サンシール陸軍士官学校


はじめに

指揮に挑戦したい方への入門講座です!
ここに書いてあることが絶対ではありません。
各人経験を積んで自分なりの答えを導きましょう。

プレイ環境

WOTはアクションゲーの要素を含みます。
マイク必須です。
戦況を把握し判断して作戦を考えそれを伝えなければなりません。
またキーボードもフルに使います。
小マップを見ながら自分の戦車も操作しなければなりません。
ある程度の操作量が必要です。

戦場に入る前に

戦争の種類

勝たなければいけないか
引き分け以上でも問題ないか
負けてもペナルティはないか
相手は格上か、格下か

どのような戦争なのか把握しておくことは作戦立案の助けになります。

この判断は戦略的な要素も含むので副司令以上に確認しておくのも大事です。

例:「攻撃戦は負けてもリスクがないので博打な作戦をしてもOK」
  「防衛戦は引き分け以上を目指す」
  「相手は格下だからリスキーな作戦を取る必要はない」

戦車とマップの確認

マップとどちらがわスタートか確認しましょう。
待機しているメンバーに出せる戦車を見せてもらい確認しておきましょう。
この時点で作戦の選択肢が限られるので、作戦もおおよそ決まるでしょう。
重戦車で機動戦は無理だし、柔らか中戦車で撃ち合いも無理です。
自分のやりたい作戦と反するかもしれませんが、その場に居る戦車で最高のパフォーマンスを出せるように工夫しましょう。

作戦立案

どんな作戦にもアンチの作戦が存在しますが、
基本的にはマップに沿った作戦が一番です。
パーに勝てるグーのような強力で一強の作戦も存在します。

例:「ひらけているマップでは中戦車で視界をとり自走で焼く」
  「街マップなら駆逐戦車の高貫通でゴリ押しする」

あとは自由に作戦を立てましょう。あなたが指揮官なのですから、あなたがすべて決めてもかまいません。
ブレずに「おれはこうやるんだ」というのを伝えましょう。

作戦の立て方は人それぞれですが、このゲームは射線を多く作り敵戦車を撃破することができれば勝てます。非常に単純です。
数的有利を作ってラッシュする、数的不利でも損害を抑え時間を稼ぐことができれば非常に有利になります。

注意点として、現場指揮官の数は把握しておきましょう。
声を出して戦車を率いることができる現場指揮官の数以上に部隊を分けて運用すると、統率されていない戦車が発生してしまいます

作戦の説明

まずはコンセプトを伝えましょう。
「目をとって自走で焼く持久戦」
「重戦車ラッシュで決める速攻」
「中戦車で機動戦」
などなど大まかな方針です。

あとは初動の確認程度です。
細かい指示についてはキリがないし、図がないと伝わりにくいので戦争が始まってからでいいです。

ひとりひとりに説明するのは大変なので詳しく説明するにしても各戦線現場指揮官に何をして欲しいかを説明する程度にとどめておきましょう。

例:「敵が見えたら交戦せず下がって援軍を待ってほしい」
  「敵が見えるまで進み、数が勝っているならラッシュしてもおk」
  「自走砲はAラインに見える敵をメインに攻撃」

戦場に入った後

確認

もう一度初動を確認しましょう。ピコンを交えながら行ってほしい場所を示します。
またコンセプトについても再確認しましょう。
各現場指揮官にはどうして欲しいか伝えましょう。
何をしたいか、何が重要かを伝えて、後は任せます。
~~したらどうすればいい?等際限なく聞いてくる人は、そもそも現場指揮官を任せられません!

戦争中にすること

戦争に入ってしまえばもう勝敗は9割くらい決定しています。
相手の編成や作戦次第で有利不利ははっきりしています。
指揮官ができることはそんなにありません。
ここからは現場指揮官や各人の腕が重要になってきます。

小マップはいつも見ておきましょう。
特に自戦車が少ない戦線には注意しましょう。
その戦線で交戦状態が発生すると、数で負けている場合がほとんどなので敵に被害を与えれずに自戦車を失ってしまうことになります。

また、敵戦車が見えたら現場の指揮官に報告してもらいましょう。
重要なことは数>状況>車種です。
何両見えたか、何をしているのか(ラッシュか、後退か、目をとっただけか)、そしてどんな戦車かです。
相手の既視の戦車の数も注目しておきましょう。相手の自走砲の有無や編成を確認できます。

敵が何かアクションを起こしてくることもあります。多くの場合ラッシュです。
その場合、すぐに対応策を考えて指示することが必要です。
その指示は100点満点の指示でなくても良いのですが、スピードを求められます。
即断即決することが求められます。ここが一番指揮官の大変なところです。

例:遊軍を援軍に送る
  別戦線の味方にラッシュさせる

勝敗の9割は決定していますが、残りの1割は指揮官の腕です。
しかし、やることはとても単純です。
このまま何もしなければ負ける不利な状況の場合、何かアクションを起こして動かなければそのまま負けることになります。
なのでその状況に応じて妙手を考えつかなければなりません。
逆に言えば負ける流れなので一か八かの作戦でも良いのです。

また、有利な際にはゆっくり時間をかける指示を出すことも必要です。
勝ち戦をフイにするなということです。

例:相手に自走砲がいて、いずれ焼かれて死ぬのならこちらからラッシュする
  どうしようもない状況ならば迂回してcap勝ちを目指す
  数的有利を作れているならば遅れている味方を待ってから攻撃を仕掛ける

戦争後

勝ったとき

みんなを褒めましょう。
また悪かった部分を指摘する良いタイミングでもあります。

負けたとき

しゃあないの精神で。
みんなを責めるのはやめましょう。
あとは負けて落ち込むのもやめましょう。勝敗は兵家の常なり。

まとめ

指揮は一朝一夕で身につくものではないし、たとえ上手だとしても味方が指揮官を信頼しないとうまくいきません。
特に咄嗟の対応に関しては場数を踏むしかありません。
日頃から指揮をして味方の信頼を得て、さらに自分の指揮スタイルを理解してもらうのも重要でしょう。
たくさん指揮すれば自信もつくし、経験は必ず力になります。

  • 編集は自由なのです、加筆、訂正なんでもおk、質問もどうぞ -- shironeet (2013-07-21 02:03:15)
  • Vive la France! -- 名無しさん (2013-07-22 17:26:02)
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最終更新:2014年02月17日 01:41