【クラス】
 ライダー

【真名】
 シストセルカ・グレガリア

【属性】
 混沌・悪

【ステータス】
 筋力E~A 耐久EX 敏捷C+ 魔力B 幸運A 宝具EX

【クラススキル】
騎乗:EX
 『シストセルカ・グレガリア』という群体そのもの。
 群れを構成する一体一体が彼ないし彼女の騎乗物であり、その権利は決して侵害されない。

【保有スキル】
蝗害:A
 飛蝗の群体及びそれを構成する一匹一匹を介して、己の領域を広げるスキル。
 陣地の概念に対してきわめて有効。一匹でもライダーの侵入を許せばその陣地は彼らに侵される。
 土地・陣地・結界を構成する魔力の中で有益なものだけを選んで食い潰すため、活動に必要な魔力は自動的に供給される。

神代渡り:A
 神代から現代まで存在し続けている厄災の虫、という性質が反映されたスキル。
 攻撃を行う際に神秘・耐久値の有無や高低を互いに参照せず、あらゆる存在に対して平等のダメージ判定を行う。
 一体の神と一枚の葉を同じ要領(ルール)で食い尽くす。飛蝗の捕食を免れるには、対粛清防御クラスの備えが必要になる。

黒い群生相:EX
 狂化スキルに類似する。基本的に話が通じず、人間の倫理観を理解しない。
 『はじまりの六人』であるイリスは世界の理から放逐された存在であるため、たまたま話が通じているだけに過ぎない。
 通常のマスターがライダーを召喚した場合、大概は対話もままならずに食い尽くされる羽目になる。
 精神干渉の一律無効。

【宝具】
『ただ滅び逝く地平の暴風(Schistocerca gregaria)』
ランク:EX 種別:対文明宝具 レンジ:1~3000 最大捕捉:1~∞
 黙示録の黒騎士の触腕、神代から現代までを漂う災害、天地神明の暴食者。
 人類を滅ぼす第三の災い、"飢饉"の権能に類する昆虫。それがライダーの正体である。
 そしてこの宝具はライダーという存在そのもの。彼ら、彼女ら、無量大数に匹敵する飛蝗の軍勢すべてを指す。
 世界に召喚された瞬間から領土の拡大を開始し、最終的には舞台となる世界・土地のすべてを蝗害で支配する。
 そうなってしまえばもはや根絶は困難。無限に押し寄せる飛蝗の軍勢がすべての命を喰らい尽くすのを待つより他にない。

『剣、飢饉、死、獣(KICK BACK)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:99 最大捕捉:999
 宝具の読み方は流行りの曲を聴き漁ったライダーが勝手に決めたらしい。
 己の侵食領域内において他者に"飢饉"を与える数多の現象を具現化させ、その力を行使する。
 環境が完全に整えば、神話における"終末"を魔力が許す範囲でのみ再現することも可能。
 プリテンダーとして黙示録の黒騎士・ブラックライダー/もしくは奈落・アバドンを詐称し召喚された場合は、この宝具を限定的な範囲で解放出来る。
 ただし今回は詐称者としてではなく、『シストセルカ・グレガリア』という種を名指しで召喚しているため使えない。
 仮にイリスが彼をその形で召喚できていたなら、東京都は本戦の開始を待つことなく数日と保たない内に飢餓地獄に変貌していた。

【weapon】
 変幻自在。単純な構造の武器ならば大体なんでも個体数に物を言わせて作れる。
 今のお気に入りは金属バットや鉄パイプなどのヤンキースタイルらしい。
 そういうのがカッコいいと思ってるみたい。

【人物背景】
 地平線のすべてを喰らい尽くす飛蝗の軍勢で全身を構成した異形の英霊。
 物理的手段では滅ぼせず、魔術的手段でも根絶は困難な暴食の軍勢。

 真名をシストセルカ・グレガリア。和名で言うところのサバクトビバッタ。
 神話の時代から現代までを生き延びる、厄災である。
 プリテンダーとして『ブラックライダー』『アバドン』の真名を詐称することもある。
 だが彼を詐称者として召喚した場合、大原則として意思の疎通が完全に取れず、また曲がりなりに人間と関わろうとすることもしない。
 それ以前に、普通の聖杯戦争ではまず出てこないし呼ぶこともできないたぐいのモノ。
 彼が出張ってきたことがまず、この聖杯戦争の異常性を物語っている。

 食事大好き。現代のサブカルも大好き。人間って得だな~と思ってる。
 死ぬほどミーハーなのでSNSもいっぱいやってる。

【外見・性格】
 フード付きのつなぎを着用した黒髪の男性、という形を好んで取る。流行りの俳優か何かを元にキャラメイクしたらしい。
 前髪で基本的に目が隠れており、その下の眼光は暴食者らしく爛々と輝く。

【身長・体重】
 基本の姿では178cm/65kg。
 可変。

【聖杯への願い】
 存在しない。だって今も生きてるし。
 強いて言うなら美味いものをしこたま食べたい。

【マスターへの態度】
 面白いヤツ。なので当面は付き合ってやる予定でいる。
 現代をもう少し満喫したいのでそういう意味でもサーヴァントの責務は果たす。
 ただ飽きたら普通に食べてねぐらに帰るかもしれない。

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最終更新:2024年08月07日 01:29