37-139
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37-139
名前:三英商事へようこそ![sage 前スレ>>853] 投稿日:2006/08/30(水) 20:52:45 ID:???
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三英商事へようこそ!~あやか&明日菜編~
「全く明日菜さんは!どこまで世話を焼かせるんですか!!」
「うー頭痛い・・・ちょっと静かにして、いいんちょ」
頭を抱えて明日菜はフラフラとあやかの後ろを付いて行く。
あやかに怒られ人事部を後にしたものの、体内に残るアルコールに意識は支配され、廊下にヘタ込む明日菜。
「自業自得ですわ!!」
一段と声を張り上げるあやかに明日菜は渋い顔をしたまま黙り込んでいる。
「仕方ないですわね」
あやかはため息をつきながらも、世話を焼くのがちょっぴり楽しそうだ。
「しゃんとして下さい。元気だけが明日菜さんの取り柄でしょう?」
腕を掴んで立たせると、近場の給湯室へと連れ込む。
コップに注がれる水をぼんやりと眺める明日菜。
いつもは見せないその艶っぽい表情に、あやかの胸が跳ね上がった。
「お・・・お水ですわ」
「さんきゅ、いいんちょ」
コクリと喉が上下に動くのをあやかはチラチラ見つめた。
「はぁ、もう1杯ちょおだい」
空のコップを持って振る様はまるで飲み屋の酔っ払いオヤジだ。
「明日菜さん。ハシタナイですわよ」
口ではたしなめながらも、あやかはコップを受け取り水を注ぐ。
「大丈夫ですの?」
水で濡れた手をぴとっと明日菜の頬へ当てる。
「気持ちいー」
明日菜はあやかの肩へもたれ掛かると、静かに目を閉じた。
「困ったお子様ですこと」
あやかは小さく微笑むと、そっと明日菜の肩を抱いた。
「いいんちょ・・・私・・・」
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37-140
名前:三英商事へようこそ![sage] 投稿日:2006/08/30(水) 20:54:48 ID:???
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「うっひゃー、満員だぁ。二人そろってどーしたのォ!?」
突然入り口から聞こえる声に、2人は慌てて身体を離した。
マグカップを乗せたお盆を抱える夏美の姿がそこにあった。
「あ・・・あら、夏美さん。ごめんなさいね。今どきますわ」
焦って廊下へ出る2人を横目に、夏美はパタパタと動き始める。
狭い給湯室の中を、所狭しと動き回る夏美に2人は目を丸くした。
「いっちょあーがりっと♪」
あっという間に3つのマグカップにはそれぞれ違う色のドリンクが完成した。
白く立ち昇る湯気からは、いい香りが漂ってくる。
「さぁーて・・・いっそげ―――!!」
ドリンクを持っているとは思えない勢いで、夏美は給湯室を飛び出した。
瞬く間に小さくなるナツミの後姿を、2人は呆気にとられたまま見送った。
「3時ね・・・」
「3時ですわね・・・」
2人は顔を見合わせるとニッコリと微笑んだ。
「紅茶を入れて差し上げますわ」
「木乃香と刹那さんの分もね」
「もちろんですわ」
あやかの笑顔に明日菜はあやかの手を取り走り出した。
自分のいるべき場所経理部へ―――。
あやか&明日菜編 とりあえず終了
37-169
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37-169
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/30(水) 23:29:30 ID:???
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距離感
桜子「千雨ちゃーん」
千雨「…またかよ」
しつこつ付きまとう桜子。千雨もウザイと思ってしまうのは仕方ないと思う。
今日も千雨に付きまとっていたときのことだ。
ガァン
千雨がトイレを通り過ぎようとしたときの事だ。
トイレの中から美砂が扉を開けたことで桜子の顔面にヒットしてしまう。
美砂「桜子ゴメン!しっかりして」
桜子「きゅぅ~」
千雨「おい、誰かこいつ保健室に連れて行ってくれ」
円「私がやるよ!」
まるで都合のいいように柱の影から飛び出す私…。
桜子は鼻を強く打ちつけたことで鼻血を出し、倒れた拍子に頭を強く打って軽い脳震盪を起こしていた。
桜子「うぅ~」
美砂「ホントゴメン!」
円「まぁ鼻血が出ただけでよかったじゃん」
亜子「ごめんな、ウチ血見るとあかんのよ」
桜子「う~。千雨ちゃんにかっこわるいところ見られた~」
千雨「普段から私しか見ないからこうなるんだろうが、しばらく寝て頭冷やせ」
そう言って桜子を保健室に残した千雨。
美砂「それじゃ私、先生に『桜子は午後の授業休む』って伝えとくね」
亜子「そんなら安静にな」
続いて美砂、そして亜子、最後は私。
円「じゃあね」
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37-170
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/30(水) 23:30:02 ID:???
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桜子「うん」
先に教室に帰った千雨はザジさんと仲良く談笑していた。
まるで桜子の起きたことなんて綺麗さっぱり忘れたように。少しだけ手に力が入り握りこぶしになった。
午後の授業も終わり、桜子は部活に出るかどうか聞きに向かう。
円「桜子ー?」
桜子「…」
円「桜子、寝てるの?」
桜子「…」
寝ている、とても可愛い寝顔でいた。
円「おーい、部活出るの?出ないとチアのフォーメーションとれないよー」
桜子「…」
円「起きろー。じゃないとキスしちゃうぞ」
桜子「…」
自分は卑怯だと思う。
こうやって寝ているのをいいことに桜子の顔を限界まで近づいて見ている。
円「ねぇ…」
こうやって桜子に触れているのに遠くに感じているのは…
これが一方的な行為だと自覚しているから。
円「…情けないわね」
そう言って私は部屋を去る、部活は当然休みだ。
きっと私の思いは伝わらない。
私の思いは咲かずにつぼみのまま散る臆病な花。
ずるい手で手に入れた桜子とのキスは、自分の涙の味しかしなかった。
終
37-179
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37-179
名前:ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊[sage] 投稿日:2006/08/31(木) 01:21:50 ID:???
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「夕映と」
「ハルナの」
『ザジちうスレ・傾向分析~!』
「中編です」
夕映「最近のスレ内におけるクラスメイトの扱われ具合を独断と偏見で分析する『傾向分析』、12回目になるです。
昨日試験的に名前欄を抜いてみたですが、個人的にはやっぱりこっちが落ち着くです」
ハルナ「名前が出ないってネタもちょっとやり辛いし、何といっても乱入者の多いラジオだからねぇ」
夕映「……それって放送上あまりよろしくないのでは?」
ハルナ「まぁ、放送部の管轄だからね(第二回分析隊後編参照)。今更どーなるもんでもないでしょ」
夕映「おや、朝倉さんは放送部じゃなくて報道部じゃありませんでしたっけ?」
ハルナ「だ、誰も朝倉の企画だなんて言ってないじゃないの。単に朝倉が宣伝してただけで……
きっといずれ多分その辺の伏線が明らかになるのよ。すべてのカギは中国とインドの奥地にあるっ!」
夕映「はいはいなんだってーなんだってー」
<この番組は 『抱き枕から夜のオカズまで漏らさずカバー』の雪広社と
『毎週が収穫祭』近衛養鶏場の提供でお送りいたします>
夕映「昨日に引き続いてこれですか。いい加減にAAのズレを直したらどうです?」
ハルナ「おねーさんにそんな技術はないっつーの。さて、>>112-113を参照しつつ、分析いってみよ~!」
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37-180
名前:ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊[sage] 投稿日:2006/08/31(木) 01:23:26 ID:???
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~12番:古菲~
夕映「ランクは7つ上昇、中の下といったところでしょうか。
『そして伝説へ』でレギュラー持ってますし、もう少し伸びるかと思ったのですがね」
ハルナ「まぁ、こんなとこでしょう。楓と結構差がついちゃったかな」
夕映「上位陣に比べれば微々たるものです。シリーズ連載数の差が強く出た形ですね」
~13番:近衛木乃香~
夕映「久し振りに上位陣返り咲きのこのかさん。くーふぇさんに同じく『そして伝説へ』にてレギュラーです」
ハルナ「のどかも入れば図書館組全員上位が達成できたんだけどね。
他にも『三英商事』なんかでも刹那さんと一緒に登場してて、相変わらずといえば相変わらずかな」
夕映「原作公認ですからなかなか大きく関係を崩せず……とはいえ、まだまだ注目していくですよ」
~14番:早乙女ハルナ~
夕映「夏コミ時期に加えていつも通りのイラスト支援、更に誕生日効果まで加わって文句なしの二連覇です」
ハルナ「この勢いなら100越えも狙えるんじゃないかとちょっぴり期待してたんだけどね。
これからも早乙女ハルナに清き1ネタをお願いしますよ、リスナーの皆さん♪」
夕映「ちなみに100越えを過去に達成したのは、分析隊開始以降では長谷川さんと龍宮さんだけです。
どちらも第10回放送時、同率108ポイントですね。そういえば那波さんとの関係はどうなったですか?」
ハルナ「さぁ、どうかね。『まぁ、気長に待つです』ってやつよ」
~15番:桜咲刹那~
夕映「こちらも『そして伝説へ』にて一気に高ポイントを叩き出した刹那さんです。
この作品の換算法についてはスタッフ内で協議もあったのですが、
一応各回完結しているので毎話ごとにポイントをつけるということになったです」
ハルナ「うちらが勝手につけてるだけだし、そこまで気にしてる人もいないだろうけどね」
夕映「何というか、くーふぇさんとは少し扱いに差が出てきたですね。
刹那さんの総受けに対し、くーふぇさんの場合は『理不尽な扱い』という感じなように思えるですよ」
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37-181
名前:ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊[sage] 投稿日:2006/08/31(木) 01:24:40 ID:???
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~16番:佐々木まき絵~
夕映「久々にいいんちょさんとの話が多くなったまき絵さん。空気が一転、亜子さんに並ぶところまで来たです」
ハルナ「略称は『まきんちょ』で確定かな? それにしてもいいんちょも忙しいわねぇ。
どこか奥ゆかしいまき絵相手のいいんちょ、強気攻めなアスナ相手のいいんちょ……」
夕映「ここでそんなに分析してしまうといいんちょさんの番で言うことがなくなるですよ?
この勢いをどこまで持続できるか、それが問題ですね」
~17番:椎名桜子~
夕映「今回のブービーは桜子さん。やはり千雨さんとの話だけではどうも活躍の場が……」
ハルナ「そう? 私は悪くない形だと思うんだけどな。回数はそう多くないかもしれないけど、話の印象は強いもん。
一時の賭博ネタ一辺倒に比べれば、桜子らしい雰囲気だよ」
夕映「あの話の影の主役は円さんになりつつあるですけどね。まぁ、期待しておくです」
~18番:龍宮真名~
夕映「やはり日記完全復活の影響は大きいですね。あっという間に2位浮上です」
ハルナ「連載も100回突破したしね~。このまま一年分続いたりして……」
夕映「このペースを保てたらそれこそ脅威ですよ。いや、もう既に十分凄いですけどね。ともあれ……」
『連載100回、おめでとうございます』
~19番:超鈴音~
夕映「なんとなく下の上ポジションが定着しつつある超さん。そういえばハルナとのフラグも立ってたですね」
ハルナ「何のためらいもなくフラグとか言えるようになったゆえ吉君。うんうん、成長したねぇ」
夕映「誰のせいで染まってしまったと思ってるですか! 全く、覚えたことといえばペン入れにトーン貼りに……」
ハルナ「過激描写への富樫海苔とか」
夕映「そうそう富樫……って何を言わせるですか!」
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37-182
名前:ネギまほラジオ:ゆえパル分析隊[sage] 投稿日:2006/08/31(木) 01:26:36 ID:???
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~20番:長瀬楓~
夕映「ランクを急落させた楓さん。今回は『守人』もありませんでしたし、将軍様でも出番は少なめでしたね」
ハルナ「くーちゃんとも小康状態かな。まぁ、悩みが多そうだったから山で修行でもしてるんじゃない?」
夕映「このあたりがレギュラーネタに頼ってしまうかどうかの分かれ目なのですよね。
ある程度キャラの固まってしまっている楓さんはなかなかそれを崩しづらいですから」
夕映「……といったところで今日も放送時間が来てしまいましたです」
ハルナ「あ、なんか追加分析がないからいつもより短かった気がするなぁ」
夕映「次回分析あたりで久々に『想人』などの人間関係を見てみるのも面白いかもですね」
『それでは次回、後編をお楽しみに~!』
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37-186
名前:誘う者、誘われる者[sage] 投稿日:2006/08/31(木) 02:37:01 ID:???
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誘う者、誘われる者
「ん…ふぁ…」
あやかの部屋で濃厚なキスをする二人。
ベッドの上でほとんど肌けた状態で抱きしめあってキスをする。
「…残りの課題を片付けるために来たのではないのですか?」
あやかはそう言って明日菜を離す。
「こうでもしなきゃ二人だけの時間なんてとれないでしょ」
明日菜の当然ともとれる反論にため息をつくあやか。
「それはそうですけど…わたくしの事情も考えてくださいます?」
「…(ネギの時は無理やりにでも時間を割くくせに)」
そう思いながらも軽くあやかの体を抱きしめる明日菜はふとこんなことを切り出した。
「もし、私が高畑先生と付き合って、あんたがネギと付き合ったらどうなるかな?」
「…」
この言葉にあやかは押し黙る。
元々明日菜は高畑、あやかはネギを好きになっていた。それがいつの間にかこんな形に…
しかも決まってベッドで寝るときは明日菜が誘ってあやかがいつの間にか優先権を奪われる。
だがその逆はない、あやかからは誘ってこないのだ。もしかしてと思い切り出した。
「私はもう終わったけど、あんたはまだなんでしょ。もしネギがあんたを好きだって言ったらどうする?」
思っても見ない発言。いつもネギと一緒にいることを邪魔するはずがそのことを肯定するとは。
正直いやな感じしかしない。安物のドラマの女のように相手を試すなんて。
「…そうですわね。それならわたくしは喜んで応えますわよ」
明日菜は一瞬びっくりしたようだが、会った時から猛アプローチをかけていたのだ、これくらいは当然だろう。
「…そ」
小さく、いつもの元気などどこかに言ったように萎んだ声を出す明日菜。
なら今まで肌を合わせていたのは何故?自分はそんな簡単に切り捨てられる存在なのかなと考えてしまう。
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37-187
名前:誘う者、誘われる者[sage] 投稿日:2006/08/31(木) 02:37:31 ID:???
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だがあやかはいきなりといっていいほどの速さで明日菜の手を掴んでベッドに押し倒す。
「ちょ、いいんちょ何を…」
「言っておきますが、私は明日菜さんを手放す気は全くありませんわよ」
じっと明日菜を見つめるあやか。
ハンターに睨まれた獲物のように硬くなる明日菜は身動きがとれない。
「私にも、独占欲はありますわよ」
それからは肌の重ね合いとなる。ベッドの毛布の中は二人だけの世界。
「あ…あぁぁ!……」
いつものようにされるがままの明日菜は、子犬のように甘い声を出して鳴く。
「じ、じらさないでぇ……早く…来てよ」
強がりなのは口先だけ、本心は体が表している。
あやかの攻めにただ体をよじらせ、背中に手を回して強く求めている、単純だが分かりやすい。
だからあやかはもっと声を聞きたくて攻めを強くする。
「ああぁぁぁ…っ……激し……」
「明日菜さん、先ほどのは作り話でしょう。私が構わないのはこちらにも訳がありますわ」
明日菜の腰を持つ手に力が入る。
「あ…っ…ちょ…」
攻めが強くなった途端にあやかは明日菜の口をキスで塞ぐ。
「私から誘ったら、歯止めが利かなくなって明日菜さんがの腰が壊れるかもしれませんのよ」
えっ!?という反応を返す明日菜。だがあやかはもうそちらにスイッチを入れてしまった。
「ちょっと待って!私、明日新聞配達のバイト入って…」
「だから誘わないようにしてますのに、もう遅いですわ」
翌日、明日菜は丸一日ベッドの上から一歩も動けなかった、腰が文字通り『壊れた』のだ。
ムラムラ防止のために自分から避けていたなんてずるい。
明日菜そう思った時にはすでに手遅れであった。
終
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37-190
名前:へべれけさん・20[sage] 投稿日:2006/08/31(木) 07:37:14 ID:???
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へべれけさん・20
1/3
麻帆良学園中等部女子寮。そこには夜な夜な徘徊する酔っ払い女が棲むという……。
「う~い。今日も美味しいお酒で~す」
すっかり千鳥足の柿崎さん。今夜は誰の部屋に押し掛けるのでしょうか。
夏休みも残りわずか。計画性のない方々は溜まりに溜まった宿題を片付けるのに大変な様子です。
そして、この御方も……。
「ぬあああっ!! もう時間がないっ! のどか、数学の課題写させてえええっ!!!」
日付も変わろうとする頃。ハルナさんは自室で頭を抱えていました。夏休みの大半を原稿に費やしたツケが
ハルナさんに襲い掛かったのですね。
「で、てもハルナ、べんきょーは自分の力でやらないと……」
「アレよりはマシだと思うけど?」
ちらり、とハルナさんはベッドで読書に没頭している夕映さんに目線を送ります。何といいますか、
夕映さんは当たり前のように宿題には全く手をつけてませんでした。にも関わらずこの余裕。
とうやら彼女は夏休みの宿題を放棄するようですね。
「勉強なんて嫌いです……」
一応、ルームメイトの会話が耳に入っていたのか、ぼそりと呟く夕映さんなのでした。
「よくぞ申したゆえ吉ぃ!! 宿題なんぞみんなでサボれば怖くないっ!!」
と、その時です。例によって一升瓶を携えた柿崎さんが乱入してきました。
「出たな妖怪……!」
「ほらほら、パルもサッサと観念しなしゃい! ヤなコトはおしゃけでぱあ~っと忘れるのれすっ!」
どうやら柿崎さんも宿題を放置しているようです。このハタ迷惑な妖怪はお仲間を誘いに来たのでした。
「ノンアルコールのカクテルでしたらお付き合いするですよ」
「今回ばかりはそれもアリッ!! さあさゆえ吉君、まずはシンデレラでも作ってあげよう。
とっくに宿題を片付けたいい子ちゃんの宮崎もこっち来て付き合いなさいっ!!」
「わ、私もですか……」
こうして勉強に勤しむハルナさんを尻目に、酒宴が始まってしまいました―――
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37-191
名前:へべれけさん・20[sage] 投稿日:2006/08/31(木) 07:37:51 ID:???
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2/3
「こ、この悪魔め……!」
ハルナさんは恨めしそうに目の前に置かれたお酒を見つめています。頼みもしないのに柿崎さんが
差し入れと称して一杯注いだのでした。これでは勉強に集中出来ません。いうなればちゅ○やさんの前に
スモークチーズをぶら下げた状態です。
「きゃはははっ! さっすがゆえ吉! よくそんなの飲めるわね~♪」
「やはりカクテルというものは奥が深いです。ああ、この味わい……」
ミルクセーキにザクロジュースをブレンドした逸品を堪能する夕映さん。何が楽しいのか、柿崎さんは
その様子をけらけら笑いながら一人で盛り上がる一方です。そして宮崎さんはというと……、
「あうぅ~、ゆえが三人もいるよ~?」
例によって柿崎さんにむりやり飲まされたのでしょう。すっかり顔を赤くして酔っ払っていました。
「しっかしパルもしぶといねえ……。本屋、ちょいとこっちおいで~」
きゅぴーん、と閃いた柿崎さん。何やら不穏な笑顔で手招きします。そして、
「ゆえ吉はすぺさるなドリンクを作っといて。で、本屋ちゃんはごにょごにょごにょ……」
こっそりと耳打ちする柿崎さん。そして、酔った宮崎さんはバカ正直にこくこく頷いています。
「くっ……! 宿題さえ無ければとっくに逃げ出してるのにぃ……!」
心底うんざりしたハルナさんは、ジト目でその様子を眺めるのでした。
「これでいかがでしょうか?」
夕映さんの作ったドリンク。それは見るからに壮絶な色をしていました。
それもそのはず、トマトジュースをベースにしたドリンクに調合されたのは、かの有名な青汁ですから。
更に夕映さんはセンブリ茶を混ぜるという暴挙に出ました。これはもう、命懸けの健康ドリンクと化してます。
その劇薬(?)を、宮崎さんはゆっくりと手に取りました。そして、
「ハルナ~、べんきょー頑張ってね~。これ~、わたしからの差し入れ~」
あろうことかハルナさんに差し出したのです。当然、ハルナさんは拒絶しようとしましたが、
「―――げっ。」
宮崎さんの顔を見るなり、硬直してしまいました。何やらその表情がみるみる赤くなっていますね。
一体、どうしたのでしょうか?
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37-192
名前:へべれけさん・20[sage] 投稿日:2006/08/31(木) 07:38:26 ID:???
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3/3
「の、のどか……、そんな目で見ないで……」
さっ、と視線を外すハルナさん。けれども宮崎さんはにこにこしながらハルナさんと目を合わせようとします。
それも、微かに前髪から覗くような、絶妙な上目遣いで。
ゆっくりと視線が交錯し、にこりと微笑む宮崎さん。そして、ぴったりとハルナさんに寄り添いながら、
一言告げました。酒のせいで頬を染めた状態で甘えるように。柿崎さんの指導を忠実に再現していますね。
そして―――、
「残さず飲んでね~♪」
ぴいぃぃぃんっ!!!
ハルナさんの触覚が立ちました。それはもう、感度良好といわんばかりに、びんびんに立ちました。
「っっっしゃああああっ!! 逝ったらああああああああああっっっ!!!」
沈黙―――
けに恐ろしきは、乙女のおねだりといったところでしょうか。
「さっすが本屋♪ その気になれば可愛さはトップクラスなだけに、絶大な破壊力だね~♪」
「お見事です、のどか」
「わたし~、ちゃんと出来ました~?」
「そりゃもーカンペキ! 正直お姉さんも食べたくなったくらいだよん」
三人の傍らには、すっかり土気色のハルナさんが横たわってました。手には空になったグラスを持って……。
「ぃよおぉし! このまま往生際の悪い連中を撃墜するわよっ!」
「これでバカレンジャーも増員確実です」
柿崎さんを先頭に、この宿題ボイコットチームは意気揚々と部屋を出て行ってしまいました。
「現実逃避したい人、この指とーまれっ!!」
こうして、ギリギリまで宿題と戦っていた生徒は、ことごとく柿崎さん達の妨害に遭ったそうです―――
(おしまい)
37-198
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37-198
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/31(木) 11:35:22 ID:???
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夏休みの宿題やったかー!?
トントンカンカン
桜子「千雨ちゃん、何やってるの?」
千雨「見て分かんねぇのか、犬小屋作ってんだよ」
桜子「えーどうして?」
千雨「うっかりしててな、工作の宿題忘れてたんだよ」
桜子「(こ、これはまたとない大チャンス!)千雨ちゃん。私も手伝うよ!」
千雨「お、そうか。頼むぞ」
トントンカンカン
千雨「ふぃー。何とか間に合った」
桜子「でも大きな犬小屋だねー。私くらいなら楽に入れるよ」
千雨「あ?何言ってんだ、この犬小屋はお前のだぞ」
桜子「がーん。ひ、ひどい」
37-202
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37-202
名前:うたをうたおう[sage] 投稿日:2006/08/31(木) 19:10:17 ID:???
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うたをうたおう
唄うときはいつも――
「♪~♪~~~」
乗馬の部活が終わり、あやかは小声で歌をを歌いながらシャワールームに向かった。
シャワールームの扉を開けるとそこには先客がいた。
「あっ、あやか」
「まき絵、あなたも部活が終えたところで?」
新体操の部活を終えたまき絵は一足先にシャワールームに飛び込んでいた。
「そーだよ、どうあやか?一緒に洗いっこしない?」
「流石にそこまでは遠慮しておきますわ」
といいつつちゃっかりとまき絵のとなりのシャワー室に入り込む。
「♪~♪~~♪~~~」
シャワーの音に混じって聞こえる鼻歌。
それがまき絵の耳にも届くほど分かりやすい歌詞内容だった。
だが次に行くかと思えばまた一に戻る、同じフレーズの部分を繰り返して歌う。
「いい歌でしょう」
「そうだけど、一体何の歌?」
何気に聞いてみたがあやかはそれをなかなか話そうとしない。
「もう少ししたら教えてあげますわ」
「ふ~ん」
そう言ってまき絵は先にシャワールームから出て行ってしまった。
その後、裕奈やアキラを待っている間、着替えているあやかはまたあの歌を唄っていた。
ずっと同じフレーズの部分を、ただずっと。
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37-203
名前:うたをうたおう[sage] 投稿日:2006/08/31(木) 19:10:48 ID:???
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「♪~♪~~」
今日もあやかはあの歌を唄っていた。
いつまで経っても教えてくれないまき絵は思い切って聞いてみた。
「ねぇあやか。その続き教えてくれない?」
「続き?」
「うん、――――っての。いつもそこまでしか唄わないじゃん」
「この続き…」
あやかはふとビデオで一時停止するように動きを止める。
ほんの数秒間止まってすぐに言葉を出す。
「…忘れましたわ」
「…」
どうしてそんな嘘をつくのかまき絵には理解できない。
ただ歌の続きを聞きたいだけなのに、その言葉の先を知りたい。
今日も部活を終えたまき絵はシャワールームを使っていた。
シャワーを浴びながら、あやかの唄っていたあの歌詞をふと口ずさむ。
(一体いつになったら教えてくれるのかな…)
同じ部分の歌詞を口ずさんでいるとふいに横から聞きなれた声が聞こえた。
「あれ、まき絵その歌知っとるん?」
横に居た亜子が話しかけてくる。
「え、亜子知ってるの?」
意外そうな顔でまき絵を見つめる亜子はその内容を話し出す。
「その歌はラブソングなんや」
「え?そうなの」
まき絵は亜子の話を聞きに行く。
「かなり古い歌って聞いとったけど、ウチには恥ずかしすぎてよう歌えんわ」
「…そうなんだ。でも私――――の所までしか知らなくて」
「何や知らんの。教えたろかその続き?」
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37-204
名前:うたをうたおう[sage] 投稿日:2006/08/31(木) 19:11:32 ID:???
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「♪~♪~~」
静かな屋上で小さく歌うあやか。
いつものフレーズに戻るや突如聞こえる別の声。
「♪~♪~~」
「あら、まき絵」
にっこり笑ってあやかの手を握るまき絵の顔はとても赤かった。
嬉しいのか恥ずかしいのか分からないのか、思わずあやかにキスをしてしまう。
「…まき絵」
「分かっちゃった。あの続き」
それを聞いてあやかは微笑む。
「それでは一緒に歌いますか?」
「うん」
「♪~~~♪~~♪~~~」
その先に続く歌詞。
―その先は一人で歌うと歌詞が途切れ途切れで、本当はデュエットでないと歌えんようになっとるんよ。それにな…
歌うのは愛するもののための歌。だからあやかはその先を歌わない、愛するパートナーが居ない限り。
だから二人は唄う、互いの愛を象徴するかのようなラブソングを―
終
37-209
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37-209
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/31(木) 23:02:43 ID:???
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古菲「楓はマンゴープリン好きアルか?」
楓「ん~拙者はマンゴープリンはプリンと認めんでござるよ」
古菲「ならば杏仁豆腐はどうアル?」
楓「いやいや杏仁豆腐はプリンでないでござろう」
古菲「なんでアル!!楓は中国が嫌いアルか?!」
楓「いやいやそんなことはないでござるよ。でもマンゴープリンや杏仁豆腐は全くプリンじゃないでござろう?」
古菲「可笑しいアル!!どうみてもぷりんアルやぱり中国人差別アル。」
楓「クー・・・拙者も黙って聞いていたがもう見過ごせないでござるよ」
古菲「??」
楓「マンゴープリンや杏仁豆腐などと拙者の好きな【ぷりん】を一緒にするなでござる!!」
古菲「楓・・!?」
楓「【ぷりん】を馬鹿にした事あの世で後悔するでござる。」
古菲「望むところアル!!ワタシが勝って杏仁豆腐とマンゴープリンをぷりんと認めさせるアル」
ドカバキ
桜子「くーふぇに食券10枚♪」
風香「それならボクは楓姉に15枚~」
ワーワーガヤガヤ
ネギ「・・・授業始めたいんですが」
楓・古菲「ネギ坊主は黙ってるでござる・アル」
ネギ「・・・お姉ちゃん僕マギステル・マギ諦めます・・・」
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名前:真名ちゃんもっこり日記101[sage] 投稿日:2006/08/31(木) 23:41:35 ID:???
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真名ちゃんもっこり日記101
夜中にラジオを聴きながらの作成となったが、まさか私の日記が話題になるとは…
大きく紹介させていただき誠に…うっ…手が勝手に……ありがとうございました。
この無駄な根気はどこから来るのか普通に疑問に思ってしまった今日この頃だ。
さて、今日は任務が忙しく疲れて戻ってきた。
明日から学校だというのに、遠慮というものを知らないのか。
「にゃぁ~~ん」
おぉ、明石じゃないか。
「うにゃぉおぉ~~ん」
すりすり
あぁぁ~~~~~~~~~~~だめだ、私にはアキラがいるのにそんな甘えた声で誘われたら…
「明石さん。ミルクの用意が出来ました」
「にゃ」
ぬわああああああああああああっ、明石ぃー行くなぁー!
おのれ、あのロボ。絡繰茶々丸ぅ!
「おいしいですか?」
「にゃー」
「そうですか、嬉しいです明石さん」
なでなで
ぬぉぉぉ~~~~。そんなに大事そうに撫でてなんて羨ましい…
その寝っころがった時に見える無防備なお腹の部分がなんとも(鼻血)。
「す、すまん。私も混ぜてく「さぁ明石さん、和泉さんを呼んでますので一緒に寝ましょう」
待てぇーーーーーい、無視すんな!
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名前:真名ちゃんもっこり日記101[sage] 投稿日:2006/08/31(木) 23:42:06 ID:???
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がしっ
「撫でるだけならいいだろ」
「嫌です、『横から割り込んで何横取りしてんだこの浮気魔、氏ね』という心境です」
上等だ、こうなったら意地でも。
くしゃくしゃくしゃくしゃ
「に、にゃぁ~~~~~」
その後、もみくちゃにされたの明石の横で和泉にこっぴどく叱られた私がいた。
おのれぇ…なぜ私だけなんだ、なぜあのロボは…
「…ニヤリ」
最終更新:2007年08月02日 00:48