13-10

13-10 名前:以下、ザジにかわりまして日替わりキャラがお送りします[] 投稿日:2005/10/07(金) 20:15:31 ID:u2tKuA9S0
7日は柿崎美砂の日。柿崎の特徴で小一時間考え込んだ。

美砂「ちょっと長谷川ー、頼みがあるんだけど」
千雨「私にか?」
美砂「うん。えっと、長谷川ってネットアイドルなんだよね」
千雨「……それを何処で聞いた?」
美砂「まぁちょっとね。ところでその手に持ってる硬そうな石はなんなの?」
千雨「その事は誰にも言うな、分かったか?」
美砂「言うつもりはないって。だからその振り上げた手を下ろして」
千雨「よろしい。で、頼みってのは?」
美砂「衣装貸してくれないかな」
千雨「……は?」

美砂「って事で彼に色っぽい衣装で迫りたいなと」
千雨「そんなのチアの衣装で十分だろ」
美砂「それがもう飽きたって言われて」
千雨「……まぁ飽きるまで見せてたのか、とかは言わないでやるよ」
美砂「言ってるって」
千雨「細かい事言うな。……よし、この衣装貸してやる」
美砂「あ、可愛い衣装だね」
千雨「サイズも大丈夫だろ、彼氏喜ばしてやるんだな」
美砂「うん、ありがとう!……あ、そうだ」
千雨「ん?」
美砂「ひょっとしたら汚れたり破れちゃうかもしれないけどいい?」
千雨「人の衣装で何する気だ!」

13-15

13-15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/07(金) 21:26:33 ID:v68kBnSE0
埋めネタ作ってたら埋まり終わってたwwww

茶々丸「マスターの魔法薬(アルコール入り)を埋めました」
エヴァ「秘蔵のあれか?!無いと思ったら・・・」
茶々丸「お酒は20歳からですよマスター」
エヴァ「私は100歳超えているだろ!」
茶々丸「高年齢の飲酒もどうかと思いますけどね(クスクス)」
エヴァ「('A`)コイツ反抗期か?」

13-22

13-22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/07(金) 22:05:31 ID:2/JSUvje0
エヴァ「おーい、茶々丸ー。
    昨日のお茶の時間残しておいたビスケットどこやった?」
茶々丸「すみません、マスター。
     もう要らないのかと思って、小鳥たちにやってしまいました。」
エヴァ「・・・クッ・・・そうか。ならしかたないな」



茶々&ゼロ「サクサクサクサクサク・・・」
茶々丸「姐さん、秘密ですよ。」
ゼロ「おうよ」
茶々&ゼロ「クスクスクスクスクス」
13-23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/07(金) 22:08:57 ID:Em2BPKUQ0

22
お前らモノ喰えなうわなにするやm

13-37

13-37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[某究極超人と最近の流れをインスパイヤ] 投稿日:2005/10/08(土) 00:04:48 ID:fFTNCPJL0
エヴァ「最近よく茶々丸に憑いてるな。」
『ええ。一緒にいると体の調子がよくなるんですよ。』
茶々丸「??ここには誰もいませんよ。だれと喋っているのですかマスター?」

ここはエヴァの邸宅。いるのはエヴァと茶々丸…と茶々丸には認識出来ないもう一人。

エヴァ「そういえば朝倉は大丈夫か?嫉妬してそうだが。」
『夜9時までに帰れば大丈夫って言ってました。』
茶々丸「ですから誰と喋ってるんですか?」
エヴァ「…おまえには教えない。」

エヴァと話してるのは相坂さよ。どうやら茶々丸の肩の上が最近のお気に入りらしい。

エヴァ「それにしてもどうして茶々丸なんだ?」
『茶々丸さんの周囲は磁場がいいんですよ。なんか肩こりが治るっていうか…』
エヴァ「…ユーレイもいろいろ大変だな。」
茶々丸「だから誰と(ry」
エヴァ「さっきからうるさいぞ茶々。おまえはネコミミつけて猫缶でも食ってろ!」

エヴァは最近の茶々丸の所業にお怒りの模様。このぶんだと茶々丸は肩の憑き物には当分気付かないか…
13-39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/08(土) 01:10:07 ID:NfMIZiA+0

37
究極超人あーるに出てくる幽霊部長か…
ネタ古すぎw

13-44

13-44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/08(土) 02:41:47 ID:Xh2zmTvX0
茶々丸 疑問

1/3
たゆんたゆん・・
和泉さんが発した言葉です
データベースを調べてみましたが詳しい事はわかりませんでした

茶々丸 「葉加瀬、たゆんたゆんとはなんでしょうか?」
葉加瀬 「?、たゆんたゆん?聞いたこと無いな〜」
葉加瀬は不思議そうな顔をしています
茶々丸 「和泉さんが言っていた言葉なんですが・・」
葉加瀬 「うーん・・そのときの記録残っている?残っているならプリントアウトしてよ」

葉加瀬はプリントアウトした紙を見ています
葉加瀬 「なるほど・・」
どうやら葉加瀬には言葉の意味がわかったようです、うんうんと頷いています
葉加瀬 「ごめんね、茶々丸。私には出来そうにも無いや。おっぱいの大きい人に聞いてみて」

葉加瀬は詳しく教えてくれました
つまりおっぱいを上下左右に揺らす事で、胸の小さな人、つまりマスターとかには出来ない事がわかりました
ここまでわかれば、後は実験データをそろえるだけです
13-45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/08(土) 02:44:00 ID:Xh2zmTvX0
2/3
ケース1 長瀬楓
茶々丸 「長瀬さん、胸をたゆんたゆんさせていただきたいのですが・・」
長瀬さんの動きが止まりました
楓 「どこか故障したでござるか茶々丸殿?」
茶々丸 「いいえ、現在のシステムにエラーはありません」
楓 「・・さらばでござる」
長瀬さんは消え去ってしまいました、実験失敗です

ケース2 龍宮真名
茶々丸 「龍宮さん、胸をたゆんたゆんさせていただきたいのですが・・」
龍宮さんの冷たい視線が私に突き刺さります
真名 「故障したなら私が研究室まで運んでやろう、バラバラにしてな・・」
龍宮さんが銃を突きつけてきました
茶々丸 「サスケとサイゾー(子犬のカインとアベルの事)の動画データでどうでしょうか?」
龍宮さんの動きが止まります
真名 「・・報酬があれば依頼ということだな。仕方ない、私はプロだ。その依頼引き受けよう・・」
心なしか龍宮さんはそわそわしています、どうやら子犬系のデータが効いたようです

実験データ採取成功

ケース3 那波千鶴
茶々丸 「那波さん、胸をたゆんたゆんさせていただきたいのですが・・」
少し顔を赤らめて千鶴さんは答えました
千鶴 「あら〜、茶々丸さんそんなこといきなり言われても困るわ。どうしてもなの?」
茶々丸 「はい、ご協力お願いいたします」
千鶴 「しょうがないわねぇ〜」
そう言って那波さんは制服の上着を脱ぎました、まんざら嫌でもなさそうです。これが自信というものでしょうか?

実験データ採取成功
13-46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/08(土) 02:45:51 ID:Xh2zmTvX0
3/3
ケース4 朝倉和美
茶々丸 「朝倉さん、胸をたゆんたゆんさせていただきたいのですが・・」
朝倉さんが笑って私の肩をたたきます
和美 「あはははは!何いってんの茶々丸さん!熱さで暴走してんじゃないの!?」
茶々丸 「熱暴走はしていません。胸のデータを採取しているのです」
和美 「そ、そうなんだ。でも、私は高いよ〜」
茶々丸 「龍宮さんのたゆんたゆん動画でどうでしょうか?」
朝倉さんの目がキラリと輝きました
和美 「いいね〜実は龍宮ってかなり隠れファンが多いんだよね、高く売れそう」
茶々丸 「それではお願いできますか?」
和美 「ダメ、私のデータもどうなるかわからないからね。でも龍宮の動画データ私に売らない?」

データの採取は出来ませんでしたが、所持金が500円増えました

あまり多くのデータは集まりませんでしたが、一応私もたゆんたゆんが出来そうです
後は葉加瀬に頼んでパーツの取替えをしてもらえばよいでしょう
これでネギ先生からたゆんたゆんしたいといわれても大丈夫そうです

ちなみに龍宮さんのデータはネット上に流れ、謎のたゆんたゆん女としてちうさんとネットアイドルトップの座を争っているそうです

13-67

13-67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/08(土) 10:10:27 ID:7n7PUDKOO
茶々丸ハカセを修正

私茶々丸は最近いい事をしました
ハカセが研究に手についていません
これはいけません、超様も気にしています。私は早速調査を始めました
以外なところで原因は見つかりました、インターネットの巨大掲示板です、それも恋愛相談のスレッドを立てて自分の相談をしています
いけません、科学に魂を売ったハカセがこれでは私、茶々丸も恥ずかしくて仕方ありません
早速学校のパソコン経由でペンタゴンから書き込みます
ただそのスレッドではなくある板にさりげなくハカセのスレッドを宣伝しまくりました
さらにスレッドを立ててコラージュしたハカセの半裸画像もアップしました
なぜかうきうきする感覚を覚えます
効果てきめん、ハカセのスレッドはあっというまに廃れました
ああ、なんて心地よい
そんな感覚が駆け抜けます
「ハカセどうしたネ?凄いイレ込みネ」
「関係無いです」
ふふふ、ハカセは元通り、いい事をした後は回路が調子いいです

13-92

13-92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/08(土) 18:43:17 ID:AkHnU4Ms0
ザジ(ちうが帰ってくるまであと約5分…考えるんだ…5分以内で押し倒す方法を。
   秘技・ザジ会議だ…!)

☆ザジ会議☆
ザジの頭の中に住む数人のザジ達がいろんな意見や小話などを言い合う状態。
フィナーレには総勢607人のザジ達による小鳥のつかみ取り大会等が行われる(らしい)

ザジ「ふぅ〜う…実に素晴らしい会議だった!
   特に小鳥にまぎれて小島が入ってるなんざ、なかなかニクい演出だったぜ!」

13-95

13-95 名前:以下、ザジにかわりまして日替わりキャラがお送りします[] 投稿日:2005/10/08(土) 19:56:17 ID:C5sJovCk0
8日は神楽坂明日菜の日。ネタに困って結局文章の量が少なくなった。

明日菜「あれ、アンタ長谷川じゃない。何してるの?」
千雨 「何って…お前こそそんな物持って何してんだよ」
明日菜「私は見ての通り新聞配達よ」
千雨 「そんなに金に困ってるのか?」
明日菜「そ、そういう言い方はちょっと……」
千雨 「なんだ違うのか」
明日菜「いや合ってるけど。学費稼がないといけなくて」
千雨 「……また反応に困る事を」
明日菜「振ったのアンタでしょ」
千雨 「カンパでもしてやろうか?」
明日菜「いいよそんなの」
千雨 「せっかく良い事しようとしてるんだから止めるなよ。……あ、万札しかない」
明日菜「…………」
千雨 「…………」
明日菜「…………」
千雨 「…………ほらよ」
明日菜「出したくないなら素直に言いなさいよ」

13-114

13-114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/09(日) 02:39:43 ID:0R/RPGaO0
「…チサメ、ごはんできたよ」
「…んー(ゲーム中)」
「…はやくしないと冷めちゃうよ?」
「…んー」
「………むー」
「…んー」



「はー、やっとセーブできた。一度ダンジョンもぐると長いんだよなー」
「………」
「…怒ってるのか? 悪かったって、今度からは気をつけるよ。さーてメシでも…って、あれ?」
「………」
「お、おい、カップメンだけかよ。さっき冷めるとか何とか言ってなかったか?」
「…もう全部食べた」
「なに!?」
「…チサメにはカップメン」
「うわ何だこれ、ふやけまくってるじゃねーか! いつ湯入れたんだ!」
「…チサメが返事してくれなかったとき」
「2時間も前かよ!」
「………ふん」
「わーっ! 怒ってる、ザジ怒ってるー!」



怒らすと怖い保守

13-126

13-126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/09(日) 10:15:45 ID:0bRyZ0AqO
私、茶々丸は疲れています
毎日マスターの我が儘に振り回され、クラスメイトは変わり者ばかり
まあその中でも春日美空様は至って普通で、気軽に話します
ただじっとしているのが苦手で、私まで巻き込むいたずらは頂けません
今日も新田先生のおぐしをトリモチで引き抜くいたずらに間接的に係りました
「茶々丸さん、こっちこっち」
「なんでしょう?」
「この紐を引っ張って合図で離して」
「またいたずらですね」
「まあまあ気にしない、楽しいでしょ」
「はあ…(楽しいと言うか…)」
言われた通りにすると木がしなり、離すと先端のトリモチが新田先生の頭を捕らえ髪の毛が…
逃げましたが私は見つかったようです
しかし怒られたのはマスターなので気にしません、むしろ回路のバグがすっきりしました
いたずらは楽しいですね
その代わり周りの視線が痛いですが
今度は大掛かりないたずらをしてみましょう

13-137

13-137 名前:以下、ザジにかわりまして日替わりキャラがお送りします[] 投稿日:2005/10/09(日) 17:46:38 ID:FoaEB6Wb0
9日は春日美空の日。ゲームと原作のせいで美空のキャラが掴めない。

美空「あ、おーい!」
千雨「……ん?」
美空「珍しいねーこんな所で」
千雨「えっと、すいませんどこかで会いましたっけ?」
美空「……シスター服だからだよね」
千雨「は?」
美空「分からないのは今シスター服だからだよね!」
千雨「え、何?」
美空「私だよ、出席番号9番!」
千雨「……あぁ、陸上部の」
美空「そう!やっぱり覚えてた!」
千雨「田中さん」
美空「違う!春日美空!」
千雨「あーなるほど。コスプレ趣味だったとは知らなかったが」
美空「コスプレじゃない!本物のシスター!」
千雨「シスター?嘘言うな」
美空「な、なんで嘘なの」
千雨「肉も魚も食べてるだろ」
美空「それ仏教じゃん!」
千雨「似たようなモンだろ」
美空「カケラも似てない!宗教バカにしてるの?」
千雨「宗教はバカにしてない」
美空「そ、そう?」
千雨「お前をバカにしている」
美空「いい加減にしろー!」

13-140

13-140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/09(日) 19:35:11 ID:2+hKtV5x0
アキラはそれが部活帰りの行動の一環になっていた
ある日突然いつもの道に設置されていた自動販売機
売っているものはメーカーなど一切無視した飲み物
しかしアキラが買うものは例外なくいつも同じだった 左下に位置する『ミステリーゾーン』
 「こないだは確か‥酢昆布だったっけ。その前はシャー芯(HG)。そういえば飲み物って一度も出てないな‥」
いつも予想だにしないものばかり出てくるのだ 今日も多少の期待を抱いて130円(割高なのだ)いれ、ボタンを押す
 「(ポチッ )あれ?‥何も出てこない?」
何も音が聞こえなかったアキラだが前例(板ガム一枚するめ味)もあるので一応手を入れる、すると
 「紙?  【犬吉】‥‥これはおみくじ、でも犬吉?」
よく分らないがとりあえず何か結ぶところを探したがいい場所が無かったので財布にしまっておいた
 「犬吉‥‥」
その後子犬を見つけたアキラは世話をするのだった
龍宮が世話をしている犬だと知らずに・・・

13-162

13-162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/10(月) 02:01:57 ID:QuhM6qgi0
授業が終わり自分だけ部活が無いことを事前に知っていたアキラは友人に軽く挨拶をしてさっさと電車に乗り寮へ向かった
不規則にゆれる車内 その揺れが心地よく 深い眠りに落ちた
  「うわっ!何?」
突然の激しい揺れに眼を覚ます
車内には自分以外誰も客はいなく駅でもないのに電車は止まっていた
  「ただいま緊急停止信号が出ました。お急ぎのところ申し訳ありませんが、暫くお待ちください。」
  車内アナウンスか 緊急停止信号‥あまり穏便ではなさそうだ
しかし電車は一向に動こうとせず車内アナウンスもそれっきりだった
  おかしいなアナウンスも無いなんて それに何だか‥人の気配がしない?
アキラは不安になり席を立って前後の車両をのぞくやはり客は自分以外誰もいない
学校を出るのが早かったと言っても別段走ったわけでもなく乗車時にはほかの客や学生もいたはずだ
  何だか怖いな
不安が増す 居ても立っても居られずに前の車両に歩き出す
が、やはり次の車両さらにその次も誰もいない ついに先頭車両まで来てしまった
  「あれ?運転手も居ないなんて一体どういうこと?」
それはあまりにおかしな光景だった 自分以外に客は居なく、それどころか運転手も居ない
気付けば車内広告も全てなくなっていた

一応後ろの車両まで調べたが結果は同じだった
  どうしよう、閉じ込められた?
座席の下にある緊急用コックを回して扉を力をこめてこじ開ける
扉はアキラの力でも容易に開いた
  閉じ込められたわけじゃないのか
少しほっとしたがそれでは余計に分けが分らなくなる
  閉じ込められたわけじゃない、でも誰もいないのはなぜ?
結局何も分らずじまいで席に戻り腰をかけた
  これからどうしよう‥
13-224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/10/10(月) 23:38:39 ID:QuhM6qgi0
アキラが電車で熟睡していたほぼ同時刻
  「今日は、そうだ巫女のバイトがあったんだ。めんどくさ・・」
ギターケースを背負い鞄を持った真名は龍宮神社へと向かっていた
  「子犬と遊びたい・・」
ボソッとつぶやく真名
  「ハハ、冗談だよ。金は必要だからな。」
周りに誰もいないことを知ってか知らずか独り言をもらす真名 もし誰かいればおかしな人に見える可能性もあるだろう
その時気づいたのだった
  妙だな、この時分にここらに人っ子一人居ないとは
少し周りの気配を探ってみるがやはり何も感じない いや感じられなかった
特に気に留めるでもなく神社の入り口から鳥居をくぐって中に入る
そこでさらにおかしなことが起こるのだった
  うちの神社の鳥居なんて数えるぐらいしかないはずだろ?京都じゃあるまいし
  なのになぜだ いつまでたっても鳥居が終わらないのは?
その時修学旅行での戦闘で刹那に聞いたことを思い出した
  そういえば千本鳥居に結界を張られて出られなくなったとかいっていたな
  そうだとしても一体何の目的で誰がそんなことを?
考えながらも歩き続ける真名
  考えすぎだろうか、しかし終わらないこの鳥居はいったい・・
どこまでも続く鳥居 打つ手が無い真名はひたすら歩くしかなかった
そのうち何か今まで歩いた道に無かったものが見えてきた
  あれは線路?しかも電車が止まっているぞ
鳥居の石畳に見事にミスマッチな線路と電車
電車の隣に立つ真名 駅では立つ高さの違いからあまり実感が無いが隣に立ってみれば真名よりはるかに大きい
周りを調べようとも思ったが見た限りどこまでも続いていそうな線路よりも先に電車を調べることにした
  さて、どうやって入ろうか。入り口を壊すかそれとも・・
そこで一通り入り口を見て回るうちに一つだけ開いている扉があった
  丁度いいあそこからはいるか
大きく跳び扉の横ふちに手を掛け勢いをつけ中に飛び込んだ

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最終更新:2007年09月30日 02:39