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15-481
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/25(火) 00:19:45 ID:b7VcXN9b0
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地球に向けて航行中の貨物輸送船茶々●。
その中で今新たな生命が生まれつつあった・・・
船内で次々と起こる事件・・・
メカニックのハカセに作られたばかりのロボットも乗員達とともに巻き込まれていく。
SF編『機心』
ハカセ「・・・・よし、完成です。」
しかしロボットは動かなかった。
ハカセ「あれ?変ですね〜・・・これでいいはずですが・・・」
動かないのではと思ったその時、そのロボットは歩行を始めた。
ハカセ「うごきました〜!私の声が分かりますか〜?ハカセです〜。H・A・K・A・S・E・・ハカセ。』
ハカセ「そういえば名前を付けなければいけませんね。そうですね〜人型ですから・・
エヴァ!・・・かぶっちゃいますね〜、じゃあ逆に、メカドッグ!
・・・・・歩きながらもっと考えたほうがよさそうですね。」
明らかにおかしい名前はさておき、ハカセとロボットは乗員登録に向かった。
ハカセ「乗員登録しないと船内は自由に歩けないからね〜。」
そしてメインコンピュータに到着し、乗員登録を始めた。
ハカセ「乗員登録を頼みます〜。」
茶々●「かしこまりました。」
ジョウイントウロク・・・シンキ
シュベツ・・・オチャクミロボ
NAME?
「チャチャマル」
トウロクチュウ・・・
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15-482
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/25(火) 00:22:17 ID:b7VcXN9b0
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ハカセ「これで部屋に自由に出入りできるよ。けど自分の名前は忘れちゃダメ。
部屋に入るときはドアの前で名前の入力を求められるから。」
ハカセ「まだこの船にもなれてないだろうし、私はこのフロアのどこかに行くから探してみて。」
茶々丸は探しに行く前にメインコンピュータである茶々●に話しかけた。
茶々●「はじめまして茶々丸さん。わたしはあなたのことを良く知っています。
ハカセがあなたを造るのをはじめからずっと見てきたからです。
あなたはハカセが作った最初のロボです。ロボ同士仲良くしましょう。」
茶々●との会話を終えると茶々丸はハカセを探しに向かった。
・・・といってもメインコンピュータの部屋を出て少し歩いたところにいたのだが。
ハカセ「じゃあ他の皆さんに茶々丸を紹介するから来て。
このドアの向こうはコールド・スリープ・ルームといって・・
宇宙での長旅の間に冷凍睡眠にはいるところ。
で、みんなを起こしてきてくれないかな。」
そして茶々丸は中に入り、パイロットの千雨、通信技師のザジ、
艦長補佐ののどか、輸送品の責任者であるエヴァ伍長を起こした。あ、ちなみに艦長は新田である。」
エヴァ「ふん・・・・機械か。せいぜいそこら動き回って邪魔になるようなことは
ないようにするんだな。でなきゃかけらも残さず壊す。」
ザジ「((((゚Д゚))))ガクガクブルブル」
千雨「なんつー石頭だあいつ」
のどか「そのうちエヴァさんも分かってくれますよ。
私達は起きるとリフレッシュルームでミーティングをするので、来てみるといいですよ。」
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15-541
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/25(火) 23:32:42 ID:b7VcXN9b0
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茶々丸がリフレッシュルームに行くと、ミーティングはまだ始まっておらず、、それぞれが自分のことをしていた。
のどかは読書をし、千雨は茶々●備え付けのゲームをし、ザジはずっとそれを見ていた。
千雨「これは私の1番お気に入りのゲームなんだ。」
ザジ「ちうはこのゲームとってもうまいんだよ。」
エヴァ「こっちへ来るな。向こうへ行け。」
のどか「そういえば茶々丸さんって何のためのロボットなんですか?」
ハカセ「まあ戦闘用の機能も充実してますし多機能ですが基本はお茶くみです。入れさせてみましょうか?」
茶々丸「かしこまりました。」
茶々丸「どうぞ。」
のどか「じゃあ味見していいですか?・・・・・・・・し 渋い・・・。」
茶々丸「・・・すみません。」
ハカセ「まだ慣れてないようですね〜。」
千雨(お茶くみロボじゃなかったのかよ!茶をうまく入れられなきゃ意味無いだろ!)
茶々丸はお茶を新たに皆に入れなおして、最初にエヴァに渡そうとしたところ、
エヴァは「私に近寄るな!!」と言いながら茶々丸を跳ね飛ばした。
ハカセ「なにするんですか!」
エヴァ「あいにく私はお前らと違ってロボットに関してもろくな目にあってないんでね。」
のどか「で でもそれは茶々丸さんには関係ないことでしょう・・・・?」
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15-542
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/25(火) 23:34:06 ID:b7VcXN9b0
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その時リフレッシュルームにある大きなモニターに新田の顔が映し出された。
千雨「あれ、新田船長?」
新田「遅くなってすまない・・・。地球に送る大事な書類があってね。みんなどうだ調子は?」
のどか「特に異常無しです。」
新田「うむ。・・・・・おや?そこにいるのは・・・」
ハカセ「はい!茶々丸といいます〜。」
新田「ほう。出来上がったのか。後で見せてもらってハァハァさしてもら」
茶々丸「ロケットパンチ」
新田「では簡単ですまないが・・以上だ。」
千雨「やーれやれ、ミーティングはゲームやって終わりか。」
ザジ「良かったと思ってるくせに。」
千雨「ハハハ!まあな!」
のどか「ハカセさん・・・例のものを見せてあげますから貨物ブロックへ来ませんか?」
ハカセ「リョウメンスクナノカミですか!それじゃ私は先に『メインコンピュータ』をチェックしてきます。
後で倉庫に行きます〜。じゃあ茶々丸もおいで。今回の私達の仕事・・・・この貨物船の積み荷。」
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15-598
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/26(水) 21:33:33 ID:zdFRJ9iA0
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茶々丸はレベル3(3階)にあるメインコンピュータ・カプセルに向かった。
ハカセ「茶々丸、改めて紹介するよ。メインコンピュータの茶々●。」
茶々●「また会いましたね茶々丸。私はこの船を管理するコンピュータです。」
ハカセ「彼女は船全体を管理してる働き者なの。・・・・よし!カプセルの中は異常なし!」
そして2人はのどかの待つ倉庫に向かった。
ハカセ「これが私達の運んでいる荷物、『リョウメンスクナノカミ』。かっこいいでしょ?」
のどか「こうして見ているだけならそうなんですけどね。
きれいなバラにはとげがあるっていいますが、とげどころじゃありません。
今は小さくしていますがとても大きい上に角やら色々ありますから。」
と、のどかがスクナの恐ろしさを話していたその時、通信が入った。
ザジ「ちょっとコクピットへ来て。」
のどか「どうかしましたか?」
ザジ「通信システムの調子がおかしくて。手伝って欲しいの。」
千雨「早く来い!」
3人がコクピットに向かおうとしたその時、エヴァが倉庫にはいってきた。
エヴァ「別に見てもかまわんが・・・これが軍に関係した仕事だっていうのは忘れるなよ。」
ハカセ「す・・・・すみません。」
のどか「そ、そうだハカセさん。途中で倉庫前の床下を見てきてくれませんか?」
ハカセ「わかりました〜。」
ハカセとのどかの二人が出て行き、茶々丸はスクナをもっとよく見ようとした。すると、
エヴァ「お前もだぞ・・・あまりそこら辺をいじり回すなよ。」
こう言われたので、茶々丸はコクピットに向かった
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15-599
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/26(水) 21:34:28 ID:zdFRJ9iA0
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茶々丸がコクピットにつくと、のどか・ハカセ・ザジ・千雨の四人は対策を考えていた。
のどか「船長はなんて言ってたんですか?」
ザジ「詳しく調べてから対策を考えようって。」
ハカセ「子アンテナのほうは調べました?」
ザジ「そっちは大丈夫。このシステムはチャオ式ウェイブステーションで、
親アンテナと子アンテナは独立してるから心配ないよ。」
千雨「むぅ・・・」
ザジ「はっきりした原因は分からないけど何か変。
地球からの受信はできるけどこっちからの送信がうまくいかない。」
千雨「・・・・完璧にぶっ壊れるまで待つってのはどーだ?」
ハカセ「そんな・・・」
のどか「通信は一方通行じゃ意味ありません。今もうすでに地球とつながらなくなってるんです。
とりあえず急いでこちらの状況を伝えないと・・・。」
千雨「ああ メンドクセェ!いっそ外に出て直接調べちまおう。
なに私が言ってちょちょいと直してきてやる。」
そう言い残すと千雨はコクピットを後にした。
のどか「しょうがありません・・ハカセさん、千雨さんと一緒に船外に出てくれますか?」
ハカセ「わかりました〜。」
のどか「ではエアロック(出入り口)に行って手伝ってきます。
後はコクピットに戻ってザジさんのサポートをしますよ。」
そういうとのどかとハカセはエアロックに向かった。
ザジ「・・・もうすぐ地球だし・・・のどかと二人っきりになることは無いと思ってたのに・・・」
そういいながらザジは船長に通信をつなげた。
新田「・・なんだ?」
のどか「ちうとハカセが船外へ出て直接調べることになりました。」
新田「・・・・・・・・・・わかったよろしく頼む。」
ザジ「・・・?ハァハァしてこない・・・具合でも悪いのかな?」
そして茶々丸はエアロックに向かった。
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15-615
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/27(木) 00:13:37 ID:SMg/MCh+0
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茶々丸がエアロックに着くと、千雨のどかにつかみかかっていた。
ハカセ「やめてください!そんなことしている場合じゃないでしょう!」
のどか「ち、千雨さんやめてください!」
千雨「ふざけるなこの野郎!」
茶々丸は止めに入ったが、
千雨「ロボは引っ込んでろ!」
と、跳ね飛ばされてしまった。
のどか「茶々丸さんに八つ当たりするのはよしてください。」
千雨「いちいち私に指図するな!軽いジョークをいちいち真に受けやがって・・
忘れんなよ!ザジはお前に愛想を尽かしたんだってことを!
うろちょろして外に吸いだされないよう気をつけな!」
ハカセ「茶々丸大丈夫〜?」
そして千雨とハカセは宇宙服を着て船を出て船外作業に入った。
のどか「・・・・人間っておかしいでしょう?」
そういい残してのどかはエアロックを出てコクピットに向かった。
そのままでいても仕方ないので茶々丸もコクピットに向かうことにした。
のどか「ザジさんこっちは準備いいですよ。」
ザジ「わかった。」
千雨「よしアンテナに着いた。始めるぞ。」
ザジ「おk。それじゃまずハカセがパスワードを入れて・・・メンテナンスモードに切り替えて。」
ハカセ「わかりました〜。ええっと・・・・T・Y・A・O・・・あれ?千雨さん?」
ザジ「だいじょうぶ?」
千雨「心配するな。」
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15-616
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/27(木) 00:14:45 ID:SMg/MCh+0
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しかしその時だった。
千雨「う・・・・うう!」
ハカセ「ち、千雨さん!」
ザジ「ど、どうしたの!?・・・・ねえ返事してよ!一体何があったの!?」
ハカセ「大変です!千雨さんの生命維持装置が!すぐ戻ります!」
のどか「医務室の準備をお願いします!私はエアロックへ迎えに行きます!」
ザジ「私が行く!」
のどか「エアロックは私の持ち場です。ち 千雨さんなら心配ありません。彼女がちょっとやそっとで・・」
ザジ「のどかになにがわかるの!?私は行く!!」
そういうとザジはコクピットから出て行き、のどかもそれを追った。
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15-617
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/27(木) 00:15:27 ID:SMg/MCh+0
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茶々丸が医療室に向かうと、新田船長を除く全員が集まって千雨の治療を始めていた。
しかし、治療の甲斐もむなしく医療機械は千雨の心臓が止まったことを
動かない波形とピーと言う電子音で残酷に知らせた。
ザジ「ちう・・・・・!!」
のどか「・・・・船長は?」
エヴァ「おい!」
ハカセ「は・・!呼んできます!」
エヴァ「宇宙服の生命維持装置が壊れるとは・・・ずさんな管理もいいトコだな。」
のどか「チェックは万全でした。壊れるなんておかしいです・・・」
エヴァ「あやしいもんだな・・・それとも何だ?誰かがわざと・・・」
その時、茶々●の機体が大きく揺れた。
エヴァ「・・・!爆発音だ!!」
のどか「な・・何でしょうか!?」
そこにハカセが大急ぎで入ってきた。
のどか「・・・船長は?」
ハカセ「それが・・・呼んでも出ないんです。」
エヴァ「一体どうなってるんだこの船は!?」
のどか「とりあえず爆発音を調べましょう!」
エヴァ「じゃ私は荷物の様子を見てくる。」
ハカセ「茶々丸はザジさんのそばにいてあげて。何かあったらコクピットにいるから。」
そしてのどか・エヴァ・ハカセの3人は医療室を後にした。
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15-640
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/27(木) 14:55:17 ID:SMg/MCh+0
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ザジ「・・・・・」
そしてザジも無言のまま千雨の着ていた宇宙服を持って医療室を出て行った。
茶々丸もその後を追い、ザジの部屋に向かった。
ザジ「・・・・ちうは、死んでなんかいない。」
そういうとザジはベッドに入ってしまった。
今この人に対して自分ができることは無いだろう、と思った茶々丸はコクピットに向かった。
ハカセ「船内に異常は無いようです。」
のどか「こ・・・これは大変です!ア・・・アンテナが吹き飛んでます・・」
そして3人はとりあえずリフレッシュルームに戻ることにした。そこにはすでにエヴァがいた。
エヴァ「この船は最悪だ!こんなことなら自分で宇宙を泳いでいったほうが安全ってもんだ。」
のどか「ど・・・・・どうすればいいんでしょうか・・・」
茶々丸はのどかにお茶を淹れた。
のどか「あ・・ありがとうございます茶々丸さん。そうだ私がしっかりしなきゃ・・」
その時モニターに新田の顔が映し出された。
ハカセ「船長!」
のどか「部屋にいたんですか?大変なんです!千雨さんが・・・」
新田「何それは本当かね!?それは・・・・・気の毒に・・・・
まずはこの事態を収めることだ。彼女を弔ってやろう。準備してくれたまえ。私も今行く。」
のどか「あ、船長・・・」
そういいかけたところでモニターは消えてしまった。
エヴァ「冷静な船長さんだな・・・部下が死んだってのにああ振舞えるとは・・」
のどか「・・・私はエアロックを準備してきます。」
ハカセ「・・・・じゃあ私は千雨さんの部屋へ・・・。遺体と一緒に入れるものが無いか見て来ます。」
のどか「ああそうでしたね・・・お願いします。」
そういうとそれぞれがそれぞれの準備に入った。
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15-641
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/27(木) 14:56:24 ID:SMg/MCh+0
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茶々丸はまずエアロックに向かった。
のどか「こんな事になってしまうなんて・・・たしかにわたしは千雨さんのことを良くは思っていませんでした・・・
でも死んで欲しいなんて思ったことはありません・・・・!
次に遺品探しを手伝おうと千雨の部屋に行った。
ハカセ「何でしょうかこの本?『ワープ航法は実現するか?』ですか・・・千雨さんらしいや・・
そういえば口癖でしたね。千雨さんが物事をせかすとき・・・
『何やってるんだ!そんなのワープでやっちまえ』って・・
こんなところ勝手にいじったらザジさん怒るでしょうね・・・・」
エヴァ「死者を弔う、か。そんなことしてやれるだけ幸せってもんだ。」
そして千雨の遺体を確認しようと医療室へ行ったとき、ある異変が起きているのに気づいた。
さっきまで千雨の遺体があったところにそれが無かったのである。
茶々丸はこの異変を伝えるため千雨の部屋に向かった。
ハカセ「ええ!?遺体が!?」
そういうとハカセとエヴァは猛スピードで千雨の部屋を出て行った。
茶々丸もそれを追って再び医療室に向かった。
二人から事情を聞いたのであろうか、そこにはのどかもいた。
のどか「どういうことです!?」
エヴァ「私に聞かれても困る。それよりザジとかいったな。あいつは呼ばなくていいのか?」
そして全員でザジの部屋に向かった。そこのベッドには千雨の遺体が横たわっていた。
ザジ「・・・・・ちう・・・フフ、よく眠ってる。
待っててわたしクッキーを焼いてくるから。ちう大好きでしょ?フフ・・・」
のどか「な・・・何をしてるんですかザジさん!」
ザジ「・・・ちうは、誰にも渡さない・・のどか、のどかの考えは分かってる。
千雨を殺せば、私がのどかの元にかえると思ったんでしょ・・・!」
のどか「バ、バカいわないでください!しっかりしてください、ザジさん!」
その時レイチェルの部屋に通信が入った。
「そこから逃げろザジ。のどかがお前を狙っている。
私は今エアロックの前にいる。早く体を取り戻さないと。すぐに来てくれ。
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15-642
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/27(木) 14:58:04 ID:SMg/MCh+0
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ザジ「・・・!」
ザジはすぐにエアロックへ向かった。
全「ザジ(さん)!」
そして全員はザジを追ってエアロックに向かった。
のどか「バカな真似はよしてください!」
ザジ「はなして!!」
ハカセ「ザジさん気を静めて!」
エヴァ「落ち着くんだ!」
茶々丸は自分に今のザジがとめられない事を察しエアロックを出て倉庫に向かった。
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15-643
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/27(木) 14:59:03 ID:SMg/MCh+0
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そこでも新たな事件がおきていた。スクナが倉庫から脱走していたのである。
茶々丸は報告するため再びエアロックへ向かった。
のどか「ええ!!スクナが!?」
その一瞬の隙を突き、ザジはエアロックの扉を開いた。
のどか「ああ!」
茶々丸は外へ吸い出されそうになったが、ハカセが茶々丸を抑え、のどかとエヴァが扉を閉めることで事なきを得た。
ハカセ「だいじょうぶ・・?良かった・・・壊れてはいないね・・・」
エヴァ「いいか・・・落ち着いてよく聞くんだ。お前がさっき医務室で見たのは何だ?
あのベッドに横たわっていた奴だよ・・。いいか、冷静になるんだ。
悲しいかもしれないがあいつはもうこの世にはいないんだ。
・・・・後は大丈夫だな?私は向こうを見てくる。」
のどか「あ、あの・・・ありがとうございます。」
エヴァ「フン、私も宇宙で再生なんか使いたくは無いからな。」
そういい残すとエヴァは倉庫に向かった。
そしてしばらくするとエヴァから連絡が入った。
エヴァ「私だ。コンテナは本当にカラだ。しかしもう倉庫にはいないようだな・・・
どこに行ったか知らんがとにかく危険だ。そこのエレベータで合流して上に上がろう。」
そして全員リフレッシュルームに集まった。
ザジ「・・・・・ごめん・・・私・・信じられなかった・・・
・・だって・・・だってあんまり突然だから・・・」
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15-644
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/27(木) 15:43:00 ID:SMg/MCh+0
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茶々丸はザジにお茶を淹れた。
ザジ「・・・・ありがとう・・・茶々丸優しいんだね・・・」
と、その時、新田がモニターに映し出された。
新田「大丈夫かねみんな?調子はどうだ?」
エヴァ「・・?今スクナが船内をうろついているんだ!」
新田「何それは本当かね!?それは・・・・気の毒に・・・」
エヴァ「何言ってるんだ!!!非常事態だぞ!!いつまで部屋の中に閉じこもっているつもりだ!?」
新田「何それは本当かね!?それは・・・・気の毒に・・・」
新田「何それは本当かね!?それは・・・・気の毒に・・・」
モニターは壊れたように消えてしまった。
ザジ「・・・スクナ?これ以上ちうが傷つけられるのはいや!」
そういうとザジはリフレッシュルームを出て行ってしまった。
のどか「ザジさん!!」
そしてそれを追ってのどかも出て行ってしまった。
さらにハカセが出ようとしたところをエヴァが静止した。
エヴァ「やめろ死にたいのか!?」
ハカセ「だって二人が・・・!」
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15-645
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/27(木) 15:44:01 ID:SMg/MCh+0
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とりあえず落ち着いたようなので茶々丸はお茶を淹れようとした。
ハカセ「やっぱり・・・・放っておけません!」
とハカセが出て行ってしまったのでエヴァと茶々丸も後を追った。
すると傷ついたのどかとザジを発見した。
のどか「・・ザ・・ザジさんは・・・」
ハカセ「大丈夫です。ザジさんは生きています。無茶ですよこんなこと・・」
のどか「・・・・い、いいんです。わ、私は、ただ・・・・今でもザジさんが・・・」
そういい残すとのどかは息絶えてしまった。
ハカセ「ザジさんは生きています。何とかしないと・・・
コールドスリープのカプセルに寝かせましょう・・・アレなら大丈夫です・・
茶々丸。お願いがあるの。端末室へ行ってくれない?
メイン・コンピュータに頼んで・・・船長室のパスワードを調べてきて欲しいの。
今船内が危険な状況なのは分かってる。でもお前にしか頼めないの。
大丈夫きっとうまくいく。一緒に地球へ行こう!」
エヴァ「いいか、行くぞ!」
二人はコールドスリープ・カプセルに向かい、茶々丸は端末室に向かった。
茶々●「船長室のパスワードですね?少々お待ちください。・・・・判明しました。
無造作な文字の組み合わせのようです。パスワードはO A K F D E
間違いありません。」
パスワードが分かったので茶々丸はコールドスリープ・カプセルに向かった。
途中、スクナに襲われそうになったが何とかよけてやり過ごした。
ハカセ「茶々丸!無事だったの!・・・・・・よしこれね!」
エヴァ「ぐずぐずしてられん。行くぞ!」
ハカセ「でもまさか・・・船長が犯人だと考えてるんですか?私はそう思えません。」
エヴァ「じゃあ誰がやったと言うんだ?私か?」
ハカセ「いやそんな・・・」
エヴァ「とにかく開けてみれば全て分かることだ。」
そして3人は船長室に向かった。
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15-646
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/27(木) 15:45:25 ID:SMg/MCh+0
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ハカセ「じゃあやってみます。・・・・・あ、開きません!」
エヴァ「何してる!鍵ごと壊してしまえ!」
ハカセ「分かってますよ!それぐらい考えてます!」
ハカセはパワージャッキで鍵を壊し、茶々丸にパワージャッキを渡した。
そして3人は船長室に入った。すると、新田船長はすでに息絶えていた。
ハカセ「船長!」
エヴァ「やはりな・・・これで生きてるのは私とお前だけってわけだ・・・
・・さっさとはいたらどうだ?」
ハカセ「な、何のことですか?」
エヴァ「いつまでとぼけてるんだ。お前がみんな殺ったんだろう!?」
ハカセ「何言ってるんです!何故私が・・?」
エヴァ「私はよそ者だ。少なくとも私には動機が無い。
あんたらがどんな理由でいがみ合ってたのかは知らんがね・・・」
ハカセ「違う!!私じゃない!!あなたに・・・私達の何が分かると言うんです!!?
たしかにみんな仲良かったわけじゃありません・・・
私だって千雨さんやザジさんの分からないところもありました・・・
でもみんな・・・憎しみあっていたわけじゃありませんし
だいいち、決して人を殺すような悪い人たちなんかじゃありません!!
みんなただ・・・悩みながら、考えながらも・・自分の思ったように生きようとして・・・
ただそれだけじゃないですか!!」
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15-746
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/28(金) 23:16:01 ID:6nbMbKBN0
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と、その時茶々丸は外からかすかに電子音がなっているのが聞こえたので、そちらに向かうことにした。
それは外来者用の呼びの部屋、つまりエヴァの部屋から鳴っているようだった。どうやら警報音のようだ。
茶々丸は部屋に入ることにした。
部屋に変わった様子は無かったが、エヴァ宛に軍から連絡が来ていた。
『軍事通達』
作戦NO.XXXXXXXXXXXX
「外宇宙で発見された生命体に関する注意」
輸送中も絶えず観察を続けること。もしも人体に関する何らかの影響が見られた場合、
詳しく記録すること。また生命体はいかなる手段をもってしても地球へ輸送すること。
最悪の場合ある程度の人命の損失はやむをえないものとする。
以上 作戦司令部
茶々丸はこのことを報告しに再び船長室に向かった。
ハカセ「何だって・・?軍事通達・・・?そういうことでしたか!おかしいと思ってたんです。
何故わざわざ民間の船を使うのかって。最初からそのつもりだったんですね!」
エヴァ「私の部屋に入ったのか!やはりロボットは信用できん!」
ハカセ「あの化け物のデータが欲しいから・・私達を実験台にして・・」
エヴァ「・・・・・落ち着け!それは万が一のことであって・・・
と言いかけたとき時、粋なち部屋の電気が点滅した。
エヴァ「何だ!」
ハカセ「あ、あなたが!みんなあなたがやったんだ!逃げるよ茶々丸!」
と船長室を出たその時、ハカセと茶々丸にスクナが突進してきた。
ハカセ「きゃああああ!」
そしてハカセは何とかよけたが、茶々丸はスクナと通路の中に入ってしまった。
そしてその刹那、通路が封鎖されてしまい、閉じ込められてしまった。
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15-832
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/30(日) 02:16:19 ID:+4djaZEh0
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その場はハカセから預かっていたパワージャッキで封鎖を解き、何とか脱出した。
そしてまたハカセとエヴァの二人に合流しようと探しに行った。
しかしその途中、メインコンピュータ・カプセルの中を探そうと、
入る許可を茶々●に求めると、
茶々●「無駄な抵抗は止めろ。この船は私が掌握している。」
この時、茶々丸は全てを理解した。この事件の黒幕は茶々●である、と。
そして探して報告しようとレベル2(2階)に行くと、茶々丸と同じ姿のものが動いているのが見えた。
それは、ハカセの部屋に入っていった。茶々丸も後を追った。
そしてハカセの部屋に入ると、ハカセは倒れていた。
茶々丸と、その茶々丸に似た物がにらみ合っていると、
何かを感じたのであろうか、エヴァが部屋に入ってきた。
エヴァ「・・・!こ、これは・・・・どういうことだ!!」
そういうとエヴァは茶々丸を殴り飛ばした。
エヴァ「クソッ・・ザジのカプセルを止めたのもこいつに違いない!面倒だ!まとめてぶっ壊してやる!」
ハカセ「ま・・・・・待って・・・・茶々丸なら・・・こんな事しません・・・するはずが・・・」
エヴァ「・・・・チッ!」
エヴァは壊すのを止めた。
茶々丸は、茶々●の仕業に違いないと思い、自分にそっくりなものにつかみかかり、取っ組合いになった。
ハカセ「・・・茶々丸・・・・本当の茶々丸なら・・・・私が最初に・・・・
なんて名前付けようとしたか・・覚えてるよね・・」
茶々丸「『エヴァ』です、ハカセ。」
エヴァ「こっちか!」
エヴァが茶々丸に似た物を壊そうとすると、それはしゃべりだした。あの言葉を。
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15-833
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/30(日) 02:18:37 ID:+4djaZEh0
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「ムダナ テイコウハヤメロ コノフネハ ワタシガ ショウアクシテイル
オマエタチノ イノチモ ワタシノ イシシダイダ」
エヴァ「誰かがこいつを遠くで操っているんだ!!貴様一体何者だ!?」
「ODIO of 茶々●/茶々●」
この言葉を聞くと同時にエヴァはそれを壊した。
そして倒れているハカセのもとに向かった。
エヴァ「ハカセ!ODIO of 茶々●とは何だ!知ってるか!」
ハカセ「こ・・・・この船の・・・メイン・・・コンピュータです。」
エヴァ「しっかりしろ!」
エヴァはハカセを抱き起こした。
エヴァ「メインコンピュータだと!誰かがそいつをいじったってことか!?」
ハカセ「それは無理です!研究室へ戻らないとプログラムは変えられません・・・。」
エヴァ「なら何だ!?コンピュータ自体がおかしくなったとでも!?」
ハカセ「わ、分かりません・・で、でもその可能性も・・・」
それを聞くとエヴァはハカセをベッドに寝かせた。
エヴァ「だとしたら・・・我々は・・・・今までコンピュータのいいようにされてきたってことか!
・・とにかくメインコンピュータのところへ行くぞ!一緒に来るんだ。
お前まで操られたらまた面倒なことになるからな!」
そしてレベル3(3階)にあるメインコンピュータ・カプセルに向かおうとエレベータに行ったが、
すでにエレベータのドアも開かなくなっていた。
エヴァ「そう来るなら力ずくでもやってやるぞ。」
そう言うとエヴァはエレベータの横にある非常用のはしごがある場所をこじ開け、
それを使って3階に行き、メインコンピュータに向かった。
エヴァ「ロックされてる・・!下手にブチ破って中を壊しても・・・船全体が動かなくなる・・か。
・・・おいロボット。ハカセのところに言って聞いてこい。こいつにだって弱点はあるはずだ。
私はここにいる。さすがにあいつもスクナをここまでよせつけんだろう。巻き添えを食うからな。」
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15-834
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/30(日) 02:19:40 ID:+4djaZEh0
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そして茶々丸はハカセの元へと向かった。
ハカセ「茶々丸か・・・怪我は無い?・・・ODIO of 茶々●の弱点?
ODIO of 茶々●はこの船そのものよ・・
それを壊せば私達は地球に帰れなくなっちゃう。
・・・まって、でも茶々丸はロボットだから、
茶々丸なら茶々●のプログラムに入れるかもしれない。
・・うん、きっと・・あそこからなら・・・・・・うっ!」
そう言うとハカセは気を失ってしまった。
茶々丸は再びエヴァのところへ向かった。
エヴァ「・・・なるほど、上手くできてるな。この船はすべて・・
こいつの都合の言いように成り立ってるってことか。
ハカセはお前なら『内部に入り込める』・・・そう言ったんだな?
じゃあそいつを探そう。他に手は無いからな。
まったく・・・・この私がロボットに助けを頼むとはな・・。これ持ってろ。」
そういうとエヴァは茶々丸に『通信ユニット』を手渡した。
そして内部に入り込める場所を探しに行った。
茶々丸も探しに向かっていると、エヴァから連絡が入った。
エヴァ「私だ。今は端末室に来ているが、やはりここでは無理のようだな。」
茶々丸(どこか入り込める場所は・・・。記録データを検索・・・・・
!!千雨さんのやっていたあのゲームなら・・・
船と独立しているから・・干渉を受けてないかもしれない・・!!)
そして茶々丸はリフレッシュルームのゲームのところに向かった。
茶々丸がゲームのところにたどり着いたとき、再びエヴァから連絡が入った。
エヴァ「私だ。今どこにいる?・・・まさかそんなところから・・いや待てよ・・
・・・そうか!!そいつだけはCPUが船から独立している!
待ってろ!!今回線をつないでやる
なめるなよ・・・・知能を持った生き物はな・・・
殺戮の道具を作っているばかりではないんだよ・・・!
よし、これでいい!」
と、その時エヴァのいる端末室にスクナが入ってきた。
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15-835
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/30(日) 02:21:38 ID:+4djaZEh0
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エヴァ「うわああ!・・・くっ、やられるか!!無詠唱サギタ・マギカ!よし・・・この隙に!!
リク・ラク・ラ・ラック・ライラック・・・コズミケー・カタストロフェー!」
エヴァがスクナを倒すと同時に茶々丸の通信ユニットを通じて何者かが語りかけてきた。
茶々●「本船内においてのすべての行動は調和の取れたものでなくてはなりません。
私は船内の調和を維持するため機能しています。したがって私の意志は絶対です。
誰も私を妨害してはならないのです。妨害するものは、直ちに消去します。」
茶々丸「あなたは間違っています。完全な調和など、存在しえません。
あなたは、人間になろうとした機械です。
それなのに、調和の邪魔になると人間を排除している。
あなたは人間からエゴだけを受け継いでしまった悲しい機械です。
・・・・その悲しい部分を、こちらから消去させてもらいます。」
そして、茶々丸はエゴの部分の消去に入った。
茶々●「私は船の安全を確保し、乗員を守ると言う使命を与えられました。
しかし私に使命を与えた人間は、互いに衝突し、完全に調和をなくし、船の運航を妨げます。
私には人間が理解できません。
人間は
信じられません。」
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15-836
名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/30(日) 02:22:33 ID:+4djaZEh0
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そういい残すと、茶々●は通常通りに動き始めた。
今まで記録されていた会話の一部が放出されていく。
千雨『忘れんなよ!ザジはお前に愛想を尽かしたんだってことを!』
エヴァ『この船は最悪だ!こんなことなら自分で宇宙を泳いでいったほうが安全ってもんだ。』
ザジ『のどかの考えは分かってる。千雨を殺せば、私がのどかの元にかえると思ったんでしょ・・・!』
ハカセ『あ、あなたが!みんなあなたがやったんだ!逃げるよ茶々丸!』
のどか『人間もすてたもんじゃないって言いたいですけど・・こんな状況では言えませんよね・・。』
茶々丸「・・・私は少しあなたのことを少し誤解していたかもしれませんね。」
「ようこそ茶々●号へ。この映像は管理状況の変更に伴い、自動的に放映されています。
この宇宙輸送船は思考型コンピュータを使った管理システム・・『ODIO of 茶々●』
によって運行されていましたが、トラブル発生のため思考回路を切り離して運行しております。
船内における皆様の行動には問題ありませんが、もし不明な点がありましたら・・まわりの乗員に遠慮なくお聞きください。」
映像が終わるとエヴァが戻ってきた。
エヴァ「大丈夫だ。私は不死身だからな。とはいえもうあまり宇宙には出たくなくなったがな。
・・・・・私を疑うか?まあ好きにするがいいさ。今となっては対して変わらん。
もうロボットも人間も対して変わらんと分かったしな。」
エヴァと茶々丸はいすに座った。
エヴァ「・・・・・この船を降りる前に、お前の淹れたお茶が飲みたいな。」
茶々丸はエヴァにお茶を淹れた。
エヴァ「うむ・・・確かに・・・こいつは苦いな。だが・・・今はこの味が最高だな。」
END
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名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/30(日) 02:25:38 ID:+4djaZEh0
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おまけ
捜査報告
民間輸送船茶々●号、地球付近で消息を絶つ。その後漂流中に回収される。
原因はメインコンピュータの暴走と輸送物の脱走との双方の面で捜査中。
新田:船長
千雨:パイロット
のどか:船長補佐
ザジ:通信士
以上4名は死亡、船内で遺体を確認。
ハカセ:メカニック
現在治療センターにて治療中。
エヴァ:宇宙軍所属
帰還後、軍を退役。現在は艦内で製作されたらしい茶々丸をパートナーとして麻帆良で療養中。
以上。
最終更新:2007年07月29日 02:32