概要

Cod:IWからFPSに入った人向けに「何をすれば良いのか」を説明する。

とりあえずキャンペーンをクリアしてみよう

操作方法や銃の一通りの特性はキャンペーンで予習ができる。
チュートリアルや装備に対する説明などもありわかりやすいためオススメ
FPSが初めて、という人でなくとも今作で加わった武装についての予習はシリーズ経験者でも有用。
またキャンペーンでは難易度ノーマルで主人公>敵の強さだが難易度を上げることで主人公<敵になる。
高難易度だと強引な正面突破は難しくマルチと同じく「各個撃破で頭数を減らす」ことが重要になる
地形や立ち回りでの射線が重なるエリアを避ける動きが身につくので試しにやってみよう。
ただしマルチと違ってキャンペーンは武器バランスの概念が無いため武器の調整がver.upでされることが非常に少ない。
キャンペーンではクッソ強いが…という武装もあり、DLCやver.upを経るたびに差が広がるので注意しよう。
例えばサブマシンガン(SMG)のEradはキャンペーンではモードチェンジで非常に強力なショットガン(SG)になる。

練習はまんべんなく、かつ長い目で見よう

FPSというゲームは一朝一夕で上手くなるものではなく、FPS歴10年以上の人もザラにいる世界である。
eSportsの大会があるようにスポーツと同じなため、他のジャンルにあるような初心者救済措置もほぼない。
よって、上手くならないからといってすぐに辞めたりせず、気分転換をしながら長く続けていく事が重要である。

また、どれか一つの事だけを練習していても上手くなるわけではない。
例えば、いくらエイムが良くても立ち回りが悪ければ裏を取られて殺されるし、逆にいくら立ち回りが良くてもエイムが悪ければ反撃されて死んでしまう。
よって、満遍なく技術を鍛える事が重要で、そのために長い期間が必要なのである。


初心者になろう

キャンペーンで学べるのは殆ど操作やアイテムの特性だけ。
マルチプレイヤーで重要な撃ち合いや立ち回りは実戦で学ぶしかない。
目指すのは一般人からの卒業、まずは一人で戦えるようになろう。

ゲームルールを覚えよう

CoDに限らずFPSでは様々なルールがあり、目標物があるオブジェクトタイプと敵を倒すキルタイプがある。
キルタイプは相手よりも多く倒せばいいため基本的にキル数/死亡数(K/D)を高くする考えが重要だが、
オブジェクトの場合は「刺し違えても成し遂げる、妨害する」思考が必要になることもあるためK/Dは低くなることもある。
重要なのはK/Dよりもチームとして勝利できるか、なのでK/Dに拘り過ぎないようにしよう。
実際にはTDMなどでも「落とされると不利になる要所」や「高ストリークを発動しそうな勢いのある相手」を潰すために刺し違えることもある。

カスタムゲームでマップを覚えよう

FPSでは地の利を活用することで大きく優位に立てる、マップを知ってるだけでも立ち回りが広がる。
マルチではS,M,L(LL)のサイズがありルールごとに選択されるものが違う。
カスタムだと任意のマップを選んだり敵も居ない状態で落ち着いて確認ができる。
例えばHardPoint(HP)、Domination(DOM)であれば目標の位置を知ってそこへの最短、迂回路を調べたり、
TeamDeathMatch(TDM)やFrontLine(FL)であれば遮蔽物にできる地形や射線を調べたりできる。
いきなりマルチでやるとそこに辿り着く前に死亡することも多いのでカスタムで走り回ってみよう。

音を聴いてみよう・減らしてみよう

FPSでは「音エイム」と言われるぐらいに音の与える情報が多くなっている。
迎撃したりなど足を止めてると聞き取りやすくなっておりミニマップで敵かどうかの判別ができる。
とくに集団で爆走する相手は通路で待ち伏せする側からすると格好の獲物なので注意しよう。
FTLのフェーズシフトは視覚情報はなくなるが聴覚情報は残るためリロード位置で場所の特定など更に脅威になる。
歩行やしゃがみ歩き、ブーストしないジャンプなどを混ぜると情報が途切れるため相手は対処がしにくい
接敵する恐れのある場所は慎重に行動するか、ブレーキを外して相手に突っ込むかを決めて動くと良い。

前線では無闇に走らない・撃たない

前述の音の情報を相手に多く与えてしまうため味方が不利になることが多い。
音は壁や床などの地形も貫通するため相手の警戒を上げてしまう。
音を消せるデッドサイレンス(デッサ)をしていてもトラッカーで無効化される
相手も音のした方向からの攻撃を受けにくい位置へ移動したり飛び出して迎撃したりなど先手を取ってくることも多い
敵が居ない、もしくは敵がいても場所がほぼ特定できている状況でのみ走ろう

構え(ADS)ながら移動しない

これはBo2>AWの頃からCoDシリーズで大きく変わった要素でADS中の行動制限が大きくなっている。
基本的にADS中に至近距離で遭遇すると大幅不利になっている
接敵する危険地帯ではADS状態にすぐに移行できるように心がけておき視覚情報を広く取ろう
Bo3からは構えてない状態(腰だめ=非ADS)の射撃中にADSしても弾が中央に集まりやすくなっている。
一番怖いのは遠距離の敵よりも近場の敵なので前述の狙撃エリアを避けてる場合は近距離戦に注意しよう。

移動に馴れてきたら視線を散らそう

これは車の運転でも初心者と馴れてる人とで大きく違う。(免許ある人は教習所のビデオを思い出そう)
とくに移動中は視線が移動先に固定されがちだが脇道からの横槍が一番脅威。
接敵する恐れのある危険地帯では常に他の場所にも気を配ると不意打ちにも対応がしやすくなる。
注視するけど周りも広く見て情報を集める癖を付けてみよう。

敵に倒されたら何故倒されたかを落ち着いて確認しよう

CoDには倒した相手の目線でリプレイするキルカメラという機能がある。(一応、CoDの特許)
これにより「相手がどこで撃ったか」「どこを注視してたか」「どこで見つけたか」などを知ることができる。
他にも相手の武装、ストリークまでのポイントも見れるため一瞬であっても確認したほうが有益な情報を得られる。
復活(リスポーン)して復讐に走るのもいいが同じ動きでは不利な状況が変わらないため二の舞いになることも多い。
マップ探索で覚えた迂回路や、相手が移動しそうな移動先から強襲してみよう。
陣地交代などになったらその場所でやり返すこともできるので自分の死亡からも学んでいこう。

半人前をボーダーラインにしよう

撃破数/死亡数のキルレシオ(K/D)はあくまで目安。
勿論Kが高い方が好まれるがゲームモードによっては1:1よりも下がることが多い。
相打ちになっても敵の進行を止める、目標を制圧するなど場面が度々訪れる。
キルタイプのルールではキルを多くし、オブジェクトタイプであればK/D=0.5:1の半人前をボーダーにしよう。
死にすぎれば敵のストリークやペイロードの機会を増やす肥やしにしかならない。
FPSはキルするだけのゲームではない。
上で書いていることを守っていけば無謀な突撃をしない限りそうそう0.5以下になることはないため
焦ったりせず常に頭を回転させて状況を整理しながら動いていこう。



新兵になろう

ある程度一人で戦えるようになったら、味方を意識し始めよう。
目指すのは初心者からの卒業、チームメイトとして信頼されるプレイヤーになろう。

チーム戦を意識しよう

アクションゲームのような個人ではなくチームで勝敗を目指すのがFPSなのでチームで動いている自覚をしよう。
敵が残した情報以上に味方が与える情報はチーム全体の生存率にも繋がる。
上手くなると強引に敵陣を蹴散らす人もいるが馴れるまでは下手に真似するのではなく自分ができる行動で貢献しよう。
自分にできることを的確に積み重ねられるかが勝敗に結びつくことが多い。
基本形がわからなければ型破りにはならない、まずは地道に立ち回りを洗練していこう。

味方と距離を取ろう

密集したところでRPGのように回復したり軽減したりなどはできず薙ぎ倒されるだけ。
味方にも接触判定があるため逃げ道を塞ぐことも多いため密着するのは絶対に避けよう。
IWではブーストジャンプなどで咄嗟にとれる移動範囲が広いため避けれる攻撃を味方にぶつかって倒されることもある。
とくに味方の真横を追い越さない・後ろにつかない、こちらは即座に死亡に繋がることが多い。
こうなると足手まといどころか邪魔な障害物になるので自分と、味方の動ける空間は必ず作ろう。

味方と違う場所を見てみよう

2:1なら有利だが基本的に地の利を活かせれば1:2でも有利な状況が多い。
味方が撃たれてから反撃・追撃するだけでも優位性を奪い返すことができる
たとえ味方が倒されても「そこが攻められた=敵がいる」という確定情報を味方に共有ができる。
まずは先手をとるためにチームで視覚情報を広く集めるのが全体の優位に繋がるので味方とは違った部分の情報を集めよう。

流動するライン・エリア分けを把握しよう

FPSでは敵・味方のプレイヤー配置がつくるラインと、そこから生まれるエリアとに別れる。
ラインは敵同士や味方同士を線で結んだ形で長いほど情報が多く集められるが突破されやすく、
短いほど突破は難しいが得られる情報量が少ない。
エリアはラインなどを見て判断できる区分け、だいたい4つにわかれている
  • 前線エリア:敵と味方の間にある撃ち合いが発生する地帯、オブジェクトの目標や前線や射線が多く取れる広場が多い
  • 危険エリア:敵が潜んでいる可能性のある場所で誰もいない空白地帯が多い
  • 自陣エリア:敵が居ないことが多い味方で囲まれた地帯
  • 僻地エリア:主にオブジェクトルールなどで目標物に遠かったり影響を与えないエリア
CoDはマップがそこまで広くなく、AW以降は移動速度が大きく上がったためそこまでくっきりとは別れて見えない。
ただCTFやDefenderなどで逃げる必要がある場合は重要。
TDMやDOMなどでも互いのラインの状態からリス位置反転などが予測できるので頭の片隅で考えながら動いてみよう。

復活(リスポーン)したら状況を確認しよう

復活したらそのまま前方に走る、というのはNGな行動の一つ。
Tipsでも書かれているがルールごとにリスポーンの計算される位置は違うことと前方=最適な経路にはなっていない。
大抵は『死亡した段階で敵陣から最も遠い位置』『リスポーンした視点先からは敵が見えない=居ない位置』
このため敵が前線を更に押し上げて移動していたりすると逆走した方が接敵までの距離が短くなる。
防衛しやすい要所などはリスポーンの計算に含まれないため冷静に確認をしてみよう。
「自分達が倒されてから相手がどう動いたか」「何を狙っているか」を考えると最適の経路の検討が付くはずだ。
馴れてきたらとりあえず接敵に注意しながら逆走しつつミニマップで情報を補完するのも良い。

遭遇した時に高低差をつけてみよう

高い場所から飛び込むと相手からはHSを狙いにくく、こちらは狙いやすい優位をとれる。
建物の入り口などは目草(マグサ)があるためより安全に距離を詰めることもできる。
ウォールランからブーストで高度を維持するだけでも相手の視線は散るため対処がしにくい。
頭上をとれればさらに相手は狙いにくくなるためタイマンでは非常に強くなる。
反面、視点が広がる分遠くの敵からも見えるため横槍からの被弾率は大きく上がる。
1:1~2の状況では使っても損が少ないため怪しい場所は上から攻めて見よう。
逆に相手に取られた場合は足元を一気にスライディングで抜けるか、相手が下降しはじめたら高度を上げるのが有効。
前者は相手の回転方向とは逆に行くと被弾しにくく、後者は見上げるよりも素早く相手に合わせることができる。

相手の進行を妨害してみよう

一番手っ取り早いのは相手を倒すことだが威嚇射撃でも相手はルート変更などをすることが多い。
とくにSMGやSGなどに対して遠距離での発砲は効果が高く相手が取りたいルートを塞ぐことで前線の負荷を減らすことができる。
逆にSRなどで遠距離狙撃してる相手には物陰やブーストジャンプで爆発物を撃ち込むのも良い。
ミッション・迷彩チャレで頑張って移動しない子もいるが少なくとも撃ち込んだ数秒は狙撃ができなくなる。
開幕にランチャー背負ってても撃ち落とすUAVが無い事が多いので相手側の狙撃地点にぶち込んでおけばいい。

相手を誘い出してみよう

こちらは逆に相手に情報を与えて誘い出す方法で火力がとれ、サプ付AR以外で使う。
前線に向かう敵兵をカットしたり引き寄せる動きなので味方の背面を取られる経路で使うことは避けよう。
SG、SMG、ナイフであれば小回りを活かして特定の地形をグルグル周り出会い頭の敵だけを処理する。
敵が乗り込んでくるタイミングで遭遇できれば連続キルも狙えるし煽り性能はかなり高い。
ドクロマークが増えれば相手も軽視出来ないためさらに敵兵を引き付けることができる。
LMG、SRは遠距離で仕掛けることで相手に装備変更を促すことができる。
こちらは迂回路でも有効で相手に装備変更さえさせれば相手に「遠距離装備での立ち回り」を強制できる。
遠距離戦で負けても即座に近距離特化装備に変更して迎撃に乗り込めば優位になる
僻地であればガン無視して前線に向かい前線で数の優位を取るのもオススメ。

UAVは積極的に落とそう

今作はゴーストが低Lv開放なので軽視されがちだがBo3よりも重要になっている。
特に相手にウォーファイターが多い場合はコンバットフォーカスがあるため増加値が非常に多い。
今作の高ストリークは総じて硬いため出された時点で形成が大きく変わってしまう。
レーダーに自分は映らないし…と放置すると痛い目しか見ないためなるべく即時撃破しておこう。
FMJかサーボ付きLMG+ブラインドアイ(+エンジニア)+ランチャー(スパルタン)はあると便利。
撃破したらそのまま前線に戻るか、自殺して装備を戻すかを考えよう。
大抵UAV単騎だけ…ということは少ないのでしばらくそのまま様子見してみるのも良い。

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最終更新:2017年02月01日 22:10