5-489
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5-489 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/07/29(金) 04:28:51 ID:5jNtgxkU0
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「ただいまー」
シーン
「・・・なんだザジ、いないのか?・・・まぁいいや。なら今のうちに・・・」
ごそごそ
「じゃーん!ついに買ってきたぜウェブカメラ!
こいつを使ってファンのやつらとチャットしてやるぜー!」
『というわけでみんなおっはろー☆
今日からはちうのお顔を見ながらお話しよーねー!』
『おおおー!!!ちうちゃんが動いてる!!』
『な、生ちうたん!!』
『うおおちうたん最高!!!』
『うはwwww生ちうたんテラモエスwwww』
(ふっふっふー、なかなか好評なようだな・・・
画像と違って修正はできないが、解像度粗めにしとけばバレないだろ)
ガチャ
ぺたぺた・・・
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5-490 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/07/29(金) 04:30:37 ID:5jNtgxkU0
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『みんなー今日は楽しかったよー☆
これからも、ちうのお顔を見にきてね!』
『あたりまえだよ!!毎日来るって!(w』
『ちうたんの顔が見られるなら毎日くrあqwせdrftgyふじこ』
『え、ちょ、ま、何?どっきり?』
『ちょwwwwwテラエロスwwwww』
(ん?なんだ?)
『み、みんな?どうしたのー?』
『ちちち、ちうちゃん!うしろうしろー!』
(へ?うしろ?)
ごそごそ(パンツはいてるザジのうしろ姿
「ざ・・・・・ザジィィィィィ!!!!!」
「・・・? チサメ、おかえり」
「おおおおおおおお帰りじゃねえだろぉぉぉ!!
なな、ななな何やってんだ、っつかどこにいたんだ!」
「シャワーあびてた」
「シャ・・・!! と、とにかく早く服を着ろ!!」
「うん・・・パソコンはいいの?」
「へ?・・・あ!そうだった!」
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5-491 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/07/29(金) 04:31:58 ID:5jNtgxkU0
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『mっみんあごめーん!ちょっとトラブっちゃってー』
(うわーすげぇログ・・・)
『ちうちゃん今の女の子誰!?』
『は・・・はだか・・・はだか・・・かゆ うま』
『貧乳だったね』
『うん。貧乳だね』
『ちょwwwおまえらwwww』
『く・・・俺はちうたん一筋・・・ちうたん一筋・・・ちうたん・・・あの子紹介して』
『えーっとあのその、あの子は私のルームメイトでー』
(あああ私はなにやってんだぁぁぁ)
『肌黒かったね。外国人?』
『ルームメイト! なんだかとてもいい響き!!』
『俺もちうたんのルームメイトになりTEEEEE』
『今度あの子といっしょにカメラ映って!w』
(そんなことできるわけねぇだろ!)
『ピースピース!ノリいいなぁ』
『そのペイントなーに?ピエロみたい』
(・・・ん?)
「・・・つかピースすんなザジ!」
「しゅん・・・」
「ああもう!やめやめ!」
『みんな今日はごめんね!もう落ちるー!』
ポチッ
ブゥン・・・(PCオフ
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5-492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/07/29(金) 04:33:44 ID:5jNtgxkU0
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「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
「だいじょうぶ?」
「・・・だ・・・あ・・・あんまし大丈夫じゃないなぁ・・・」
「・・・ゴメンね?」
「う・・・い、いや、ザジは悪くないんだけどね・・・確認しなかった私が悪いんだし・・・」
「・・・楽しかったね(ニコッ)」
(うわぁ・・・そんな顔されたら・・・テラモエス)
「そ、そうか・・・ま、まぁ、私も楽しかった、よ・・・うん」
「またやろうね」
「それは勘弁してくれ・・・_| ̄|○」
というわけで爆発的なアクセス数をはじき出したチャットのウェブカメラは
その日のうちに撤去されることになったとさ。
「えー」
「えー、じゃない!」
5-532
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5-532 名前:17歳ニート ◆NEET.TEVOQ [] 投稿日:2005/07/29(金) 22:14:40 ID:gpXoGiI50
-
ミーンミンミンミンつくつくぼーし
太陽降り注ぐ夏真っ盛り、ちぅとザジは自室で
ゴロゴロ、いまにも溶けそうになっていた
ちぅ「あ?あっちぃ?」
ザジ「コク」
ちぅ「クーラーほしー」
ザジ「コクコク」
そうなのだ、夏休み5日目の今日。
麻帆良市は最高気温記録更新するほどの熱気で包まれている
気温は・・・・
ちぅ「ザジー玄関の温度計みてみてくれ?」
テテテテ
ザジ「・・・・・!」
ちぅ「う・・・なんど?」
ザジ「・・・・・37」
ちぅ「聞かなければよかった・・・・」
ザジ「・・・・見なければ良かった」
ちぅ「・・・・・」
ザジ「・・・・・」
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5-533 名前:17歳ニート ◆NEET.TEVOQ [] 投稿日:2005/07/29(金) 22:16:14 ID:gpXoGiI50
-
ミーンミンミン
暑い、暑すぎる
なにもやる気がでない、もちろん二人は自然と無口になる
聞こえるのは五月蝿いセミの鳴き声くらい。
朝10時の次点でこの有様
昼すぎにはどうなるのだろう・・・・
千雨は考えるだけで頭の中が真っ白になった。
どうにかこの事態を打破できないものか・・・
ちぅ「そうだっ!」
ザジ「?」
悶々と考えるうちに名案が浮かんだらしい
ちぅ「ザジ!水風呂だ!」
ザジ「!!!!」
そう、千雨の名案はとても単純なこと
水風呂にはいって涼もうということだった。
ちぅ「よし水張るぞー」
さっきまでの倦怠感はどこへやら
「そうと決まれば早速」ということだ。
ちぅ「よし!ザジーおいでー」
ザジ「?♪」
ジャバジャバ
ちぅ「わっつめたっ」
ザジ「クスクス」
ちぅ「やったなー、ゴソゴソジャーン!」
ザジ「!!!!」
ちぅ「ふっふっふ、くらえ水鉄砲!」ビュー
ザジ「!?!?!?!」
ちぅ「あはははは」
ザジ「クスクス」
-
5-534 名前:17歳ニート ◆NEET.TEVOQ [] 投稿日:2005/07/29(金) 22:17:51 ID:gpXoGiI50
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?30分後?
ちぅ「ふー、楽しかった」
ザジ「コクコク」
濡れた頭を千雨に拭いてもらいながら
ザジはテレビをつける
ピッ お昼やすみはウキウキウォッチング♪
ちぅ「もう12時か」
ザジ「おなかすいた」
ちぅ「昼飯はそうめんにするか」
ザジ「?♪」
台所の棚に入ってるそうめんを茹でる グツグツ
そして水で洗う ジャー
ちぅ「ザジめんつゆと箸用意して」
ザジ「ガッテンガッテン!」
ちぅ(そういえば昨日ためしてガッテンみてたな・・・)
ちぅザジ『いただきまーす』
チュルチュル ズルズル
ちぅ「やっぱこういう日はさ、体の中から冷やさないと」
ザジ「コク」
ちぅザジ『ごちそうさまでした』
昼からもっと暑くなるだろう、でもそんな夏が好き
ちぅと過ごす夏は毎日が特別なのだ。
ザジはそんなことを思いながら
千雨と一緒に床に寝転んだ。
5-547
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5-547 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/30(土) 00:15:38 ID:dpGrI6jf0
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ジーワジーワジーワ・・・
オーシツクツク・・・
ちう「暑っちぃ・・・自然が多いって売りの麻帆良もこういうときはウザイ・・・」
ザジ「 ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ 」
ちう「えーい!クーラーの修理はまだかっ!」
ザジ「 ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ━【来週だって。】」
ちう「だー・・・しょうがないな。ザジ、打ち水でもして気を紛らわすぞ!」
ザジ「 (((((⊂⌒~⊃。Д。)⊃ 」
ちう「怖いからそのまま這ってくるな!!」
シャワワワワワ・・・
ちう「おーお、見ろよザジ。虹だ虹。」
ザジ「(≧▽≦)」
ちう「気休めかと思ったけど結構いいなこれも。」
ザジ「三ヽ( ≧▽≦)ノ」
ちう「あっ、こらっ、濡れるってば。」
ザジ「ヽ(≧▽≦ )ノ三ヽ( ≧▽≦)ノ」
ちう「あーあ、はしゃいじゃってまあ。可愛いもん・・・だぁっ!!」
ザジ「?」
ちう「あわわ・・・ザジ、胸!胸!お前ノーブラだぞ!透けてる透けてる!」
ダバダバダバ・・・(←ちう’s鼻血
ザジ「Σ(≧ω≦ )」
結局体温があがりまくってしまったちうでした。まる。
5-566
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5-566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/07/30(土) 02:16:51 ID:uRuKNaIB0
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今日は新月
エヴァはたっているのも辛そうにふらふらと歩いていた。
「マスター、風邪ですか?」
「夏風邪か、ちょっと寒気がする・・・・。」
「マスター、今お茶をいれます。」
エヴァはゆっくりとキッチンを横切り・・・
「あ、いたいっ」
棚の角に小指をぶつけた。
「マスター、神楽坂さんに会いたいのですか?」
お茶を持った茶々丸が聞く。
「な、なんだ急に?」
「今、会いたいと・・・」
「違うっ!会いたいではなくて、あ、痛いと認識しろっ!」
「ケケケ、デモアイタイノハホントナンダロ?」
「来ていただきましょうか?マスター」
「いいっ!馬鹿なこといってると・・・・」
エヴァはふらふらと倒れた。
「マスタ―、大丈夫ですか?」
「だめだ。。。茶々丸、ベットへ連れて行ってくれ・・・」
「はい、マスター」
「ケケケ、シンソノクセニ、ナサケネエナ」
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5-567 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/07/30(土) 02:18:14 ID:uRuKNaIB0
-
「マスター、私は今日工学部で定期検査があるので、遅くなってしまいますが、看病を呼んだほうがいいでしょうか?」
ハァハァと苦しそうに呼吸をするエヴァをベットに寝かせた茶々丸はエヴァに聞いた。
「だ、大丈夫・・・・。」
「マスター、大変です。体温40度を感知しました。やはり、ネギ先生に看病を頼んでみます。」
「そうか・・・」
「では、マスター」
そういうと、玄関を出て行った。
「カグラザカアスナニシロ・・・」
その声を聞きながら
コンコン
「あの、すみません。神楽坂さんはいらっしゃいますか?」
ガチャ
「あ、茶々丸さん。・・・あっ今日、エヴァちゃんは?」
「マスターは今ご病気なので、神楽坂さんに看病をお願いしようかと思いまして。」
「えっ、そうなの?わかったすぐ行くっ。」
言うや否や、寮の廊下を走っていった。
「(前方50m、時速40kmで走る神楽坂さんを感知)」
「エヴァちゃん!!待っててねっ!!!」
「(これでマスターも大丈夫でしょう。私は工学部へ行くとしましょう。)」
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5-568 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/07/30(土) 02:19:53 ID:uRuKNaIB0
-
?3分後?
ゴンゴンゴン
「エヴァちゃん、エヴァちゃん、いる???」
「あっ、あの声はっ」
エヴァは重い体を出来る限り早く動かそうとした
「(ケケケ・・・)」
ドタドタドタ
「(茶々丸の奴・・・・)」
「エヴァちゃんっ!!」
ベットに起き上がったエヴァはすぐさままた横にされた。
「や、やめろぉっ」
「そんなこと言わないで。・・・な、なによこの熱っ?」
「だ、だからって・・・布団に入ってくるなぁっ」
「私が隣にいれば熱はすぐ下がるから。・・・・エヴァちゃん、顔真っ赤・・・」
「(お前が隣なんかにいるから・・・)」
「(チュッ)」
「これでもう大丈夫、元気になるおまじないっ」
「あっ・・・」
エヴァは顔から煙を出して、明日菜に抱かれていた。
「ケッ、ヨカッタナ・・・・」
5-602
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5-602 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/30(土) 14:39:59 ID:BMgElnn70
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ザジ「・・・」
ちう「・・・」
ちう「ぶはっ!!かー、まけた。」
第一回、ザジVSちう キス息止め勝負、ザジの勝利。
賞品は、今晩のイニシアティブ。
5-629
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5-629 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[久々に書くと駄目だなorz] 投稿日:2005/07/30(土) 20:58:52 ID:2Ry4AIhWO
-
夜も遅いというのにマスターの部屋に明かりがついています
消し忘れたまま眠ってしまったのでしょうか?
気になった私は部屋を訪ねてみました
そこには読み終えたのであろう本を置いたばかりのマスターの姿が
「ふぅ‥‥」
「本を読んでいたのですか?」
「ああ‥‥、中々面白い話だったよ」
振り向いて応えるマスター、その顔には複雑な表情を含んでいます
「茶々丸‥‥、お前はもしもの世界を信じるか?」
「‥‥と言われますと?」
「もしも人間であったらとか、パラレルワールドというやつだな」
マスターは急にどうしたんでしょうか、読んでいた本の内容のこと‥‥?
「考えたことはない‥‥いえ、最近は‥‥あります」
「そうか‥‥、変なことを聞いてすまなかったな」
マスターらしくない曖昧な返答
何かを考えているような‥‥
「マスターはパラレルワールドに興味が?」
「ん‥‥、いや忘れてくれ。私らしくもないことを考えていただけだ」
恐らくマスターは‥‥
そこまで考えて思考を停止しました、私に恋や愛などがわかるはずもありません
マスターの気持ちなど理解のしようが無いことです
「そうですか、それでは‥‥」
「ああ、また明日な」
夜は更けていくのに
私の回路は奇妙な反応を示して
止まりそうに無かった
-
5-631 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/30(土) 21:19:34 ID:2Ry4AIhWO
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パラレルワールド、平行世界、別時空
私は今、幸せです
しかし何を持って幸せと言っているのでしょう
マスターの従者であることも
あの教室で過ごせることも
とても幸せなことですが
もしも人間だったら
普通の会話をして
普通の生活をして
普通の恋をしていたならば
私はもっと幸せだったかもしれません
可能性は0ではありません‥‥
「オイ、何ヲ暗イ顔シテンダ」
声をかけられふと視線を落とすと
姉さんがちょこんと地面に座り込んでいました
「ケケケ‥‥マア、ナンダ姉貴トシテ人生相談ニノッテヤルヨ」
「モシモノ世界ネ‥‥、オ前バカダロ?」
はっきりと言われました、切られたかのようにバッサリです
「あの‥‥、そこまで」
「オ前モ、御主人モバカダヨ。大切ナコトヲ忘レテルンダカラナ」
大切なこと?なんでしょうか、私にはわかりません
「ケケケ‥‥ワカラネェッテ顔シテンナ」
笑うだけで姉さんは教えてくれそうにありません
「‥‥教えてください」
「モウ降参ナノカ?仕方ナイ教エテヤルヨ、オ前達ニ足リナイノハナ――――」
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5-636 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/30(土) 21:44:51 ID:2Ry4AIhWO
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「――――意思ノ強サダ、ソシテ今ノ大切サヲ忘レテル」
意思の強さ?今の大切さ?
「今ガ大切ダト思エネー奴ガ違ウ世界ニ行ッタ所デ、幸セニナレルワケネーダロ」
「しかし‥‥」
「今ガ不満ナラ変エチマエバイイダロ、ソレガ出来ナイオ前達ハ弱インダヨ」
否定の言葉すら許さずにたたみかける姉さん、表情の薄い姉さんにしては楽しそうに笑っている
「弱い‥‥ですか」
「アアソウダヨ、邪魔ナモノガ有ルナラ壊シテシマエ。トリアエズ全部ヤッチマッテカラ考エレバイインダ」
「そんな簡単なことでは無いと思いますが」
「違ウナ、勝手ニ難シクシテルンダ。悩ム暇ガアッタラ動イテミロヨ、間違ッタッテイイジャネーカ」
「‥‥私にはわかりません、心の無い私には」
「‥‥ハア、マダソンナコト言ッテヤガンノカ」
‥‥周りの空気が冷めていくのを感じます、姉さんが冷気を発しているようです
「オズノ魔法使イカテメェハ!」
私は‥‥
「テメェハ御主人ニナンノ感情モ無イッテイウノカ!?猫ハ!?アノガキハ!?」
私は‥
「‥‥違ウダロ、人間ニナリタイダナンテ思ウ心ガ有ルジャネーカ。他人ヲ思イ遣レル心ガアルジャネーカ」
私は
「オ前ハマダ心ガ無いナンテ言エルカ?」
「私は動物がマスターが姉さんが好きです、‥‥心はここに有ります」
「ソレデイイ」
姉さんの笑顔を初めて見れた気がした
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5-640 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/30(土) 22:01:45 ID:2Ry4AIhWO
-
「そろそろマスターを起こす時間ですね」
「アー‥‥、モウソンナ時間カ。俺ハモウ少シ飲ンデルカラ行ッテコイヨ」
朝になるまで姉さんと話しをしていました、こんなに話したのは久しぶりです
‥‥途中からお酒が入っていましたが
「失礼しますマスター」
暑い日は寝相が悪いです、可愛いパジャマを着るのは結構ですが暑いのならもう少し薄い物を‥‥
マスターを起こし朝食を作り、いつも通りの朝が始まる
「あの、マスター」
「なんだ?」
「マスターは今のマスターが一番です、私が保証します」
「急にどうしたんだ?」
「いえ、それが伝えたかっただけです」
頬を微かに染めて、納得いかないといった表情で首を傾げるマスター
「置いて行きますよ?」
「あっ、ちょっと待て!」
マスターに仕えることが出来て
姉さんがいて
あの教室に通えるこの出来る私は
きっと一番幸せな私だ
非論理的な言葉に回路はエラーを告げるけれど
今ならはっきりと言える
これからもずっと幸せにしていける、と
5-681
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5-681 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/31(日) 06:10:28 ID:+M3yEhXf0
-
ちう「ザジー、ほらアイス」
ザジ「…」
ちう「暑い時に食べるアイスはうまいなぁ」
ザジ「(こくこく)…っ!」
ちう「?どうしたザジ」
ザジ「…(ふるふる)」
ちう「…ザジ、あーんしてみろあーん」
ザジ「…」
ちう「う?ん…なんか虫歯っぽいな」
ザジ「…」
ちう「早いうちに歯医者に行かないとな」
ザジ「!?(ふるふるふる)」
ちう「ダメだ。ほっといたらすっごーく痛くなるぞ」
ザジ「……」
ちう「…あーうつるといけないしなぁ?キスも禁止ね」
ザジ「!!?(ふるふるふるふる)」
ちう「それじゃ予約しとくよ……あ、もしもし」
ザジ「…(´・ω・`)」
-
5-682 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/31(日) 06:11:31 ID:+M3yEhXf0
-
「ザジさーん、ザジレニーデイさーん」
ちう「ほら、いってこい」
ザジ「…」
ちう「…一人でいってこい」
ザジ「……」
「はぁーい、ではあっちで待っててください」
「はい、お疲れ様でしたー」
ザジ「………」
ちう「おう、お帰り。よく我慢したな」
ザジ「……グス」
ちう「泣くんじゃないよ。痛いのいやならこれから虫歯にならないように気をつけな」
ザジ「(…こく)」
「ザジさーん」
ちう「おっと会計だ、ほら行くぞ」
「…はいお釣りです。で、次回はいつにご予約なさいますか?」
ザジ「……」
ちう「(いやとか言ってんじゃないの)早くすませたいんで一番早い日でお願いできますかね」
ちう「あー終わった終わった。しかし外は暑いなぁ、アイスでも買って食べるかな。と?ぜん、ザジはなし!」
ザジ「!?・゚・(ノД`)・゚・」
ちう「冗談だよ。でもしばらくおかし禁止!食後は必ず歯磨き!わかったな?」
ザジ「(´・ω・`)…(こく)」
5-683
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5-683 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2005/07/31(日) 06:40:32 ID:h1CbPb0E0
-
医「痛かったら言ってくださいね
ザ「・・・・・・(コクリ)
チュイイイイイイイイイイイイイイン
ザ「・・・・・・(痛いです)
チュイイイイイイイイイイイイイイン
ザ「・・・・・・(痛いです)
チュイイイイイイイイイイイイイイン
ザ「・・・・・・(痛いです)
チュイイイイイイイイイイイイイイン
ザ「・・・・・・(痛いです)
医「はい、終わりましたよ
5-684
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5-684 名前:メガネ大使☆Kokz9Yhv0 [] 投稿日:2005/07/31(日) 07:33:37 ID:Ef9ulcnx0
-
ちう「…蒸すなぁ……」
ザジ「…(コクコク)」
ちう「…どうにかならんのか…」
ザジ「…あ」
ちう「ん?どうした?」
ザジ「…朝刊のチラシに入ってた…」
ちう「チラシ?…『まほら学園都市内にオープン!!』?」
ザジ「…プール」
ちう「あぁ、なるほどね…ここから近いし、行ってみるか」
ザジ「(≧∀≦)」
-
5-685 名前:メガネ大使☆Kokz9Yhv0 [] 投稿日:2005/07/31(日) 07:39:08 ID:Ef9ulcnx0
-
ちう「…人が多いな…(やっぱ来るんじゃなかったかな…)」
ザジ「…ちさめー」
ちう「ん?…あ」
ザジ「…遅くなって、ゴメン」
ちう「いや、いいさ。待ったわけじゃないし。
(…訂正。今日はここに来るべきだったな、うん。)」
ザジ「…?ちさめ、顔が赤い…」
ちう「えぇ!?そんなことはないさ、アハハハ…
(ザジに見とれてたなんて…恥ずかしくて言えない…)
と、とりあえず、泳ぐか!」
ザジ「…うん!」
そのあとちうは、ちうとザジの2人で水着を着用した画像をUPして、莫大なカウント数を得ることになるが、それはまた別の話。
5-706
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5-706 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/07/31(日) 16:21:15 ID:Uc7ifxu+O
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ちう「暑い…暑すぎる…」
ザジ「……」
ちう「つーかなんでこんなときに停電すんだよ。インドアな私には死刑宣告受けたも同じだよ…」
ザジ「……(スクッ」
ちう「ザジ、どこか行くのか?」
ザジ「……(コクコク」
ちう「そっか。外日差し強いから気を付けろよ。…ここよりはマシかもしれないけど」
ザジ「……(ビシッ」
数分後
「うあ?、サイトの更新もできねーし最悪だ?」
ガチャ
ザジ「……」
ちう「お、ザジおかえり。あれ?なんか買ってきたのか?」
ザジ「……」
ちう「おー!このクソ暑い中アイス買ってきてくれたのか?GJザジ!…ってあれ?なんか溶けてる…」
ザジ「……(シュン」
ちう「ドライアイスは入れてもらわなかったのか?」
ザジ「………!……(ショボーン」
ちう「店員が入れるの忘れてて、指摘しようと思ったけど通じなかった?そっかザジ無口だもんな…」
ザジ「………(ショボボーン」
ちう「後がつかえてたし、仕方ないから諦めて走って帰ってきたのか…そういやすごい汗だな…」
ザジ「ちう…ゴメンネ…(クスン」
ちう「……(ナデナデ
ザジ「……あ」
ちう「ザジ、今からプールでも行こっか?」
ザジ「……!(コクコクコク」
ちう「たまには休日を外過ごすのも悪くな…わ!引っ張るなよザジ、まだ水着も用意してないのに!」
「……♪(ニコニコ」
最終更新:2007年08月14日 00:32