タマシイ関連ルール解説

【タマシイの効果】
タマシイを呼び出している間は本体は守護を受け、肉体へのダメージは通常の1/10に軽減される。
また、SAN値減少は呼び出しているタマシイに一部(最大で半分)を肩代わりして貰える
ただし、タマシイが肩代わりする分の減少値は2倍になる。
(例えばSANが20減少した時、タマシイに10肩代わりして貰うなら、本体は10・タマシイは20の減少になる)

また、MP1を支払う事でタマシイに判定を手伝って貰う事ができる。
探索者のロール前にタマシイの探索者技能(タマシイ技能ではない)をロールする事で、
成功で同じ技能の判定+10&クリティカル範囲+5、クリティカルで+20&クリティカル範囲+10&ファンブル範囲-5
ただしファンブルしてしまった場合、「手伝って貰おうとしていた技能が失敗した」という扱いになってしまう。

あるいは、MP3を支払う事で1度だけ探索者の技能値をタマシイの技能値と同じ値にできる。
ただしこれは「一時的な憑依」となり、技能に成功した場合は0/1のSANチェックが発生。
さらにこのチェックによるSAN値減少はタマシイに肩代わりして貰う事ができない。


【タマシイの戦闘】
タマシイはSAN値をHPの代わりとし、SAN値が0になると一時的に消滅する。
タマシイのSANは(一次的に消滅していても)研究所の設備で回復できる。

タマシイの戦闘では、タマシイ技能を使用する。
タマシイ技能は1ラウンドに1つ使用できるが、一度使うと戦闘終了まで使用不能状態となる。

例外的に、以下の技能は通常攻撃に使用できない。
  • 「回避」「跳躍」は攻撃には使用できないが、成功すれば攻撃自体を無効化できる。使用後は使用不能状態となる
  • 「製作」「芸術」は自身か味方が次に使う攻撃を2ランクアップする。使用後は使用不能状態となる
  • 「武道」は次に使う自身のこぶし・キックを2ランクアップするが、使用後も使用不能状態とならない
  • 「医学」「応急手当」は探索者の耐久力を1d6回復させる事ができる。使用後は使用不能状態となる
  • 「精神分析」はタマシイのSAN値を2d6回復させる事ができる。使用後は使用不能状態となる
  • 「目星」「聞き耳」「心理学」は敵の情報を得られる。使用後は使用不能状態となる

なお、1ラウンドを消費してタマシイと「対話」する事ができる。
「対話」をすると、技能の使用不能状態を解除できる。

【ランクとダメージ】
攻撃が相手のタマシイに命中すると、ランクに応じたダメージをSANに与える。
通常攻撃のダメージランクは「3」

ランク ダメージ
1d6
2d6
3d6
4d6
5d6
6d6
7d6
8d6
9d6
10 1d100

【戦闘について】
戦闘は通常ルールで行われ、タマシイではなく探索者のDEX順に行動します。
探索者は、自分が行動するかタマシイに行動させるかを選ぶ事ができます。
タマシイを呼び出すのには1ラウンド掛かります。
最終更新:2015年11月06日 12:17