桜場コハル作品エロパロスレ・新保管庫

6

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coharu

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その6


 トウマが藤岡のちんちんを握っていないとき、二人の関係は、以前となにも変わらない。まるで兄弟のように息が合うサッカー仲間というだけだ。
 藤岡の奴、オレのことをどう思ってるのかな?
 それが、トウマの気になるところだ。
 今はもうカナにだって負けないという自信がある。たしかに、カナは中学生で、大人なのかも知れない。
 だけど、トウマだって藤岡を満足させてやることができるのだ。
 トウマの手のひらに藤岡の肉棒の熱さが甦る。
 トウマは、おまんこに手を伸ばしたくなるのを必死に堪えた。
 今や、そうやって我慢すること自体が快感になりつつある。
 自室に入った後に、たまりにたまった性欲を一気に発散するときのことを考えると、あまりの期待感の大きさに押しつぶされそうなくらいだ。
 ここは藤岡の家の近くにある小さな公園だ。
 藤岡は、リフティングをしている。
 片腕が不自由だというのに、サッカーボールは自由自在に藤岡の身体の周りを駆けめぐる。
 まったく、何をやっても絵になる男だね。
 藤岡は格好いい。
 顔立ちが整っているのはもちろん、身体だって……
 トウマは、あの男を所有しているのだと思うと、子宮が疼いた。
 ……所有してる?
 藤岡は、もう、オレのものなの?
 本当に?
 トウマは、恋しい男を手に入れたのだという実感と、結局は身体だけの関係に過ぎないのだという不安に、引き裂かれていた。その葛藤がトウマの責めを激しくする。より深く所有の感覚を手に入れるために。
「藤岡。そろそろ、行こうか」
 そしてまた、禁断の遊びが始まる。

「おじゃましまーす」
 一応、声は掛けるものの、この時間、藤岡の家に誰もいないことは知っている。
 藤岡の部屋にはいると、それでも一応は、鍵を掛けた。カーテンを閉め、エアコンのスイッチを入れる。
 トウマは、藤岡のベッドに倒れ込むように、横になった。
 胸一杯に藤岡の匂いを吸い込みながら、どうやって苛めてやろうかと、想像に胸を高鳴らせた。
 しかし、なぜか藤岡は、ドアの前に突っ立ったままだ。
 ズボンを履いたままで



 トウマは、ふくれっ面で立ち上がると、藤岡のそばに歩み寄った。
「犬は服なんて着ないだろ。そんなことから教え直さなきゃいけない?」
 トウマは藤岡の股間を掴んだ。
 そしてぎょっとした。
 藤岡の股間のものは柔らかいままだったのだ。
「なあ、トウマ。実は、オレ、みなみと……」
 藤岡がなにか言いかけるが、聞こえてはいない。
 どす黒い怒りが、トウマの全身を染め上げる。
 このまま藤岡のモノを握りつぶしてやりたい衝動に駆られる。
 しかし、トウマは、ぐっと堪えて、笑った。そして、藤岡の股間を優しく撫でてやる。
 藤岡の竿はすぐにビンビンになった。
 それでトウマは心からの笑いを浮かべた。
 よかった、藤岡は、やっぱり俺の手の中にいる。
 トウマは藤岡の服のボタンを外した。
 腕が不自由な藤岡を手伝って、上着を脱がせてやる。
「さあ、早くパンツを脱ぎなよ。今日はね、フェラチオしてあげようと思うんだ」
 フェラチオという言葉に藤岡が反応する。
「ほら、早くしないと気が変わっちゃうよ」
 トウマが言うと、藤岡は急いでズボンをを脱ぎ始めた。
「あと十秒だよ」
 トウマが言うと、藤岡はさらに慌てて、左手だけで、ズボンとパンツを一緒に下ろした。
 そんな藤岡を見ると愉快でたまらない。
 トウマはいつものように藤岡の首に犬用の首輪をはめた。
 藤岡の目は首輪が閉まる瞬間悲しげに潤むが、股間のモノもまた先走りの液に潤んでいた。
 トウマは藤岡の頬を両手で掴むと、荒々しく唇を奪った。トウマが舌を入れると、藤岡も舌を絡めてきた。
 初めてのキスにトウマは身も心も蕩けそうになった。両脚から力が抜けそうになり、慌てて藤岡から身体を離した。
 トウマは、はあはあ、と喘いだ。
 トウマを見つめる藤岡の息も荒い。
「どうか、このいやらしい犬をトウマ様の口で逝かせてください」
 藤岡が哀願した。
 トウマは、感動していた。藤岡がついに促される前に、自分から恥ずかしいお願いをした。
 もう、藤岡はオレのモノだ。
 所有の実感が、トウマを幸福の絶頂に押し上げた。
「もう、藤岡はオレのモノなんだから、恥ずかしくなんかないよね」
 トウマは、胸の内で、そう呟いた。
 そして、邪魔な服を脱ぎ捨てて、全裸になった。



初めて、異性の目に全裸を晒す感覚に、トウマの秘芯は激しく疼いた。
 小さな女王様の、鎧を脱ぎ捨てた、可憐な姿に、藤岡の目が釘付けになった。
「こら、目つきがいやらしいよ」
 トウマは、首輪の鎖を引いた。
 それで藤岡は自分の身分を思い出したかのように、目を逸らした。
「フェラの前に、奴隷らしく奉仕してもらうからね。当然だよな、藤岡は犬なんだから、ただでフェラしてもらおうなんて生意気だよ」
 トウマは椅子に座ると、藤岡を、床に、仰向けに寝かせた。
「さあ、オレの足を舐めるんだよ」
 藤岡は従順に、トウマの親指を口に含んだ。
「くふん」
 思わず、トウマはうめきを漏らす。
「そう、丁寧に舐めないと、お仕置きだからね」
 エロマンガを読んでいたときは、足なんて舐められても、くすぐったいだけだろうと思っていた。
 だが、違った。
 藤岡の舌が足裏に触れるたびにほとばしる快楽の電気は確かに微弱だ。
 だが、他者の尊厳を踏みにじる背徳感と優越感が、快楽を何倍にも増幅させ、頭をクラクラにさせるのだ。
 すごい。これは癖になるよ。
 トウマは、もう一方の足を藤岡の股間に乗せた。
 そして、トウマは、藤岡の逸物を玩び始めた。
「どうだい、器用なもんだろ。藤岡の特訓の成果だよ」
 トウマの足の動きは実際器用なものだった。
 親指と人差し指で余った包皮をつまんでみたり、足の甲でボールを転がすように、玉を転がしたりする。
「ほら、藤岡が鍛えてくれた足技だよ」
「トウマ様。もう、駄目です」
「あれ? 逝っちゃうのかい、藤岡。こんなんで逝っちゃうようなこらえ性のないチンチンにはフェラなんてできないよ?」
「そ、そんなあ。トウマ様ぁ」
「ほらほら、誰が止めていいって言ったんだい」
 トウマは藤岡の舌を足指でつまんだ。
 藤岡が苦しげに呻く声を心地よく聞きながら、トウマはおまんこに指を突っ込んだ。
 ああ、藤岡の視線、むちゃくちゃ感じちゃうよう。
 トウマの指が蜜を掻き出すように動くと、ぴちゃぴちゃといやらしい音がした。蜜はいくら掬っても後から後からあふれてきた。
「くぅ。藤岡ああ」
 トウマは軽く達した。
「はあはあはあ」
 トウマはしばらく椅子の背もたれに身を預けてから、立ち上がった。
「よく、がんばったよ藤岡。さあ、ベッドに行こうか」 
 トウマは藤岡に繋がれた鎖を引っ張った。


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