【名前】
 香篤井 希彦(かでい・まれひこ)

【性別】
 男

【年齢】
 27歳

【属性】
 混沌・中庸

【外見・性格】
 黒の短髪。切れ長の目に青灰色の瞳。
 女性向け雑誌のグラビアから抜け出してきたような整った容姿。
 常に金属フレームの眼鏡をかけており、相手に知的な印象を与えがち。
 体は筋骨隆々というわけではないが、充分に鍛えられている。

 性格は理知的で思慮深いが、それ以上に自信家でナルシスト。
 容姿にも家柄にも陰陽師の才にも恵まれており、自分は世界に愛されていると本気で思っている。
 挫折を知らずに育ったため地味に打たれ弱いが、妙に前向きなので立ち直りも早い。
 本人に自覚はないが、変な奴か否かでいえば賛成多数で変な奴の側。

 なお女たらしで恋愛経験は豊富だが、今まで何でも思い通りになっていたので、
 逆に簡単には自分へ靡かないような、いわゆる「おもしれー女」耐性が低い。
 女性の好みについては、中学生以下と還暦以上は守備範囲外とのこと。

【身長・体重】
 181cm 75kg

【魔術回路・特性】
 質:B相応 量:B+相応
 特性:『(西洋魔術に当てはめるなら)元素の相転移』
 (※ 陰陽師の魔術回路に相当するものは使用する呪術に合わせて極度に特殊化されており、一般的な魔術師と単純比較は出来ない)

【魔術・異能】
『陰陽道』
 陰陽五行の理に則り神秘を行使する東洋の秘法。
 魔術というより呪術、あるいは占術に近い。
 希彦は式占(占星術)、ドーマンセーマン等を用いた結界術、式神の使役、悪霊祓いなど、
 陰陽道に属する多くの術を非常に高いレベルで使用できる。
 ただしこの「非常に高いレベル」というのはあくまで現代の陰陽師との比較であり、
 (仕方のないことではあるが)キャスターとの実力差は文字通り天地の開きがある。

【備考・設定】
 室町時代から続く陰陽師の一族「香篤井(かでい)家」の末裔。
 容姿端麗、頭脳明晰、成績優秀で、先代から伝授された陰陽の術も余すことなく自分のものにしている。
 しかし現代の陰陽師はせいぜい占い師か風水コーディネーターの延長のような仕事しかなく、
 また未だに西洋魔術における時計塔のような組織を持たない閉鎖的な体質であるため、
 自身の才能を発揮する機会がないことにフラストレーションを感じていた。

 そんな希彦にとって、この聖杯戦争は渡りに船であった。
 自身の能力を証明し、また香篤井に自分ありと世の陰陽師達に知らしめることができる。
 また聖杯を手土産にすれば、時計塔をはじめとした西洋魔術界にコネをつくることもできるだろう。
 特に叶えたい願いはないが、戦わない理由もまた存在しなかった。

 ちなみに、聖杯戦争中のロールは雑誌のモデル。

【聖杯への願い】
 強いて言うなら生涯不自由しないくらいの資金。
 とはいえ、実際のところ願望器としての聖杯にはそこまで興味がない。
 聖杯戦争に臨む理由は自身の実力を証明するため、
 そしてキャスターが持つ陰陽道の秘術を己の目で見て学び、いずれ我が物とするためである。
 なお一般的な意味での魔術師ではないため、根源への到達についても関心がない。

【サーヴァントへの態度】
 最初は陰陽師の始祖として敬意を持って扱うつもりだったが、
 あまりにもお騒がせジジイだったため扱いがぞんざいになってきている。
 なお、キャスターが使う陰陽の術が自分とは別次元のものだったことには
 最初こそ絶望したが、本家本元の技を盗めるチャンスだと思い直したようだ。
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最終更新:2024年08月07日 01:33