【マスター】
悪国 征蹂郎/Aguni Seijuro
【性別】
男
【年齢】
23
【属性】
混沌・悪
【外見・性格】
大柄で分厚い体躯。前髪が目元にかかる程度に伸びた黒髪。ファーのついた白コート。いかにも半グレって感じ。無愛想で陰鬱なしゃべり方をする。
狂乱的な半グレ達を束ねる為に自分も狂乱的な行動に身を投じることが多い為、他者からは頭空っぽで暴力的な性格だと思われがちだが、基本的に冷静沈着。情緒が低い位置で安定している。
【身長・体重】
194cm/85kg
【魔術回路】
質:E 量:E
特性:なし
魔術的な儀式である聖杯戦争のマスターとしては落第もいいところだが、ライダーが持つスキル【喚戦】により、征蹂郎からの魔力供給は実質不要になっている。
【魔術・異能】
殺人拳
元暗殺者として格闘術をハイレベルに収めている。基本的に徒手空拳だが、刃物や銃火器を用いての戦闘も得意。
殺人拳の奥義である【抜刀】を習得している。【抜刀】は言うならば素手でおこなう居合。刀に見立てた手刀をもう片方の掌で握ったり固定物に引っ掛けたりして力を溜め、一気に解放することで凄まじい威力の一撃を繰り出す。要は腕一本でおこなうデコピン。常人相手なら一撃で骨ごと断頭できる程度の威力がある。弱点は居合同様、発生の前後に隙が生じること。殺人【拳】だが、仮に両腕が封じられても脚で同じようなことがやれる。
元から強力な奥義だったがライダーの【喚戦】でバフがかかった結果、サーヴァントにも届きうる一撃となった。
刀凶聯合
新進気鋭の半グレグループ。征蹂郎が頭を務める。
構成員の数はそこそこで、資金もそこまで潤沢ではないが、暴れたがりの爪弾き者が多い。一度暴れると徹底的に暴れて手が付けられないため、同業からも煙たがれている。敵にも味方にも回したくない集団。
現在は構成員全員がライダーのスキル【喚戦】の影響下にあり、宝具【剣、饑饉、死、獣(レッドライン)】で具現化した武器を所有している。
【備考・設定】
とある暗殺集団に人を殺す【刃】となるべく育てられた男。
幼少期の殆どを山奥で修行しており、修行の成果を試す最終課題として、とある内戦国への実戦投入がおこなわれた。遠い異国の戦場でも彼は十二分な活躍を成し、五体満足のまま内戦の終結を迎えられた。そのまま組織に帰っていれば、恐るべき暗殺者として数々の人間を葬ったに違いないが、彼が試験を遂行している間に暗殺集団は何者かによって壊滅されており、彼を知る者は誰ひとりとして残っていなかった。
帰国後にその事実を知った征蹂郎は途方に暮れ、宛てもなく彷徨っていたところ、二十三区でも特に治安の悪い地域に迷い込んでしまう。そこで色んなゴタゴタに巻き込まれた結果、いつの間にか半グレをまとめあげる頭にまでなっていた。
彼自身に名誉欲や支配欲は無いのだが、『自分と同じように居場所がない者たちと共に居られる唯一の居場所を守りたい』という思いから、チームを運営している。
【聖杯への願い】
ない。
自分と仲間達が好きに暴れられる居場所を求めるだけ。
【サーヴァントへの態度】
意思疎通が難しいのは不便だが、一般的なサーヴァントがどのようなものなのかをよく知らないので『従者(サーヴァント)を名乗る存在なんだし、こういうものなのか』と思っている。
最終更新:2024年08月07日 01:31