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インフラ

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用語 / ネットワーク

インフラ
infrastructure

生産や生活の基盤を形成する構造物。ダム・道路・港湾・発電所・通信施設などの産業基盤,および学校・病院・公園などの社会福祉・環境施設がこれに該当する。社会的生産基盤。

by 三省堂「デイリー 新語辞典」


普段当たり前のように使っている電子メールやWEBブラウザ、外出先からのリモートアクセス、グループ内でのファイル共有、全社の管理会計システム、更には内線電話といったものは全て情報システムと呼ばれるものです。企業活動がますます多様化する中で、もはや情報システムなしの企業活動が想像つかないものであることがおわかりいただけると思います。


情報システムは端末、ネットワーク機器、回線、ソフトウェアという様々な部品を組み合わせて実現されています。私たちはこのように、情報システムを動かすために必要となる部品のうち、業務アプリケーションを除くもの一式を情報基盤(インフラ)と定義します。

インフラの観点で机の上のPCから全社のホームページを見るとどうなっているのでしょうか?
ホームページの表示は、表示内容を提供するサーバと、それをPCに表示するブラウザによる共同作業です。サーバとPCは互いにIPアドレスを使い、プロトコルと呼ばれる決まりを守りながらホームページの内容を送受信しています。この際、サーバとPCとの間には、ハブやルータといったネットワーク機器や LANケーブル、キャリアによるネットワーク回線などが存在し、送受信を中継しています。このようにサーバ、ネットワーク機器やネットワーク回線はみんなで一緒に使っているものです。

もしもサーバの設定が間違っていたり、間のネットワーク回線が切れていたりすると、ホームページは正しく表示されません。またネットワーク回線の容量が十分でなければホームページの表示に時間がかかることになるでしょう。またせっかく十分な回線容量があっても、ネットサーフィンのデータで一杯になっていることもあります。
インフラはみんなで使うものだけに、使えなくなったときの影響は重大です。個々に入手可能な部品から成り立っているのですが、快適に使うためには組み合わせ方や使い方を色々考える必要があるようです。

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