【名前】
 煌星 満天 / Kiraboshi Manten
【性別】
 女性
【年齢】
 17
【属性】
 秩序・善→混沌・悪(悪魔化により変質)
【外見・性格】
 普段は黒髪ロングをルーズサイドテールにしており、気合を入れる時は結び目を引き上げてポニーテールになる。
 笑うと僅かに覗く八重歯がチャームポイントなのだが、滅多に笑わないのであまり知られていない。
 クラスで3番目くらいの美人。まあまあな人数の男子から「コイツの地味な可愛さを知ってるのは俺だけだろうな……」と思われている。
 ファウストと契約して悪魔の身体になって以降、昂ると頭からツノが飛び出、お尻から尻尾が飛び出してしまう。
 性格は非常に臆病かつ不器用、感情を内に溜め込みがち。小さい頃から人見知りが災いして非常に友達が少ない。
 その一方で隠れロマンチストの熱血バカでもあり、彼女のストレスが限界に達しブチギレたとき、その一面が垣間見える。

【身長・体重】
 155cm・43kg
【魔術回路・特性】
 質:A 量:A
 特性:〈悪魔憑き〉

【魔術・異能】
 ◇メフィストの靴
  サーヴァントの契約宝具により発現した異能。
  本物の悪魔の魔術回路を身体に巡らせ、その驚異的な魔術と身体強化の一部を行使できる。
  当然リスクも存在し、満天が自らの願望の成就を諦めたとき、心折れた時は契約の不履行と見做され、彼女は即座に死に至り魂を悪魔に喰らわれる。
  引き出せる悪魔の権能の大きさは自身の知名度に比例するため、売れないアイドルである今の彼女が使える力は一割程度。
  つまり彼女は生き残るためにこそ、この架空の東京で己が夢を叶えるしかなくなった。  
  即ちこの世界で最も輝ける光、トップアイドルになること。
  夢を叶えるために生きてきた彼女は今、生きるために夢を叶えるべく、スターの座を駆け上がらんと挑む。

【宝具】
『微笑む爆弾(キラキラ・ボシ)』
 ランク:E- 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1~20
 契約の際にファウストから移譲された第三宝具。
 名前は満天が勝手に決めた。
 周囲に幻覚の爆弾を仕込み起爆する。身体を傷つけない熱、光、音は高クオリティの虚仮威し。
 本物の爆弾を仕込むことも可能だが、今の満天の知名度では花火程度の威力が限界。

【備考・設定】
 本名、暮昏 満点(Kuregure Manten)。
 アイドル志望の女子高生。
 致命的に不器用であり歌もトークもぱっとせず、コミュニケーション能力が壊滅的という欠点を抱えていた為、その活動は上手く行っていなかった。
 中学生の頃は「でびるずうぃっち」という地下アイドルグループに所属していたが、殆どまともな活動を行うことなく解散。
 なんとか滑り込めた小さな事務所の中でもお荷物扱いで、地道なソロ活動を続けていた。

 実家は歴史こそ浅いものの魔術師の家系であり、自身の夢について両親の猛烈な反対にあった結果、現在は家出状態。
 彼女に魔術の才能が殆ど見られなかったこと、三人兄妹の末っ子だったことからギリギリ勘当で済んでいる。
 それ以降はバイトの掛け持ちによって、なんとか限界アイドル生活を食い繋いできた。

 けして容姿に優れないわけではなく、むしろ美人の部類に入るのだが、いま一歩華がなく主役になりきれない。
 アイドル志望でありながら感情を表現するのが苦手で、かなり悲観的で臆病、と自他ともに認める『むいてなさ』。
 にも関わらず、幼少の頃に胸に灯した情熱と強迫観念だけで、彼女はここまで止まることが出来なかった。

 もっと光を浴びたい、いつまでもスポットライトの中心に立ちたい、主役になりたい。という強烈な願望。
 それは、背後に迫りくる暗影に対する恐怖の反動でもある。
 幼少の頃、暗闇の中で契約した(と思っている)悪魔に関する強迫観念を、今に至るまで片時も忘れたことがない。
 暗所恐怖症であり、夜の繁華街を歩けないほどではないが、真っ暗な闇は耐えられない。

 彼女はその縁によってかプリテンダーを召喚し、結果として彼女に最も欠けていたもの、彼女の売り出し方を正しく理解する存在を得た。
 つまり、最高のマネージャーであり、トレーナーであり、プロデューサーである。
 本物の悪魔と今度こそ完全な契約を交わすことになった蛹の少女は果たして羽化に至るのか。

 また、自身と同い年にも関わらず今や一躍人気アイドルとなった輪堂天梨の拗らせファンでもある。
 ネット上における彼女のグループと彼女自身の炎上騒ぎを目の当たりにし、この頃は正直かなり病んでいた。
 そんなある日、両親の名義で送られてきた懐中時計に触れ、彼女は聖杯戦争に参加することになる。

【聖杯への願い】
 特になし。
 目標はトップアイドルになること。
 だが、それは聖杯にかける願いではなく、契約した従者との賭けに勝って果たすべきと考えている。

【サーヴァントへの態度】
 ともに夢を叶えるパートナー。
 同時に、絶対に負けたくない契約相手。

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最終更新:2025年05月04日 15:26
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