口を開いた
千鶴 「あなたに母親としての自覚はあるのですか?」
静かに、そして怒りを含んだ声だった
母親 「ごめんなさい、ごめんなさいぃ・・・」
女はただそれしか言わなかった。何と言っていいのかわからないのだろうか?
なんと詫びればいいのか?誰に詫びればいいのかわからないのだろうか?
ただ泣き崩れていた
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32-576
名前:ザジ 母親[sage] 投稿日:2006/05/26(金) 01:11:04 ID:???
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7/7
そんな女に誰か近づく。それは赤ん坊を抱いたままのザジだった
ザジ 「・・・」
ザジは無言で赤ん坊を女に渡そうとする。あれほどまでに愛情を注いでいた赤ん坊を
千鶴 「ザジさん!?」
那波だけではなく、その場にいた全員が驚きの声でザジの名前を叫んだ
女はザジから赤ん坊を受け取ると、泣きながら強く赤ん坊を抱きしめた
千鶴 「どうしてですか!?この人に・・・」
那波の言葉を遮るように、ザジは赤ん坊を指さした
赤ん坊が笑って、女の頬に手を当てている。その姿は赤ん坊が泣く母親を慰めているようにも見えた
これ以上は誰も何も言えなかった
ザジの気持ちを、母親であったザジの気持ちが、皆痛いほど伝わってきたからだ
赤ん坊を母親に帰した後、部屋に戻ってきたザジは私に抱きつくと何も言わずに泣き始めた
私はザジの頭を優しく撫でてやると、そのままザジとソファーに座る
ザジが泣き疲れて眠るまで頭を撫でてやった。それはまるで私が母親にでもなったような気分だった
次の日
ネギ 「あれ?今日ザジさんは来ていないんですか?そんな連絡は受けていませんけど」
ザジが遅刻した?私より早く寮を出たザジが?まさか・・・
がらり、と扉が開きザジが姿を見せる
その胸に何かを抱きながら教室に入ってきた。何かを抱きながら・・・
完
32-592
-
32-592
名前:真名ちゃんもっこり日記61[sage] 投稿日:2006/05/26(金) 03:28:35 ID:???
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真名ちゃんもっこり日記61
今日はアキラの誕生日。
いいんちょが教室を貸切にして盛大なパーティを行うのだ。
五月とチャオの二人がでかいケーキを作ってくれた。
本当に相当でかい。
よし、このケーキの中に隠れよう。
そしてケーキのロウソクを消そうとした所に飛び出して驚かそう。
ケーキが爆発するという展開よりびっくりするぞ。
ふふふ、我ながら見事なドッキリ作戦だ。
ようし、禅は急げ。ケーキの中身をくり貫いて乗り込んで…あっと空気穴を忘れずに。
残りのクリームで隠してっと。これでよし。
さぁ来いアキラ。
「お誕生日おめでとう!」
「ありがとう、みんな」
アキラが涙ぐんでいる。うぅぅこんなときに飛び出したいが…ドッキリのためだ。
ん?あれはM子!招待していないのに何故!?
「…M子さん。またあなたですか」
「こんなこともあろうかとあなたの格好で忍ばせてもらった」
バチバチバチバチバチ
やば……誕生日なのに一触即発の空気だ…。
出るに出られん。出たら誕生日そっちのけで争奪戦がはじまる。
「にゃー」
む、明石か?こら!勝手にケーキをつまみ食いするな!私が隠れてることがバレ…
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32-593
名前:真名ちゃんもっこり日記61[sage] 投稿日:2006/05/26(金) 03:29:17 ID:???
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うわ!空気&覗き穴が塞がった!?
い、息が…苦しい…
「真名はどこいっちゃったんだろう」
「に゛ゃー!!!!!」
「どなんしたんゆーな」
「にゃーにゃーにゃー!」
もぞもぞもぞもぞ
「何これー!」
「にゃー!」
「ケーキが動いてる!!」
「気味悪い!」
ドボッ
「ケーキから手が生えた!?」
くそ、前が見えん。何とか手足は出したが、これで確実にばれたな…
ん?外で何か音が…
「刹那!このおかしなケーキを処分するぞ!」
「はい!師匠!」
M子と刹那の声、そして刀を抜く音…
「奥義・斬岩剣!」
「奥義・真・雷光剣!」
ズドーーーーーーーーーーーン
ぎゃー
ピーポーピーポー
「真名ー!しっかりして真名ー!」
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32-594
名前:真名ちゃんもっこり日記61[sage] 投稿日:2006/05/26(金) 03:30:30 ID:???
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「真名ぁ!知らなかったとはいえすまない!」
生きている…黒こげだが生きている…
だけど…もう、ケーキドッキリなんてしない…
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名前:さよ 小さな知識[sage] 投稿日:2006/05/26(金) 03:43:20 ID:???
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さよ 小さな知識
さよ 「おばんです。夜に舞う蝶、さよです」
夕映 「夜に舞っているのは蛾ですね」
さよ 「ヒドイ!人のことを蛾だなんて!!」
夕映 「明るいコンビニとかに吸い寄せられていませんか?」
さよ 「はい・・・コンビニは明るいので好きです」
夕映 「蛾ですね」
さよ 「蛾でも何でもイイです!!とりあえず今日の知識ですね」
夕映 「意外と打たれ強いですね」
さよ 「今日は遺体と死体の違いについてです」
夕映 「何の脈絡もありませんね」
さよ 「もしですよ、もし帰り道で誰かが死んでいたらどうするんですか!」
夕映 「そういうのに出会ってみたいような気もしますが・・・別にそんなことを想定して生きていませんから」
さよ 「話が進まないじゃないですか〜」
夕映 「・・・わかりました。では違いを教えてくださいです」
さよ 「ふふふ・・・身元がわかっているのを遺体、わかっていないのを死体と言うんです」
夕映 「それだけですか?と言うことは知り合いが死んでいたら遺体、見知らぬ人だったら死体なんですね」
さよ 「その通り!!」
夕映 「さよさんはどっちだったんですか?」
さよ 「・・・わかりません。もしかしたら死ぬ前は男の子だったのかも?」
夕映 「死ぬと性別が変わるですか?」
さよ 「龍宮さんみたいな例もあるし・・・もしかしたらってことで」
夕映 「神秘です」
完
最終更新:2007年07月29日 02:26